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2023年9月28日木曜日

E-8 JSTARS が作戦運用を終了。後継機なし。砂漠の嵐作戦からウクライナまで各地を飛んだISR機材が後継機なしとは悲しい

U.S. Air Force airmen assigned to the 10th Expeditionary Airborne Command and Control Squadron walk toward an E-8C JSTARS at Ramstein Air Base, Germany. <em>U.S. Air Force/Airman 1st Class Jared Lovett</em><br>

U.S. Air Force airmen assigned to the 10th Expeditionary Airborne Command and Control Squadron walk toward an E-8C JSTARS at Ramstein Air Base, Germany. U.S. Air Force/Airman 1st Class Jared LovettU.S. Air Force airmen assigned to the 10th Expeditionary Airborne Command and Control Squadron walk toward an E-8C JSTARS at Ramstein Air Base, Germany. U.S. Air Force/Airman 1st Class Jared Lovett



砂漠の嵐からウクライナ戦争までE-8C JSTARSの情報収集能力と戦闘管理能力はいつも引っ張りだこだった

 20年以上も世界各地の戦場で重要な情報と戦闘管理を提供してきた米空軍のE-8C統合監視目標攻撃レーダーシステム(JSTARS)が、運用を終了した。E-8Cの退役は既定方針だったが、後継機なしに退役することが長期にわたる議論の種となっていた。

E-8Cの運用終了は、ロビンズ空軍基地に駐留するジョージア州空軍の第116航空管制団により本日発表された。

「22年にわたる献身的な任務の後、E-8C JSTARSは最後の運用任務に就いた。「E-8C JSTARSは数え切れないほどの作戦で重要な役割を果たし、部隊を支援し、国を守ってきた。この20年間、任務を成功に導いてくれた多くの隊員に感謝する」。

本誌は、第116航空統制飛行隊と航空州兵に問い合わせたが、JSTARSが最後の作戦飛行を行ったのは確かなようだ。

E-8Cが2023年6月26日にドイツのラムシュタイン空軍基地から同型機の現役最後の任務に就いて3カ月後となった。JSTARSは、ロビンズ空軍基地からヨーロッパで展開する第10遠征空挺指揮統制飛行隊が運用された。

同隊がジョージア州の基地に戻った後は、第116航空統制飛行隊に「JSTARSの解散を完了させる」よう任された、と空軍は当時のメディアリリースで説明している。

その時点まで、JSTARSは、ロシアの本格侵攻を前に、ウクライナの上空を直接飛ぶなど、指揮官に重要な情報を提供し続けていた。

1991年の砂漠の嵐作戦でデビューした中東上空でも、バルカン半島上空でも、E-8Cは戦場管理の指揮統制と情報収集を両立させる能力で珍重されてきた。監視アセットとして、JSTARSは合成開口レーダー(SAR)機能を提供し、スタンドオフレンジで地上環境の画像のようなレーダーマップを作成するほか、地上移動目標表示(GMTI)機能も備えていた。特に、GMTIは広域の車両の動きを追跡することができる。

E-8Cは非常に価値の高い機体であったため、いずれは近代的なビズジェット機体をベースとした新しいプラットフォームに取って代わられるだろうと予想されていた。JSTARSは1990年代初頭に就航したばかりだが、707の中でも最も古い機体のひとつである。E-8の改造に古い機体を使う選択は、E-8就役後の機体の即応性と持続可能性の面で問題となる。

The E-8's cockpit looks ancient by modern standards. <em>116th Air Control Wing</em>

E-8のコックピットは現代の基準からすると古くさい。第116航空統制団

しかし2018年、JSTARSの代替プログラムは中止された。中国やロシアのようなハイエンド敵対国に直面した場合、非常に高性能な長距離防空システムや対接近/領域拒否戦術を持つ有人プラットフォームは脆弱すぎる懸念があったからだ。簡単に言えば、ビズジェットはこのような防衛システムから遠く離れた場所で運用しなければならないため、高度なセンサーを搭載していても必要なインテリジェンスの質は得られない。

An E-8C JSTARS aircraft taxis at Ramstein Air Base, Germany, during the last few weeks of operations for the type. <em>U.S. Air Force/Airman 1st Class Jared Lovett</em><br><a href="https://www.ramstein.af.mil/News/Article-Display/Article/3445345/historical-last-active-duty-jstars-flight-at-rab/undefined"></a>

ドイツのラムシュタイン空軍基地で、E-8C JSTARSの最後の数週間の運用中にタキシングする。米空軍/ジャレッド・ラベット1等空兵

代替案として空軍は、JSTARSが担っていた指揮統制の任務を、高度戦闘管理システム(ABMS)が担うという「システム・オブ・システム」型アプローチに落ち着いた。

A U.S. Air Force graphic illustrating one aspect of ABMS: a communications pod installed in a KC-46 Pegasus tanker that allows F-35 and F-22 stealth jets to connect and instantly receive and transmit information. <em>U.S. Air Force</em>

ABMSの一面を示す米空軍のグラフィック。KC-46ペガサス・タンカーに搭載された通信ポッドにより、F-35とF-22ステルス・ジェットが接続され、瞬時に情報を送受信できる。米空軍

ABMSは当初、地上と空中での目標追跡能力に重点を置いたJSTARSの代替計画の一部と見られていたが、構想が成熟するにつれて、より野心的なものにもなっていった。最終的にABMSが求めているのは、米軍だけでなく同盟国全体でリアルタイムにデータを収集、処理、共有できるデジタル・バトル・ネットワーク・システムにほかならない。ABMSの要求は、センサーデータのために、有人・無人の高度先進プラットフォームや人工衛星を含む「分散型アプローチ」をとり、幅広いプラットフォームに依存することを意味する。

宇宙配備センサーに関しては、GMTI能力を持つレーダー衛星のコンステレーションで機密領域で研究が行われていることが分かっている。空軍は2023会計年度予算要求の中で、国防長官がE-8C全機の処分を正当化するため「戦闘指揮官の要求を満たす間隔ベースのGMTI能力が存在することを証明した」と述べた。

<em>116th Air Control Wing</em>

第116航空管制団

暫定的に、米軍はSAR/GMTIインテリジェンスを主機能とするRQ-4Bブロック40グローバルホーク無人偵察機を投入する。また、U-2Sドラゴンレディ有人偵察機もあり、SARやその他の能力を含む広範囲の高高度ISRを提供しているが、その退役計画は、浸透力のある高高度、長耐久無人プラットフォームの存在に向けたもう一つの指針である。グローバルホークの退役予定もまた、そのことをまざまざと示している。RQ-180として暫定的に知られている高機密機は、SARやGMTIなど、はるかに競合する空域でISR任務を遂行できるはずだが、現時点では公式には詳細が確認されていない。

Notional RQ-180 concept rendering.&nbsp;<em>Hangar B Productions</em>

RQ-180のコンセプト・レンダリング。ハンガーBプロダクション

AN/APS-154アドバンスド・エアボーン・センサーとして知られる極秘レーダー・システムを搭載した米海軍P-8Aポセイドンの特殊任務バージョンも、特に沿岸環境で、これらの能力の一部を提供することができる。MQ-9リーパー無人偵察機も、専用のレーダーポッドを装備した場合、SARとGMTIを提供することができる。一方、ステルス性の高いRQ-170ドローンは、戦術的なSAR/GMTI能力を備えていると推測されているが、非常に特殊な任務のために、少数しか利用できない。一部の戦闘機含む戦術機もSAR/GMTIが可能だが、これらの他のシステムのように広範囲を持続的に観測できない。

少なくとも空中偵察に関しては、米陸軍がその責任の一部を担うことができるかもしれない。陸軍の高精度探知探査システム(HADES)は、かつてE-8Cが提供していたのと同じ種類のSARとGMTI機能を備えた地上監視レーダーをビジネスジェットに搭載して実戦配備する計画だ。

E-8Cの機能は将来のABMSアーキテクチャでは役割を果たさないが、そのホスト・ステーションは果たすことになる。今年6月、空軍は戦術作戦センターがロビンズ空軍基地に設立されると発表し、これにより「飛行士が地上からISR(情報、監視、偵察)作戦を実施するためのより大きな自由度を提供する」と述べた。

タクティカル・オペレーションズ・センターは、ロビンズ空軍基地にもたらされる近代化の一部にすぎない。最終的には、ロビンズはABMSネットワークの重要な一部となり、空と宇宙の「フュージョン・センター」となる。また、E-11A戦場空中通信ノード(BACN)航空機も配備される。この航空機は、戦場上空に「アクティブ・ネット」を構築し、さまざまな空中プラットフォームや陸海軍との間でデータを迅速に転送するために設計された、高度に専門化された通信ゲートウェイ・ノードを搭載している。

ABMSが完全成熟すれば、高度な紛争環境でも生き残れるISRと指揮統制能力を強化する空軍の目標が達成される。しかし、それはまだ先のことで、E-8Cの退役決定が、議員たちの反対を招いた。しかし空軍は、JSTARS処分で強い意志を持ち続けた。

今後どうなるにせよ、E-8Cが歴代の作戦に果たした貴重な貢献は疑いようがない。E-8Cが最後の最後まで高需要アセットであり続けた事実は、同機が非常に印象的なレガシーである証しだ。■


E-8 JSTARS Has Flown Its Last Operational Mission | The Drive

BYTHOMAS NEWDICK|PUBLISHED SEP 26, 2023 3:38 PM EDT

THE WAR ZONE


2018年3月12日月曜日

2040年目標で新ISR機開発を始めた米空軍(2040年目標でいいのでしょうか)はJSTARSの更新も狙う

将来の戦闘統制監視機はどうあるべきか。これまではA2ADなど無防備な支援機材はことごとく無力なので戦闘最前線には投入できないと見られてきましたが、米空軍は考え方を少し変えてきたようです。ただしそれでも中国ロシアが米国と同様の実力を有する国相手では不安が残るので無人機との組み合わせが安全なようですが。技術の進歩のペースが速く、JSTARSやAWACSと言えば大型機なのですが次期機材は小型化も可能になりそうです。任務ごとに機種を整備するのではなく、共用化コンポーネント化も進むでしょうね。派手な戦闘機だけではなくこうしたISR機材にも注目したいものです。


Air Force Launches New ISR Program for 20402040年目標で新型ISR機能開発を打ち出した米空軍



By Kris Osborn - Managing Editor - Warrior Maven

空軍が新規ISR機整備計画の検討に入った。
地上、空中、宇宙を次世代の監視偵察および指揮統制技術で単一シームレスネットワーク化の実現をめざしている。
この技術は高度戦闘統制監視技術Advanced Battle Management and Surveillance (ABMS)と呼ばれ2040年代の実現を目指す。その概要が空軍の2019年度予算書で紹介されている。
「予算案は戦場指揮統制のマルチドメイン環境下での実施方法を一変させる提案だ」と空軍関係者がWarrior Mavenに語っている。
提案では各種技術革新を短期長期で取り入れる構想で空軍内部で相当議論されているJSTARS共用監視目標攻撃レーダーシステム機の後継機の実現に向かう。大型かつ「ステルス性劣る」有人JSTARSが今後の高度脅威空域でも有効性を維持できるのかがポイントとなる。
ABMSが目指すのは最新ISR技術で既存並びに今後登場する装備に大きな能力向上を実現することで、衛星、無人機、地上センサー、有人監視機材をシームレスかつリアルタイムで結び、変化しつつ範囲が広がる作戦を対象にする。空軍はABMSは機材ベースというより「システム」だという。将来の脅威想定では電子攻撃、サイバー侵入やGPSの「妨害」を行う兵器が広く投入されるため、この技術に大きな意味が生まれる。
長期的に見ればABMS装備とISR技術の高度化で機材を集約できる期待が生れると空軍関係者がWarrior Mavenに語った。
JSTARSのメーカー、ノースロップ・グラマンはこの技術に以前から重点的投資を行っている。
「ノースロップ・グラマンは30年前から高度戦闘統制監視技術分野に研究資金を相当投入しています。USAFの要求内容にかかわらず、当社は各種技術で現在・将来の戦場での意思決定の優越性維持をはかります」とブライアン・リマ(同社有人C2/ISR IPT事業部長)がWarrior Mavenに語っている。
長期的取り組みと別に空軍は短期の「つなぎ」または「暫定的」解決方法としてE-3空中早期警戒指揮統制機の近代化や現行JSTARSの改修を2020年代にかけ行う。
「E-3の7機および現行のE-8CJSTARSを2020年代中頃まで供用させる提案をしており、並行して高性能戦闘状況管理システム装備への移行を目指す」と空軍関係者が述べている。

空軍開発部門は高性能通信ネットワーク機能とセンサー性能を統合してE-3Gに搭載し「2040年代初頭のABMS投入前での作戦遂行上のリスクを緩和する」とWarrior Mavenに紹介があった。
JSTARSのミッション
空軍の有人共用監視標的攻撃レーダーシステム機では高性能技術を導入し戦闘関連情報の収集、共有を実現し、ISR情報を戦闘司令部に提供する。
1990年代初頭の湾岸戦争で初めて戦闘任務に投入されたJSTARSは以後の戦闘作戦で不可欠な存在となり、地理条件を広くカバーし対応が必要な情報収集対象や敵の活動を監視してきた。
JSTARSはデジタルマップ画像を作成・共有でき、敵勢力を追尾し敵活動を把握することに一番大きな意義がある。得られた情報を各種データリンクを介して地上指令所に送信し、付近を飛行中の無人機の作戦に接続し統合する機能がある。
現行のノースロップE-8Cは対象地区で無人機と連携し「ソーダストロー」型センサーで地上の様子を把握する。敵の車列や地上部隊の動きを探知し兵力の集積状態を把握して、詳細なISR活動対象を個別詳細に選択できる。
JSTARSは戦域航空管制システムを空に拡大する重要な機能で地上移動標的指示器のデータをISR機材に提供するのが大きな役目だ。
その地上移動標的指示器GMTIがJSTARS搭載の技術でもう一つの重要要素でその目的は地上の敵の動きを把握することにある。
空軍関係者はJSTARS後継機をめぐる各社の競合と並行してABMSが中心になっていくと見ている。そこでこの構想からまだくすぶっている疑問への道しるべがわかる。すなわち空軍は今後実現すると思われる高度技術を駆使した脅威環境でも十分機能できる機材に置き換えるのか、それとも現行機材を使いまわすのか。
空軍開発部門はJSTARS後継機は民生機材を母体に急速な技術進歩に対応できライフサイクルコストも低減できると強調している。
JSTARSでは合成開口レーダーを使い電磁「ピン」音を地上に向け発射し帰ってくる信号を分析して下界の様子を画像化する。電子信号は光速発信されるため移動時間を考慮したアルゴリズムで移動物の距離、大きさ、形状、移動状態を探知し特に敵兵力の把握に役だつ。
JSTARSは9/11事件以降130千時間にわたり戦闘ミッションに投入され、アフガニスタン等で作戦支援にあたっている。
冷戦時はソ連戦車部隊の移動状況をヨーロッパ東部で行う目的で構想されたJSTARSだが北朝鮮近辺、イラク、アフガニスタンで効果を実証している。また海上交通の監視にも太平洋他で効果を実証しておりを高性能陸上海上モード切替レーダーで海上交通の監視ISRの実情にも答えた。

強力な脅威に空軍はどう対応するつもりなのか
空軍関係者は今後想定される脅威の内容を詳しく述べなかったが、今よりも厳しい空域に監視偵察機を投入する必要を認識しているのは確かだ。そのような環境では現行JSTARSのような大型機は容易に探知され敵の高性能装備の前に無力になる。
このためJSTARSは米国が航空優勢を維持できたアフガニスタンのような低脅威環境で最大限の機能を発揮するが、機体外寸、仕様、レーダー特性が敵防空網の前に弱体化する。​
同時にこの機体は戦闘シナリオでは他に比類のない貢献で知られている。また機体防御技術、対抗措置、電子戦やセンサー技術の進歩がありJSTARSも敵の高度防空体制でも運用可能になる見込みが出てきた。同機は戦場上空を無防備で飛ぶ想定ではないが、同機のミッション範囲を広げつつ厳しい空域で運用させるには何が必要か。
高度の電磁戦環境の脅威に対応する能力がJSTARSのような大型センサー機材の決定で大きな要素になりそうだ。こうした技術の詳細は当然ながら不明のままだがJSTARSにEW対抗手段あるいは電子的な「指紋」を最小限にする装備を搭載することが互角の戦力を有する国相手の交戦シナリオで前提となる。
高性能対抗措置や機体防御策が出現する可能性もあり、近辺を飛ぶ無人機を防御にあてる等の手段でJSTARTが高度戦力を有する敵を前に実力を発揮しそうだ。
今後投入する現行JSTARSの改修機材では高度戦力を有する敵の前でも任務を成功裏に行うために配慮も必要だ。攻撃機やステルス爆撃機で敵防空網を撃破してからJSTARSを高度脅威空域に投入させ最大限の効力を発揮させる。電子ジャミング機のEA-18グラウラーはハイテク次世代ジャマーを搭載し、敵レーダー位置を割り出し妨害を与えることが可能だ。また半自律運用型の無人機をJSTARSから運用して敵防空網の実効性を試させ接近させながら母機は安全な距離を保つことも考えられる。
今後登場する機材では当の実力を有する敵国相手にもっと効率よくこうした任務を実施する可能性がある。新しいEW技術・センサー技術の進展には目を見張るものがあり、小型機材で防御力を高くした機体がより長距離で広い範囲でレーダー探知されにくく活躍する事態が想定される。コンピューター処理の高速化で新型小型機でも戦闘関連情報をリアルタイムで収集、分類、分析、共有できるようになりそうだ。
E-8C JSTARS機内で搭乗員が戦闘機、爆撃機に情報を配信する演習を朝鮮半島で昨年7月29日に行った。(U.S. Air Force photo/Tech. Sgt. Rey Ramon)

指揮統制技術の変化は早く米空軍は現在は旧型機材のJSARSで行っている監視機能、指揮統制機能を今後登場する新技術で継続実施し強化させるとする。
今後登場する無人機での偵察機能で戦闘区域を広く状況把握できるようになるのか。ステルス機に高性能センサー技術を組み合わせれば広域で指揮統制ミッションを現行のJSTARS同様に行えるようになるだろう。新型JSTARSが他装備と同時に高リスク環境でのミッションを支援するようになるだろう。こうした分野横断型の接続がABMSのめざす方向性の核心部分のようだ。
現行JSTARSは四発のボーイング707が原型で、米空軍にはJSTARSが16機在籍しているが、うち11機が投入可能に維持されている。JSTARは指揮統制とISRを同時に行える唯一の機体だ。

現行JSTARSには最大21名が搭乗しており、航法士、戦闘システム操作員、情報士官、技術員、戦闘管理員と役割分担している。ただし、技術進歩でもっと少ない搭乗員で現在以上の効果を上げることが可能となり、ハードウェアも縮小化できるはずだ。高性能コンピュータの処理速度や部品の小型化で以前の技術と比べてより多くのミッションをより少ないハードウェアで実行可能になっている。■