tag:blogger.com,1999:blog-1876959196840809204.post4466776784034592197..comments2024-03-26T05:33:57.760+09:00Comments on 航空宇宙ビジネス短信T2:軍事航空、空軍、海軍、安全保障、地政学、ISR、新技術をお伝えします: ★★心配になるF-3の行方、既存海外機材原型開発論が浮上moneyfreedomhttp://www.blogger.com/profile/13931459180876607593noreply@blogger.comBlogger1125tag:blogger.com,1999:blog-1876959196840809204.post-55054119409530739172018-03-11T21:37:15.803+09:002018-03-11T21:37:15.803+09:00航空自衛隊が次の30年間運用し、はじめの10年間は主力機として防空の任を果たさなければならない次期制...航空自衛隊が次の30年間運用し、はじめの10年間は主力機として防空の任を果たさなければならない次期制空戦闘機F-3は、主に数の不利を覆す性能と運用性を持ち、PLAAFの主要な空戦戦術を上回りAEWやタンカーを守り通せる事が絶対条件になるのだろうと思います。<br />そうした中で求められるものは、従来機比で滞空時間・電子戦能力・機動性(≠運動性)の著しい向上なのだろうと考えられます。<br />他方、見込みのある技術としては無人戦闘機や無人アセット統制、レーザー、光学走査装置などが主として挙げられます。<br />こういった事からF-3のあるべき姿を志向すると、F-22やF-35とは似つかない、どちらかというと米空軍PCAに近いものなのではないかと考えています。<br />ではそういった飛行機やその開発計画が日本以外のどこの国にあるのかという事になりますが、現状でそういった具体的な動きのある国はありません。<br />従って、多国間事業にするとしても計画は日本が主導し、アウトソーシング可能な分野において他国企業の協力を仰ぐという形にするのが、必要な機材を完成させるという視点では合理的な姿になるのではないでしょうか。<br />そういった観点で現在の我が国の保有技術や実績に鑑みれば、要素面で足りない技術はあまり目立ったものがなく、欠けているとすればインテグレーションやプランニングではないでしょうか。<br />共同事業に参画しそうな外国企業の顔ぶれを想像しても、機体開発で主導的な役割を果たすことにインセンティブを感じるようなところは(それぞれの母国の軍政的な意味での国防戦略に鑑みて)かなり薄いのではないかとも思われます。<br />つまり外国企業の協力を仰ぐ事になったとしても、飛行機を作る事そのものに深くタッチする/させるというような、従来みられた共同開発のような形にはならず、映画で言えば監修やプロデューサー補のような仕事を、豊富な航空機開発経験に頼んで委託するという事になるのではないかと考えています。Anonymoushttps://www.blogger.com/profile/10912202379714059930noreply@blogger.com