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2019年8月5日月曜日

陸自V-22オスプレイはノースカロライナ州で海兵隊から一年間にわたる訓練中

Here’s why you might see Japanese Ospreys over North Carolina in the next year

By: Shawn Snow    16 hours ago

米海兵隊MV-22Bと軸上自衛隊V-22オスプレイが空中機動訓練を海兵隊ニューリバー航空基地(ノースカロライナ州)上空で実施している。7月9日撮影。 (Lance Cpl. Elias E. Pimentel III/Marine Corps

ースカロライナ上空で日本所属のティルトローターV-22オスプレイが飛ぶ姿を見たとしても驚いてはならない。
今年5月に海兵隊が陸上自衛隊向けにV-22オスプレイの教程を期間1年間で開始した。
.ノースカロライナ州にあるニューリバー航空基地での訓練で20名から50名の日本人学生が来訪し2020年5月に終了すると海兵第2航空団広報係のマイケル・カーティス大尉が明らかにした。
日本側は新造のV-22ブロックCを訓練用に持ち込んでいる。「C」型は気象レーダー改良型やコックピットディスプレイを更新している他改修を受けている。
カーティス大尉によれば日本向けブロックC機材は「日本専用の通信装備はじめ独自仕様になっている」という。
2015年5月に国務省から発表があり、ブロックC仕様V-22合計17機を30億ドルでの売却が承認されていた。
日米同盟は太平洋で中国の台頭に対抗する上で鍵となる。海兵隊と陸上自衛隊の協力関係は数年前に遡る。2018年4月に海兵隊第31遠征部隊は日本で第二次大戦後初めて編成された揚陸展開旅団の誕生に手を貸した。
V-22オスプレイを日本と米海兵隊が運用することで長距離をものともせず部隊展開が可能となり人道救難任務でも能力が向上することになる。
カーティス大尉は日本側のV-22機付長やパイロットが初期訓練を204海兵中型ティルトローター教育飛行隊(VMMT-204)で2016年から受けていると述べた。同隊はニューリバー航空基地に本拠を置く。

一年に渡る教育でカーティス大尉は「日本側パイロット、機付長は基本再訓練過程を受講後に中等個人訓練を受ける」と述べた。「教育は実施中でVMMT-204は海兵隊オスプレイ訓練部隊として世界唯一の存在と付け加えた。■

2019年3月14日木曜日

陸自の次期攻撃ヘリコプター調達でいよいよ動きが出るか

なるほどアパッチで後味の悪い経験をしたスバルは最初から攻撃ヘリ製造にはタッチしないということですか。運用システムとして考えると完成機輸入がメリットが大きいと思いますが皆さんはどう思いますか。


Aerospace Daily & Defense Report

Japanese Attack Helicopter Program Lives 日本の攻撃ヘリ調達事業は死んでいない



Mar 4, 2019Bradley Perrett | Aerospace Daily & Defense Report
AH-1S: Japanese Ministry of Defense


本の防衛省が攻撃ヘリコプター調達で2019年に動きを示しそうだ。ただしこの案件は昨年12月公表の中期防衛力整備計画に盛り込まれていない。業界筋が明らかにした。
陸上自衛隊が調達は待ったなしとするのはベルAH-1Sコブラの最古機材の更新時期が迫り、供用期間が残り少ないためと業界筋は解説。さらにAH-1Sの戦闘能力は2020年代には疑わしくなるという別の筋もある。
防衛省は提案要求を今年中にも出すと見られ、次期攻撃ヘリコプター New Attack Helicopter (NAH)として30機ないし50機の調達となるだろうと業界筋が述べた。
防衛省、陸自には中期防から外された同ヘリの調達では道がふたつあると業界筋は述べる。ひとつは別事業の未達予算の活用でこれは前例がある。もうひとつは次期中期防まで待つことだ。
NAH受注を狙うのは以下の六社で、その提案内容は幅広い。
エアバスはH-Forceモジュラーシステム構想を提示し同社のヘリコプターならどれでも応用可能とする。ベルはAH-1Zヴァイパー、ボーイングはAH-64Dアパッチ、川崎重工業はOH-1観測ヘリコプターの改修型、レオナルドはAW249(開発中)、三菱重工業はシコースキーUH-60の武装型を提示しそうだ。
これまでどおりなら30機の現地生産になるだろうが、ロッキード・マーティンF-35ライトニングで完成機輸入方式を昨年選択している。調達予算を他事業から確保するのなら完成機輸入が価格面で有利だが国内生産となれば政界や関係者が予算確保に走るかもしれない。
政界の支援が川崎、三菱両社の提案を後押しするだろうが、艦上運用ではヴァイパーの専用設計が他の候補より優位など他の要素もある。
陸自にはコブラが56機あり、1979年から21年にわたり富士重工(スバル)が生産した90機の残存機体だ。ここ数ヶ月で59機あったものが減少している。

2017年9月18日月曜日

★拡大する日印共同演習、2018年よりマラバール演習にP-1参加が決まる



インドは今後も日本との関係が深くなりますが、一般社会ではインドの実態、重要性はほとんど認識されていません。メディアはやはり都合の悪いことには報道しない自由を行使するのでしょうか。日印の接近を快く思わないのはあの国ですからね

Maiden Indo-Japan joint exercise in 2018

印日共同演習が2018年から拡大へ
DH News Service, New Delhi, Sep 15 2017, 2:15 IST


  1. インド、日本両国の防衛部隊が2018年から合同演習を充実させることがわかった。
  2. インド陸軍と陸上自衛隊は対テロ作戦を主眼とする演習を初開催し、インド陸軍の経験値を活用する。両国の空軍も機材を相互派遣する。

  1. 三ヵ国海軍演習のマラバールでは2018年に海上自衛隊がP-1哨戒機を初参加させる。

  1. 演習の詳細内容は今年両国部隊が開催する企画会議で決まるという。

  1. その他の演習題目に国連平和維持活動、人道援助、災害救難も加わりそうだ。

  1. 両国海軍部隊にはすでに協力関係の実績があるが、ナレンドラ・モディ首相と安倍晋三首相のトップ会談後の共同声明ではインド洋から太平洋にかけての海洋認識探知力の重要性を重視している。今年7月にベンガル湾で展開された同演習の規模拡大と内容の深化を両首相は評価している。

  1. 2017年から日本はマラバール演習に常時参加国になり、米印二か国海軍演習の性格が変更されている。

  1. 友好親善関係の増大を受けて日本も対潜戦、機雷処理でインド海軍に訓練参加の門戸を開くことになり、2018年スタートしそうだ。■

2017年8月27日日曜日

★日本向けオスプレイ一号機が姿を現しました



早く日本の空で日本人操縦の姿を見たいです。塗装は海上自衛隊向けと思うほどのスキームになっているのは海上運用を強く意識したためでしょうか。迷彩塗装より格好いいですね。呼称はV-22になるのでしょうか。


Here Is Japan’s First V-22: The First Osprey Tilt-Rotor Aircraft For A Military Outside Of The U.S.

日本向けV-22初号機は米国外向け初のオスプレイ


日本向けV-22初号機がアマリロでエンジンテスト中に撮影された

日本向けV-22オスプレイ全17機の一号機がベルヘリコプターのアマリロ組立施設(テキサス)で初飛行準備に入っている。
日本向けV-22は米国外の軍組織が導入する初の機体となる。写真はポール・ローレンス・ブレイメンが2017年8月24日に撮影した。日本向けカモフラージュ塗装を施し、初飛行前エンジンテストをしていた。
陸上自衛隊が受領するV-22ブロックC機体は米海兵隊がMV-22として運用中の機体と同じだ。
オスプレイは災害救援活動も行う想定だが、揚陸作戦支援に投入すべく米軍(米海兵隊、米空軍)との共同作戦能力も備わる。
機体17機と関連部品装備合わせて陸上自衛隊への売却総額は30億ドルに及ぶ。導入は2015年に決まったが、沖縄での同機にはティルトローター構造のハイブリッド機として事故が多発するとの懸念で批判がついてまわっている。■
Image credit: Paul Lawrence Braymen


2017年8月16日水曜日

米海兵隊、陸上自衛隊合同ノーザンヴァイパー演習始まる



U.S. Marines, Japan Self-Defense Force Troops Begin New Ground Exercise Series Northern Viper 

米海兵隊、陸上自衛隊が新規地上戦演習ノーザンヴァイパーを開始

 By: Ben Werner
August 14, 2017 7:15 PM

米海兵隊第三軽装甲偵察大隊が実弾演習のため北海道大演習地に入る。.SAug. 14, 2017, in Hokudaien, Japan, during Northern Viper 2017. US Marine Corps Photo

  1. 米海兵隊2千名、陸上自衛隊1.5千名が参加しインドアジア太平洋を想定した新演習ノーザンバイパー2017が始まった。
  2. 三沢航空基地で米海兵隊が自衛隊と平和維持活動、人道援助、災害救援活動など多彩なミッションをこなす。会期は8月10日開始で8月28日に終了する。
  3. 「第一海兵航空団、第三海兵師団と自衛隊が共同訓練する」と海兵大佐ジェイムズ・F・ハープ(海兵隊航空集団36指揮官)が声明を発表。「今回の演習で戦略面で日本との関係を構築する」
  4. 海兵第一航空団は北海道で各種訓練を行う。強襲支援、航空攻撃、負傷者搬送を想定した訓練を実施すると海兵隊は発表。
  5. 「今回の演習が極めて重要なのは日本側と大規模訓練を行う機会はそうないからだ」とハープ大佐は述べる。「今回のような訓練は今後も続けて敵から地域を守る兵力投射を効果的に実施できるようにしたい」
  6. 今回の演習は日本北方で行われるため沖縄では不可能な演習環境が利用できる。「北海道演習地を使い沖縄では不可能な演習を行います」と第36海兵航空集団付の上級兵曹マーヴィン・M・マグケイルが語る。「実弾発射できる演習地が使えます」■

2017年7月28日金曜日

★★新対艦ミサイルASM-3が配備されると中国は憂鬱になる>なぜ沖縄が重要か、なぜ抑止力が有効なのか



中国が数で凌駕しても日本は技術で対抗し、相当の損失を覚悟しなければならないようにする。ここに抑止効果の本質が見えますし、琉球地方の戦略的意義があります。だからこそ中国は琉球独立論まで支援し戦略構図を自分の都合の良い形に変えようとします。道路を勝手に封鎖したりテントを不法に立てている勢力は中国にとって頼もしい勢力なのでしょうが決して信頼もされていないはずです。

 


How Japan Could Sink China's Navy in a War: Ramjet Missiles日本はラムジェットミサイルで中国海軍を海の底へ送る


July 22, 2017

  1. 新型対艦ミサイルで自衛隊の海上抑止力は一気に伸びる。マッハ3で飛翔するXASM-3はミサイル防衛をかいくぐり敵艦を沈める。北太平洋進出前に同ミサイルの有効射程に入らざるを得ないため中国が憂鬱になるのは必至でだ。
  2. 従来の対艦ミサイルに米製ハープーンや仏製エクゾセがあるが、ロケットモーターやターボジェットで亜音速飛翔し、高度15フィートと波頭ぎりぎりの高度を維持するため「シースキマー」と呼ばれる。超低空飛翔でミサイルは地球の湾曲で標的から探知しにくくなる。低空飛行すればその分探知可能距離が短くなる。30フィートで飛ぶミサイルで19マイルでハープーンが10メートルの高さで飛べば敵レーダーが探知できるのは命中2分前で対応時間がなくなる。
  3. ごく最近まで亜音速超低空飛翔が西側標準だった。ソ連のラムジェット式P-270モスキットミサイルなど新型技術も登場したが冷戦終結で米、NATO側は対応しなかった。攻撃対象の敵艦隊が不在となった1990年代に新装備開発は失速し、2001年以降は地上戦に焦点を合わせハープーンなど旧式装備が後継機種のないまま供用されてきた。
  4. ただし海軍戦に重点を維持した国がある。この国は隣国が質量ともに海軍戦力を整備するのを見て、自国艦船の整備を怠らなかった。初のドック型揚陸艦に続き、空母部隊を整備した。その国とは日本で、人民解放軍海軍(PLAN)が沿海部戦力からインド洋やバルト海まで進出する海軍力に成長する様を傍から見てきた。PLANの戦力は今や海上自衛隊をトン数隻数ともに凌駕する規模になっている。
  5. 2000年代から開発が始まった新型XASM-3対艦ミサイルで力のバランスをふたたび日本に戻す期待が高まる。ラムジェットを搭載したXASM-3の最大速度はマッハ3超で海面すれすれを飛ぶ。標的艦には命中までの対応時間が30秒しかない。
  6. Navy RecognitionによればXASM-3の射程は92マイルだが、おそらくもっと長いだろう。ミサイルは全長17フィートで約2千ポンドの重量はトマホーク対地攻撃ミサイルやSM-6防空迎撃ミサイルより小さい。XASM-3は慣性/GPS航法を切り替え、パッシブ/アクティブシーカーを最終段階で使い分ける。航空自衛隊のF-2多用途戦闘機は同ミサイル二発を搭載する。生産は2018年開始する。
  7. 海上自衛隊に新型ミサイルXSSMが導入されるとの報道がある。マーク 41垂直発射装置に搭載可能で海上自衛隊艦船の対艦攻撃能力が強化され、駆逐艦たかなみ級で32本、こんごう級イージス艦には90本の発射管がある。さらにXASM/XSSMから発展して新型陸上配備対艦ミサイルが実現する。かつて時代遅れと言われた陸上配備対艦ミサイルが再び脚光をあびている。
  8. 中国は水上任務部隊を琉球諸島島しょ線の先に定期的に送っている。中国の北方艦隊、当方艦隊は琉球諸島を通過しないと太平洋に出られず、あるいは台湾まで遠回りをする必要がある。平時のPLANは日本の排他的経済水域を合法的に無害航行している。
  9. 琉球諸島の地理条件と陸上配備対艦ミサイルを組合わせると有事に強行突破しようとすればPLANは相当の被害を覚悟する必要がある。対艦ミサイルはトラックに積んで与那国島から石垣島、宮古島、沖縄本島、徳之島、奄美大島まで配備すれば対艦ミサイル網が多重的に連続して完成する。琉球諸島を避け南北に移動すればそうりゅう級ディーゼル電気推進攻撃潜水艦、はやぶさ級誘導ミサイル艇あるいはASM-3搭載F-2の標的になる。
  10. 高性能対艦ミサイル開発でも日中の軍事バランス変更は簡単ではないもののPLANにとって日本沿海部は危険水域になる。海上で日本を簡単に屈服(撃破)できると見る向きに新型ミサイルが冷水を浴びせる。ミサイルの威力を避けるためには戦闘自体を回避するしかない。
Kyle Mizokami is a defense and national-security writer based in San Francisco who has appeared in the Diplomat, Foreign Policy, War is Boring and the Daily Beast. In 2009 he cofounded the defense and security blog Japan Security Watch. You can follow him on Twitter: @KyleMizokami.


2017年4月27日木曜日

陸自AH-64アパッチの性能向上策


しかし陸上自衛隊のAH-64Dロングボウは13機しかないのですね。中途半端な調達に終わっているのですね。

Japan’s Apaches to get improved vision 陸自アパッチヘリに高性能視認性能加わる

By: Jen Judson, April 26, 2017 (Photo Credit: Abigail Meyer / Fort Bliss Public Affairs Office)

  1. 日本の陸上自衛隊が運用するAH-64DJPアパッチ攻撃ヘリコプターの性能改修が間もなく始まる。ロッキード・マーティン製の新型目標捕捉識別暗視装置Modernized Target Acquisition Designation Sight/Pilot Night Vision (MTADS/PNVS)別名「目」が搭載される。
  2. ロッキードは高性能昼間センサー機器(M-DSA)を14セット2020年までに供給し、自衛隊機装備を更新すると26日発表した。M-DSAは「レーザー信頼性を向上してアパッチの目標捕捉ならびに距離測定能力が正確になる」と同社資料にある。
  3. 契約では参加年に渡り実績ベースでの兵站補給業務も含まれており、ロッキードは陸上自衛隊にテスト機材を提供し、日本国内での訓練も受け持つ。
  4. 米陸軍はM-DSA改修をすでに54.3百万ドル契約で昨年初頭に同社と契約している。改修によりパイロットはセンサー画像をカラーで見られるようになる。カタール王国空軍向けキットとして同様の契約が実現している。
  5. 同社によればM-TADS/PNVS装備は予備部品含め1,350基以上が米陸軍はじめ各国に納入されており日本向け十数基もここに含まれる。
  6. 日本は自国内でのM-DSA装着を行う初事例となる。納入は来年はじめに開始し、NECが実施を受け持つとロッキード資料にある。■

2016年7月23日土曜日

★防衛省のMV-22を4機追加発注を確定



なるほど17機購入意向を示した中で、これで9機を確定発注したわけですか。しかしこのニュースは国内では全く報道されていませんね。技術的すぎると判断されたのでしょうか。報道機関には機体名称を正確に記述するようお願いします。MV22ではなくMV-22ですね

Japan orders additional MV-22 tiltrotors

Gareth Jennings, London - IHS Jane's Defence Weekly
22 July 2016

今回の追加発注で日本は予定導入期数の過半数を確保した。防衛省は「遠隔島しょ部が進行を受けた際の迅速対応」に同機が
不可欠としている。 Source: US Navy

日本はベル-ボーイングMV-22Bオスプレイを四機追加調達する。国防総省DoDが7月20日発表した。日本は5機を発注済み。
  1. 今回の案件は2017年度から21年度にかけての米政府複数年度調達544.7百万ドルの一部で生産ロット17から21が該当する。日本はこれでMV-22Bを9機確保した。契約では17機調達する
  2. 契約内容通告によれば海外軍事装備販売(FMS)制度を使い、総額302.9百万ドルで製造用資材の確保、機体生産、納入まで対象とする。2020年5月までに完了する。
  3. 日本はシミュレーター一式も購入する。価格は9.6百万ドルで2017年10月末までに納入される。
  4. 2015年7月に332.5百万ドルで先行発注した5機は2018年6月までに納入される。17機導入の総額は米国防安全保障協力庁DSCAによれば30億ドル。
  5. 日本のMV-22Bは編成を急ぐ「遠隔島しょ部が侵攻を受けた際に迅速対応する」遠征師団の二個連隊に新設される揚陸部隊に編入される。同機で日本の人道援助災害救難ミッションの実施能力が向上する。■


2016年4月9日土曜日

★BAEが陸上自衛隊向けAAV7A1の製造を受注したと発表



BAE Systems to Provide Upgraded Amphibious Assault Craft to Japan

POSTED BY: MATT COX APRIL 8, 2016

An upgraded version of BAE Systems' Assault Amphibious Vehicle. Photo: BAE Systems.
BAEの強襲水陸両用車両の改良型 Photo: BAE Systems.


BAEシステムズが日本の防衛省から新型強襲水陸両用車両の製造を受注した。
  1. 契約では陸上自衛隊が進める揚陸運用能力養成を支える内容になっていると同社は発表。
  2. 「日本軍の能力増強を当社の高性能水陸両用車両で支援できることを誇りに感じる」とディーン・メドランド戦闘車両事業担当副社長は語っている。「AAV製造メーカーとして当社には長い実績があります」
  3. BAEシステムズは契約の金額規模については何ら情報を開示していないが、AAV7A1を30両および補給部品と試験設備を提供するという。この車両はRAM/RSつまり信頼性・稼働性・保守性向上型と呼ばれ、同社は自衛隊向けに運用訓練も実施する。
  4. AAV7A1 RAM/RSはエンジン出力を増やし、駆動系も強化しており、サスペンションも改良しているのでAAV7A1通常型より性能が上がっていると同社は発表。さらに機動力、指揮統制能力、補修能力も引き上げられ、兵員や物資を揚陸艦から陸上へ運ぶことができる。
  5. 生産は同社のヨーク工場(ペンシルヴァニア州)で今年8月から始まり、初号車は来年8月に引き渡されるほか、同年年末までに全車両が日本へ納入される。■


2015年7月7日火曜日

陸上自衛隊>米豪共同演習に初参加し、オーストラリアで


この件は陸上自衛隊も公表していないようです。(7月7日現在) 安全保障法制で国会が揺れる中で報道してもらいたくないのでしょうか。もしそんな内向きな姿勢があるとしたら嘆かわしいことですね。

Japan Joins US-Australia War Games Amid China Tensions

Agence France-Presse12:17 p.m. EDT July 5, 2015

SYDNEY — 7月5日に開始された恒例の米豪合同軍事演習に日本がはじめて参加している。
  1. 演習は「Talisman Sabre」の名称で二週間に渡りクィーンズランド州と北方特別地域にまたがり展開し、米豪から3万名が陸海空の作戦を実施する。
  2. 陸上自衛隊から40名が米軍部隊に加わり演習に参加する。またニュージーランドも500名を派遣する。
  3. 「とても重要な同盟関係だ」とトニー・アボット豪首相はUSSブルー・リッジ艦上で米豪関係を念頭に発言している。「重要な関係だが、今日では世界各地で多くの課題に直面している。とくに中東で」
  4. 今回の演習は六回目で中国が地域内で存在を増す中での実施になった。
  5. 中国は南シナ海で人工島や施設を建設し問題を起こしている他、東シナ海でも日本と尖閣諸島をめぐり対立している。
  6. シドニー大学で中国専門家のジョン・リーJohn Leeは「微妙なメッセージが色々なレベルで出ている。米国は同盟国と中国に対応するべく密接に連携している」と語った。「これまでより強圧的になっている中国と向きあう国には大きな問題で、中国が巨額の軍事費を投入して装備を強化し、南シナ海で特に主張を強めていることが問題だ」
  7. 中国は南シナ海での活動への米国からの批判を一蹴している。5月のシャングリラ対話の席上で、中国は主権を行使しているにすぎないと主張。
  8. 米国が展開中のアジアに「軸足」を移す外交政策へは中国が苛立ちを募らせており、米海兵隊はオーストラリア北部に定期的に駐留を開始している。そこで日本が演習に参加することを中国は不快に感じても意外には思わないはずだと専門家は指摘する。
  9. オーストラリアは日本との関係強化をこの数年間進めており、昨年7月にオーストラリアを公式訪問した安倍晋三首相をアボット首相は「とても身近な友人」と表現した。
  10. オーストラリア政府は日本からそうりゅう級潜水艦数隻の導入を検討しており、実現すれば米国製ウェポンシステムを搭載するとリーは見ている。
  11. 「日豪の安全保障協力関係は引き続き強化される」とアンドリュー・デイビス(オーストラリア戦略政策研究所主任国防アナリスト)は演習に日本が参加する意義を語った。
  12. 「かれこれ十年間にわたり続いてきたが、ここにきて勢いが増してきた。オーストラリアと日本はともに軍事面で協力できる可能性を模索している」.
  13. 同時に米国がこの地域で展開する戦略方針は中国の動きが表面化する前から変化を遂げており、二国間協力より多国間同盟関係を重視する方向に変化しているとデイビスは指摘する。
  14. オーストラリアの他の同盟国にはシンガポール、マレーシア、インド、ベトナム、フィリピンがあり、今回の演習には好意的な態度であり、日豪共同作戦でも同様だろうとリーは見ている。
  15. 「米国ならびに強力な同盟国へ中国に対応してほしいと見るが今回の演習を好意的に捉えると疑いがない」
  16. 日本の参画には国内政治状況も作用していると、ディーキン大学アジア安全保障問題を専門とするクレイグ・スナイダーは指摘する。安倍内閣は地域大の安全保障への関与を増やそうとしているからだ。■

2014年10月25日土曜日

日米共同演習オリエントシールドにアパッチE型投入



本件、陸上自衛隊発表が9月に概要を発表していますね。「日米共同訓練(国内における米陸軍との実動訓練)」として11月7日まで北海道で実施するとの音です。空海につづき、陸でも共同作戦体制がすすめられているようですすね。ストライカー戦闘車両が日本に来たことはあるのでしょうか。陸のことはよくわからずすみません。

US Army Helos Set for Joint Exercise in Japan

Oct. 22, 2014 - 07:35PM   |  
By JOE GOULD   |   Comments
Apache Flight Ops
オリエントシールド演習にE型アパッチが加わる。艦上運用可能でリムパックではUSSペリリューから発艦していた。(MC3 Dustin Knight/ / Navy)
WASHINGTON — 米陸軍のストライカー戦闘旅団が日本で来週から合同演習に参加する。陸軍が進めるパシフィックパスウェイズPacific Pathwaysによる三回目の移動で陸軍航空戦力が演習に参加するのはこれが初めてとなる。
  1. 日米合同演習ではAH-64アパッチ4機、UH-60ブラックホーク4機、HH-60ペイヴホーク3機が参加し、航空強襲ミッションをストライカー戦闘装甲車23両とともに実施すると米関係者が伝えている。
  2. これまではオリエントシールド Orient Shield 演習として陸上自衛隊のヘリコプターがキャンプ座間配備の米軍ブラックホークと参加していた。
  3. 今回投入するのはアパッチE型で艦上運用が可能、先行してリムパックにも参加している。
  4. 演習開始は10月27日で、北部方面隊第7機甲師団第11普通連隊1,300名と米軍850名(大部分は歩兵第2師団第二ストライカー旅団所属、ワシントン州ルイス・マッコード統合基地より参加)が投入される。米軍部隊は9月以来順次到着しており、その前にはインドネシアとマレーシアでそれぞれ共同演習(ガルーダシールド、ケリスストライク)をパシフィックパスウェイズの一環で実施していた。
  5. オリエントシールド演習は1982年から始り、今年は軽歩兵の分隊規模で市街戦の訓練も含まれるという。
  6. 今回ストライカー部隊を派遣するが米陸軍はパシフィックパスウェイズによる派遣を今後も増やす意向で、2015年には三個旅団をローテーションで三回派遣する。■