9.11のアメリカ同時多発テロの余波を受け、国家情報長官(DNI)という役職が、アメリカ情報コミュニティをまとめるため創設された
Director of National Intelligence Tulsi Gabbard
国家情報長官トゥルシ・ガバード
職責
9.11アメリカ同時多発テロ事件の余波で、国家情報長官(DNI)という役職が、NSA、DIA、NGA、NRO、CIAを含む18の機関・組織からなる米国情報コミュニティーの溝を埋めるために創設された。
トランプ大統領の第1次政権で閣僚級に昇格したDNIは、数十億ドル規模の国家情報プログラムと軍事情報プログラムなどを管理している。
発言
「あまりにも長きにわたり、欠陥のある、不十分で、あるいは武器化された諜報活動は、コストのかかる失敗を招き、我が国の国家安全保障と憲法に謳われた神から与えられた自由を損なってきた」 とガバードは公聴会で、「情報機関の政治化に終止符を打つ」と述べた。
優先事項
「私は、ODNI全体の効率性、冗長性、有効性を評価し、それに対処することで、人員と資源の焦点を国家安全保障という中核的使命に確実に当てるよう努力する」とガバードは公聴会で述べた。
軍歴
ガバードはオクラホマ州タルサにある1-354連隊の大隊長として、オクラホマ州、ミズーリ州、アーカンソー州の兵士を指揮する米陸軍予備役として勤務している。
2003年にハワイ州兵に入隊して以来、州兵または陸軍予備役として軍に勤務。主な派遣先は以下の通り:2008年から2009年までハワイ州兵としてクウェート、2004年から2005年までハワイ州兵として医療部隊でイラクに赴任。その後、クウェートで憲兵小隊を率いた。
功労勲章、陸軍殊勲賞など受賞。
政治/職業経歴
2024年、ドナルド・トランプ候補(当時)を支持し、2年間在籍したアメリカ無所属党に終止符を打ち、共和党に入党。
2020年、民主党の大統領候補指名に立候補するも落選。
2013年から2016年まで民主党全国委員会副委員長。
31歳で米下院議員に選出され、2013年から2021年まで4期務め、ハワイ州議会第2区を代表。
2010年ホノルル市議会議員に当選。2012年にハワイ州議会下院第2区から出馬し当選するまで務める。
2002年、21歳でハワイ州議会議員に当選。イラク派遣のため辞職する2004年まで務める。
学歴
2009年、ハワイ・パシフィック大学経営学部卒業。
アラバマ陸軍士官学校の加速士官候補生学校。2007年に卒業し、ハワイ陸軍州兵少尉に任命される。
経歴
1981年4月12日、アメリカ領サモアでマイクとキャロル(旧姓ポーター)・ガバードの間に生まれた5人兄弟の1人。生後まもなく一家はハワイに移住。
ガバードは、ハワイ州教育委員会の委員を務めた教育者である母親のヒンドゥー教の信条を受け継いだ。父親のマイク・ガバード上院議員はハワイ州上院議員(民主党第21区)。
2015年に撮影監督のエイブラハム・ウィリアムズと結婚。
Who’s Who in Defense: Tulsi Gabbard, Director of National Intelligence
In the aftermath of the 9/11 terrorist attacks on America, the position of Director of National Intelligence, (DNI) was created to close the gaps in the US Intelligence Community.
on July 03, 2025 at 8:33 AM
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