E-737は6機になり韓国空軍の状況認識能力が向上し、情報収集と空軍機の統制機能が引き上げられる。同様の機材を保有しない北朝鮮へ抑止力となる。
また防空識別圏の監視能力も向上し北東アジアの空で安全保障問題が深刻化する中で意味がある。
「以前からAEW&C機材の拡張案はあったが、今回は『確認』されて長期調達案の一部となった」と政府筋は匿名を条件に話してくれた。
同筋は調達の予定期限に触れなかったが長期案とは通常5年を指し、予算手当をしている。
今回の動きは南北間の緊張が高まっている中で北朝鮮が第五回目の核実験に9月9日踏切り韓国・米国への先制攻撃を警告しているでのこと。
E-737増強で韓国は常時空中待機が可能となる。
韓国へのピースアイ初号機引き渡しは2011年9月のことで、翌年までに四機が供用されていた。
各機はLバンド多用途電子スキャンアレイレーダーを機体上部フィンに搭載し360度全周で最大1,000機の航空機を監視する他、海上捜索も可能。ボーイング737旅客機を改造した同機は10時間まで滞空可能で特に低空飛行中の機体の探知に有効だ。韓国空域へ低空で侵入し朝鮮半島の山地地形を利用した侵攻が危惧されている。
E-737は韓国の他にオーストラリアとトルコでも供用中だ。■
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