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PLANの実力を測るには演習方法に注目すべきだ 海軍組織の作り方

海軍の組織、人員、装備、熟練度を考えると一人前の組織が生まれるのに数十年かかるとしても、現時点では米海軍がまだ優位ですが、それでも西太平洋で米海軍が勝利をおさめるのは容易ではないならば、あと30年たつとどうなるのでしょうか。それまでに中国経済が持てばの話ですが.... How China's Navy Is Preparing to Fight America if War Comes  中国海軍の対米戦準備はどこまで完了しているのか Beijing has long struggled with unrealistic training not suitable for combat — now that’s changing.  これまで非現実的な訓練に明け暮れていた中国の状況は変わりつつある by Robert Beckhusen February 21, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: Military Technology World China Navy https://nationalinterest.org/blog/buzz/how-chinas-navy-preparing-fight-america-if-war-comes-45287 人 民解放軍海軍(PLAN)には実戦経験がなくグローバル規模で米海軍に挑戦しても勝つ希望は持てない。米海軍は技術以外の各方面でも中国を凌駕している。 米海軍人員は優れた訓練を受けており、その知見がはるかに実際的なので武力衝突の際に効果を発揮するはずである。 だがそれで完結するわけではない。中国はゆっくりだが着実に訓練方法を変えつつあり演習方法でも同じで米海軍より危険な状況に意図的に人員をさらすこともあり、従来のトップダウンかつ野暮ったい方法論に手を入れている。 言い方を変えれば中国は実戦の準備をしている。これは米国には心配となる話題で、中国との限定地域紛争に勝利できず、あるいは行き詰まる状態を米国は覚悟している。 以上の論調で米海軍のデイル・リーレイジ大佐が米海軍協会機関誌Proceedingsに寄稿している。大佐は太平洋艦隊の情報部長で、中国軍の実態に詳しい。

フランス海軍原子力空母ド・ゴール空母戦闘群は3月に本国出港

フランスを3月に出港し途中各国と訓練しながら太平洋で日本近くに到達するのは4月末でしょうか。香港寄港は無理と思われますので日本へやってくる可能性もありますね。また左巻きな人たちが反対の声を上げるのでしょうか 。 France's Only Aircraft Carrier Is Back in Action (And Headed Asia) フランス唯一の空母が現役復帰し、アジアへやってくる The French navy's only aircraft carrier is back in action following an 18-month, $1.5-billion overhaul that compelled French aviators to practice aboard an American flattop.フランス海軍唯一の空母は18ヶ月15億ドルの大改修を終え現役復帰する。この間はフランス航空部隊要員は米空母で技量を維持していた。 by David Axe Follow @daxe on TwitterL February 25, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: France Aircraft Carrier Navy U.S. Navy Military Technology https://nationalinterest.org/blog/buzz/frances-only-aircraft-carrier-back-action-and-headed-asia-45592 フ ランス海軍で唯一の空母が工期18ヶ月15億ドルの大修理を終え復帰する。フランス航空部隊はその間米空母で技量を維持していた。 フランス海軍は排水量42千トンの原子力空母シャルル・ド・ゴールを2018年11月にフランス調達機関 Direction Générale de l’Armementから受領した。 「大修理近代化改修はフランス南部ツーロンで行われ戦闘システム、航空整備施設、艦体を対象にした」とJane'sは報じていた。 『新装備の長距離3D航空探知レーダーほか高性能航法レーダー、ネットワークのデジタル化

F-15Xが必要な理由を米空軍退役大将が説明しています

記事を前にF-35支持派等に困惑と疑問が広がっているようですが、以下退役空軍大将の論調には一定の説得力がありますのでご覧ください。一部読者のご指摘にあるようにF-15Xと航空自衛隊はつながりが薄いように思えますが、今後F-15Xが中進国等に普及する可能性もあり、F-15は100年近く供用されるかもしれません。 Why the Air Force (As In the F-22 and F-35) Needs Boeing's F-15X Fighter  米空軍がボーイングF-15X戦闘機を追加する理由 Unfortunately, today’s fighter force mix, despite increasing numbers of F-35s over time and upgraded F-22s, will likely not be enough to meet future needs. America needs the F-15X. 残念ながら現行の戦闘機ミックスでは将来のニーズに対応できなくなる。アメリカにはF-15Xが必要だ by Frank Gore February 21, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-15X Military Technology World F-35 F-22 https://nationalinterest.org/blog/buzz/why-air-force-f-22-and-f-35-needs-boeings-f-15x-fighter-45197 ア メリカの安全は航空戦力にかかっている。航空戦力は抑止力の裏付けであり、抑止力が機能しない場合は最小限の犠牲で勝利をおさめる選択肢を政策決定層に提供する。 米航空戦力の中核は戦闘機部隊だ。歴史を見れば戦闘機の開発から独特な部隊構成や戦術が作られてきたとわかる。現在の技術水準や作戦構想 (CONOPs)、戦術・技法・手順  (TTPs)により米戦闘機の戦力は非常に高い水準に上り詰めた。 米空軍には第4世代、第5世代の戦闘機が在籍する。第4世代機にはF-15、F-16、A-10があり高性能かつ部隊の中心的存在だ。第4世代

中国が南シナ海で有事想定の総合演習を一ヶ月にわたり実施した

沖縄では赤土がどうのこうのという話もでていましたが、史上最大規模と言って良い南シナ海での自然環境破壊についてなぜあれだけ沖縄の自然にうるさいみなさんは黙ったままなのでしょう。不思議な話です。今回の演習で注目されるのはロケット軍の動きで、核部隊と通常型部隊を分ける動きのようにも見えます。 China just finished a month of unannounced drills in the South China Sea to test its wartime command system 中国が一ヶ月に及ぶ無通告演習を南シナ海で終了し有事の指揮統制システムをチェックした Liu Zhen, South China Morning Post https://www.businessinsider.com/china-drills-in-the-south-china-sea-to-test-wartime-command-system-2019-2 誘導ミサイル駆逐艦ハルビン Harbin. AP Photo 中国が海軍、空軍、ミサイル部隊による各種演習を南シナ海・西太平洋で展開した .一ヶ月に及ぶ演習では実弾発射も実行した 演習では予めシナリオを準備せず、事前通告もなく有事を意識している 中国が南シナ海で一ヶ月に及ぶ演習を展開し、海軍、空軍、ミサイル部隊を動員した。 軍事観測筋によれば演習では人民解放軍は指揮統制システムをテストし、南シナ海方面でのミサイル防衛を強化する狙いがあったという。 同海域は世界有数の通商航海路であり中国、ヴィエトナム、フィリピン、台湾、マレーシア、ブルネイの領有権主張が入り交じる。 演習には中国最新鋭艦も加わったと南海艦隊が声明を出し、誘導ミサイルフリゲート 运城 Yuncheng、揚陸ドック型輸送艦長白山Changbaishan、補給艦 洪湖 Honghuを指している。 油槽艦 洪湖 Hongzehu. U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Ben A. Gonzales 実戦を再現した今回の演習では事前シナリオを使わず予告もださず、指揮命令はずべて実戦時の手順に沿って行

F-15XとF-35の投入は最強の組み合わせになり相互補完で敵を排除する 

Killer Combo: The Stealth F-35 and New F-15X Joining Forces in the Sky ステルスF-35と新型F-15Xの合同部隊は空の殺人者になる The ultimate dynamic duo? Could this happen? 究極の組み合わせになるのか。実現するのか。 by Charlie Gao February 23, 2019   Topic: Security   Blog Brand: The Buzz   Tags: F-35 F-15X U.S. Air Force Air Combat Air War https://docs.google.com/document/d/144QLjAsWClxOex-4pnB8E0KpPpdL96uuhuk3XdJhoZM/edit# 1 月に今年のレッドフラッグ演習が始まり、USAF以外にも協力国部隊が現実を反映した空対空戦闘シナリオ各種に投入された。 同演習は「可能な限り現実に即した空対空戦闘」と理解され空対空戦術や技量の錬成機会としてUSAF搭乗員の役に立っている。F-35A戦闘機部隊も一部参加した。 注目されるのは今年のレッドフラッグでは従来以上に「厳しい」環境を想定し米国が完全な航空優勢を維持できない想定で、超大国あるいは大国相手の航空戦で最新の防空機材、防空装備を想定して展開した。 F-35はそのような環境を想定して生まれた機材だがどう活躍したのだろうか。 388戦闘航空団の広報資料に片鱗が伺える。F-35Aは旧型機を上回る活躍をしていたとある。 もっともはっきりした事例を388の作戦グループ指揮官が口にしている。F-35養成課程を出たばかりの若手パイロットが大規模ジャミングの中で敵を探知できたのに3千時間のベテランパイロットはできなかった。このパイロットは第4世代機を飛ばしていた。 作戦上の理由から詳細内容は不明だがF-35A搭載のEOTSあるいはDAS標的照準装備がレーダーをジャミングして探知されずに進んで来た敵を視覚的に探知した。 F-35が編隊の「目」となったと広報資料で強調しているが、F-35搭載のレーダーや光学センサーが最高性能を有することを考えるとそのとお