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2018年4月27日金曜日

シリア空爆は北朝鮮攻撃の予行演習になるのか




金正恩が見え見えの核実験凍結等の発言をしてすぐ反射的に喜んだのは韓国与党勢力でした。韓国の野党や日本は冷たい見方をしていましたが、今や金正恩に核兵器放棄の意図が全くないことが明らかになり、世界はあきれているのが現実です。ただこの記事にあるシリア攻撃が北朝鮮を頑なにさせているとの見方はどうでしょうか。来るべき米朝会談が決裂し、金正恩をなびかせることが出来なくなった米国が北朝鮮を攻撃する可能性が減る可能性はないでしょう。つまり、朝鮮半島の危機は緩和されることはないと見ます。今年上半期の動向が重要です。



Syria: A Preview of What Is to Come in North Korea? シリア空爆は北朝鮮にこれから起こることの予告編だったのか



April 22, 2018


先週の米英仏協調によるシリア国内化学兵器施設三か所への攻撃には明白な目的があった。サリンや塩素ガスを使用したバシャル・アル-アサド政権にはっきりと警告のメッセージを送ることだった。作戦自体は限定的ながら精密に攻撃対象を選び、死傷者は一人も発生していない。作戦完了後にジェイムズ・マティス国防長官は報道陣に今回のミサイル攻撃は「一回限り」でアサド二個例以上の化学兵器使用に向かわせないことを目指したと強調した。

今回はアサドを狙った攻撃だったが、事態の進展を注視していたのはアサドだけではなかった。トランプ大統領が今回の武力行使に踏み切った背景にもっと大きな構図があり、アサドはわき役に過ぎないとの見方がワシントンにある。タカ派の色彩が濃いワシントンのシンクタンクには今回のシリア攻撃にはアサドへの懲罰以上の意味があると指摘する向きがある。国際社会に北朝鮮の金正恩にホワイトハウスの言動に深刻に対応させる意味があることを示したというのだ。

ジョージ・W・ブッシュ政権でスピーチライターだったアメリカンエンタープライズインスティチュートのマーク・ティーッセンMarc Thiessenがワシントンポストに寄稿している。「シリアでの見せ場でトランプには北朝鮮のみならず駐豪へもメッセージを送り金正恩政権にも方向転換を迫り、今回の事例が示すように言葉の脅かしはこけおどしではないと分からせようとした」

残念ながらティーッセンの指摘は最良の場合のシナリオではない。トランプ大統領は北朝鮮指導部の足元にメッセージを送ったが、病的なまで偏執狂の金正恩はワシントンの専門家が期待するような形に受け止めていない。トランプに今後始まる北朝鮮相手の核交渉を有利にさせるのではなく、アサドへの空爆で北朝鮮には核兵器を交渉対象とすべきではないと考えさせたのではないか。シリアの首都近郊にミサイルの雨が降ったことで北朝鮮首脳部は核兵器廃棄を材料に交渉してはまずいと考えたはずだ。シリア首都近郊にミサイルの雨が降ったことで北朝鮮には核兵器および運搬手段がなければさらに危険な立場に追いやられると確信したはずだ。

では北朝鮮がシリア攻撃をどうとらえていたのか確実にわかる方法があるのか。もちろん確実なことはわからない。北朝鮮は難関中の難関で米情報機関もその実態を何十年も把握できないままだ。ただ北朝鮮外務省関係者と金正恩本人から十五年に及ぶ米主導の軍事行動で北朝鮮は核抑止力なくして生き残れないと考えるに至ったことがうかがえる。国家情報局長ダン・コーツが昨年に北朝鮮政府が過去15年に核兵器を保険と考えるようになったと表現したのは全く正しい。とくに同国は地球最強の軍事力を有する相手と対峙しているのだ。

金正恩は核兵器をこれから入手する必要はない。すでに保有しているからだ。トランプがシリアを攻撃したことで、金正恩はますます核廃絶にのりだせなくなっている。核抑止力はそこまで重要であり、金正恩政権が重要であるため米国は月でも星でも差し出しかねない様相だ。つまり、平和条約、韓国からの撤兵、経済生産の完全解除であり、北朝鮮はこれからもすべてての申し出を拒絶できる立場になる。またトランプ政権が求める実証可能な非核化についても同様だ。

端的に言えば、金正恩はサダム・フセインのような裁判にかけられることを避けたいと考え、ムアマル・アル-カダフィのように襲撃され殺害されることも望まず、バシャル・アル-アサドのように米空襲を何度となく受けて都度地下壕に退避する生活も望んでいないのだ。

トランプ大統領は金正恩との会談に高い期待をつないでおり、超大国を代表した交渉役として米国民の利益になるとすれば重要な会談でも途中放棄する構えだ。トランプは心底から金正恩に核兵器放棄を迫れると考えているようで、同時にワシントンが求める韓国、日本との安全保障枠組みをこれまで通り守れると考えているようだ。地政学並びに朝鮮半島を学んだものならここまで楽観視した考え方が笑止千万であることは承知の上だと思う。北朝鮮が国際約束を守ることにかけては見掛け倒しの実績しかないこと、北朝鮮政府の気まぐれな対応、腹黒さの歴史はよく知られている。仮に核兵器処理の交渉が本当に実現するのであれば、トランプ政権の最大の功績として北朝鮮から期待できるのはこれ以上の核開発を凍結し、核兵器のミサイル搭載も止めることだが、実際にこの二つの実現したとしてもその実証は国際的な査察体制がない限り不可能だろう。

だが懲罰行動的な空爆をアサドの化学兵器開発に加えたトランプは北朝鮮対応を自ら困難に変えてしまった。金正恩には自らの核兵器保有を守る理由ができてしまったのだ。■
Daniel R. DePetris, a fellow at Washington-based think tank Defense Priorities. He is a columnist for the National Interest and the American Conservative. Follow him on Twitter at @dandepetris.

Image: A U.S. Air Force B-1B Lancer and crew, being deployed to launch strike as part of the multinational response to Syria's use of chemical weapons, is seen in this image released from Al Udeid Air Base, Doha, Qatar on April 14, 2018. U.S. Air Force/Handout ​

2018年4月18日水曜日

連合軍シリア攻撃をシリア(ロシア)が迎撃できなかった理由

今回のミサイル攻撃にあたり、米側は巧妙な多方面発射作戦を実施したのですね。シリア(ロシア)は対応できなかったわけですか。それでも平気で嘘を発表するシリア、ロシアの神経が分かりませんが、事実を認めないのは世の東西を問わず敗色の濃い側の共通行動ですね。
台湾や日本のように防御側に回る国には今回のスタンドオフ攻撃は格好の研究材料ですね。

© Mighty Networks, 2018 All Rights Reserved
(U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Trey Fowler)

How the Navy fooled the Russians before the US struck Syria シリア攻撃に先立ち米海軍に騙されたロシア軍

Article by Alex Lockie
ナルド・トランプ大統領がシリアへのミサイル攻撃の構えを見せた際、ロシアは反撃の構えをさっそく示し、すべての目は米海軍が同海域に展開中の唯一の駆逐艦に向かった。だがこれは策略だった。
2017年4月に米海軍駆逐艦部隊が東地中海から同じくミサイル攻撃に踏み切り、59本の巡航ミサイルがガス攻撃を実施したシリア政府に向け発射されていた。
シリア政府が民間人を対象に再び化学攻撃をしたことを米国は深く受け止める中、ロシアが米ミサイルは撃ち落とすとし、ミサイル発射艦も例外ではないと豪語していた。退役ロシア提督は同地域に留まる唯一の米艦USSドナルド・クックを撃沈すると公言していた。
2018年4月14日(現地時間)に攻撃が始まると、クックは一発も発射せず、実は巧妙な策略だったと判明した。
アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦USSドナルド・クックが黒海を通過した際の様子。(U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Edward Guttierrez III)
かわりに米潜水艦USSジョン・ワーナーがミサイル数本を東地中海で潜航中に発射し、水上の駆逐艦より探知を難しくさせた。
だがもっと多くのミサイルが全く違く場所から発射された。紅海だ。
エジプト近くからタイコンデロガ級誘導ミサイル巡洋艦USSモンテレーがトマホーク30本を、USSラブーンが7本発射し、合計105本がシリアに向け飛翔したと米側が発表した。
さらにB-1Bランサー爆撃機と英仏戦闘爆撃機からの攻撃が続き今回は2017年の懲罰的攻撃と全く違う様相を示した。
A U.S. Air Force B-1B Lancer.(U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Peter Reft)
攻撃時の現地画像を見るとシリア防空軍は無誘導で迎撃ミサイルを発射したことがわかる。つまりシリアは飛来するミサイルを捕捉していなかった。
「シリア側兵装による影響は皆無だった」とケネス・マッケンジー中将が4月14日に記者団に語っている。攻撃は「精密、圧倒的かつ効果的」だった発言。

シリアはミサイル71本を撃破したと発表したが、その裏付けとなる証拠はどこにもない。米側は昨年の攻撃時にトマホーク一本がミサイル本体の故障で標的に到達できなかったと発表していた。■

2018年4月15日日曜日

★★ここまでわかったシリア攻撃の内容、ミサイル105発のスタンドオフ攻撃

今回の攻撃の概要がだいぶわかってきました。さっそく攻撃は違法と主張する政党が出てきましたが、スタンドオフ攻撃の実例となり、攻撃規模も昨年より倍増され、北朝鮮攻撃の予行演習と言えなくもありません。我が国としては中国のスタンドオフ攻撃が一番怖いので防衛側に立って状況を咀嚼する必要がありますね。



Coalition launched 105 weapons against Syria, with none intercepted, DoD says

連合軍はシリア攻撃に105本を発射、迎撃の動きは皆無とDoD発表

By: Aaron Mehta and Tara Copp 

USS Monterey launches strikes against Syria



WASHINGTON ― 米、英、仏各軍がシリア政権施設三か所に爆弾の雨を降らせた。ロシア防空装備は対抗措置を一切とらなかったとペンタゴンが土曜日に発表。
今回の攻撃は「何年も」前に立案されていたとケネス・マッケンジー海兵隊中将(統合参謀本部)はシリア化学兵器製造関連施設は今回の三か所以外にもあると認めた
三か国の艦船、航空機から合計105本が発射された。標的の三か所は以下の通り。
  • バルザ研究開発センター:マッケンジー中将は化学兵器開発の「心臓部」と呼び、ダマスカス近郊で「世界でもっとも強力な防空体制」をしいていたと表現。海上からトマホーク57本、JASSM-ERをB-1B二機編隊から19発発射し、戦闘機も掩護した。米側評価で同施設は破壊された。
  • ヒム・シンシャール化学兵器施設、ホムス近郊にあり、三か国が攻撃した。米軍はトマホーク9本、英軍はストームシャドウ8発をトーネード、タイフーン編隊から、フランスは海軍が巡航ミサイル3本と空中発射SCALPミサイルを発射した。米側評価では同施設は破壊された。
  • ヒム・シンシャール化学兵器貯蔵庫は同上標的からおよそ7キロ地点で、フランスがSCALPミサイルで攻撃した。SCALPはラファールが発射し、ミラージュが掩護した。マッケンジー中将は同施設は「損傷を受けた」と述べた。
ロシア報道並びに地元報道は連合軍ミサイルの7割の撃破に成功したと伝えている。
だがロシア装備は飛来するミサイルを迎撃しようとせず、シリアは地対空ミサイル40発を発射したが、その時点で標的への攻撃は完了していたとマッケンジー中将は述べた。
シリア防空体制は「すべての場面で極めて低性能」だったと中将は総括した。

コースを外れたミサイルはなかったのか

ただし、マッケンジー中将はS-400装備は稼働可能状況のままでレーダーは飛来する脅威を追尾していたが発射されなかったと解説した。このことは米ロ間で緊張を高めないための一線だった可能性があり、ロシアに状況をエスカレートさせないねらいが功を奏したと言える。
現時点で国防総省は攻撃に伴う民間人死傷者は発生していないと見ている。
投入された兵器は
今回シリア領空に侵入した連合軍機材は皆無ですべてスタンドオフ兵器で攻撃した。そのためB-1Bの援護にF-22を投入していない。
爆撃機には単独のEA-6B電子戦機が随行し、ロシア防空装備が使われた場合に備えた。また給油機も投入されたとホワイト統合参謀本部報道官が述べている。
EA-6Bが加わったのは興味深い。米海軍では2015年に退役済みで高性能EA-18Gグラウラーに交代されたが、海兵隊で今も供用中で、米軍4軍中三軍が投入されたことになる。なお今回の作戦名称は不明だ。
JASSM-ER19発がB-1から発射されたが今回が初の実戦投入となった。
JASSMと射程延長型はともに長距離対応の空対地ミサイルで製造はロッキード・マーティンでステルス飛翔体でGPS誘導と赤外線シーカーを併用する。JASSM-ERは有効射程がほぼ二倍で500カイリ超だが、原型は200カイリ程度だ。ともにシリア防空体制の有効範囲外からのB-1Bのスタンドオフ攻撃には十分であった。
JASSM-ERが空軍で2014年供用開始した時点で運用はB-1に限られていた。今年2月にF-15Eで運用可能となり、F-16C/DやB-52での運用もめざしている。
シリアに米軍地上部隊が約2千名展開中で対ISIS戦支援にあたっているが、今回のミサイル攻撃でロシアやシリア軍の報復攻撃にさらされるのではとの危惧が増えている。
これまでのところシリアあるいはロシアの軍用機の出撃を米側は探知していないが、マッケンジー中将は「当面」の状況進展をにらみ高度の警戒監視体制を敷くと述べた。
バルザ研究開発センター攻撃には米海軍艦船からトマホーク57本が発射され、さらに9本がホムスの化学兵器貯蔵所に向けられた。
紅海から巡洋艦USSモンテレーと駆逐艦USSラブーンがトマホークをそれぞれ30本、7本発射した。アラビア湾からは駆逐艦USSヒギンスがトマホーク23本を発射している。地中海にはフランス海軍駆逐艦艦ランゲドクがSCALPのフランス版ミサイル3本を発射。またヴァージニア級潜水艦USSジョン・ワーナーがトマホーク6本を発射した。
ヴァージニア級潜水艦の実戦投入も初と思われる。
A perfectly executed strike last night. Thank you to France and the United Kingdom for their wisdom and the power of their fine Military. Could not have had a better result. Mission Accomplished!


4月14日土曜日の朝、ドナルド・トランプ大統領はツイッター投稿で「任務達成」と述べ、ジョージ・W・ブッシュ大統領がイラク侵攻成功時に述べた表現を借用した。
マッケンジー中将、ペンタゴン報道官ディナ・ホワイトともにこれで作戦実行が終了したとは断言しておらず、アサド政権次第と述べた。今後も化学兵器を使用すれば攻撃につながると両者が述べた。
今回の攻撃でシリア化学兵器運用の「心臓部」を除去できたが、マッケンジー中将も化学兵器関連施設はほかにあり、民間人死傷の恐れがあり攻撃対象にしなかった施設があると認めた。中将は今回の攻撃で除去できた化学兵器の数量について論評を避けた。
今回の攻撃目標は化学兵器が外部に漏れる被害を最小限に抑えるべく慎重に検討され、マッケンジー中将はリスクを「抑えるのに成功した」とした。攻撃前に施設から物資人員を移動した可能性があるが、移動できない設備もあると中将は述べた。
標的施設は塩素とサリン製造関連と見ていると中将は解説。ダマスカスに化学兵器監査官が到着しており、これから対象施設の査察を行う。
昨年もシリア攻撃が実行されたが、今回は化学兵器開発関連施設を直接標的とした点が異なる。昨年は化学兵器運搬能力を狙った。
2017年の空爆後の画像ではシャリヤット空軍基地でシリア機20機、弾薬貯蔵庫、地対空ミサイル陣地、燃料弾薬に損害を与えたことが確認できた。ただし、滑走路は無傷のままで同基地は昨年6月には化学兵器運用を再開していた。
ホワイト報道官は背景説明の最後に大規模な情報操作の動きがあると注意喚起し、国防総省は攻撃後に「ロシアのトローリング漁船活動」が2千パーセントになっていると述べたがその算定手段については説明を避けた。■

Valerie Insinna in Washington and Jeff Martin in Tampa, Florida contributed to this report. This story may be updated as new information becomes available.

2018年4月14日土曜日

シリア攻撃に投入された兵装の概要

The US, UK, and France teamed up for missile strikes in Syria — here's everything we know they used

米英仏各軍が投入した兵装はこれだ


Rafale Fighter Jetフランス軍のラファール戦闘機編隊.French Army/ECPAD via AP
  • 米英仏参加国が米時間金曜日夜にシリア政権を攻撃した
  • 米軍はB-1B爆撃機を投入したほか駆逐艦三隻からトマホークミサイルを発射したとの報道がある
  • フランスはミラージュ、ラファール各戦闘機を、英国はトーネード戦闘機を投入した




米、英、仏三国はシリアの現政権を標的とした空爆を米時間金曜日9:00 PM ESTに実行した。
ジム・マティス国防長官は記者会見で2017年4月の前回の二倍の兵装が投入されたと発表。前回はトマホークミサイル59発を発射している。
米軍はB-1B爆撃機の他、USSポーター、USSクック、USSヒギンスの三隻からトマホークミサイルを発射したとニューヨークタイムズ記者トーマス・ギボンス-ネフがツイッターで米関係者発言として伝えている。
同記者はフランスがミラージュ、英国がトーネードの各戦闘機を投入したとも伝えている。
フランスはラファール戦闘機にSCALP-EG巡航ミサイルを搭載して投入したとThe Driveでタイラー・ロゴウェイが伝えている。フランス政府はラファール編隊が攻撃にむけて離陸する映像を公開した。
ロゴウェイはB-1B爆撃機にJASSM巡航ミサイルを搭載していたとも伝えている。
View image on Twitter
We have this exclusive photo that is said to show the B-1B used in the strikes all loaded up with JASSMs as we suspected. This sortie will mark the first combat use of this weapon. We continue to update our post with more information: http://www.thedrive.com/the-war-zone/20055/united-states-france-and-uk-begin-air-strikes-on-syria-updating-live …
米軍が狙ったのはシリアの化学兵器製造と「具体的に関連する」施設で民間人の被害は最小限に抑えたと統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォード大将が述べている
シリア民間人に死傷者が発生したかは不明だ。

マティス長官からは今回の攻撃は「一回限り」との発言もあり、今後の攻撃の可否はバシャ・アル-アサド大統領が今後も化学兵器を使うかにかかっているという。■