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謎の機体の正体はB-2だった(と空軍が伝えてきました)

Midwest Mystery Jets are Actually B-2 Stealth Bombers USNi News By: Dave Majumdar Published: April 28, 2014 5:14 PM Updated: April 28, 2014 5:17 PM A B-2 in 2010. US Air Force Photo テキサス州アマリロとカンザス州ウィチタ上空で相次いで目撃荒れた謎のジェット機編隊の正体はノースロップ・グラマンB-2スピリットステルス爆撃機編隊の編隊飛行、と軍関係筋がUSNI Newsに伝えてきた。 「アマリロの編隊はB-2の訓練飛行です」と米空軍関係者がUSNI Newsに4月28日に話している。編隊はニューメキシコ州のメルローズ空軍演習場爆で弾投下訓練をしたのち、からユタ州のテスト訓練地区へ移動途中だったという。 B-2が配備されているミズウリ州ホワイトマン空軍基地から発進し、アマリロを経由地としてメルローズへ向かおうとしていたのだろう。 「カンザス州の写真はカンザス、ミズウリ付近の訓練飛行の可能性があります」と同上米空軍関係者は話す。 これまでの報道で目撃された機体は未知の三角翼機だとされていたが、写真の解像度が低いために誤認されていたもの。写真で見える三角翼形状はB-2の機体が錯視されたもの。 Photo taken by amature photographer Jeff Templin in Kansas on April, 16 2014 「写真解像度からすると、軍用機なのかもはっきりせず、まして空軍機であると断言もできません」とジェニファー・キャシディ(米空軍スポークスウーマン)はUSNI Newsに4月21日語っていた。 コメント  さあ皆さんはどう思いますか。情報の操作のために別の話をリークするというのは 1947年にもニューメキシコ州ロズウェルでありましたよね。この話題がまた浮上することはないと思いますが、ブラックの世界の内情はなかなかわかりませんね。

DDG-1000カーク艦長に聞く 配備先はサンディエゴ

前回に続き革新的な新型駆逐艦ズムワルトの記事です。今回は艦長になったジェイムズ・カーク大佐(!)へのインタビューですが、有り余る電力を使った今後の発展性が期待されますね。また、三隻ともサンディエゴ配備というのは太平洋をにらんだ意味があるのでしょうか。 Interview: Zumwalt Commander Capt. James Kirk USNI NEWS By: Cmdr. Daniel Dolan Published: April 11, 2014 9:34 AM Updated: April 11, 2014 9:34 AM ダニエル・ドーラン中佐が新型駆逐艦ズムワルト(DDG-1000)の艦長ジェイムズ・カーク大佐に3月31日話を聞いた。同艦は次世代駆逐艦として建造される3隻の一号艦で米海軍の建艦史上もっとも高価な艦艇である。多くの新型装備を搭載しながら、乗組員は同規模の艦艇のいずれよりも最小となっている。ドーラン中佐から同艦長に操艦、船体、命名の由来に加え、海軍大学校からの質問が向けられた。なお、インタビューは同艦の命名式典(メイン州バスのジェネラルダイナミクス・バスアイアンワークス)に先立って行われた。 Have you decided on ship’s motto yet? 艦の標語はもう決まったのですか . Pax Proctor Vim (力による平和)としたよ。艦の力強い外観、兵装や発電容量の規模にぴったりだ。同じ標語はUSS Dewey (DLG-41)も採用していて、ここバスで建造されており、当時中佐だったエルモ・ズムワルトが命名している。ズムワルト家には代々受け継がれている家訓があるんだ。話はズムワルト大将が海軍作戦部長時代に実施した改革に対する批判が渦巻いていたときのことだ。提督は「どうやればいいのか」との質問に「学習しつづけるのみ」と答えている。こちらの砕けた表現の方が就役前の乗員にぴったりだと思う。仕事が多く、どうやって実現するかを自問すれば、前向きに学ぶことをつづけるだけとわかるからね。 ズムワルト提督は多くの面で先駆者でした。ひとつには海軍で初めて雇用機会の均等化を実現したことが知られていますね。その名前をとった本艦の乗員とともに艦長はこの伝統をどうまもりますか。 本艦の

DDG-1000ズムワルトは未来志向の新世代駆逐艦

21世紀の新型駆逐艦(といっても巡洋艦クラスですが)のズムワルト級一号艦がこのたび命名式をおえ、就役に一歩近づきました。以下海軍水上部隊部長が Navy Times に解説記事を寄稿していますので、その内容を見てみましょう。ただし同級は大幅に規模が縮小されて3隻しか建造されないのですがね。 USS Zumwalt: Building the Future BY U.S. NAVY – APRIL 17, 2014 POSTED IN: INSIDE THE NAVY , SURFACE By Rear Adm. Thomas Rowden , Director of Surface Warfare, N96 先週の週末にメイン州バスでエルモ・ズムワルト提督の遺児がシャンペンのビンをUSSズムワルト(DDG1000)の舳にぶつけ公式に命名を与え、21世紀の駆逐艦が米海軍の水上艦艇の新しい歴史を開いた。 エルモ・R・「バド」・ズムワルトジュニアは第19代海軍作戦部長(1970-1974年)で海軍最高位に着いた最年少の提督。ズムワルトは時代遅れの人事制度その他を果断に変革し、21世紀につながる海軍の基礎を作った。 その提督の名前を与えられた本艦は一般的な駆逐艦の概念に挑戦するものである。USSズムワルトは世界で最も革新的な軍艦であり、米国の建艦技術の進歩を反映している。 ズムワルト級誘導ミサイル駆逐艦DDG 1000が乾ドックから海上に引き出された。ジェネラルダイナミックス社バスアイアンワークス造船所 DDG1000ステルス駆逐艦3隻の一番艦であるUSSズムワルトは全長610フィートでこれまでどおりの制海任務や兵力投射の任務にあたる。船体はタンブルホーム型(喫水線より上が狭まる)で波浪を「貫通」しつつ敵レーダーに見つかりにくい。推進力は統合動力システムも備えたUSSズムワルトは米海軍の建艦史上最大の駆逐艦である。高性能技術による兵装と生存システムを備え、いかなる脅威にも対応可能であり今後数十年間にわたりその地位を維持する。統合推進力、高性能主砲、SPY-3レーダーとMK57発射装置を装備した同艦は米海軍が今後も各地で支配力を維持する意味で重要な存在だ。 統合推進力システムは全電動で全艦に電力を供給するほか

☆ ステルスに限界が見えたとき、電子戦機はどこまで頼りになるのか

これまでも取り上げてきましたが、海軍のEA-18Gは当面唯一の電子戦機としてその役割に空軍も期待しているようでこのままいけば、追加調達もすんなりと議会を通りそうです。ただ空軍と海軍の見解の相違、さらにボーイングとロッキードの主張にも相当の差があるようで、こんなことで本当に近い将来のA2AD環境への攻撃作戦が実施できるのか不安になってきますね。それにしても日本はこの分野で大きく遅れをとっていると思いませんか。まさかF-35があれば大丈夫と思っているのでしょうか。 Stealth Vs. Electronic Attack USNI News By: Dave Majumdar Published: April 21, 2014 6:19 AM Updated: April 21, 2014 8:25 AM F-35CライトニングII、エグリン米空軍基地(フロリダ州)にて、 2013年8月14日、写真 米空軍  接近阻止領域(A2AD)へはステルスと電子攻撃能力を組み合わせて対抗すると海軍作戦部長ジョナサン・グリナート大将 Adm. Jonathan Greenertが米海軍協会の年次総会(4月16日、ワシントンDC)で述べている。 「ステルスの先を見通すと、ステルス性だけでなく敵の電子電磁発信を制圧する性能のある航空機が必要だ」 グリナート大将が言わんとするのは電子攻撃だけでは米軍は将来の敵の防空網を突破できないということで、同じ意見が軍と業界筋から出ている。 同大将は「将来の米軍がすべてを制圧できるか疑わしいが、次世代ジャマーは将来の侵攻・撤収時に威力を発揮するだろう」と発言。 グリナート大将の発言は大方でボーイングが先週行った海軍連盟での展示内容を反映している。その席上で同社副社長マイク・ギボンス Mike Gibbons (F/A-18E/FおよびEA-18G担当)がステルス機には電子攻撃機の支援が必要と発言している。 「侵入時には一つの周波数帯へ対抗するだけでは不十分です。他の周波数帯で探知される可能性があるからであり、ここがカギです」とギボンスは説明。「グラウラーは全周波数に対応できるセンサーとジャミング能力を備えた唯一の機種で、攻撃機支援が可能です」

★★★カンザス州でも目撃された謎の機体の正体を探る

Analysis: Mystery Plane Seen Over Kansas Likely U.S. Military Aircraft USNI News By: Dave Majumdar Published: April 23, 2014 10:48 AM Updated: April 23, 2014 11:02 AM ジェフ・テンプリンがカンザス州上空で2014年4月16日に撮影した写真 謎の三角翼機が数回にわたり米大陸部の上空で目撃されており、直近はカンザス州ウィチタ上空で見つかっているが、その正体は米軍の航空機である可能性が高いと軍事情報から判明した。 極秘米軍機であるとされるが、実際にどんな機種なのかを判別するには情報が少なすぎる。 アマチュア写真家ジェフ・テンプリン Jeff Templin は頭上を飛行する航空機の画像を400mmレンズでとらえている。テンプリンによると同機は数回Sターンをし飛行機雲を残したという。 3月10日にはテキサス州アマリロで2名のカメラマンが同型の航空機が3機飛行しているところを撮影に成功している。 テキサスの写真では詳細が見えなかったが、テンプリンの写真では謎の機体の三角形形状がはっきり見える。その形は米海軍のジェネラルダイナミクス/マクダネルダグラスのA-12アヴェンジャーII艦載攻撃機によく似ているが同機は1991年1月に開発取り消しになっている。 「写真の解像度から見て軍用機なのか不明ですし、ましてや米空軍所属機だとはわかりません」と米空軍スポークすウーマンジェニファー・キャシディーがUSNI News取材に答えている。FAAは単刀直入に「知らない」と答えている。海軍関係者も正体を推察する情報を出していない。一方、中央情報局は一切反応していない。 その中で空軍関係者のひとりが同機が空軍所属の可能性があると認めたが、それ以上は語っていない。 飛行機雲を残していることから、飛行高度は 26,000 ft 以上のはずである。NASAによれば26,000 ft以上で飛行機雲が形成される。また同機が複数のエンジンを搭載していることも分かる。 この身元不明のジェット機が有人機であることは確実なのはFAAが厳

韓国に墜落した無人機は中国製だったのか 気になる写真が見つかりました

韓国で相次ぎ発見された無人機に非常に似た製品が中国にあることが判明しました。以前に発見された機体にはハングルが書いてあったそうなので、仮に中国製の機体だったとしてもなんらかの手を加えていたことになります。また中国製の機体だったら我が国のものではないと主張する北朝鮮のロジックが一部にせよ正しいことになりますかね。 More Photos of Chinese UAS Found in South Korea UAS Vision, 23 April 2014 韓国で墜落しているのが見つかった無人機と外観が似た中国製Sky-09P無人機の写真数点が入手できた。今回の新しい写真では同機の底部の詳細およびパチンコ式発射システムがわかる。 写真は北京中交通信科技有限公司 China Trancomm Technologies のウェブサイトで公開されているもので、同社はSky-09P他のUASを販売しているようだ。 Sky-09Pの底部にはゴムパッドらしきものが数か所に見られ、機体は主翼の起点近くの数点で発射機に乗せられている。韓国国内でみつかったUASの底部にもよく似たパッドが見られ、機体側面には追加パッドが左右に見られるが、発射機に搭載する場所に近い点についている。 中国からの写真では左右の翼の端近くに暗くなっている個所がいくつか見られ、制御ケーブルのように見える。韓国で撮影された写真では制御ケーブルに似たものが確認できる。その部分は黒で塗装されていないが、主翼の一部に長方形部分が確認できる。 その他の類似点は以下の通り: 北京中交通信科技有限公司のウェブサイトではカメラ搭載システムが複数利用できることを示している。その中には小型ビデオカメラ用、デジタル一眼レフ用、他4台のデジタル一眼で3D撮影が可能とうたっている。韓国で発見された機体にはデジタル一眼レフ一台が搭載されていたが、韓国国防省の発表した画像ではどこまで中国製の機体と類似しているか不明確だ。 そこで今回の画像により韓国で発見されたUASはSky-09Pあるいは北朝鮮が同機をもとに作成した類似機であるとの仮説が出てくる。 Sky-09P本体と操縦装置を梱包した場合の写真は以下のとおりだ。無人機が撮影したサンプル写真もあるが、画像の解像度は搭載するカメラに依存す

非常に理解しにくいF-35の機体単価 削減の矛先はP&Wに向けられています

F-35 Chief Puts Heat On Pratt's F-35 Engine Cost By Amy Butler abutler@aviationweek.com Source: AWIN First aviationweek.com April 17, 2014 F-35調達コストで米国分担分が昨年だけで45億ドル上昇したのは「コスト曲線」あるいは機体製造費用が大幅に下がるはずと過剰なまでに楽観的な見方があったためだとF-35開発を統括する米空軍クリストファー・ボグデン中将 Lt. Gen. Christopher Bogdan は見ている。. 実績が予測を下回ったのには二つの理由がある。主契約企業やその他協力企業の費用と、JSF購入を先送りする傾向が各国にあるためだ。費用低下では従来は ロッキード・マーティン に圧力がかかってきたが、ボグデン中将の照準は今やエンジンメーカーの プラット&ホイットニー に向けられている。 「エンジンでも価格カーブを想定していた。プラットは約束を満たしていない。全然だめだ」と同中将は取材陣に話している。. 米議会の求めで作成された2013年度報告書では米国の負担額は開発、調達、55年間供用含み総額3,986億ドル(約40.7兆円)で、前年度は3,912億ドルだった。上昇分のうち45億ドルが調達関連だ。 ボグデン中将は全体額の中で上昇分は無視できる規模だとしながら、契約企業の価格設定には不満の様子だ。 これに対しプラット&ホイットニーは最初のロットとの比較で価格を4割下げていると主張するが、F-35では単一エンジン供給元の立場から実際の数字を一切公表していない。 ボグデン中将の不満はエンジン単独供給元に対して交渉力の切り札がないことだ。「エンジンの選択肢がないままではコストをさげさせる有効な手段がみつからない」 F-35の平均機体単価は開発、調達、維持の各費用と未公表のプラットのF135エンジン含め130百万ドル(約133億円)で米国は2,443機を調達する予定だ。飛行可能な状態での機体単価(総費用を2,443で割る)は104.8百万ドル(約106.9億円)となる。二つの数字は米国の想定導入機数を前提としている。 価格をさらに下げる要

UCLASS提案依頼書がまとまる

Navy Issues Restricted UCLASS Draft Request for Proposal USNI News By: Dave Majumdar Published: April 17, 2014 5:35 PM Updated: April 17, 2014 6:50 PM Northrop Grumman’s X-47B flies over USS George H.W. Bush (CVN-77) on May 14, 2013. US Naval Institute Photo 米海軍がUCLASS無人艦載監視偵察攻撃機の提案依頼書原案を17日午後発表した。 提案依頼書原案は同機開発の予備設計審査に参画中の四社に送付されている、と海軍航空システムズ本部 (NAVAIR) が発表し、原案の目標は各社にUCLASSに必要な各要素を統合することを求めることと説明。送付先はジェネラルアトミックス航空システムズ、ボーイング、ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマンの各社。 なお、提案依頼書原案は当初2013年中に発出予定だったが要求性能の方向性の違いが表面化し遅れていたもの。 最終版が今年中に出るものとみられる。 しかしながら上位要求内容は昨年4月から変更ないとマット・ウィンター少将(NAVAIR無人機計画主査) Rear Adm. Mat Winter, NAVAIR’s program executive officer for unmanned aviation and strike weapons は明らかにしている。 ウィンター少将によればUCLASSのめざす目標の中心は制空権の確保された空域内で「戦術上の意味がある範囲内で」24時間、毎日ISR(情報収集・監視・偵察)飛行を実施することだ。同時に軽攻撃能力ももたせる。 ウィンター少将からはUCLASSはオープンアーキテクチャ設計として改修が簡単にできるようにするとの発言もあった。 ただし、UCLASSが2020年の初期作戦能力獲得目標を達成できるためには開発・試験で相当強引な日程消化が前提となる。■

F-35の英国遠征案が明らかになる

Lockheed Preparing For F-35 U.K. Deployment By Anthony Osborne tony.osborne@aviationweek.com Source: AWIN First aviationweek.com April 16, 2014 Credit: Lockheed Martin ロッキードマーティンは米国防総省、英国防省と共同でF-35の英国でのデビュー案を最終調整中。 原案はチャック・ヘイゲル国防長官が4月16日に承認ずみで、王立国際航空タトゥー(RIAT)が今年7月11日から13日にフェアフォード英空軍基地で開催されるのにあわせ、F-35を飛行展示とと地上展示する。 またファーンボロ航空ショーにも出展するが飛行展示のみとし、会期中はフェアフォードに機体を駐機し移動させる。 派遣するのF-35Bは三機で二機は海兵隊仕様で一機は英国向け機体とし英パイロットが操縦する。 派遣が決まると、運用基地から三週間にわたり遠隔地に送られるため苛酷な条件となるほか、空中給油により長時間飛行して移動することになる。給油機が海兵隊のKC-130Jか、空軍のKC-135ないしKC-10になるかは現時点では不明。 もうひとつはっきりしないのは今回派遣対象の機体のうち一機が7月4日予定の英国の新型空母HMSクイーン・エリザベスの命名進水式(スコットランド・ロサイス)で役割を与えられるかどうかだ。 英国は現在三機のF-35を保有しており、四機目を発注中。期待されている追加14機の調達案はまだ発表されていない。■

新型軽量攻撃機スコーピオンの国際デビューは7月か

重厚長大な支援攻撃機の代替策としてテクストロンが提案しているスコーピオンが国際デビューする可能性が出てきましたが、肝心の米空軍は同機をシカトしているようです。 関連記事  http://aviation-space-business.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?view=timeslide Scorpion Eyed For RIAT, Farnborough Debut By Amy Butler abutler@aviationweek.com Source: AWIN First aviatonweek.com April 14, 2014 Credit: Textron テクストロン はスコーピオン軽攻撃偵察機の試作型を7月の英国国際航空タトゥー(RIAT)およびファーンボロ航空ショーに送り、国際お披露目を図る予定だ。 「ファーンボロは国際展示会としてスコーピオンにうってつけと考えています」とテクストロン広報は説明するが、出展は決定事項ではないという。 スコーピオンは完全失設計の軽量攻撃偵察任務機で武装ターボプロップ練習機とジェット高性能戦闘機の隙間を埋める機体としてテクストロンが企画したもの。同社の目標は運航コストを一時間当たり3,000ドルとすることで中小国の空軍に訴求力を持たせること。 テクストロンと エアランド (スコーピオン専業で設立した小企業)が実証機組立を介したのは2012年1月で、初飛行を2013年12月に実施している。その後、テスト飛行は60時間を超えている。同機の存在は昨年9月にAviation Weekが初めて報道している。. 同社は米空軍にも同機導入を期待しているが、いまのところ海外販売がせいぜいである。同機のフェリー飛行距離は2,400 nmなので北回り空路をとり、英国に到達するまでに数回給油のため着陸を余儀なくされるだろう。■