2025年10月17日金曜日

ジェネラル・アトミックス=ハンファが韓国でグレイイーグル無人機を生産へ(Breaking Defense)

 

ジェネラル・アトミックス=ハンファが韓国でグレイイーグル無人機を生産へ(Breaking Defense)

両社は共同開発・生産するグレイイーグルの初飛行を2027年に予定している

GA-ASIのモハーベUAS STOL実証機は、2023年8月1日にカリフォーニア州エルミラージュ近郊の未舗装滑走路で離着陸複数回に成功した

AUSA 2025 — ジェネラル・アトミックスと韓国のハンファ航空宇宙は、グレイ・イーグル無人機の短距離離着陸(STOL)型を共同開発・生産する契約を締結した。最終目標は韓国に同機の生産施設を設立することだ。

本日、米国陸軍協会(AUSA)会議の展示会場で調印された本契約に基づき、両社は量産モデルに準ずるドローンを製造する。初飛行は2027年、納入は2028年を予定している。作業は直ちに開始され、契約時点で顧客は発表されていないものの、両社はグレイイーグルSTOL型を米国防総省と韓国国防省に販売する意向であると、共同プレスリリースで表明している。

両社はグレイイーグルの製造・最終組立のため韓国に生産施設を設立する。ミッションシステムの最終統合はジェネラル・アトミックスが引き続き担当する。初号機については両社が生産工程を分担し、ジェネラル・アトミックスはカリフォーニアで、ハンファは韓国国内の施設で作業を行うと、ジェネラル・アトミックスの広報担当者C・マーク・ブリンクリーは本誌に語った。「当社は複数の潜在顧客と協議中であり、生産ラインの立ち上げと最初の量産機代表機の製造と並行して新規受注が入ると見込んでいる」。

ジェネラル・アトミックスは2021年にグレイイーグルの短距離離着陸(STOL)型を発表し、以来「モハーベ」と呼ばれる試験機を複数の実証飛行で運用してきた。ある飛行では、韓国沿岸沖を航行中の韓国海軍強襲揚陸艦「ROKSドクト」からモハーベを運用した。

「韓国と米国でのGE[グレイイーグル]STOL共同生産は雇用を創出し、ハンファが関連分野の人材を確保する助けとなる。同時に国内(韓国)の無人航空機産業エコシステムを育成する」とハンファ航空宇宙のJae-il Son社長兼CEOは報道発表で述べた。「ハンファは、戦闘機エンジンからレーダー、航空電子機器に至るまで、設計から生産、保守までを一貫して遂行できる総合的な無人航空機システム企業になる準備が整った」と述べた。

両社は「このプロジェクトに投資し、韓国で開発および生産能力を構築することに全力を尽くす」と、GA-ASI のデイブ・アレクサンダー社長は述べた。■

General Atomics, Hanwha to produce Gray Eagle drone in South Korea

The companies intend for their jointly developed and produced version of the Gray Eagle to first fly in 2027.

By Valerie Insinna on October 14, 2025 11:00 am

https://breakingdefense.com/2025/10/general-atomics-hanwha-to-produce-gray-eagle-drone-in-south-korea/


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