2026年6月17日水曜日

ドイツ海軍がMQ-9Bを導入し、P-8ポセイドンと連携運用しロシア潜水艦の探知追尾を行う

 

ドイツ海軍はMQ-9Bシーガーディアン無人機の初号機を2028年に受領する(ドイツ連邦軍)

ドイツ海軍はP-8とMQ-9ドローンを連携運用しロシア潜水艦を監視する

‘The threat is there’: Germany to pair P-8s with MQ-9 drones to keep an eye on Russian subs

「MQ-9Bは、我々がP-8と共同運用する最初の(無人)システムとなる。これらのシステムを航空機と緊密に連携させるのが狙いだが、段階的に進めていく」と、ドイツ海軍航空司令部のブロダー・ニールセン大佐は述べた。

https://breakingdefense.com/2026/06/the-threat-is-there-germany-to-pair-p-8s-with-mq-9-drones-to-keep-an-eye-on-russian-subs/


ベルリン発 — ドイツは、北欧海域におけるロシア潜水艦の監視を目的にP-8A対潜哨戒機とMQ-9B無人機を組み合わせた有人・無人チームを運用する計画であると、軍高官が述べた。

「脅威は確かに存在する」と、ドイツ海軍航空司令部のブロダー・ニールセン大佐は木曜日にベルリン航空ショーで記者団に語った。「自分のすぐそばに正体不明の潜水艦が潜んでいるのは誰も望まないだろう。……ロシア潜水艦がどこにいるか、把握しておいたほうがよい」

ニールセン大佐はさらに、ロシアの潜水艦による脅威が高まると予想しており、欧州諸国はこの動向を注視していると付け加えた。4月、ドイツは初めてボーイングP-8Aポセイドン海上哨戒機をスコットランドに展開し、英国空軍(RAF)と北大西洋で共同哨戒を行い、ロシア潜水艦活動を追跡した。

ニールセン大佐によると、この展開は2024年に署名された「トリニティ・ハウス協定」に基づき実施されたもので、ドイツのP-8Aを英国空軍ロッシーマス基地へ随時派遣し、同基地の英国ポセイドン部隊と共同作戦を行えるようにする。ドイツはP-8Aを8機発注しており、昨年1号機を受領した。

さらに同国は1月、ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズとMQ-9Bシーガーディアンを8機調達する契約を締結しており、最初の納入は2028年を予定している。

「MQ-9Bは、我々が運用する最初の(無人)システムとなる。構想としては、これらを航空機と緊密に連携させて運用することだが、段階的に進めていく」とニールセン大佐は述べ、海軍ではP-8と無人システムを併用した運用をまだ試みていないため、この組み合わせの運用化には時間がかかると指摘した。

ジェネラル・アトミックスのデイブ・アレクサンダー社長は本誌に対し、対潜戦能力を備えたMQ-9Bについて、同社と正式に契約を結んだ最初の国はドイツであると語った。

同社幹部は、ドローンとP-8Aによる有人・無人チーム運用における潜在的な活用事例について詳しく説明した。P-8Aは、潜行中の潜水艦の追跡を支援するソノブイを100個以上搭載・投下することができる。

「P-8がソノブイの敷設を行う間、MQ-9Bでその上空を飛行し、継続的に監視を行うことができる。これにより、P-8は空中給油のために離脱する時間を得られる。必要であれば、2日間飛行し続け、そのエリアを監視し、視認情報を提供し、航跡データを収集するISR能力を提供できる」とアレクサンダーは述べた。

敵潜水艦がソノブイの敷設位置を突き止めた場合、ドローン自体から追加のブイを投下し、P-8をバックアップとして呼び出すことも可能だと彼は付け加えた。

ドイツは2030年までにMQ-9Bの全機を受領する見込みだ。■


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