2026年3月7日土曜日

「壮絶な怒り」作戦の様相:イラン海軍が集中攻撃を受けて壊滅した模様

 

「壮絶な怒り」作戦でイラン海軍部隊が主要標的とされ、壊滅的な損傷を受けた模様

USNI News

アーロン=マシュー・ラリオサ

2026年3月2日 午後5時35分 - 更新:2026年3月2日 午後9時29分

「壮絶な怒り作戦」で米ミサイルがイラン艦船を攻撃。米中央軍提供画像

当局者及び公開情報によれば、米国は土曜日に攻撃を開始して以来、ドローン空母に改造されたコンテナ船への攻撃やペルシャ湾沿岸の海軍基地への攻撃を含む、イラン海軍部隊への攻撃を継続している。

国防総省当局者は作戦開始当初から、イラン海軍およびイラン革命防衛隊海軍の壊滅が「壮絶な怒り」作戦の優先目標だと表明している。米中央軍(CENTCOM)が月曜日に公表した標的リストでは、作戦開始48時間以内に優先攻撃対象としてイランの対艦ミサイル基地、軍艦、潜水艦などが挙げられていた。

「海上での最初の攻撃は米海軍が発射したトマホークミサイルで、イラン海軍部隊に接近し、イラン南部沿岸全域で攻撃を開始した」と、統合参謀本部議長ダン・ケイン大将は月曜日に国防総省で記者団に語った。

イラン海軍部隊は主に二つのグループに分かれる。イラン海軍とイラン革命防衛隊海軍(IRGCN)である。正規のイラン海軍はテヘランの大型水上戦闘艦や潜水艦を運用し、遠洋部隊の一翼を担う。一方、宗派主義的なIRGCは主に小型水上攻撃艇やミサイル艇の艦隊を運用し、ホルムズ海峡の沿岸防衛と治安を担当している。

イラン海軍の主要な通常部隊およびセクト系部隊の資産に対する攻撃にもかかわらず、IRGC司令官は月曜日、同国軍がホルムズ海峡の封鎖を実施すると宣言した。世界の天然ガス・石油ネットワークにとって極めて重要なこの戦略的水路を通過しようとする船舶には発砲すると脅したのである。過去数十年にわたり、イランは湾岸諸国からの原油輸出を阻止するために設計された膨大な量の海雷を蓄積してきた。

衛星画像により、テヘランの主要ペルシャ湾海軍基地であるコナラクとバンダルアッバースにおける攻撃の規模が明らかになった。施設の撮影画像には、複数の火災、沈没した艦艇、破壊された建物が映っている。

被弾・沈没した艦艇には、バヤンドル級、アルヴァンド級、ジャマラーン級のフリゲート艦数隻が含まれる。中央軍司令部(CENTCOM)の発表によれば、改造コンテナ船であるドローン母艦「IRIS シャーヒド・バゲリー」(C110-4)は、作戦開始直後のバンダール・アッバース港停泊中に米軍による攻撃を受けた。衛星写真には、バンダル・アッバースの埠頭で攻撃を受けたイランの前進基地艦「IRIS マクラーン」(441)も映っている。

「攻撃を受けた唯一の空母は、イランのドローン母艦『シャヒード・バゲリ』のみである」と、米中央軍(CENTCOM)は声明で述べ、イラン国営メディアが主張する米空母「エイブラハム・リンカン」(CVN-72)への弾道ミサイル攻撃の成功説を否定した。

2026年3月1日、イラン南部コナラク海軍基地。衛星画像 ©2026 Vantor.

CENTCOMによれば、オマーン湾におけるイラン海軍のプレゼンスは否定されており、戦闘開始前にホルムズ海峡東側に配備されていた11隻の官邸はいずれも、壮絶な怒り作戦開始後48時間以内に同海域から撤退した。現在の紛争に至る数週間前、イラン海軍はチャバハール近海で実施された「海洋安全保障ベルト2026」演習において、中国・ロシア軍艦と共同訓練を行っていたが、同海域も米軍による攻撃対象となった。

米軍司令部はまた、攻撃対象には多数の小型潜水艦と数隻のロシア製キロ級攻撃型潜水艦で構成されるイランの小型潜水艦部隊も含まれていたと述べた。攻撃がテヘランの潜水艦戦力に与えた影響の深刻さは不明だが、衛星写真によれば攻撃後もバンダール・アッバースには複数の潜水艦が確認されている。

イランは過去数年間、ホルムズ海峡封鎖の脅威として、ミサイル・小型潜水艦・機雷・対艦ミサイル発射装置からなるこの非対称海軍戦力を誇示してきた。同地域の米海軍部隊は、ヘルファイア装備のシーホークヘリコプターを搭載したエイブラハム・リンカンを含む、こうした群集脅威への対応態勢を整えている。米第5艦隊に前線配備された沿岸戦闘艦も、小型艇やドローン攻撃を撃破するための対水上戦任務パッケージを装備する可能性を秘めている。

Iranian Naval Forces are Major Target in Operation Epic Fury Strikes

Aaron-Matthew Lariosa

March 2, 2026 5:35 PM - Updated: March 2, 2026 9:29 PM

https://news.usni.org/2026/03/02/iranian-naval-forces-are-major-target-in-operation-epic-fury-strikes




2026年3月5日木曜日

イランフリゲート艦への潜水艦魚雷攻撃の詳細(壮絶な怒り作戦、インド洋)― 攻撃に成功した潜水艦艦名は非公表ですがヴァージニア級ではないかと推察します)

 

米海軍潜水艦がインド洋でイランフリゲート艦を魚雷攻撃し、これを撃沈させた

第二次世界大戦後、米潜水艦による敵艦沈没は初めてとなった。

TWZ

ハワード・アルトマンジョセフ・トレヴィシック

2026年3月4日 8:48 AM EST 更新

https://www.twz.com/news-features/u-s-submarine-sinks-iranian-warship-in-the-indian-ocean

米軍

国防総省は、海軍の攻撃型潜水艦がインド洋でイラン軍艦を撃沈したことを確認した。スリランカ当局は、潜水艦による攻撃と思われる事件の後、Moudge 級フリゲート艦 IRIS Dena からイラン人ノリ区民を救助したと先に発表していた。これは、第二次世界大戦以来、アメリカの潜水艦による水上艦への攻撃として初めてとなった。また、1982年のフォークランド紛争中に、チャーチル級潜水艦 HMS Conqueror がアルゼンチン海軍の巡洋艦 ARA General Belgrano を撃沈して以来、2回目の事例となった。

「昨日、インド洋で…アメリカの潜水艦が、公海で安全だと思っていたイラン艦艇を撃沈しました」と、ピート・ヘグセス国防長官は今朝、記者会見で述べた。「魚雷によって静かに沈められました。第二次世界大戦以来、魚雷による敵艦の撃沈は初めてのことです」。

インド洋で米海軍の潜水艦による魚雷攻撃を受けて沈没するイランのフリゲート艦の艦首が上を向いた様子。米軍

同じ記者会見で、統合参謀本部議長である米空軍大将ダン・“レイジン”・ケインは、この攻撃は、1発のMk48魚雷を使用した、艦名不詳の「高速攻撃潜水艦」によって行われたと述べた。

スリランカ当局は、潜水艦による攻撃と思われる事件の後、IRIS Dena からイラン人乗員を救助したと先に発表していた。スリランカ外相は議会で、同国海軍が同船からの遭難信号に応答し、現地時間午前6時に救助作戦を開始したと説明した。

イラン海軍フリゲート艦「IRIS Dena」のストック写真(インド海軍提供)

「現時点で判明しているのは、79名が救助され病院へ搬送されたが、うち1名が重傷を負っている。さらに101名が行方不明とみられ、同艦は沈没した」とスリランカ海軍関係者がロイター通信に語った。

スリランカ海軍報道官はまた「事故で負傷した32名がスリランカ海軍に救助され、病院で治療中である」と述べたとロイター通信は説明し、搬送されたうち1名がその後死亡したと付け加えた。

イランのムッジ級フリゲートは、旧型アルヴァンド級を基に開発された同国最新鋭の水上戦闘艦である。アルヴァンド級艦艇及びその派生艦は、オペレーション・エピック・フューリーにおける米軍の攻撃対象として港湾内でも標的とされてきた。

IRNSデナ(Dena)の別のストック写真。(インド海軍)

「イラン海軍艦艇20隻以上を破壊した。これには当該海域外のフリゲート艦に加え」とケイン議長は本日朝述べた。「現時点で、イランの戦域における主要な海軍戦力を事実上無力化した」

「今後24~48時間にわたり、米中央軍(CENTCOM)はインフラと海軍戦力の攻撃を継続し、軍事目標に対する進捗評価を続ける」(ケイン)。

米当局者は以前から、イラン海軍の完全破壊を「エピック・フューリー作戦」の中核目標として強調しており、この作戦は現在中東を越えて拡大している。

【更新】東部標準時午前9時32分 –

国防総省は本日、インド洋におけるイランフリゲート艦への魚雷攻撃映像を公開した(下記参照)。米海軍潜水艦の潜望鏡(技術的にはオプトエレクトロニクス/フォトニクスマスト)から捉えた映像で、赤外線映像には艦尾部での大規模な爆発が映っている。

Mk 48のような現代の大型対艦魚雷は、目標艦の水線よりはるか下部を攻撃することで最大の損害を与えるよう設計されている。Mk 48魚雷の約650ポンド(約295kg)の弾頭は、米海軍の沈没演習で頻繁に確認されるように、軍艦を「浮上」させ船体を歪ませる(完全に破壊しない場合でも)ほどの威力を持つ。

現代の潜水艦が魚雷攻撃を実行する手法(映画やテレビとは全く異なる)については、過去のTWZ特集記事こちらで詳しく読める。■

ハワード・アルトマン

シニアスタッフライター

ハワードは『The War Zone』のシニアスタッフライターであり、『Military Times』の元シニアマネージングエディター。それ以前は『Tampa Bay Times』のシニアライターとして軍事問題を担当。ハワードの作品は『Yahoo News』『RealClearDefense』『Air Force Times』など様々な媒体に掲載されている。


ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフは2017年初頭より『ザ・ウォー・ゾーン』チームの一員。それ以前は『ウォー・イズ・ボーリング』のアソシエイト・エディターを務め、『スモール・アームズ・レビュー』『スモール・アームズ・ディフェンス・ジャーナル』『ロイター』『ウィー・アー・ザ・マイティ』『タスク・アンド・パーパス』など他媒体にも寄稿している。


U.S. Navy Submarine Torpedoes Iranian Frigate In Indian Ocean

This is the first sinking of an enemy ship by a U.S. submarine since World War II.

Howard Altman, Joseph Trevithick

Updated Mar 4, 2026 8:48 AM EST

https://www.twz.com/news-features/u-s-submarine-sinks-iranian-warship-in-the-indian-ocean



イラン攻撃の最新状況 3月4日 

 

壮絶な怒り作戦の最新状況:米軍はミサイル発射装置を狩り、イスラエルF-35がYak-130を撃墜―攻撃は想定を上回る進展で各種新装備も実戦投入された

Aviation Week

ロバート・ウォール ブライアン・エバースタイン スティーブ・トリムブル トニー・オズボーン

 2026年3月4日

pic from centcom iran war

米中央軍司令部

イスラエル両国軍は、イランの弾道ミサイルとドローンの在庫の痕跡を追跡中だ。戦闘が 5 日目に突入し、テヘランが近隣諸国にこれらのシステムを発射する能力は、完全に消滅したわけではないものの、弱まる兆候を見せ始めていた。

3月4日の戦闘作戦では、イスラエル空軍のロッキード・マーティン F-35 が、軽戦闘機としても機能するイラン空軍の Yak-130 訓練機を撃墜した。イスラエル国防軍によると、イスラエルが F-35 を使用して戦闘機を撃墜したのは初めてであり、ステルス戦闘機を使用して有人戦闘機を空対空で撃墜したのは、全体としても初めてのことだ。その前日、英国は、英空軍の F-35B が、ヨルダン防衛のためにドローンと交戦し、初の撃墜を記録したと発表した。

米国もスリランカ近海で潜水艦によるイラン海軍艦艇撃沈に成功した。統合参謀本部議長ダン・ケイン大勝は「第二次世界大戦後初の魚雷撃沈」と述べた。3月3日にはイラン海軍壊滅作戦の一環として、シャヒード・ソレイマニ級水上戦闘艦を沈没させている。

しかし、米国、イスラエル、その他国の軍は、ドローンやミサイルの脅威に引き続き重点的に取り組んでいる。「我々は、イランに残された最後の移動式弾道ミサイル発射装置を追跡している」と、米中央軍(Centcom)のブラッド・クーパー司令官は、作戦4日目の3月3日深夜に述べた。同司令官は、残された能力を「残存」能力と呼んだ。

3月4日、ケイン議長は、米国の情報収集システムの多くは、攻撃対象となる弾道ミサイルやドローンの特定に重点を置いていると述べた。紛争の初期段階以降、イランの戦域弾道ミサイルの発射は86%減少し、過去24時間で23%の減少が見られた。イランの片道攻撃ドローンの発射は、戦争開始以来73%減少していると同議長は述べた。

ケイン大勝は戦況における戦略転換を説明し、米軍とイスラエル軍は制空権拡大に伴いイラン領内への進入を段階的に深化させており、これによりスタンドオフ兵器から無人航空機発射の500ポンド・1000ポンド・2000ポンド級JDAF(統合直接攻撃弾薬)やヘルファイアミサイルへの移行が可能になったと述べた。この動きは、一部の米国製高性能ミサイル在庫の逼迫した供給状況の緩和にもつながる。

「当面の任務に必要な精密誘導弾薬は十分確保ずみ」とケインは強調した。

ケイン大将はまた、戦争初期段階で同地域に展開する米空母航空団が実施した挟撃作戦についても説明した。ジェラルド・R・フォード空母からの航空機は、爆撃任務とともに、イランの北国境に焦点を当て、アブラハム・リンカン空母からの航空機は、南東海岸に焦点を当てた。

クーパー司令官によると、イランは、イスラエル、近隣の湾岸諸国、その他の地域に向け、500発以上の弾道ミサイルと2,000発以上のドローンを発射した。弾道ミサイルの消耗に加え、イスラエルと米国は 4 日以上にわたり、イランの弾道ミサイル生産インフラと発射システムを攻撃している。クーパーは、米空軍の B-2、B-1B、B-52 の攻撃は、その能力を照準に据えていると述べた。

イスラエル国防軍(IDF)が今週発表したところによると、昨年、イランは 3,000 発ほどの弾道ミサイルを保有していたが、12 日間にわたるイスラエル国防軍による攻撃によってその数は減少した。イスラエルは、3 月 3 日時点で、イスラエル空軍が 300 発ほどのイランのミサイル発射装置を攻撃したと発表した。

アラブ首長国連邦(UAE)国防省のデータは、イランの活動のペースが鈍化していることを示している。UAEは戦闘初日終了時点で137発の弾道ミサイルを迎撃したと公表。24時間後には165発に達したが、その後48時間で検知された追加の弾道ミサイルはわずか21発だった。3月4日、UAEはイランからの弾道ミサイル3発とドローン129機をさらに撃墜したと発表した。

しかしイランは3月4日現在も近隣諸国への攻撃を継続している。トルコはイランが同国方向へ発射した弾道ミサイルがイラク・シリア領空を横断し、東地中海に展開するNATOの防空・ミサイル防衛部隊によって撃墜されたと発表した。

イラン攻撃が防衛勢力に与える負担を示す事例として、英国は3月4日、過去24時間に英軍及び同盟国基地へ防空装備を再補給したと表明。また、マーレットミサイルでドローンを攻撃可能な英国海軍ワイルドキャットヘリコプターが間もなくキプロスに到着すると発表した。

イスラエルは国民に対しミサイル警告を発した。サウジアラビアとクウェートは接近する脅威に対処中と表明。カタールは3月4日、イランが同国に対し巡航ミサイル2発とドローン10機を発射したと発表した。カタール空軍は巡航ミサイル2発とドローン2機を撃墜し、海軍が別のドローン2機を処理した。イスラエルは複数の弾道ミサイル接近を報告し、後にミサイル発射装置を含むイラン国内の標的を攻撃したと発表した。

イスラエル国防軍(IDF)は、イスラエル空軍が「轟く獅子作戦」の一環としてテヘランで再び「広域攻撃」を実施中と発表した。その他の標的にはイスファハーンのガドル弾道ミサイル生産・貯蔵施設が含まれる。

同盟国を支援するため、フランスは 3 月 3 日、空母シャルル・ド・ゴールを同地域へ派遣すると発表した。英国も同日、ドローンを撃墜するための武装ヘリコプターと45 型防空駆逐艦をキプロスへ派遣すると発表した。

米国も軍備を増強している。クーパー司令官は「さらなる戦力が投入される」と述べたが、詳細については明らかにしなかった。

他の西側諸国が、戦闘の影響を受けた民間航空便で立ち往生している自国民を救出する取り組みを開始した後、米国も行動を開始した。ケイン氏は、国防総省が、この地域への装備輸送から帰還する軍用機の空席を、米国市民が帰国するために開放すると述べ、出国を希望する者は国務省に連絡するよう呼びかけた。

クーパーはまた、2月28日に国防総省が「エピック・フューリー作戦」と命名した作戦開始以来、イランの艦艇17隻が破壊され、イランの最も先進的な潜水艦も含まれていると述べた。イランのドローン運搬船「IRIS Shahid Bagheri」も攻撃を受けた

同氏によると、米国は2,000発以上の弾薬を使用して、2,000近くの目標を攻撃した。イスラエル国防軍は、5,000 発以上の弾薬を消費したと発表した。これには、スパイス誘導兵器の大量使用だけでなく、シーブレイカー巡航ミサイルやその他の弾薬も含まれる。

米中央軍司令官は、作戦に関する最初の最新情報で、開始から 24 時間は 2003 年のイラク戦争開始時よりも激しかったが、作戦遂行は計画より進んでいると述べた。同司令官は、ロッキード・マーティンの精密攻撃ミサイル(PrSM)が初めて実戦使用されたことを認め、イランのシャヘド-136 を改良した「無数の」スペクトルワークス製の低コスト無人戦闘攻撃システム(LUCAS)ドローンが発射されたと述べた。■

ロバート・ウォール

ロバート・ウォールは、防衛・宇宙担当エグゼクティブ・エディターです。ロンドンを拠点とし、米国、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の軍事および宇宙ジャーナリストのチームを指揮しています。

ブライアン・エバースタイン

ブライアン・エバースタインは、ワシントン D.C. を拠点とする、Aviation Week の国防総省担当エディターです。

スティーブ・トリムブル

スティーブは、ワシントン D.C. を拠点とする Aviation Week Network で、軍用航空、ミサイル、宇宙分野を担当しています。

トニー・オズボーン

ロンドンを拠点に欧州防衛プログラムを担当。2012年11月にアビエーション・ウィーク入社前は、シェパード・メディア・グループにて『ローターハブ』誌および『ディフェンス・ヘリコプター』誌の副編集長を務めた。


U.S. Hunts Iran's Missile Launchers As Israeli F-35 Downs Yak-130

Robert Wall Brian Everstine Steve Trimble Tony Osborne March 04, 2026

https://aviationweek.com/defense/budget-policy-operations/us-hunts-irans-missile-launchers-israeli-f-35-downs-yak-130



2026年3月4日水曜日

米F-15Eストライクイーグル3機を撃墜したのはクウェート空軍のf/A-18ホーネットだった

 

クウェート空軍のF/A-18ホーネットが米空軍F-15Eストライクイーグル3機を撃墜していた

味方誤射事故でストライクイーグル3機が全損したが、乗員は全員帰還した。

TWZ

タイラー・ロゴーウェイ

公開日 2026年3月3日 午後8時41分 EST

Kuwaiti Hornet shot down F-15Es: REPORT

クリスティン・レゲート軍曹

3月2日クウェート上空で撃墜されたF-15E3機は、クウェート空軍のF/A-18ホーネットに撃墜されたと、ウォール・ストリート・ジャーナルララ・セリグマン記者が伝えている。地上防空システムによる撃墜との噂もあったが、1機の損傷状況から判断すると、空中戦による味方誤射の可能性が高い。ただし現時点で報道を独自に確認できない。

セリグマン記者の記事は「事件の初期報告に詳しい」3つの情報源に基づいている。関与したのは1機のホーネットのみで、3発のミサイルを発射し3機のストライクイーグルを撃墜したとされる。幸い乗員全員は生存した。同記事はさらに、複数のイラン製ドローンがクウェート領空に侵入した際にこの「味方同士の交戦」が発生したと述べている。ドローンの1機が基地に衝突し、米軍兵士6名が死亡した。

最近詳細に検証した通り、複雑かつ刻々と変化する戦域において、味方の戦術航空機を実脅威と誤認する事例は前例がないわけではない。クウェート関連でも過去に2度発生している。今回の空対空戦闘の側面は確かに興味深く、撃墜されながら乗員が生存した経緯を説明し得る。垂直尾翼を失いエンジンが炎上したF-15Eが地面へ螺旋落下する様子を確認した。これは壊滅的な損傷だが、通常は大型地対空ミサイルによる交戦では見られない現象だ(ただし交戦状況は様々なので可能性を完全に否定できない)。しかし3機撃墜されながら全員が生存した事実は、小型弾頭の武器による尾部への命中を示唆している。

また、スーパーホーネットが受動式赤外線誘導ミサイル(AIM-9サイドワインダー)を使用していた場合、F-15Eパイロットは兵器が爆発するまで攻撃を受けていることに気づかなかったはずだ。ただし、ホーネットがサイドワインダーのロックオン支援にレーダーを使用していた場合など、例外は存在する。しかしクウェート軍ホーネットは当時、ドローン防衛のため空域に展開していたため、レーダーに捕捉されたこと自体が事態の深刻さを示唆していたとは限らない。■

タイラー・ロゴウェイ

編集長

タイラーは軍事技術・戦略・外交政策の研究に情熱を注ぎ、防衛メディア分野でこれらのテーマにおける主導的な発言力を築いてきた。防衛サイト『フォックストロット・アルファ』を創設した後、『ザ・ウォー・ゾーン』を開発した。


Kuwaiti F/A-18 Hornet Responsible For Shooting Down Three USAF F-15E Strike Eagles: Report

The bizarre friendly fire incident resulted in the total loss of all three Strike Eagles, but their crews survived.

Tyler Rogoway

Published Mar 3, 2026 8:41 PM EST

https://www.twz.com/news-features/kuwaiti-f-a-18-hornet-responsible-for-shooting-down-three-usaf-f-15e-strike-eagles-report