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次期大統領専用ヘリにシコルスキーS-92が選定されました

Sikorsky Wins $1.24 Billion Contract for Presidential Helo USNI News By: Dave Majumdar Published: May 7, 2014 5:05 PM Updated: May 7, 2014 5:05 PM An artist’s rendering of Sikorsky’s bid for the VXX presidential helicopter. Sikorsky Photo 米海軍はVXX次期大統領専用ヘリコプターにシコルスキーS-92を選定した。契約規模は12.4億ドルとペンタゴンの契約広報で報じている。 テスト用6機および関連支援設備、政府指定搭載システムとの統合、訓練システムとして飛行訓練装置および保守点検訓練装置、兵站、技術全般、試験評価での支援を含む、と発表があった。 最終的な調達規模は運用機材21機とテスト用2機。 VXXはシコルスキーS-92で老朽化進む同社製VH-3とVH-60のVIP仕様各機と交代させる内容だが、同社の一社入札に終わった。 2013年7月時点でアグスタ・ウェゥトランドAW101大型ヘリコプターが脱落した。ボーイングはCH-47チヌークとV-22オスプレイのどちらも提案しなかった。 一社入札になったが、海軍は法的には標準手順を守る中でシコルスキーが正式に採択されたことで、今後の展開は加速するとみられる。海軍はテスト機材一号機の受領を2016年に期待している。初期作戦能力獲得は2020年末の予定で、完全稼働は2022年となる。. 2009年にもVXX入札があり、ロッキード・マーティンとアグスタ・ウェストランドの合同提案が採択されたものの、費用超過のため取り消しとなり、これが2008年の大統領選挙でも争点となった経緯がある。■

南シナ海で何が起きているのか ベトナム、中国の対立

Hanoi: Chinese Ships Rammed Vietnamese Patrol Boats in Escalating Oilrig Dispute USNI News By: Sam LaGrone Published: May 7, 2014 11:29 AM Updated: May 7, 2014 11:50 AM ベトナム艦船に対して放水する中国船。ベトナム国家国境委員会発表 ベトナムが自国警備艇が中国艦船から海上で衝突されたと抗議している。発生個所は中国の10億ドルの価値がある海上石油掘削施設の周囲で、ベトナムと中国がそれぞれ排他的経済水域と主張しているもの。 「ベトナムの漁業監視部隊はわが方の主権と管轄権を守り、中国側に海域からの退去を求めた」とベトナム国家国境委員会副委員長チャン・ヅイ・ハイTran Duy Hai, deputy chairman of the Vietnam National Border Committeeが7日のハノイでの記者会見で発表している。「ベトナムはこれまで自生してきたが、中国艦船が今後もベトナム船舶に衝突をしてくれば、当方も自衛手段を取らざるを得なくなる」 ベトナム警備艇に衝突してくる中国船(5月3日) ベトナム国家国境委員会発表 . また、中国海上警察の複数艦船がベトナム監視艇複数に放水している画像がベトナム国家国境委員会から公開された。 . 「わが方の海上警察および漁業保護部隊はこれまで極限まで自制しており、今後も同海域にとどまる」とベトナム沿岸警備隊副指令ゴ・ゴ・チューNgo Ngoc Thuが記者会見で述べている。「ただもし(中国船が)引き続き衝突を試みれば、当方も同様の方法で自衛策をとる」 ベトナムによれば中国は石油掘削施設の周囲に80隻を展開中という。掘削場所はベトナム本土から120カイリの位置にある。問題の海上原油掘削機は 海洋石油 981 Haiyang Shiyou 981の名称で、中国海洋石油China National Offshore Oil Corporation (CNOOC) が所有しており、5月1日にパラセル諸島近くに移動してきた。この海域はベトナムと中国がそれぞれ領有を主張している。 今月5日にベトナ

トルコがF-35A導入で正式契約に調印

Turkey Approves Buy Of First Two F-35As aviationweek.com May 6, 2014 Amy Butler | AWIN First USAF トルコがF-35A2機の調達契約に調印した。 トルコが導入するのはブロック3F仕様で調印は5月6日。トルコは1999年から同機の共同開発国の一員。トルコの生産分担は機体中央部分だ。 トルコ政府によりプラット&ホイットニーF135エンジンの最終組立点検および保守管理用施設の国内建設も承認され、「トルコ企業及びトルコ空軍施設」を活用し、F-35使用国すべてに施設を開放するという。 トルコのF-35導入規模は100機で、今回の2機は低率初期生産(LRIP)では第10ロットの機材となる。 小規模とはいえ、今回の動きはF-35が着実に支持を得つつあるもう一つの事例となった。米空軍のクリストファー・ボグデン中将(F-35開発最高責任者)は参加各国の参画とそのタイミングが全体に影響すると繰り返し発言している。トルコの例では以前にLRIPからの調達を遅らすと決定したため一機あたり百万ドル分の価格上昇が同じロット内の全機に発生している。■

米比防衛協定の中身と対中国戦略の枠組みの現状

中国は相手国の実力、姿勢で対応をそれぞれ使い分けており、フィリピンは完全になめられているとしか思えません。経済が上向きとはいえ、まだまだ余裕のないフィリピンが米国や日本に期待するものが大きいのは当然です。しかし国内憲法の縛りがある中、今回の合意内容はなかなかうまくできているようです。そんなフィリピンの姿勢を西側諸国が支援していけば、中国はいっそう頑なに包囲されていると感じ、予想外の行動に出るかもしれませんね。フィリピンの対応は隣国のベトナムやマレーシアも注視しているはずです。 New Defense Agreement Between The Philippines and U.S. USNI News By: Armando J. Heredia Published: April 29, 2014 2:43 PM Updated: April 29, 2014 4:06 PM U.S. Navy and Philippine military officials during the humanitarian aid and disaster relief operation in Tacloban in 2013. US Navy Photo フィリピン国防相ヴォルテール・ガズミン Defense Secretary Voltaire Gazmin と駐比米国大使フィリップ・ゴールドバーグ Philip Goldberg が4月28日に歴史的文書に署名し、米軍が同国に復帰することになった。 防衛協力強化合意書 Enhanced Defense Cooperation Agreement (EDCA)は米軍によるフィリピン国内の基地施設利用に道を開く枠組みであり、戦闘だけでなく人道援助・自然災害援助 humanitarian assistance and disaster relief (HADR) 任務用資材の事前集積も可能となる。 1991年に基地使用料の値上げ更新を求める声が高い中50年の基地利用協定が失効して米軍部隊は撤退している。そこに輪をかけるようにルソン島ピナツボ火山が噴火し、基地施設が火山灰や泥流に覆われた。天然の良港であるスービック海軍基地と修理施設を保持したいという声もあったが、冷戦は終結に向かい、

☆ 海洋監視技術でJAXA技術が防衛分野で貢献できる日が来そうです

意外に広がりを示しているJAXAの活動にあらためて注目です。海洋監視はレーダー観測技術の応用で当然考えていっていい内容ですが、紹介の仕方自体で妙なアレルギー反応が市井から出ても困りますね。 L-band SAR Satellite May Help JAXA’s New Military Job JAXA may get ocean-surveillance job with its new space-law assignments aviationweek.com May 1, 2014 Frank Morring, Jr. and Bradley Perrett | Aviation Week & Space Technology .日本の民生用宇宙機を軍事目的にも転用出来る道が新しい宇宙利用政策で可能となった。写真はH-IIAロケットにGPMミッションを搭載し、打ち上げを待つJAXA種子島施設。 Bill Ingalls/NASA JAXA 宇宙航空研究開発機構が開発した衛星が宇宙基本法改正により防衛機能が付与される。ALOS-2(域観測技術衛星だいち2号)の打ち上げが今月に行われるのが、この先行事例となる。海上自衛隊は衛星データから域内の艦船追尾が可能となる。 JAXA理事長奥村直樹はJAXAの三つの課題の最初に「安全保障と災害対応の準備」を掲げており、民生用宇宙機への投資見返りを増やそうとしている。. JAXAは引き続き宇宙科学研究で日本が先頭に立つことを掲げているが、防衛分野はこれまで見られなかったものである。ただ、JAXAは2005年に宇宙偵察衛星4基を打ち上げている。 日本は米戦略司令部と非公開の宇宙状況認識 space situational awareness (SSA) 情報の交換を外務省経由で昨年末に合意していることもあり、JAXA理事長の発言になっている。「JAXAの収集情報は外務省へ提供しています。新たに軍事衛星を開発するという話ではなく、現有の機材を利用して情報を提供するものです」(奥村理事長) ALOS-2レーダー衛星により海上自衛隊は艦船の追尾が可能となる。 Credit: JAXA Concept 検討しているのは海洋監視機能だ。奥村理事長は Aviati

F-35Bを操縦してみた米海兵隊パイロットの証言

Pilot reaction to flying the F-35B aviationweek.com Apr 24, 2014 by Guy Norris in Ares F-35B短距離離陸垂直着陸(STOVL)型の初飛行(2008年6月)はBAEシステムズ所属のテストパイロットがしたが、それ以降は同機の操縦性がきわめて正確かつ簡単との話が多く聞かれている。STOVL運用をめぐってもパイロットの間には垂直着陸の「プッシュボタン」で楽にできることに話題が集中しがちで、どうしてもハリアーと比較されてしまい、なれるまでは「ブレンダ―の中に入れたウォールナッツ」音がリフトファンから聞こえるのも気になるようだ。 しかしこれまでのコメントは経験が深い軍あるいは民間のテストパイロット、または経験豊かな教官パイロットで同機の訓練対象に選ばれた人の声。今や海兵隊の現役パイロットでF-35Bを操縦する人数がユマ海兵隊航空基地(アリゾナ州)で増える中、彼らはどう思っているのか。JSFが今夏にも初の海外遠征を英国の航空ショーエアタトゥーとファーンボロで行おうという中その視点には興味をそそるものがある。 ロッキード・マーティンの社内誌Code OneでF-35Bのユマ基地での運用状況を掲載しており、飛行隊の初の有資格パイロット数名への取材も含まれている。同誌取材の3月時点ではパイロット数は16名だったが、その後も名簿は追加されており、同基地で運用中の機体数も増えている。F-35Bの初納入を2012年に受けたVMFA-121飛行中隊も現時点で定数の17機に増えている。 Preparing for a sortie at Yuma (Code One) では同誌記事から見てみよう。 ブライアン・ミラー大尉Capt. Brian MillerはF/A-18Dから転向組で機種切替を簡略に表現している。「ホーネットでは真ん中に操縦桿がありましたが、F-35はサイドスティック方式です。でもその違いは意識していません。シミュレーターで離着陸を体験すれば、操作系の位置を難なく取扱いできましたよ」 「ハリアーのパイロットはF-35BのSTOVLモードでは以前の経験から有利と考えるでしょうね」とミラー大尉は続ける。「でもF-18パイロットもSTOVLを先入観な

謎の機体の正体はB-2だった(と空軍が伝えてきました)

Midwest Mystery Jets are Actually B-2 Stealth Bombers USNi News By: Dave Majumdar Published: April 28, 2014 5:14 PM Updated: April 28, 2014 5:17 PM A B-2 in 2010. US Air Force Photo テキサス州アマリロとカンザス州ウィチタ上空で相次いで目撃荒れた謎のジェット機編隊の正体はノースロップ・グラマンB-2スピリットステルス爆撃機編隊の編隊飛行、と軍関係筋がUSNI Newsに伝えてきた。 「アマリロの編隊はB-2の訓練飛行です」と米空軍関係者がUSNI Newsに4月28日に話している。編隊はニューメキシコ州のメルローズ空軍演習場爆で弾投下訓練をしたのち、からユタ州のテスト訓練地区へ移動途中だったという。 B-2が配備されているミズウリ州ホワイトマン空軍基地から発進し、アマリロを経由地としてメルローズへ向かおうとしていたのだろう。 「カンザス州の写真はカンザス、ミズウリ付近の訓練飛行の可能性があります」と同上米空軍関係者は話す。 これまでの報道で目撃された機体は未知の三角翼機だとされていたが、写真の解像度が低いために誤認されていたもの。写真で見える三角翼形状はB-2の機体が錯視されたもの。 Photo taken by amature photographer Jeff Templin in Kansas on April, 16 2014 「写真解像度からすると、軍用機なのかもはっきりせず、まして空軍機であると断言もできません」とジェニファー・キャシディ(米空軍スポークスウーマン)はUSNI Newsに4月21日語っていた。 コメント  さあ皆さんはどう思いますか。情報の操作のために別の話をリークするというのは 1947年にもニューメキシコ州ロズウェルでありましたよね。この話題がまた浮上することはないと思いますが、ブラックの世界の内情はなかなかわかりませんね。

DDG-1000カーク艦長に聞く 配備先はサンディエゴ

前回に続き革新的な新型駆逐艦ズムワルトの記事です。今回は艦長になったジェイムズ・カーク大佐(!)へのインタビューですが、有り余る電力を使った今後の発展性が期待されますね。また、三隻ともサンディエゴ配備というのは太平洋をにらんだ意味があるのでしょうか。 Interview: Zumwalt Commander Capt. James Kirk USNI NEWS By: Cmdr. Daniel Dolan Published: April 11, 2014 9:34 AM Updated: April 11, 2014 9:34 AM ダニエル・ドーラン中佐が新型駆逐艦ズムワルト(DDG-1000)の艦長ジェイムズ・カーク大佐に3月31日話を聞いた。同艦は次世代駆逐艦として建造される3隻の一号艦で米海軍の建艦史上もっとも高価な艦艇である。多くの新型装備を搭載しながら、乗組員は同規模の艦艇のいずれよりも最小となっている。ドーラン中佐から同艦長に操艦、船体、命名の由来に加え、海軍大学校からの質問が向けられた。なお、インタビューは同艦の命名式典(メイン州バスのジェネラルダイナミクス・バスアイアンワークス)に先立って行われた。 Have you decided on ship’s motto yet? 艦の標語はもう決まったのですか . Pax Proctor Vim (力による平和)としたよ。艦の力強い外観、兵装や発電容量の規模にぴったりだ。同じ標語はUSS Dewey (DLG-41)も採用していて、ここバスで建造されており、当時中佐だったエルモ・ズムワルトが命名している。ズムワルト家には代々受け継がれている家訓があるんだ。話はズムワルト大将が海軍作戦部長時代に実施した改革に対する批判が渦巻いていたときのことだ。提督は「どうやればいいのか」との質問に「学習しつづけるのみ」と答えている。こちらの砕けた表現の方が就役前の乗員にぴったりだと思う。仕事が多く、どうやって実現するかを自問すれば、前向きに学ぶことをつづけるだけとわかるからね。 ズムワルト提督は多くの面で先駆者でした。ひとつには海軍で初めて雇用機会の均等化を実現したことが知られていますね。その名前をとった本艦の乗員とともに艦長はこの伝統をどうまもりますか。 本艦の

DDG-1000ズムワルトは未来志向の新世代駆逐艦

21世紀の新型駆逐艦(といっても巡洋艦クラスですが)のズムワルト級一号艦がこのたび命名式をおえ、就役に一歩近づきました。以下海軍水上部隊部長が Navy Times に解説記事を寄稿していますので、その内容を見てみましょう。ただし同級は大幅に規模が縮小されて3隻しか建造されないのですがね。 USS Zumwalt: Building the Future BY U.S. NAVY – APRIL 17, 2014 POSTED IN: INSIDE THE NAVY , SURFACE By Rear Adm. Thomas Rowden , Director of Surface Warfare, N96 先週の週末にメイン州バスでエルモ・ズムワルト提督の遺児がシャンペンのビンをUSSズムワルト(DDG1000)の舳にぶつけ公式に命名を与え、21世紀の駆逐艦が米海軍の水上艦艇の新しい歴史を開いた。 エルモ・R・「バド」・ズムワルトジュニアは第19代海軍作戦部長(1970-1974年)で海軍最高位に着いた最年少の提督。ズムワルトは時代遅れの人事制度その他を果断に変革し、21世紀につながる海軍の基礎を作った。 その提督の名前を与えられた本艦は一般的な駆逐艦の概念に挑戦するものである。USSズムワルトは世界で最も革新的な軍艦であり、米国の建艦技術の進歩を反映している。 ズムワルト級誘導ミサイル駆逐艦DDG 1000が乾ドックから海上に引き出された。ジェネラルダイナミックス社バスアイアンワークス造船所 DDG1000ステルス駆逐艦3隻の一番艦であるUSSズムワルトは全長610フィートでこれまでどおりの制海任務や兵力投射の任務にあたる。船体はタンブルホーム型(喫水線より上が狭まる)で波浪を「貫通」しつつ敵レーダーに見つかりにくい。推進力は統合動力システムも備えたUSSズムワルトは米海軍の建艦史上最大の駆逐艦である。高性能技術による兵装と生存システムを備え、いかなる脅威にも対応可能であり今後数十年間にわたりその地位を維持する。統合推進力、高性能主砲、SPY-3レーダーとMK57発射装置を装備した同艦は米海軍が今後も各地で支配力を維持する意味で重要な存在だ。 統合推進力システムは全電動で全艦に電力を供給するほか

☆ ステルスに限界が見えたとき、電子戦機はどこまで頼りになるのか

これまでも取り上げてきましたが、海軍のEA-18Gは当面唯一の電子戦機としてその役割に空軍も期待しているようでこのままいけば、追加調達もすんなりと議会を通りそうです。ただ空軍と海軍の見解の相違、さらにボーイングとロッキードの主張にも相当の差があるようで、こんなことで本当に近い将来のA2AD環境への攻撃作戦が実施できるのか不安になってきますね。それにしても日本はこの分野で大きく遅れをとっていると思いませんか。まさかF-35があれば大丈夫と思っているのでしょうか。 Stealth Vs. Electronic Attack USNI News By: Dave Majumdar Published: April 21, 2014 6:19 AM Updated: April 21, 2014 8:25 AM F-35CライトニングII、エグリン米空軍基地(フロリダ州)にて、 2013年8月14日、写真 米空軍  接近阻止領域(A2AD)へはステルスと電子攻撃能力を組み合わせて対抗すると海軍作戦部長ジョナサン・グリナート大将 Adm. Jonathan Greenertが米海軍協会の年次総会(4月16日、ワシントンDC)で述べている。 「ステルスの先を見通すと、ステルス性だけでなく敵の電子電磁発信を制圧する性能のある航空機が必要だ」 グリナート大将が言わんとするのは電子攻撃だけでは米軍は将来の敵の防空網を突破できないということで、同じ意見が軍と業界筋から出ている。 同大将は「将来の米軍がすべてを制圧できるか疑わしいが、次世代ジャマーは将来の侵攻・撤収時に威力を発揮するだろう」と発言。 グリナート大将の発言は大方でボーイングが先週行った海軍連盟での展示内容を反映している。その席上で同社副社長マイク・ギボンス Mike Gibbons (F/A-18E/FおよびEA-18G担当)がステルス機には電子攻撃機の支援が必要と発言している。 「侵入時には一つの周波数帯へ対抗するだけでは不十分です。他の周波数帯で探知される可能性があるからであり、ここがカギです」とギボンスは説明。「グラウラーは全周波数に対応できるセンサーとジャミング能力を備えた唯一の機種で、攻撃機支援が可能です」