2025年12月8日月曜日

スペースXのスターシールド通信装置を搭載した初の機材は新型「マリーンワン」となるVH-92となった(Aviation Week)

 VH-92 Credit: U.S. Navy

VH-92

Credit: U.S. Navy


新型「マリーンワン」がスペースXのスターシールドを搭載した初のヘリになった(Aviation Week)


海兵隊は、SpaceXのStarshield(地球低軌道インターネット・システム「Starlink」の軍用版)をシコースキーVH-92大統領専用ヘリコプターに導入し、同システムを搭載した世界初のヘリコプターとなった。

 スターシールドの統合は、海兵隊がVH-92のミッション・コミュニケーション・システム(MCS)の開発に苦労した後に行われた。長期にわたる開発プロセスを経て、MCSは国防総省の運用試験評価局長によって2023年報告書で運用上有効であると宣言された。

 VH-92は2024年8月、ニューヨークで当時のジョー・バイデン大統領を乗せた初の「マリーンワン」ミッションを飛行した。シコースキーは同月、23機目にして最後のVH-92を海兵隊に引き渡したと発表した。

 スターシールドがVH-92に配備されたというニュースは、4月28日の海軍航空システム司令部(NAVAIR)のプレスリリースで発表された。 リリースによれば、スターシールドは "システム性能は目標を366.25%上回り、既存の能力を18,550%向上させた "とある。

 NAVAIRは、F/A-18スーパーホーネットやE-2Dホークアイを含む一連の航空機にStarshieldを展開している。■


New ‘Marine One’ Becomes First Helo With SpaceX Starshield

Brian Everstine April 30, 2025

https://aviationweek.com/defense/aircraft-propulsion/new-marine-one-becomes-first-helo-spacex-starshield


ブライアン・エバースティン

ブライアン・エバースティンは、ワシントンD.C.を拠点とするAviation Week誌のペンタゴン担当編集者である。



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