ラベル 米中央軍 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 米中央軍 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年1月10日金曜日

米中央軍がフーシ派に対する今年初の攻撃を実施(USNI News)―武器を供給しているイランの動きを止めない限りいたちごっこでしょう。根本的な解決が今年ないと、海運業は紅海回避を続けます

 

2024年12月28日、紅海に停泊するニミッツ級航空母艦「ハリー・S・トルーマン」(CVN-75)から、第81戦闘攻撃機飛行隊(VFA)所属のF/A-18Eスーパーホーネットが発艦した。 . US Navy Photo


中央軍は1月8日、フーシ派に対する2025年最初の攻撃を開始した。

ニュースリリースによると、米軍部隊はイエメンのフーシ派の地下にある2つの高性能通常型兵器(ACW)貯蔵施設を攻撃した。

攻撃は新年に入ってから8日目であり、12月31日以来初めての攻撃となった。

また、フーシ派のヤヒヤ・サレー報道官が、フーシ派が空母ハリー・S・トルーマン(CVN-75)を攻撃し、同空母とその航空機が1月6日にイエメンを攻撃することを阻止したと投稿した2日後ともなった。中央軍はフーシ派の主張を認めていないが、1月7日にはトルーマンでの飛行作戦の写真を投稿した。米国防総省報道官代理のサブリナ・シンは水曜日、記者団に対し、フーシ派はトルーマンを攻撃していないと述べた。

「我々は、あらゆる能力を地図から消し去ると言ったことは一度もない」とシン報道官は述べた。「我々が言ったのは、能力を低下させ、国際的な規則に基づく秩序と、その地域における商取引の自由な流れを確保するため、今後も努力を続けるということだ。我々は攻撃を成功させ続けている。繰り返しになつが、我々は地図からすべての能力を排除することはできないものの、動的攻撃を実施するたびに、あるいは、今朝早くCENTCOMが発表した攻撃を実施するたびに、彼らの能力はさらに低下し、商船や我々の海軍艦船が再び利用できる地図上の領域が奪われることになります」。

USNIニュースの紅海での活動に関するタイムラインによると、中央軍によるフーシ派への攻撃は12月は低調だった。海軍はイエメンのフーシ派標的に対する攻撃で1年を終えたが、これは12月に実施された2回の攻撃のうちの1回に過ぎない。最後の攻撃は、USSゲティスバーグ(CG-64)がトルーマンに配属されていた米海軍のF/A-18Fスーパーホーネットを撃墜して10日後に行われた。同機のパイロットは脱出し、救助された。現在も調査は継続中であり、海軍は事件の詳細についてほとんど情報を公開していない。

中央軍の活動が鈍いのは、フーシ派が活動の重点を紅海の商業船舶よりもイスラエル攻撃に移していることを反映している可能性が高い。それでもフーシ派は依然として船舶を標的にしており、12月9日と10日には、民間船舶の護衛中にUSSストックデイル (DDG-106)とUSS オケーン(DDG-77)がフーシ派の武器を撃墜した。

 1月に入ってからの8日間、フーシ派の活動は最小限に抑えられている。彼らはXバンドで放送を続けているが、攻撃は船舶よりもイスラエルに集中しているようだ。

12月のワシントン研究所の記事によると、フーシ派による商業船舶への攻撃により、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する船舶は約50パーセント減少した。マースクのような海運企業は、予防措置として、喜望峰航路の利用を好んでいる。一方で、シンガポールのシーリードのような企業は紅海を通航し続け、2023年に新たな紅海サービスの提供を開始したとワシントン研究所は指摘している。

フーシの攻撃は、2024年の余剰を潜在的に防いだため、海運業界にとってはわずかながらも利益が生まれたかもしれないと、一部の海運会社は指摘している。2024年には世界規模でのなコンテナ輸送が10.6%増加したものの、喜望峰の迂回航路による遅延で成長は相殺されている。■


ヘザー・モンジリオ

ヘザー・モンジリオは、USNIニュースの記者。科学ジャーナリズムの修士号を持ち、これまで地元の裁判所、犯罪、健康、軍事、海軍兵学校などを取材してきた。

U.S. Central Command Launches First 2025 Strikes Against Houthis

Heather Mongilio

January 8, 2025 5:20 PM

https://news.usni.org/2025/01/08/u-s-central-command-launches-first-2025-strikes-against-houthis


2023年7月7日金曜日

気になるニュース:ホルムズ海峡でイランが民間船拿捕をねらい発砲。米海軍の急行でイラン海軍は退散したが、日本への原油輸送にも警戒信号だ。

 


ラン軍艦がオマーン沖で石油タンカーに発砲し、米海軍が到着すると現場を離れたと、米第5艦隊が水曜日発表した。



 7月5日早朝、イラン軍艦が民間タンカー2隻を奪おうとした。米海軍発表によると、イランの要員は、石油タンカーRichmond Voyager を捕獲しようとし、数回発砲した。

 USSマクフォール(DDG-74)とMQ-9リーパー、海軍P-8Aポセイドン海上哨戒機を含む監視資産は、2件の押収未遂に対応した。

 イラン海軍は、現地時間午前 1 時頃、マーシャル諸島船籍の石油タンカーTRF Moss をまず奪取しようとした。第 5 艦隊によると、マクフォールが到着すると、イラン海軍艦艇は退去した。

 約3時間後、別のイラン海軍艦船が、バハマ籍のリッチモンド・ボイジャーの停船を試みた。イラン海軍が接近すると、リッチモンド・ボイジャーはオマーンのマスカット沖20マイル以上の国際水域にいた。

 マクフォールが現場に到着すると、イラン海軍艦は立ち去った。石油タンカーは発砲による目立った損傷はなかった。リリースによれば、銃弾数発がタンカーの船体、乗組員の居住スペース付近に命中したものの、負傷者はいなかった。

 英国の海上警備会社Ambreyによると、タンカーはイラン側から無線で停船を指示された。タンカーが応じなかったため、イラン側が発砲した。

 イラン海軍と宗派軍のイスラム革命防衛隊海軍は、ここ数年、民間船を拿捕しようとする動きを強めている。海軍によれば、イランは2021年以降、20隻の国際船籍の船舶に嫌がらせをしたり、攻撃したり、拿捕したりしている。

 今年に入り、イラン軍は1週間でタンカー2隻を拿捕したとUSNIニュースは5月報じていた。

 米国は5月初旬、イランが1週間で2隻の民間船を拿捕したことを受け、ホルムズ海峡をパトロールする船舶と航空機のローテーションを増やした。■



 VIDEO: Iranian Navy Warship Fires on Oil Tanker in the Strait of Hormuz - USNI News

By: Heather Mongilio

July 5, 2023 12:48 PM


2021年9月10日金曜日

イスラエルが米中央軍の管轄に入ったことの何が重要なのか。米=イスラエル=アラブ主要国の対イラン包囲陣が生まれる。

  

イスラエルのアイアンドーム対ロケット弾防衛装備と米製ペイトリオット対ミサイル防衛装備が米=イスラエル合同軍事演習で並んだ。 March 8, 2018. (Jack Guez/AFP via Getty Images)

 

 

中央軍から9月1日発表があり、イスラエルが中央軍CENTCOMの担当地域に入る。この展開の背景にアラブ=イスラエル間の関係で変化が生まれ、米=イスラエル=アラブ連合軍の軍事力が向上し、イランおよびテロ集団のイラン代理勢力への抑止効果が高まる可能性が出てきた。

CENTCOMは1983年に生まれたが、イスラエルは米欧州軍司令部EUROCOMの責任範囲とされてきた。これは地理と無関係にイスラエルがアラブ諸国と政治的に切り離された関係にあったためだ。これまでCENTCOMが多国間演習を実施する際もイスラエルが域内で孤立して実施調整を難しくしていた。

アラブ=イスラエル間の関係改善で共通の脅威に対応する基盤が主要国にできた。関係改善を生んだ原因はイランで、核兵器開発を長年にわたり模索していることにあわせ、中東全域でテロ集団の代理勢力を育成する同国の行為だ。

イランの強硬な動きが理由で、米国が仲介した形でエイブラハム合意がイスラエル、バーレーン、アラブ首長国連合間に昨年成立し、政治経済文化面の協力関係で互恵効果への道が開いた。軍事協力関係の伸展で域内安定度が増す効果が生まれそうだ。

今年五月にはガザ地区でイスラエルとイラン支援を受けるテロ集団との交戦が発生した。テロ集団は4,300発ものロケット弾をイスラエルに向け発射し、無人機、無人水中機、対戦車兵器まで展開された。

こうした攻撃自体はイスラエルにとって脅威ではないが、イランやイラン代理勢力がイスラエル攻撃に投入する装備が米軍やアラブ同盟国に向けても使われている。

2019年5月から現在に至り、米軍陣地へのロケット弾、迫撃砲、無人機攻撃100回近くの背後にイラン支援を受けた戦闘員集団があったと考えられ、今年だけでも27回の攻撃事例が報告されている。米軍等は2019年のサウジアラビア石油精製所攻撃の背後にイランの関与を糾弾しており、無人機や巡航ミサイルの投入で世界の石油生産精製に少なからぬ影響を与えた。

イランは米国、アラブ、イスラエルの権益を海上でも標的にしている。無人機、高速ボートを使いペルシア湾で米艦艇を狙い、イランはタンカーを拿捕すし通商の自由な流れを阻害し、アラブの隣国に被害を生じさせている。イスラエルとつながるタンカーに無人機攻撃も実行した。

イランはテロ集団に各種兵器を供給する以外に、兵器の現地生産をガザ、レバノン、イエメンで支援している。このため米国、イスラエル、アラブ中核国の協力が一層必要となった。

イスラエルをEUCOMからCENTCOM指揮下に移したことで直ちに域内の安全が強化される結果が生まれるわけではない。CENTCOMはこれまでもイスラエルと緊密に動いてきた。CENCOM司令官ケネス・マッケンジー大将は指揮権移管はエイブラハム合意の「運用面」で効果を発揮すると今年初めに発言している。

その一つに米国、イスラエル、アラブ諸国間の合同軍事演習や訓練の実施があり、CENTCOMはイスラエルに対しエジプト、アラブ首長国連邦を次回のノーブル・ダイナ演習に招くよう求めている。CENTCOMはアラブ首長国連邦に対し次回アイアン・ユニオン演習にイスラエル国防軍の参加に合意するよう求めている。またCENTCOMはEUCOMと連携しギリシアに働きかけ、エジプト、ヨルダンとともにイスラエル、アラブ首長国連邦他を次回ギリシャ主催のイニオコス演習に招くよう働きかけている。

こうした動きを通じ、各国の即応体制が強化され、共同作戦への準備も強まる。さらにイランやテロ集団の代理勢力に強いメッセージとなる。

今回の発表は前向けかつ良い結果を生む。ここからが正念場で米、イスラエル、アラブの権益の防衛を高める作業が始まる。■

Why Israel's transfer to US Central Command could help deter Iran

By Bradley Bowman and Behnam Ben Taleblu

 Sep 8, 12:50 AM

Bradly Bowman is the director of the Center for Military and Political Power at the Foundation for Defense of Democracies, where Behnam Ben Taleblu is a senior fellow.


2019年6月20日木曜日

2019年6月20日、イランが米グローバルホークをミサイルで撃墜

US: Iran Shoots Down Global Hawk; Second Drone Down This Month イランがグローバルホークを撃墜。今月に入り無人機撃墜は二機目

The Global Hawk was downed after two earlier shots at US drones in the region, and attacks on commercial shipping.

グローバルホーク撃墜に先立ち2機への攻撃は失敗していた。民間船舶への攻撃を監視していた。
By   PAUL MCLEARY
on June 20, 2019 at 8:07 AM
Global Hawk reconnaissance drone

6月19日夜、RQ-4Aグローバルホーク偵察無人機がホルムズ海峡上空でイラン軍に撃墜されたと米政府関係者が認めた。同地区で米イラン感で緊張が高まる中一連の事件が発生しているが最新かつ最大規模の事態となった。
同機は「国際空域でイラン軍地対空ミサイルに撃墜された」渡米中央軍報道官ビル・アーバン海軍大佐が声明文を発表した。
イランのイスラム革命防衛隊も同日早く声明文を発表しており、同機はイラン領空に侵入したためコウエモバラク地方近隣の空軍部隊が撃墜したとしている。
「イラン報道に同機がイラン上空に侵入したとあるが虚偽報道である」とアーバン大佐は説明。「国際空域を飛行中の米偵察機材への一方的攻撃だ」
RQ-4は最高性能の高高度無人偵察機であり、その任務は長距離ミッションで広範囲の偵察を行い、国際空域から対象国内部を監視するのが役目だ。
同機がイラン領空内に侵入したのか、公海上空を飛行していたのか別視点からの確認できない。
イランのマシュレグ通信は革命防衛隊に近いことで知られ、無人機はホルダドミサイルで撃墜したと報道している。2014年にその存在が判明した同ミサイルは射程95マイルで有効射程は30マイル程度といわれる。
今回の撃墜の前にペンタゴンはイランが支援するフーシ反乱勢力がMQ-4リーパーを撃墜したと認めており、これとは別にイランが地対空ミサイルを別のリーパーに発射舌がこれは失敗したとしていた。
フーシによる撃墜事案ではロシア製SA-6地対空ミサイルが発射されており、CENTCOMは「これまでのフーシの軍事力から一歩前進しているのがわかる」と述べていた。
6月13日の撃墜未遂ではイラン製SA-7ミサイルが発射された。今回の撃墜に使われたミサイルの種類は不明だが一つ確実なことがある。イランが発射したミサイルで130百万ドルのグローバルホークを喪失したことだ。■

2019年5月27日月曜日

米軍中東派遣規模を拡大の真意-----米にイランと開戦するつもりがある?



U.S. Military Is Sending Fighter Jets, Recon Aircraft, Engineers, and More To The Middle East (Updated) 米軍が戦闘機、偵察機、工兵隊他を中東に追加派遣(更新あり)

The deployments are in response to supposed Iranian threats and troops in the region will also see their tours extended. 派遣はイランの脅威に対抗するとして域内に展開中部隊の派遣期間延長も含む


USAF


タゴンから約1,500のを中東増派が発表されり、戦闘機、偵察観測機、ペイトリオット地対空ミサイル一個大隊、工兵隊が対象とある。ただし米軍関係者はうち600名は中東地域に派遣中であり、移動するだけだと説明している。配備は依然として曖昧な米政府発表に基づいておりイランが代理勢力と中東の米国権益への攻撃を企んでいるとの内容だ。
パトリック・シャナハン国防長官代行は増派部隊の概要を2019年5月24日に発表したが部隊の移動先に触れていない。前日にシャナハンは米国が5千名から15千名の追加派遣を検討中との報道を一蹴していた。中東地区には米軍数万名が展開中。
国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンがイランの脅威を公言したのが2019年5月6日のことで米軍はB-52H爆撃機、F-15Cイーグル戦闘機、ペイトリオット追加派遣部隊を同地域に派遣し、ニミッツ級空母USSエイブラハム・リンカン空母打撃群も移動開始した。米海軍は揚陸艦USSアーリントンも急遽行き先を変えペルシア湾へ派遣した。
「米中央軍司令部の要請で追加部隊を中東に送り防御力増強でイランの軍事脅威に対抗する。イラン勢力にはIRGC(革命防衛隊)および代理勢力が含まれる」とシャナハンは声明文を発表。「米中央軍管轄地区への増派は防衛措置であり敵対行動を食い止める狙いがある」
だが米陸軍ペイトリオット部隊の現地駐留延長は「派遣」部隊の4割に相当することに関心が集まっている。その他の追加派遣部隊も予め派遣予定だったのかはっきりせず、本国帰還部隊の交代分も含まれる。
View image on Twitter
Statement from @ActingSecDef on sending 1,500 US military personnel to Mid East region after threats from #Iran  Please note, it's really less that 1,000--per Admiral Gilday at the Pentagon--since 600 troops are extending deployment w/ the Patriot battalion already in region
長官代行の発表では1,500名とあるが、600名は派遣期間延長による措置であることに注意が必要だ。


シャナハンから派遣機材の機種で言及はなかった。今年はじめには米空軍はF-22戦闘機隊をアル・ダフラ航空基地(UAE)から撤収させかわりにF-15C及びF-35A部隊が現地入りしていた
イランが与える中東での米国並びに同盟国の権益への脅威の米政府説明は曖昧さを増しており、どこまで危急の事態があるのか疑問が増えている。ロケット弾一発が5月19日にバグダッドのグリーンゾーン米大使館近くに着弾したが、イラク当局は国内のシーア派勢力がイラン支援のもと実行したと見ている。ただし犯行を認めた勢力はなく被害も最小限にとどまっている。
さらに米国等はイランと代理勢力イエメンのフーシ勢力が原油タンカー四隻に損傷を与えたと非難を強めている。ノルウェー船籍M/V Andrea VictoryがUAE沖合で5月13日に攻撃を受けた。ただし犯行勢力を特定する証拠は乏しくイエメン勢力も犯行を認めていないが、同勢力がサウジアラビアへの攻撃を強化しているのは事実で弾道ミサイルや無人機を投入している。
ペンタゴンからの増派発表のタイミング自体に興味をそそられる。シャナハンはわずか数日前に脅威水準を下げる意向を示していた。
「脅威は高いままだが我々の仕事はイランに誤った判断をさせないこと」と記者団に5月21日に述べていた。「イランがちゃんと読み取ることを期待する。同地域では課題が多いがイランと戦火を開くことにはならない」
イランも米国との対決は望まないとしているが、必要なら防衛措置を取るとし、両陣営が追加部隊の動向で誤解する心配が増えている。今回の米軍増派にイランがどう反応するかは不明だ。
5月24日、民主党上院議員二名、ボブ・メネンデス(ニュージャージー)およびクリス・マーフィー(コネチカット)は報道陣にトランプ政権がイランの脅威を理由に軍事装備輸出規制法に緊急事態条項を適用しサウジアラビア他に議会の同意なしに輸出を急がせていると批判した。
サウジアラビアおよびアラブ首長国連邦向けの案件数点が上院で差し止めになっているのは両国がイランが支援するフーシ派とイエメン国内で戦闘を展開していること、サウジアラビアのジャーナリスト、ジャマル・カショギの惨殺が尾を引いている。
本件については情報が入り次第更新していく
更新 UPDATE: 3:30pm EST—
ウォールストリート・ジャーナルがトランプ政権がイラン側と裏で接触しており外交手段での緊張緩和を図っていると報道した。米国とイランには正式な外交関係が存在しない。
As US sends more troops to Middle East and fast tracks weapons sales to Gulf allies, diplomats are working back channels to try and defuse tensions and provide an exit ramp:
2
Diplomats Launch Backchannel Talks to Defuse U.S, Iran Tensions

Diplomats Launch Backchannel Talks to Defuse U.S, Iran Tensions

更新 UPDATE: 3:55pm EST—
Military.comが匿名米政府関係者の言として今回の増派部隊の情報が詳細さを欠くのは立案作業が完了していないためとした。同関係者によれば人員の相当部分は米陸軍関係だが合計人数同地域に展開中の600名が含まれているのか不明だという。
The mission is still in the planning stages; but an official w knowledge of the op said most of the additional troops will come from the Army. The boost will also include an Air Force fighter squadron and manned and unmanned ISR aircraft >
3
More US Troops Are Deploying to the Middle East to Counter Iran

More US Troops Are Deploying to the Middle East to Counter Iran

更新 UPDATE: 4:05pm EST—
トランプ政権が緊急事態を理由にAECA手続きを省略しサウジアラビア、UAE、ヨルダン向け武器販売を急ぐ理由の説明を入手した。予想通り、イランの脅威ならびにイエメンのフーシ勢力への支援を理由としている。また域内米軍部隊への攻撃危険性という「脅威報道」も引用されている。
View image on Twitter
NEW: Trump admin cites "fundamental threat" of "Iranian malign activity" to justify end-run around Congress in arming #SaudiArabia #UAE #Jordan
Contact the author: jtrevithickpr@gmail.com

2019年5月11日土曜日

イランをにらみ移動中の米軍部隊の全体像


The US is sending a ton of firepower to take on Iran — here's everything headed its way 

米軍がイランをにらみ大幅に軍事力を増強中 移動中戦力の全体像は以下の通り。

An F/A-18E Super Hornet from the
An F/A-18E Super Hornet on the flight deck of the USS Abraham Lincoln. US Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Jeff Sherman
  • イランによる米軍攻撃の可能性に対応し、米国は中東に追加部隊の派遣を決めた
  • 対象は空母航空団搭載の空母1隻、巡洋艦1隻、駆逐艦4隻、大型爆撃機隊、戦闘機、揚陸艦1隻、防空ミサイル一個中隊。
  • イランが米国権益への攻撃に出れば「容赦ない軍事力」で対応すると米国が警告している
軍は空母打撃群一個、爆撃機任務部隊一個、戦闘機、揚陸艦1隻、防空ミサイル一個中隊を中東に派遣しイランに軍事力を示威する。
USSエイブラハム・リンカン空母打撃群(空母、航空団、巡洋艦1隻、駆逐艦4隻)が移動中のほかB-52爆撃機も今週初めに移動開始した。
米空軍中央軍司令部は5月9日付けの発表でF-15Cイーグル部隊を同地域に移動し「域内の米軍部隊及び米権益を防護する」とし、10日にはペンタゴンがUSSアーリントン揚陸上陸艦、ペイトリオット地対空ミサイル一個中隊が移動中と発表した。
米中央軍は増派は「イラン及びイラン代理勢力が域内米軍部隊に攻撃を仕掛ける準備中との明確な兆候」への対応としている。

空母USSエイブラハム・リンカン

Aircraft carrier: USS Abraham Lincoln

The USS Abraham Lincoln. REUTERS/U.S. Navy/Chief Mass Communication Specialist Eric S. Powell/Handout
USSエイブラハム・リンカンは移動海上航空基地として空母打撃群を率い高度の戦力を有する空母航空団を搭載する。
今回移動中の第7空母航空団はF/A-18スーパーホーネット、EA-18Gグラウラー電子攻撃機、E-2ホークアイ早期警戒機ならびに回転翼機で各種任務をこなす。

巡洋艦USSレイテ・ガルフ

Cruiser: USS Leyte Gulf

The USS Leyte Gulf. US Navy
タイコンデロガ級誘導ミサイル巡洋艦は多用途をこなせる艦艇で垂直発射装備(VLS)122門の重装備でトマホーク対地攻撃巡航ミサイルから対空ミサイル、対潜ロケットまで発射できる。

駆逐艦四隻 USSベインブリッジ、USSゴンザレス、USSメイソン、USSニッツェ

4 destroyers: USS Bainbridge, USS Gonzalez, USS Mason, and USS Nitze

The USS Mason. Mass Communication Specialist 1st Class Blake Midnight/U.S. Navy via AP

駆逐艦もVLSを90から96門搭載し多任務をこなせる。対空対ミサイル防御以外に対地攻撃能力も有する。.
トランプ政権に入りシリアのシャイラート航空基地にトマホーク巡航ミサイル59発を発射したのは駆逐艦2隻だった。

爆撃機B-52

Bombers: B-52s

The B-52 with all its ammunition. Tech Sgt. Robert Horstman/US Air Force
B-52は亜音速高高度飛行可能の爆撃機で核・非核双方の運用が可能だ。各種兵装の搭載量は70千ポンドまでで戦略攻撃、近接航空支援、航空制圧、海洋哨戒まで各種任務をこなす。

戦闘機F-15Cイーグル

Fighters: F-15C Eagles

US Air Force F-15C Eagles arrive on a flight line U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jocelyn A. Ford
同地域に配備中のF-15は実弾を搭載しているといわれ、AIM-120高性能中距離空対空ミサイル(AMRAAM) 6発、AIM-9Xサイドワインダー2発で対空戦に対応する。
ペンタゴンからは同機をイランの動きに対応するものとの発表はないが、このタイミングでの追加派遣は注目される。

揚陸艦USSアーリントン

Amphibious Landing Ship: USS Arlington

The San Antonio-class amphibious transport dock ship USS Arlington (LPD 24) departs her homeport of Naval Station Norfolk. U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Megan Anuci
サンアントニオ級揚陸輸送ドック艦は海兵隊、強襲車両群、上陸舟艇、回転翼機を搭載し、揚陸強襲作戦の他特殊作戦も支援する

対空ミサイル防衛 ペイトリオット中隊

Air-and-Missile Defense: Patriot battery

The Army test fires a Patriot missiles. U.S. Army photo
ペイトリオット一個中隊は長距離全天候防空装備として戦術弾道ミサイル、巡航ミサイルや航空機を一定条件で排除可能だ。