V-22 Experiment On Carrier Shows Increased Flexibility Over C-2 In COD Mission
By: Megan Eckstein
August 18, 2016 5:34 PM
https://news.usni.org/2016/08/18/v-22-experiment-carrier-shows-increased-flexibility-c-2-cod-mission
- 米海軍が目指す次期空母運用輸送機(COD)へのMV-22オスプレイ投入の準備が進んでおり、運用上の柔軟性とともにu運用上で大幅省人化が実現すると海軍航空のトップが期待している。
- 海軍航空戦力の指揮官マイク・シューメーカー中将は固定翼機中心の空母航空部隊でV-22の運用実証をおこなったところ非常に良好な結果が得られたと語っている。
- 2015年1月に海軍は長年供用してきたC-2グレイハウンドに変わり、オスプレイをCMV-22Bとして海兵隊仕様をもとに採用した。燃料タンクを増設し、長距離通信制能とともに機内乗客むけのPAシステムを搭載する。この決定で一部からオスプレイの貨物搭載量、航続距離や飛行高度で懸念する声が出た他、固定翼機運用に慣れた運用が混乱しないかとの声が出ていた。
- シューメーカー中将は戦略国際問題研究所と米海軍協会共催の場でこうした懸念は的外れと断言している。
- 運用実験の終わりになり、USSカール・ヴィンソン(CVN-70)の乗員はオスプレイの着艦から貨物運び出しが20分で完了でき、貨物搬入送り出しは30分で済むと体感した。これなら多くの航空機を発艦着艦させる通常の空母運用に自然に受け入れできる。
- 貨物取り扱いが迅速なだけにとどまらず、V-22ではC-2と比べて大幅な省人化運用が可能だとシューメーカー中将は述べた。蒸気カタパルトは不要で、「オスプレイ離着艦には6名で十分対応できるのに対し、現行CODでは40名が必要で、運用上は大きな差が生まれる」
- さらにオスプレイは夜間着艦が可能だが、C-2は夜間運用はしていない。このためV-22は昼夜関係なく運用でき、しかもカタパルトや拘束ギアは不要だ。
- ただしV-22機内はC-2よりやや狭いことはシューメーカー中将も認め、貨物や人員輸送量がやや低くなるが、「オスプレイの機内座席・貨物用スペース変更は迅速に可能で、C-2とは違う」という。
- 「長距離性能型としてCMV-22が実現すれば、C-2の航続距離を上回る1,100マイル超の飛行距離が実現するでしょう」
- そうなると「貨物や人員輸送力を犠牲にしても、運用に柔軟性がつくオスプレイは望ましい選択」だという。■
Navy's Osprey Will Be Called CMV-22B; Procurement To Begin In FY 2018
In "Aviation"
About Megan Eckstein
Megan Eckstein is a staff writer for USNI News. She previously covered Congress for Defense Daily and the U.S. surface navy and U.S. amphibious operations as an associate editor for Inside the Navy.
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