スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

イラン侵攻に米軍が踏み切ればこうなる

What If America Invaded Iran? Why a War Would Not Be Easy. 米軍がイラン侵攻したらどうなるか。一筋縄でいかない戦いになる Invading Iran and dictating terms to an occupied Tehran would be one way to achieve regime change. However, the United States would struggle to directly overthrow the Islamic Republic regime through force of arms. イランを侵攻しテヘランを占領すれば政権変更の一つの方法だろう。しかし米国は武力によるイスラム共和国体制の放逐に相当苦労するはずだ。 by Robert Farley Follow drfarls on TwitterL November 5, 2018   Topic: Security   Region: Middle East   Blog Brand: The Buzz   Tags: Iran Middle East War Technology Regime Change https://nationalinterest.org/blog/buzz/what-if-america-invaded-iran-why-war-would-not-be-easy-3520 ト ランプ政権はイランが合同総合行動計画Joint Comprehensive Plan of Action (JCPOA)を遵守していないと断定する動きのようだ。ただしイランに違反証拠はない。JCPOAにかねてから批判的な向きは今回の動きは正しいと支援している。米政策が目指すのはイスラム共和国の終焉であり、テヘランの現政権の放逐である。現政権が存続を続けると二国間あるいは多国間合意でいくら制約を課しても中東の秩序を揺るがす動きが止まらず、公然非公然に軍事手段の行使もためらわなくなる。米国でこの立場をとるのが民主主義防衛財団のマーク・デュボウィッツやトム・コットン上院議員等である。イラン政権の変更を求める動きは中東にもあり、特にイスラエルとサウジアラ

中国空軍J-10の増強に要注意

Forget China's J-20 Stealth Fighter: The J-10 Is One Tough Jet J-20ステルス戦闘機に目を向ける間にJ-10の存在に注意が必要、相手にしたくない戦闘機だ Much like the U.S. Air Force with its mix of stealthy and non-stealthy fighters, the Chinese air force is developing a two-tier fighter fleet. Alongside a handful of radar-evading J-20s, Beijing is acquiring hundreds of more-conventional J-10s. 中国の戦闘機部隊が急速に増えているとはいえ、米国から見れば小規模かつ近代機材の比重は低い戦力だ。2018年時点の米軍には戦闘機2,800機があり、F-16だけで900機があり、F-22.F-35のステルス機も数百機となっている by David Axe Follow @daxe on TwitterL November 22, 2018   Topic: Security   Region: Asia   Blog Brand: The Buzz   Tags: China Military J-10 J-20 Air Force https://nationalinterest.org/blog/buzz/forget-chinas-j-20-stealth-fighter-j-10-one-tough-jet-36902 新 型J-20ステルス戦闘機に注目が集まりがちだが中国空軍は少しばかり性能が劣る戦闘機J-10の増勢に励んでいる。 米空軍がステルス機、非ステルス機の組み合わせを図るのと同様、中国空軍も二層構造で戦力整備中だ。レーダー波吸収機能があるJ-20は小規模調達だが通常型J-10は数百機規模で調達中だ。 単発単座のJ-10は 成都航空工業 の製品で初飛行は1998年、実戦配備開始は2003年だった。水平尾翼なしのデルタ翼、カナード翼が特徴の同機(全長51フィート)は失敗に終わったイスラエル戦闘機ラ

歴史に残る機体20 ロッキードP-38ライトニング

Hitler Hated This: Why Nazi Germany Feared the P-38 Lightning ナチ・ドイツがP-38ライトニングを恐れた理由 The hero of World War II? 第二次大戦で戦功を上げた機体といえるのか by Sebastien Roblin November 22, 2018   Topic: Security   Region: Europe   Blog Brand: The Buzz   Tags: P-38 Lightning World War II U.S. Air Force Nazi Germany Imperial Japan https://nationalinterest.org/blog/buzz/hitler-hated-why-nazi-germany-feared-p-38-lightning-36782 1 937年に米陸軍航空隊が新型迎撃機の提案要求で時速360マイルで短時間で高高度上昇可能な性能を求めた。ケリー・ジョンソンは当時は小企業で軍用機で実績のないロッキードの設計者で双発機でなければ要求は実現できないと計算をはじいた。 ジョンソンの提案内容は他社と全く異なっていた。アリソンV-1710水冷エンジン双発のYP-38では長い2つの胴体が尾翼でつながり、パイロットは中央部のポッドに座り武装は50口径機関銃4門と20ミリ・イスパノ機関砲1門だった。ターボ過給器が各エンジン上部につき高い上昇性能を実現し、実用高度限界を引き上げ、プロペラは逆回転でトルクを打ち消した。 P-38は高速飛行可能で時速395マイルを出し、航続距離も1,100マイルと長かった。しかし、機体構造が新奇のため欠点もあり、とくに急角度高速降下に陥ることで悪名を轟かせ実際に犠牲者もでている。エンジンは取扱がむずかしくパイロットは高度の訓練が必要だったが実際にそこまで技量を上げていたものは少ない。コックピットの温度調整が悪く、高高度で凍結し熱帯では酷暑に悩まされた。 こうした欠点のため英空軍はライトニング発注を取り消し、真珠湾攻撃後に参戦した米国が採用した。米戦闘機の中で唯一戦中通じて生産され計1万機が完成している。 P-38の単価は120千ドルで単

★YF-23はなぜ神格化されるのか

The YF-23 Stealth Fighter Won’t Save Us  YF-23では救われなかったはず Stop mythologizing Northrop Grumman's old airplane ノースロップ・グラマン製同機の神格化やめよう 1994年、NASAドライデン施設に到着したYF-23 NASA photo WIB AIR November 16, 2018 David Axe U.S. Air Force66 https://warisboring.com/the-yf-23-stealth-fighter-wont-save-us/ 1 994年以降飛んでいないステルス戦闘機実証型がここにきて存在感を強めている。 だがYF-23が再び脚光を浴びるのは米国の国防力を弱めかねない有害な神秘思考が裏にあるからだろう。 YF-23は ノースロップ・グラマン が空軍の高性能戦術戦闘機競作で提案したF-15後継機を狙う機材だった。 ノースロップは尾翼二枚、双発の実証機を二機製造し、 ロッキード・マーティン のYF-22実証機と競合し、1990年から1991年にかけ評価に臨んだ。1991年8月に空軍はYF-22を採択。ロッキード・マーティンはYF-22からF-22を開発し、2005年に実戦配備が始まった。 ノースロップはYF-23両機をNASAに寄贈し、その後機材は博物館入りした。両機がドライデン飛行研究センター(カリフォーニア州)まで飛行移動した1994年が最後のフライトだった。 それから二十年余たち、YF-23は「あのときもしも」の分野で人気を集める存在になっている。「専門家の中にはノースロップのYF-23の方が優れていたと主張する向きが多い」とカイル・ミゾカミが Popular Mechanics記事に書いている。「 F-23になっていればどんな姿だっただろうか」とデイヴ・マジュンダーが National Interest で問いかけている。 YF-23の仮想記事で究極の存在が The War Zoneの タイラー・ロゴウェイがデジタルアーティストのアダム・バーチとともに実戦仕様の「F-23A」想像図を見事なアートとして紹介した記事だ。 マジュンダー、ミゾ

次期大統領選用ヘリコプターVH-92のテストは順調に進んでいる模様

Next Presidential Helicopter Passes First Test Landing at White House 次期大統領専用ヘリコプターがホワイトハウス着陸テストに合格 By: Ben Werner November 20, 2018 1:41 PM https://news.usni.org/2018/11/20/new-presidential-helicopter-passes-first-test-landing-at-white-house シコースキーVH-92Aが2018年9月22日にホワイトハウスに着陸した。同機は次期大統領専用ヘリコプターとなり旧式化したVH-3DやVH-60Nと交代する。Naval Air Systems Command photo. 次 期大統領専用ヘリコプターの シコースキー VH-92Aがホワイトハウスへの着陸テストに成功したと海軍航空システムズ本部がUSNI Newsに伝えてきた。   9月22日、VH-92はナショナル・モール上空から進入しホワイトハウスの芝生に初めて着陸した。大統領専用ヘリコプター更新事業としてシコースキーは2014年に12億ドル契約を交付され、まず6機を製造し、オプションで別に17機を海軍が購入できる。 ロッキード・マーティン がその後シコースキーを買収している。 . 10年以上前の2005年にロッキード・マーティンは当時のライバルたるシコースキーを破り次世代大統領専用ヘリコプター調達の契約を獲得していた。しかし、遅延と予算超過のためVH-71事業は中止となり、あらたな候補探しが始まったのだった。 ワシントン記念塔を背景にホワイトハウスに着陸するシコースキーVH-92A。9月のテスト中に撮影。Naval Air Systems Command photo. 第二回目調達でシコースキーのVH-92A案が採用された。S-92が原型で、11カ国で国家元首輸送に用いられる実績が物を言った格好だ。VH-92導入で同じくシコースキー製のVH-3D、VH-60Nが更新される。運用は海兵隊が担当する。 今回着陸したのはNAVAIRに納入された初号機で、初期作戦能力獲得は2020年末となるが、機体製造は2023年までに完

イスラエルがF-15改良型導入を決めた>F-35整備と並行し補完戦力の実現を図る

IAF to supplement F-35 stealth jets with upgraded F-15 IA  イスラエル空軍がF-35の補完用に改良型F-15IAを調達へ In addition to continuing purchasing F-35 multirole stealth fighters, IAF decides to upgrade its dependable F-15 fleet with improved model capable of carrying 13 tons of explosives with advanced avionics. F-35導入しつつIAFはF-15改修型で兵装搭載量を13トンに引き上げ、高性能エイビオニクスも導入 Alex Fishman|Published:  11.19.18 , 17:12 https://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5409130,00.html F-15 IA (Photo: Boeing) イ スラエル空軍(IAF)から新型 F-15 IA を選定したとの公式発表があった。   導入は政府が承認済みで初号機は早ければ2023年イスラエルに到着する。一方でIAFはステルス攻撃機の調達も継続する。 F-15IAの性能は既存F-15をしのぐといわれる。IAFはF-15を1998年から稼働中。 新型F-15は航続距離が伸び、生存性が高くなり、エイビオニクスの性能を向上させている。兵装搭載量は13トンと他機種の追随を許さない。 F-15 IA は空対空戦で ミサイル11本を運用し、対地攻撃用に大型スマート爆弾28発を搭載する。 新型機はIAFが運用中の装備全種類を搭載可能でイスラエルが独自に開発したミサイル、レーザー兵器、電子光学装備他を含む。 F-15 IA (Photo: Yoav Zitun) 今回導入の機体はボーイングがカタール、サウジアラビア両国の空軍向けに開発したもので、当初は米空軍での採用も狙っていた。IAFは米空軍通じて調達し、イスラエル単独で調達させない形になっている。 これはF-35ス