7月11日、CENTCOMはイランへ第三波空爆を実行。イラン革命防衛隊が海峡通過中の貨物船を攻撃したため―IRGCは各国がイランの通達を真剣に守ってくれないため焦っている

イランが海峡で攻撃を実施し、米国が第3波の空爆を実施
US launches third round of strikes after Iran announces strait closure
The Hill
2026年7月11日 午後8時31分(米国東部時間)
米中央軍(CENTCOM)によると、米軍は土曜日、ホルムズ海峡でイランがコンテナ船を攻撃したのを受け、イランに対する第3弾の空爆を実施した。
イスラム革命防衛隊(IRGC)が、同海峡を「無許可の航路」で通過したとしてキプロス船籍のコンテナ船「GFSギャラクシー」を攻撃した後、この重要な石油貿易の要衝を閉鎖するとイランが発表した。
CENTCOMソーシャルメディアで公開した声明の中で、乗員1名が行方不明となっており、同船の機関室は「甚大な」損傷を受けたと述べた。
「イランは、商船への以前の攻撃について責任を問われ、了解覚書(MOU)の順守を示す機会を与えられていたが、再びこれを果たせなかった」と、同司令部は述べた。
「米国はこれに対し、、海峡を自由に航行する民間船員や商船を攻撃するイランの能力を引き続き弱体化させることで、イランに多大な代償を課す」と声明は続けた。「攻撃は、最高司令官の指示の下で実行されている。」
ピート・ヘグセス国防長官は、CENTCOMの声明に対し、厳しい警告を伴う反応を示した。「イランは誤った選択をした。その代償を払うことになる」と、ヘグセスはソーシャルメディアの投稿で述べた。
英国海事貿易作戦センター(UKMTO)は、土曜日の夕方の最新情報で、GFSギャラクシーの乗組員が救命ボートで避難したと発表した。
「当局は引き続き調査中。各船舶には、航行に際して注意を払い、不審な活動があればUKMTOに報告するよう勧告する」と、同海事当局は述べた。
アラブ首長国連邦(UAE)の国家緊急事態・危機・災害管理庁は土曜日夕方、同国の防空システムが「ミサイルの脅威に対処中」と発表した。「安全な場所に留まり、警告や最新情報については公式の情報を参照してください」と同庁は、ソーシャルメディアを通じた警報の中で述べた。
これらの新たな攻撃は、数ヶ月に及ぶ紛争を終結させるための米国とイラン間の交渉の見通しに暗い影を落としている。今週初め、停戦合意の違反疑惑をめぐり、双方は交戦した。
水曜日に予定されていた第2弾の空爆に先立ち、トランプ大統領はイランへの「大規模攻撃」をほのめかし、両国間の枠組み合意は「終わった」と述べた。
「もう彼らとは関わりたくない。彼らはクズscumだ」と、トランプ大統領は今週初め、記者団に語った。■
この記事は2026年7月11日午後10時53分に更新されました。
IRGCの抗戦派が存在する限り、ホルムズ海峡は安全にならない。抗戦派は、イランイスラムカルト教団の最高指導者と思われるモジタバにより支持され、また、モジタバを支えている。
返信削除イラン内部で、抗戦派と現実的な考えを持つグループの間で権力闘争が行われているとの報道があるが、期待すべきでない。抗戦派がイラン軍により圧倒されるほど弱体化しない限り、政変は起きない(むしろ、現実派を制圧する可能性の方が高い)。
よってIRGCと米軍の相互応酬が当分続く。有効なのはイスラエルの倫理的に問題が残る個人を標的にした空爆テロかもしれない(ハメネイ空爆もイスラエルが行ったと推測している)。モジタバは、米国とイスラエルに対する「復讐」を誓ったそうだが、同時にイスラエルの引き金を引いたことになる。また、米国の経済制裁も、当分続く。
いずれにしてもイランの抗戦は、長くは続かない。
それにイランによる海峡管理は、長期的には湾岸諸国のペルシャ湾の利用を避けるパイプライン増設等の対策を促し、その結果、海峡の重要性が減り、むしろイランの石油輸出の脆弱性が露わになるだろう。イラン海域に少々機雷を設置すれば、掃海能力の乏しいイランには致命的になる。時間の経過は、イランの味方ではない。
イランをもっと弱体化させたいトランプにとって、抗戦派の行動は、都合の良い口実になるだろう。
これでトランプが望む「中露枢軸」の弱体化がさらに進み、あとは、CCP中国を強く抑止しつつ、衰弱させ、立枯らせるだけだろう。