tag:blogger.com,1999:blog-1876959196840809204.post8749220462132588776..comments2024-03-26T05:33:57.760+09:00Comments on 航空宇宙ビジネス短信T2:軍事航空、空軍、海軍、安全保障、地政学、ISR、新技術をお伝えします: ☆2019年ドイツの課題 NATOでの役割拡大と安保理での責任---装備品不足の背景に何があるのかmoneyfreedomhttp://www.blogger.com/profile/13931459180876607593noreply@blogger.comBlogger1125tag:blogger.com,1999:blog-1876959196840809204.post-41474590234601823952019-01-12T01:09:56.568+09:002019-01-12T01:09:56.568+09:00外交と軍備の問題は政治の問題である。
あきれた話であるが、ドイツの潜水艦と戦闘機はかなりが整備不良、...外交と軍備の問題は政治の問題である。<br />あきれた話であるが、ドイツの潜水艦と戦闘機はかなりが整備不良、発注したフリゲート艦は性能不足で受領できず、売り払った戦車を買い戻すとの報道が近年あった。<br />ドイツ軍の装備不足、管理問題は、NATOのGDP2%軍事費支出の内規を無視し、1.4%ほどまでに削減したメルケル政権の政策の結果であるものの、ドイツ軍の劣化は費用だけの問題ではないのかもしれない。<br />NATO加盟国で2%軍事費支出を満たす国は片手で数えるほどしかなく、増大するロシアの脅威に欧州だけで対抗できない。その結果、相対的に米国への軍事依存が増すため、トランプの欧州批判の理由も当然な一面がある。<br />最近、フランスを中心にEU内の統合軍構想が浮上しているが、NATO加盟国としての役割さえ手を抜くEU諸国では先が見えている。<br />メルケルは、習やプーチンに寛容であり、米中露対立が厳しさを増す環境下で判断を問われることになり、どっちつかずの方針しか選べず、トランプに噛みつかれることになるだろう。<br />結果として、ドイツ軍が正常に機能するまで多くの時間と費用と調整が必要であり、その間深刻な危機を招くことになりかねないし、国連でのグローバルな活動なぞできる状況にならないだろう。ぼたんのちからnoreply@blogger.com