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★GW特集 オサマ・ビン・ラディン強襲作戦の裏側、七つの新事実

世界はどんどん進展しているのに日本は平和なことに連休です。連休中は少し軽めのニュースもお送りしましょう。第一弾はオサマ・ビン・ラディン強襲作戦の裏側です。 7 New Details About the Osama Bin Laden Raid Yesterday at 10:01 PM http://www.scout.com/military/warrior/story/1666536-7-new-details-about-the-osama-bin-laden-raid 西側世界で最も嫌悪されたテロリストがパキスタン・アボターバード強襲作戦で殺害されて五年たったが、新事実が浮かび上がってきた。ツィッターによるリークからオサマ・ビン・ラディンの五番目の妻の予想外の行動まで強襲作戦の七つの驚くべき超現実的な裏側を紹介する。 1. シチュエーションルームの食事はコストコのサンドイッチだった 大勢に食料が必要な時はまとめ買いが一番だ。 (Photo: Pete Souza, White House) 作戦の実況を見ようとシチュエーションルームに上級指導層が集まると、ホワイトハウスは画面を見ながら食べれるメニューとしてコストコのサンドイッチが最適と判断した。海軍SEALチームのロブ・オニールもオサマ・ビン・ラディンの遺体横でサンドイッチを食べたと伝えられる。 2. ツイッターが強襲作戦を最初にリークしていた ソハイブ・アタールはアボターバード在住のIT専門家でヘリコプターのホバリング音を聞きつけ、ツィッターに書き記すことにした。まさかもっとも悪名高いテロリストの殺害を狙った強襲作戦を実況で伝えていたとはつゆ知らなかった。 3. オサマ・ビン・ラディンのポルノ収集はテロ集団のお約束通り 強襲作戦を詳しく伝えたニューヨーカー誌によればオサマ・ビン・ラディンが集めていたようなポルノはテロ集団強襲作戦でよく見つかるという。特殊作戦部隊の将校によれば「みんな持ってますよ。ソマリア、イラク、アフガニスタンどこでも同じです」と述べている。 4. 極秘ヘリコプターは最初はハンマーで破壊された 強襲作戦で墜落したヘリコプターの尾部 Screenshot: YouTube/CBS News 作戦中に墜

中国の言論思想戦に対抗せよ 米議会に超党派法案提出

表向きは各国になっていますが、提出法案が中国に照準を合わせているのは明白です。言論の自由を盾に好き放題されることに我慢できなくなったというのが米国の心ある人たちの心情でしょう。一方、日本はどうでしょうか。いまだに能天気なイメージを中国にもつ議員もおり、非暴力の侵略や情報戦が日本に仕掛けられているという理解は低いのではないでしょうか。米議会でのこの動きには注目する必要があります。 Congress Attacks China's Propaganda Machine CLAIRE CHU Thursday at 11:16 PM http://www.scout.com/military/warrior/story/1664976-congress-attacks-china-s-propaganda-machine 米議会にロシア、中国の宣伝戦や「情報操作作戦」に超党派立法で対抗する動きが出てきた。 2016年度情報戦対策法 Countering Information Warfare Act (S.2692)が3月16日米上院へ提出され、外交委員会が審議中だ。提案したのはロブ・ポートマン議員(共、オハイオ)とクリストファー・マーフィー議員(民、コネティカット)で外国によるプロパガンダ活動や虚偽情報活動への対抗策を狙う。 法案の認識はロシア連邦や中華人民共和国含む外国政府が高度手段で総合的かつ長期的な活動を展開し情報操作や統制で自国の目標を追及しており、米国同盟各国の利益や価値観を踏みにじっているというもの。ロシアのプロパガンダに対抗する法案なら米国にこれまでもあったが、中国の活発な情報工作を対象とした法案はこれがはじめてだ。 人民解放軍(PLA)は心理戦、報道戦、法律論争を組みあわせ、情報工作の要素を加えて敵の情報統制機能を混乱させる(自国の機能は保全する)だけでなく国内外の意思決定に影響を及ぼす事を狙っており、これを軍事作戦の支援機能と位置付けている。情報工作は技術面で優れた米国のような敵の力を削ぎ、通常の軍事対立の範囲以上の効果を期待する。中国の伝統的な戦略では非暴力で勝利をおさめ戦闘せずに敵を屈服させるのが理想だ。 米国が高性能でネットワーク化された情報インフラに依存していることを考える

米サイバー軍はISISの指揮命令機能、財務機能をどう攻撃しているのか

ISIS向けサイバー作戦は相当の効果を出してきたようです。当然相手方も防衛対抗措置を取りますので、当面はいたちごっこでしょうか。でも資金源の遮断が効果を挙げれば活動も低調になっていくはずです。イスラムの教義でまとまった組織というよりも金銭でつながった利益集団と見るほうが正しいのかもしれません。 The Cyber Threat: Cybercom’s War on ISIS BY: Bill Gertz May 2, 2016 5:00 am http://freebeacon.com/national-security/cyber-threat-cybercoms-war-isis/ アシュトン・カーター国防長官と統合参謀本部議長ジョセフ・F・ダンフォードJr海兵隊大将 / AP       ペンタゴンが秘密のうちに実施中のイスラム国へのサイバー戦で追加情報が浮上した。 アシュ・カーター国防長官とジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長が米サイバー軍の作戦内容について質問を上院公聴会で28日受けた。 「目的はISILの指揮統制機能を妨害し、資金移動を妨害し、地元住民を恐怖で統治するのを妨害し、外部から戦闘員を募集するのを邪魔すること」とカーター長官は述べ「このすべてでサイバーを利用して実施中です」 ダンフォード議長からは「仮想隔離状態を作り出そうとしています」「地上作戦を補完し、特にISILが外部各地で展開を狙う作戦を対象にしています」と発言。 カーター長官は米国と有志連合軍の空爆作戦の裏でシリアとイラク国内でサイバー攻撃を行っていると述べた。「感触ですが直接の効果が生まれています。空爆と並行してインターネットを遮断しています」「近代戦では敵打破のために利用できる手段すべてを投入する必要があります」 二人とも作戦の詳細には触れなかったが、サイバー攻撃は1月に開始され秘密のベールに覆われたままだ。 バグダッドでは空軍少将ピーター・ガーステン(対ISIS軍事作戦および情報担当副司令官)が火曜日にサイバー作戦が「戦場に効果を」上げつつあると述べたが「詳細は最高度の機密情報だ」とした。「高度に調整された作戦であるとだけお伝えできます。デーシュへ照準を合わせており、損害を与える能力もこち

バルト海上空で再びロシア機が米軍機にバレルロールで挑発行為

Russian Su-27 barrel rolls on U.S. spyplane over the Baltic Sea. Once again. Apr 29 2016 - By David Cenciotti https://theaviationist.com/2016/04/29/russian-su-27-barrel-rolls-on-u-s-spyplane-over-the-baltic-sea-once-again/#disqus_thread Image credit: Crown Copyright 4月29日、ロシアのSu-27フランカー一機が米空軍RC-135の真上で「バレルロール」をした。米軍機はバルト海上空の国際空域で偵察任務に就いていたとCNNが報道している。 ロシア機は米軍情報収集機の横25フィートまで接近した後反転し、RC-135の反対側に抜けた。まるでトップガンのような曲芸は別のSu-27が同じバルト海で4月14日に里ヴェっとジョイント機を相手に行っている。 このような危険行為が米軍スパイ機とロシア戦闘機では世界各地で当たり前になってきた。今年1月25日にはRC-135が黒海上空でロシアSu-27フランカーの迎撃を受け、Su-27が過激な操縦を行ったためRC-135の操縦安定性に影響が出ている。昨年4月7日にはこれもSu-27がRC-135Uからわずか20フィートの地点を飛行する事態がバルト海上空で発生。また昨4月23日には米空軍RC-135Uコンバットセントが通常の偵察飛行をオホーツク海上空で行っていたところロシアSu-27が同機の航路を横切り距離は100フィート未満だった。 ロシアのフランカーがカリニングラードから離陸し「アクロバット操縦」をしかけるのが通例になっており、大人げない危険な行為である。■

★★A400M>エンジンギアボックス問題で深刻な遅延が発生している模様

この機体も相当当初の日程から遅れて費用もかさんでいるようですが、C-17を導入したほうが安上がりだったのでは。それをマレーシアが導入するというのはどういうことなんでしょう。日本も人のことは言っておられず、C-2の開発で苦労していますね。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Airbus Reports A400M Engine Gearbox Problems Will Cause Delays Pierre Tran , Defense News  10:32 a.m. EDT April 28, 2016 http://www.defensenews.com/story/defense/air-space/2016/04/28/airbus-reports-a400m-engine-gearbox-problems-cause-delays/83643340/ (Photo: Airbus Defence) PARIS — エアバスが巨額の財政損失に見舞われそうだ。A400M軍用輸送機のエンジンギアボックス問題が原因だと同社は4月28日に明らかにした。 「A400Mの生産引き渡しで深刻な問題があり、エンジンプロペラのギアボックスで新たに予想外の問題が発生したためだ」とエアバスグループのCEOトム・エンダースが第一四半期営業報告で述べた。「面倒だが解決方法をエンジンメーカーと探っていく」 エアバスはギアボックスの補修費用は「相当な金額」になるとみている。 「補修費用は完了時に上乗せするが、現時点で設計、技術、営業で全体像が見えず、費用面で大きな影響が出そうだとしか言えない」と同社は伝えている。 同社発表では50億ユーロ(57億ドル)がこの問題で費用に上乗せされる可能性があるとする。 解決方法の模索が進行中だと同社は発表。発注元と交渉も継続中で、引き渡し日程が変更となる。 A400MのエンジンメーカーはスペインITP、ドイツMTU、ロールスロイスとサフランの共同事業体だ。ギアボックスのメー

★★X-2の初飛行の意味はこう見られている

OPINION: Why Japan's X-2 fighter is more than a symbol of pride 29 APRIL, 2016 BY: FLIGHT INTERNATIONAL https://www.flightglobal.com/news/articles/opinion-why-japans-x-2-fighter-is-more-than-a-symb-424792/ Akira Uekawa 三菱重工業 のX-2が初飛行に成功したが、高性能戦闘用航空機の開発が続く北アジアで大きな一里塚になったのではないか。 X-2は実験機で実戦用ではないが、政府の万全な支援のもと日本産業界が着実に技術開発を進めてきた成果を体現した高性能戦闘機でステルス、推力偏向制御、センサー類や高性能エンジンを実用化している。 今回の成果はもっとも野心的な航空宇宙事業となる戦闘機開発につながるはずだ。同機にはF-3の名称がつくのだろう。 業界の経験則からこの事業は挑戦の価値があるが、高価なものになりそうだ。日本が国内開発した前作F-2は米国の支援を受けて ロッキード・マーティン F-16と類似した機体ができたが翼面積は25%広く、機体単価は三倍になった。 だが日本だけではない。中国も戦闘機二型式を同時に開発中だ。 このうちJ-20はロシア製エンジン双発で初飛行から6年が経過しているが、中国のブログによればいよいよ供用開始しそうだ。ただし、機体は黒く塗装されているものの本当に低視認性なのか不明だ。 また任務も不明のままだ。制空戦闘機としては機体が大きすぎ、長距離迎撃戦闘機として敵の重要な支援機材を攻撃するのが役目かもしれない。 FC-31はもっと謎に満ちており中国が同機にどこまで真剣なのか見えてこない。昨年11月のドバイ航空ショーで AVIC は前例のない報道会見を行い、海外各国に広く同機開発の費用分担を求めていた。 韓国はインドネシアが20%負担する形でKFXに取り組んでいる。 GEエイビエーション F414双発または ユーロジェット EJ200双発となる。2015年に中核技術の供与を米国が拒んだのは大きな痛手だが韓国は同機の成功を疑っていない。

★極超音速飛行>中国が滑空テストに成功したと報道がありますが.....

極超音速飛行はまだ未知の領域で、ミサイル防空体制を無効にするミサイルになるまではまだ時間がかかりそうですが、米国の開発が予算問題などでもたもたしているうちに中国に先を越されかねません。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------- China’s Hypersonic Glider Passes New Test POSTED BY: MATT COX APRIL 29, 2016 http://www.defensetech.org/2016/04/29/chinas-hypersonic-glider-passes-new-test/ The DF-ZF hypersonic glide vehicle. Photo: People's Daily Online. 中国が新型極超音速滑空体の第七回目飛行テストに先週成功していたことが人民日報オンライン版で紹介されている。 「DF-ZF」滑空体はマッハ5から10で飛行できるとしている。 中国での記事では米情報機関は中国がDF-ZFで「核弾頭を搭載しミサイル防衛システムを突破する」ことを恐れているとのWashington Free Beacon を引用している。 中国国防省報道官は中国が極超音速ミサイルの実験を2015年3月に行っていたことを確認しており、同実験では特定の国を標的にしたものではなく、あくまでも科学研究が目的だったと強調している。 米空軍も極超音速兵器開発で一定の成果を上げており、スクラムジェットの実験で成功を収めている。 2013年にX-51ウェイヴライダーの第四回目テストを行い、これまでで最長の飛翔時間を達成している。B-52から発射したロケットから分離したX-51はボーイング製で高度6万フィートまで上昇しマッハ5.1に加速して3.5分間飛行した後燃料切れとなり太平洋へ落下している。 X-51は9年間で3億ドルが投じられており、スクラムジェットで加速後、炭化水素燃料を取り込み、能動的な冷却効果を実証するのが目的だと空軍は説明している。通常のエンジンと異なりスクラムジェットあるいは超