2026年3月15日日曜日

航空自衛隊がEC-2スタンドオフ・ジャマー機(SOJ)の姿を初めて公表した

 

EC-2スタンドオフ・ジャマー機を初公開した日本へ注目

The Aviationist

公開日時:2026年3月12日 午後5時02分Googleニュースでフォロー

ステファノ・ドゥルソ

EC-2 Stand-Off Jammer official photos岐阜航空基地で撮影された川崎重工業製EC-2 SOJ。(画像提供:飛行開発実験団)

空自衛隊の飛行開発実験団は、新型EC-2スタンドオフ・ジャマー機の初の公式写真を公開し、同機の詳細な姿を明らかにした。同機は2026年2月、岐阜航空基地で初めて目撃された。

EC-2は、特殊改造が施された日本の航空機群で最新機種であり、2021年から開発が進められてきた。今回の写真は、当サイト前回のレポートで触れた通り、機体がC-2初号機18-1203であることを裏付けている。

これまで同機は防衛省によるレンダリング画像でしか公開されていなかったが、今回が実機の初の公式写真となる。同機は、1986年から運用されているEC-1に取って代わる予定だ。

EC-2は、2018年に初飛行したRC-2信号情報(SIGINT)機に続く、C-2の2番目の特殊用途型機となった。同機は同型機の2号機である18-1202で、EC-2に比べ、より小型の膨らみが施されている。

EC-2 SOJとは

EC-2スタンドオフ・ジャマー(SOJ)は、川崎重工業(KHI)のC-2輸送機を基に開発された派生型である。同機は、EC-1の機首と同様の球状の機首に加え、胴体上部に2つの大きな膨らみが設けられており、さらに翼と水平尾翼の間の胴体側面にも2つの膨らみが配置されているとみられる。

岐阜基地の駐機場で撮影された川崎EC-2 SOJの尾部。特殊装備を収容する膨らみの大きさが確認できる。(画像提供:飛行開発実験団)

EC-2は、脅威の射程圏外を飛行しながら、敵の電子戦(EW)能力を妨害するため開発されている。防衛省は以前、同機が他の戦術資産と連携して対空作戦を支援するため使用されると述べていた。

プログラムの詳細は現時点で限られており、開発に414億円が割り当てられたと記載されている防衛省予算文書にのみ見られる。これは、情報収集・分析能力を強化するための5,086億円というより大規模な投資の一部に含まれている。

EC-2およびRC-2の両プラットフォームの開発は、防衛省が掲げる「電子妨害および電子防護に必要な電磁情報の収集能力の向上」ならびに「日本周辺の軍事動向に関する情報を絶えず継続的に収集・処理・分析するために必要な装備の開発」の一環として具体的に言及されている。

2026年2月、岐阜航空基地で目撃された川崎EC-2 SOJ。(画像提供:Mel Amahashi)

この機体は、1986年から運用されているEC-1に代わるものとなるが、より大規模なフリートとして配備される。実際、防衛省の予算資料によると、EC-が1機のみが製造されたのに対し、EC-は4機で調達される予定である。

本計画は2つのフェーズに分かれており、それぞれ新機能の統合と改良に重点が置かれている。装備の中には、J/ALQ-5電子戦(ECM)システムや高度な電波測定システムなど、EC-1から引き継がれるコンポーネントも含まれる。

同機は、EC-1を運用し、将来的にはRC-2も運用することになる入間航空基地の電子作戦群によって運用される見込みである。

EC-2 SOJのレンダリング画像。(画像提供:防衛省)

川崎C-2とは

C-2は、川崎重工業が以前のC-1輸送機の後継機として設計した長距離双発輸送機で、前身機と同様に日本独自の設計で、2010年1月に初飛行を行い、6年後の2016年に就役した。

C-17グローブマスターIIIのような他の4発ジェット輸送機に比べると小型だが、C-2は、後継機となったC-1や、他の双発軍用ジェット輸送機であるエンブラエル C-390より大幅に大きい。積載能力はエアバス A400Mとほぼ同等だが、巡航速度、実用上昇限度、航続距離において優れる。

Kawasaki C-2 Arrives RAF Coningsby, UK英国RAFコニングスビー基地で夕陽を浴びる川崎C-2 58-1218。(画像提供:Glenn Lockett)

C-2は110名の輸送が可能で、20トンの貨物を搭載した状態で約7,600キロメートル(4,100海里)、36トンの積載量であれば4,500キロメートル(2,400海里)の飛行が可能である。また、この機体は整備不十分な滑走路でも500メートルで離陸可能だ。

C-2では民間・軍用機で広く採用中のジェネラル・エレクトリック(GE)製CF6ターボファンエンジンを搭載する。このエンジンはKC-767給油機でも使用されているが、新型のKC-46ではプラット・アンド・ホイットニー製のエンジンが採用された。■

ステファノ・ドゥルソは、イタリアのレッチェを拠点とする『The Aviationist』の副編集長です。工業工学の学士号を取得しており、現在は航空宇宙工学の修士号取得を目指しています。専門分野は、新興の航空宇宙・防衛技術、電子戦、無人・自律システム、ロータリング弾薬、および軍事作戦や現代の紛争分析へのOSINT(オープンソース情報)技術の応用などです。


Japan Releases First Official Photos of EC-2 Stand-Off Jammer Aircraft

Published on: March 12, 2026 at 5:02 PM

 Stefano D'Urso

https://theaviationist.com/2026/03/12/japan-releases-official-photos-ec-2-stand-off-jammer/


中止されていたはずの米海軍レイルガン開発が再開した模様。日米協力のメニューにもあがりそう。焦点はトランプ級「戦艦」建造計画にあるようです

 

米海軍がレイルガン開発を再開、2月に試射した模様

棚上げされていた海軍のレイルガン計画にトランプ級「戦艦」が新たな息吹を吹き込んだ格好だ

TWZ

ジョセフ・トレヴィシック

公開日 2026年3月12日 午後5時49分(米国東部時間)

The U.S. Navy has conducted at least one new round of live-fire tests of its prototype electromagnetic railgun at the White Sands Missile Range (WSMR) in New Mexico.

NSWC PHDの2025年次報告書に掲載された、WSMRで試作レイルガンが発射されている写真。USN

米海軍はニューメキシコ州ホワイトサンズ・ミサイル射場(WSMR)において、電磁レイルガンの試作機による実弾射撃試験を少なくとも1回実施した。同軍は2020年代初頭にレイルガン計画を棚上げしていたが、少なくとも公式発表では、有望視されていた開発が技術的課題に直面したためとあった。レイルガンは現在、将来のトランプ級「戦艦」の主要装備となる予定である。

この新たなレイルガン試験については、海軍水上戦センター・ポートヒューニーメ支部(NSWC PHD)が2025年に達成した成果をまとめた文書に簡潔に言及されている。海軍海上システム本部(NAVSEA)の一部であるNSWC PHDは、主にカリフォーニア州ポートヒューニーメを拠点とするが、ホワイトサンズにも分遣隊を置く。WSMR(ホワイトサンズ試験場)は米陸軍が管理する施設で、米軍の他部隊も様々な研究開発・試験評価活動に利用している。

年次報告書によれば、「WSD(ホワイトサンズ分遣隊)はニューメキシコ州のホワイトサンズミサイル試験場(WSMR)で3日間にわたる試験を実施し、高速発射に関する重要な情報を収集した」という。「2025年2月の試験は、WSDとバージニア州のNSWCダールグレン部門による共同作業であり、海軍海上システム司令部(NAVSEA)の超音速兵器共同移行室(JHT)のために実施された」とある。

このレイルガンは当初、ヴァージニア州NSWCダールグレンの陸上試験場に設置されていたもので海軍は2019年、同兵器をWSMRへ移設したことを発表している。海上試験の実施計画は繰り返し延期され、実現には至らなかった。

本誌は、昨年実施された3日間の試験キャンペーンとその目的について、また2021年以降にWSMRでプロトタイプレイルガンの実弾試験が他に実施されたかどうかについて、NAVSEA(海軍海上システム司令部)に詳細情報を求めた。同年、海軍はレイルガン関連作業を終了し、事実上プログラムの残存部分を保管状態に移行する意向を表明していた。

「レイルガンのハードウェアは将来的な使用可能性を促進するため、持続可能性を最大化するよう再配置される」と海軍は当時述べていた。しかし、これまでに同兵器の追加試験に関する公表は確認されていない。

下記動画は2016年、バージニア州の試験場で試作レイルガンが発射される様子を示している。

電磁レイルガン – ダールグレン新ターミナル射場での初発射

詳細な情報がないため、2025年2月の試験目的を断定するのは難しい。試験が超音速技術移行統合局(JHTO)を支援する形で実施された事実は、レイルガンが兵器自体と無関係な作業に使用された可能性を示唆している。2020年に設立されたJHTOは新たな極超音速技術の開発を促進し、その成果を実戦運用可能な形態へ移行させる支援を担っている。純粋な試験資産として、レイルガンは適切なサイズのペイロードを極超音速で発射する追加手段となり得るが、そのような作業を実行する他の手段は存在するため、兵器をこの目的で使用することに合理性があるかは不明である。

米軍は、近年、極超音速試験インフラのさまざまな側面を拡大する取り組みを進めており、この分野における新たな開発努力が急増している。同時に、前述のように、BBG(X)としても知られるトランプ級「戦艦」の計画もレイルガンの運用実現の可能性で新たな息吹を吹き込んでいる。

ドナルド・トランプ大統領は、排水量約 35,000 トン、ミサイル(極超音速タイプを含む)、従来型の 5 インチ砲レーザー指向性エナジー兵器などを装備する、新しい大型水上戦闘艦の計画を発表した。

海軍が、BAE システムズが開発し、現在 WSMR に保管されているレイルガン試作機を、中断した開発を再開するか、あるいは新しい設計を追求するかは、現時点では不明である。過去に米陸軍のレイルガン開発作業を担当したジェネラル・アトミックスは、トランプ級の武装支援に関与することに関心を表明しているトランプ級1番艦となるUSS ディファイアントの建造は、2030年代初頭まで開始されない見込みである。

ジェネラル・アトミックスの多目的中距離レイルガン兵器システム [1080p]

レイルガンは、化学推進剤ではなく電磁石を用いて弾頭を非常に高速で発射する兵器であり、重大な技術的課題を抱えてきた。特に比較的短時間で連続射撃を可能とする場合、膨大な電力と冷却能力が必要となる。このため、大型蓄電池と冷却システムを必要とするレイルガン装置は、一般的に物理的に大型化する傾向があった。また、あらゆる持続射撃において弾頭を極超音速で発射することは、砲身に著しい摩耗をもたらす。摩耗した砲身は射程と精度を低下させ安全上の危険を生む。

電磁レイルガンがマッハ7の超高速弾を発射

一方で、電磁レイルガンは、海上・陸上・空中を問わず多様な標的に対し、長距離で運用可能な極めて高性能かつ柔軟な兵器としての可能性を秘めている。これには、自らも極超音速で移動する可能性のある侵入脅威の迎撃能力も含まれる。レイルガンは弾薬の小型化と単価低減により、従来の水対空・地対地ミサイルと比較して弾薬庫容量とコスト面で優位性を有する。

米海軍のレイルガン計画中止前のブリーフィング資料。同兵器(及び同弾薬を使用する従来型砲)を装備した艦艇が、巡航ミサイルを含む多様な空中脅威や水上目標を攻撃する可能性を示す図。USN

余談だが、日本はレイルガン計画で大きな進展を昨年公表しており、艦載レイルガンで実艦を標的として海上射撃を実施した初の事例も含まれる。2024年には、日本当局が米海軍代表と会談し、日本のこれまでのレイルガン研究成果の活用について協議したと報じられており、将来的なさらなる協力の可能性が示唆された。日本の防衛装備庁(ALTA)はまた、フランス・ドイツ共同のサン=ルイ研究所(ISL)と、レイルガン関連技術の開発協力に関する正式な合意を結んでいる。

左上:昨年実施された海上試験で試作レイルガンが試験艦から発射される様子と標的艦の損傷を示す合成画像。ATLA

下記ATLA動画は陸上施設における試作レイルガンの実射試験を収録。

試作レイルガンの射撃

他国も特に海軍用途でレイルガン開発を推進中だ。特に2018年には中国人民解放軍海軍(PLAN)艦艇大型砲塔に搭載された試作レイルガンが確認されたが、同計画の現状は不明である。また近年トルコでは非常に公然と海軍用レイルガン開発計画が進行中だ。

2018年に登場した中国海軍用レイルガン。中国インターネット

専門家向けに公開されたトルコ電磁レイルガン – アナドル通信

少なくとも、昨年WSMRで実施された海軍試作レイルガンの試験発射は、同兵器が一定程度は機能していることを示しており、海軍は現在、トランプ級にこの種の運用兵器を配備することを視野に入れている。■

NSWC PHD 2025年次報告書内のレイルガン項目について、Xのユーザー@lfx160219が当方の注意を喚起してくれたことに特段の謝意を表する。

ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフは2017年初頭より『The War Zone』チームの一員。それ以前は『War Is Boring』の副編集長を務め、『Small Arms Review』『Small Arms Defense Journal』『ロイター』『We Are the Mighty』『Task & Purpose』など他媒体にも寄稿している。


Railgun Being Fired By U.S. Navy Again After Abandoning It For 

Years

The Trump class "battleship" has breathed new life into the Navy's railgun ambitions, which it previously shelved after hitting technical hurdles.

Joseph Trevithick

Published Mar 12, 2026 5:49 PM EDT

https://www.本誌.com/sea/navy-is-firing-its-railgun-again-after-abandoning-it-for-years


2026年3月14日土曜日

海兵隊遠征部隊が日本から中東へ展開、ほかイラン戦争の最新状況(3月13日)

 

海兵隊遠征部隊が中東へ展開

海兵隊員と車両を満載した海軍艦艇は、「オペレーション・エピック・フューリー」に極めて柔軟な戦力をもたらす

TWZ

トーマス・ニューディックハワード・アルトマン

2026年3月13日 午後4時53分(米国東部夏時間)更新

Amphibious assault ship USS Tripoli (LHA 7) departs Naval Air Station North Island, Calif., April 7, 2022. Tripoli completed flight deck operations with 20 F-35B Lightning II jets from Marine Fighter Attack Squadrons 211 and 225, Marine Aircraft Group 13, and 3rd Marine Aircraft Wing, as well as Marine Operational Test and Evaluation Squadron 1, as part of the U.S. Marine Corps’ Lightning carrier concept demonstration. The Lightning carrier concept demonstration shows Tripoli and other amphibious assault ships are capable of operating as dedicated fixed-wing strike platforms when needed, capable of bringing fifth generation Short Takeoff/Vertical Landing aircraft wherever they are required. (U.S. Marine Corps photo by Sgt. Samuel Ruiz)サミュエル・ルイス軍曹

ランとの戦争が続く中、国防総省は海兵隊遠征部隊と追加の戦闘艦艇を中東へ移動させている。ウォール・ストリート・ジャーナル報じたこの動きは、ホルムズ海峡におけるイランの船舶攻撃作戦への対応に役立つだろう。これまでのところ、テヘランは、この戦略的水路を通る石油タンカーの航行を麻痺させるという公約を堅持したままだ。

『WSJ』は、米政府高官3名の話として、ピート・ヘグセス米国防長官が、中央軍(CENTCOM)からの要請を受け、水陸両用即応群(ARG)の一部およびそれに随伴する海兵隊遠征部隊(MEU)の派遣を承認したと報じている。水陸両用即応群(ARG)には通常、強襲揚陸艦1隻、輸送ドック艦2隻、および少なくとも2,200名の海兵隊員からなる海兵遠征部隊(MEU)を乗艦させる支援艦が含まれる。

当局者2名によると、このARGは強襲揚陸艦「トリポリ」を中核とする予定で、同艦は現在、母港である日本から中東へ向かっているという。

要請があれば、他の水陸両用即応群も中東に展開する可能性がある。

海兵遠征部隊(MEU)は、極めて多用途で、自給自足能力を備え、迅速な対応が可能な部隊である。水陸両用強襲艦や揚陸艦に搭載される各MEUは、航空、地上、後方支援の各要素を完全に統合している。その4つの主要要素は以下の通りである:

指揮要素:部隊全体の司令部として機能し、単一の指揮系統によってすべての地上部隊、航空部隊、および戦闘支援部隊を統制する。

地上戦闘要素:MEUの主力戦闘力を担う。海兵隊歩兵大隊を中核とし、砲兵、水陸両用車両、工兵、偵察部隊によって補強されている。

航空戦闘要素(ACE):ACEは、各種モデル・能力の輸送ヘリコプター、攻撃ヘリコプターおよびジェット機、防空チーム、ならびに必要なすべての地上支援資産を擁する複合中型ヘリコプター飛行隊で構成される。

後方支援戦闘要素:MEUに対し、医療支援、自動車輸送、補給、装備整備、上陸といった任務に不可欠な支援を提供する。

MEUは戦闘に幅広い能力をもたらす。これには、F-35Bを含む追加航空機や、例えばイランの小型艇を追跡する海上制圧任務を遂行する能力が含まれる。後者の任務は、搭載されたAH-1ZおよびUH-1Yヘリコプター、ならびにF-35Bで遂行可能だ。さらに、MV-22やCH-53を含む回転翼機部隊の行動範囲内であれば、どこへでも海兵隊員を空輸できる強襲部隊も存在する。航空戦闘部隊は任務に応じ構成を調整できる。これには、甲板にF-35を満載することや、空挺攻撃能力を大幅に優先させることも含まれる。航空戦に特化しウェルデッキがないUSSトリポリは、F-35「ライトニング・キャリアー」への転用を含め、この種の強化された航空戦闘部隊のために特別に建造されたものである。これに関する詳細はこちらで読むことができる。

MEUは、上陸作戦や大規模な水上後方支援も行うことができる。艦隊全体を構成する遠征打撃群(ESG)には、イージス能力を戦闘に提供し、必要に応じてトマホークミサイルを発射できる水上戦闘艦の護衛も含まれている。

空母打撃群は遠距離から強力な打撃を与える能力で最も注目を集めているが、MEU/ESGこそ、真に米国が持つ最も汎用性の高い海上戦力だ。

モジュタバ・ハメネイの所在は? ヘグセス長官ブリーフィング

その他のニュースとして、イランとの戦争に関する最新の報告の中で、ヘグセス国防長官は、現在進行中の米・イスラエルによる攻撃により、イランの新最高指導者モジュタバ・ハメネイが「負傷し、おそらく容貌を損なわれた」と主張した。また同長官は、イランが戦略的要衝であるホルムズ海峡で国際航路に対する攻撃を継続している中、同海峡への機雷敷設を開始したという主張を否定した。

本日の記者会見で、国防長官は次のように述べた。「我々は、いわゆる『それほど最高ではない』新指導者が負傷し、おそらく容貌を損ねていることを把握している。彼は昨日声明を発表した――実のところ、弱々しいものだったが――声もなければ映像もなかった。書面による声明だったのだ。」

なぜ書面による声明が発表され、モジュタバ・ハメネイが自ら姿を見せなかったのかについて、ヘグセス長官は次のように付け加えた。「その理由は、皆さんご存知でしょう。」

ヘグセスはまた、本日、イランの標的に対する米軍の空爆がこれまでで最大規模になることを約束した。

「彼らの生産ライン、軍事施設、防衛技術革新センターは、すべて壊滅した」とヘグセス氏は主張した。「イランの指導部も同様だ。絶望し、隠れて地下に潜り、怯えている――それがネズミのすることだ。」

ヘグセスは、イラン政権の目に映るのは米国の星条旗とイスラエルのダビデの星だけであり、それを「彼らにとっての最悪の悪夢」だと表現した。

ホルムズ海峡は本当に封鎖されているのか

ホルムズ海峡について、ヘグセスは米軍がイランによる船舶への攻撃に「対処している」とし、これは懸念すべき事態ではないと述べ、世界の石油の約5分の1が通過する同海峡にイランが機雷を敷設したという見方を一蹴した。

「報道陣が軽率かつ大げさに報じているのと同じように、彼らもそのことについて語っているのを耳にしている。しかし……その明確な証拠は我々の手にはない」と彼は説明した。

ホルムズ海峡がいつ再開されるかとの問いに、ヘグセスは次のように答えた。「現時点で海峡の航行を阻んでいる唯一の要因は、イランによる船舶への発砲だ」と述べた。同氏は、米国には「あらゆる事態に備えた計画がある」とし、海峡が「争奪の対象」となることを許さないと語った。

『ニューヨーク・タイムズ』によると、約2週間前にイランとの対立が始まって以来、ペルシャ湾では少なくとも16隻の石油タンカー、貨物船、その他の商船が攻撃を受けている。

イランは、これらの攻撃のいくつかについて犯行声明を出している。ヘグセスはまた、イランがカリフォーニア州に対しドローン攻撃を仕掛ける可能性があるという見方を「誤った報道」だと批判した。

「イランは長い間、代理勢力を動員して戦闘に巻き込むことなど、多くのことを実行可能だと主張してきたが、実際にはできていない。したがって、我々はそれを非常に注意深く監視している」と彼は述べた。

この件に詳しい複数の情報筋を引用し、CNNは、作戦「エピック・フューリー」が計画されていた際、国防総省と国家安全保障会議が、米軍の攻撃に対する報復としてイランがホルムズ海峡を封鎖する意欲を「著しく過小評価」していたと報じている。

英国海事貿易作戦局(UKMTO)は、ホルムズ海峡で貨物船が正体不明の飛来物により被弾し、船内で火災が発生したと報告された事件に関する最新情報を発表した。この事件はオマーンの北11海里の地点で発生したとされている。当該船舶は救助を要請しており、乗組員はすでに船外へ避難していたと伝えられていた。船内の火災は鎮火したものの、本日現在、少なくとも一部の乗組員の行方は依然として不明である。


トランプ大統領の決意

『フォックス・ニュース』のインタビューで、ドナルド・トランプ米大統領は、米軍が今後1週間でイランを「非常に激しく」攻撃する計画であると述べた。同様のコメントが本日、トランプの「トゥルース・ソーシャル」にも投稿された。その中で彼は次のように記している。「今日、これらの正気を失ったクズどもに何が起こるか見ておけ。彼らは47年もの間、世界中で罪のない人々を殺し続けてきた。そして今、アメリカ合衆国第47代大統領である私が、彼らを殺すのだ」と彼は書いた。「これほど名誉なことはない!」


ケイン参謀本部議長

統合参謀本部議長のダン・ケイン将軍は本日、新型の精密打撃ミサイル(PrSM)短距離弾道ミサイルの使用について言及し、同ミサイルがイランに対する作戦において実戦デビューを果たしたことを確認した。

ケイン将軍は、PrSMが「敵領土の奥深くまで到達した」と述べた。同将軍は、このシステムの操作員と話をしたと語った。「私は彼に、射撃任務について、単に何をするかだけでなく、どのような感覚なのかも詳しく説明してほしいと頼んだ」と彼は説明した。「そのうちの1人が私を見て、『最高だ』と言った。」

ケイン議長によると、米軍はこれまでに6,000の標的を攻撃した。その過程で、イラン海軍は「無力化」されたが、テヘランは依然として「友軍」や商船に危害を加える能力を有している。

B-52が英国へ展開した

今朝、米空軍のB-52H爆撃機3機がイングランドのRAFフェアフォード基地に到着した。同基地には現在、12機のB-1Bランサーに加え、6機のB-52が配備されている。現地からの報告によると、BLU-109 2,000ポンド級バンカーバスター弾頭を装備したGBU-31 JDAM(ジョイント・ダイレクト・アタック・ミューニション)が、イランへの攻撃に向けて引き続き準備されている。

湾岸諸国の迎撃実績

アラブ首長国連邦(UAE)国防省によると、同国の防空部隊は本日、ドローン27機と弾道ミサイル7発を迎撃した。紛争開始以来、UAEの防空部隊は自国領土に向かっていた弾道ミサイル285発、巡航ミサイル15発、ドローン1,567機を撃墜している。

オマーンでは、国営メディアによると、本日、アル・アワヒ工業地帯上空で防空部隊がドローンを迎撃した際、2人が死亡した。このドローンは金曜日に防空部隊に撃墜された2機のうちの1機であったが、もう1機については負傷者は出なかった。

ドバイもイランの攻撃の標的となっている。ドバイでは、ソーシャルメディアに投稿された動画に、金融ハブの中央部上空に立ち上る巨大な煙の雲が映し出されたとの報告があった。現地当局は工業地帯での火災を確認した。

空爆強化と終戦の条件

イスラエル国防軍(IDF)は本日、イラン全土を対象とした新たな作戦を開始したと発表した。

IDFによると、今回の空爆ではテヘラン、シラズ、アフヴァーズの各拠点が標的となった。IDFはこれに先立ち、首都テヘランの一部および北西部のガズヴィンに対し、避難勧告を発令していた。

イラン国営テレビは本日、テヘラン全域で爆発音が聞こえたと報じた。

首都に対する空爆の少なくとも一部は、イスラエルや米国に対する大規模な抗議デモと意図的に時期を合わせたものと思われる。このデモには、政権の主要人物も一部参加していた。

昨日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、この戦争におけるイスラエルの目標の一つは、政権交代を直接強要するのではなく、そのための条件を整えることだと述べたと報じられている。政権交代が実現するかどうかはイランの国民次第だと、ネタニヤフ首相は主張しているという。

トランプ大統領もまた、爆撃が止まったらイラン国民に街頭へ出るよう促しているが、彼らが政権を打倒するのは非常に困難であることも認めている。

「武器を持たない人々にとって、それは本当に乗り越えるべき大きなハードルだと思う。非常に大きなハードルだと思う… 実現はするだろうが…すぐには無理かもしれない」と、トランプは『フォックス・ニュース・ラジオ』で語った。

コンドリーザ・ライス元米国務長官も政権交代の問題について見解を述べ、空爆だけでこれを達成するのは常に極めて困難であり、「空爆だけでその後の政治情勢を形作ることもまた非常に難しい」と指摘した。

NATO加盟国トルコへの攻撃

トルコ国防省は本日、NATOの防空・ミサイル防衛部隊が、トルコ領空に向けて発射されたイランのミサイルを撃墜したことを確認した。同省は声明で、「わが国の領土および領空に向けられたあらゆる脅威に対し、必要な措置を断固として、かつ躊躇なく講じている」と述べた。

『Business Insider』のジェイク・エプスタイン氏によると、このイランの弾道ミサイルは、アーレイ・バーク駆逐艦「オスカー・オースティン」がスタンダード・ミサイル3(SM-3)対ミサイル迎撃弾を使用して撃墜した。米海軍の駆逐艦がSM-3を用いてトルコ領空内のイラン製ミサイルを迎撃したのは、過去2週間で3度目とされる。SM-3シリーズ迎撃ミサイルは、飛行経路の中間段階において、地球大気圏外の弾道ミサイルを攻撃することが可能である。

フランス初の戦死者発生

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、この戦争におけるフランス軍初の戦死を確認した。同大統領は、イラクのクルド自治地域エルビルでの攻撃により、フランス人兵士1名が死亡したと述べた。また、他の数名の兵士が負傷したとも語った。同地域でのドローン攻撃が発生した際、フランス陸軍兵士らはイラクのパートナー部隊と共同訓練を行っていた。

昨日、ロイター通信は、イラクのマフムール地区にあるペシュメルガとフランスの共同基地を標的としたドローン攻撃で、少なくとも6人のフランス兵が負傷したと報じた。


世界に一基しかないKC-747が全損

先週のメフラバード空軍基地への攻撃の際、かつてイラン・イスラム共和国空軍(IRIAF)が運用していたユニークなKC-747機が撃墜される様子を捉えた映像が公開された。747の給油機バージョンは世界中でこの機体以外には運用されておらず、イランが保有していたのはこの1機のみであった。■


Marine Expeditionary Unit Deploying To The Middle East: Report (Updated)

The flotilla of Navy ships with Marines and their vehicles packed aboard will bring a very flexible set of capabilities to Operation Epic Fury.

Thomas Newdick, Howard Altman

Updated Mar 13, 2026 4:53 PM EDT

https://www.twz.com/news-features/marine-expeditionary-unit-deploying-to-the-middle-east-report