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2019年3月11日月曜日

カシミール空戦でMiG-21を繰り出したインド空軍の事情がわかった

世界最大の民主主義国家と自慢するインドの主張に米国人が苛立つのを知っていますが、行政手続きが複雑でとにかく時間がかかるインドが有事には不利になりかねません。今回の軍事衝突は今の所小康状態のようですが、こうした自国のまずい点を自分で直す気があるのか、をインドは試されそうですね。カシミール付近は目立つ軍事施設構築でパキスタンを刺激することもあり、構築が遅れているのでしょうか。


 

Sukhois hobbled by lack of blast pens near LoC

スホイ戦闘機の展開を妨げたのは強化掩蔽施設がLoC付近になかったためだった
NEW DELHI, MARCH 10, 2019 21:24 IST
UPDATED: MARCH 10, 2019 21:24 IST




ンド空軍(IAF)で強化シェルター「ブラストペン」建造が遅れているためパキスタン機との空中戦にSu-30戦闘機が出撃できなかったと判明した。機体導入から20年立つが建造が完了していないことを国防筋が認めた。

「行政手続きが遅れSu-30MKI用のブラストペンを国境管理線(LoC)近くで整備できていない。内閣安全保障委員会(CCS)の認可は2017年末にやっと出た」と同上筋は述べている。このため同機はLoC付近に前方配備できず、パキスタン空軍(PAF)機がインド軍事施設攻撃のため国境を超えてきた際にスクランブル出撃できなかったとの説明で、これでまっさきにMiG-21が投入された理由がわかった。

「構築には三四年かかる」とするが構築する施設数、総費用について同上筋は口を閉ざした。

2月27日朝、20機超のPAF機がLoCを超えH4誘導爆弾投下を試みたが、MiG-21バイソン8機編隊が迎撃した。ミラージュ2000やSu-30MKIは周辺基地から出撃したが、MiG-21部隊が一番近くにあり、PAF機に即座に対応した。交戦でF-16一機を撃墜したが、インド空軍もMiG-21を一機喪失した。
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IAFがSu-30の第一陣をロシアから受領したのは1996年のことで計272機を導入し、うち240機が稼働中だ。だがロシアトノ契約にはブラストペン構築は含まれておらず、IAFが独自に構築を進めざるを得なかった。

議会の国防常設委員会はシェルター建設の遅れを2016年に指摘していた。「供用中の空軍機材向け強化シェルターがない」


ブラストペンは敵の空襲やミサイル攻撃から機体を守るのが目的でパキスタンとの軍事衝突(1965年)ではIAFは機体を外に展開し数機を喪失した。1971年戦ではこの教訓を活かした。■

2019年2月27日水曜日

インド、パキスタン武力衝突の影響が民間航空に早くも出ています 該当地区への旅行は要注意

Border clashes shut Pakistan's airspace and north Indian airports

武力衝突をうけパキスタンとインド北部で民間航空が運用中止に

キスタンの民間航空当局は同国上空の飛行禁止措置を確認し、一方インドは北部8空港での民間航空取扱を中止した。両国はかねてから紛糾のカシミール地方で軍事衝突をしたばかりだ。

Border clashes shut Pakistan's airspace and north Indian airports

武力衝突をうけパキスタンとインド北部で民間航空が運用中止に


27 FEBRUARY, 2019
SOURCE: FLIGHT DASHBOARD
BY: AARON CHONG
SINGAPORE
キイスタンの民間航空当局は同国上空の飛行禁止措置を確認し、一方インドは北部8空港での民間航空取扱を中止した。両国はかねてから紛糾のカシミール地方で軍事衝突をしたばかりだ。

Border clashes shut Pakistan's airspace and north Indian airports

武力衝突をうけパキスタンとインド北部で民間航空が運用中止に


27 FEBRUARY, 2019
SOURCE: FLIGHT DASHBOARD
BY: AARON CHONG
SINGAPORE
キスタンの民間航空当局は同国上空の飛行禁止措置を確認し、一方インドは北部8空港での民間航空取扱を中止した。両国はかねて

27 FEBRUARY, 2019
SOURCE: FLIGHT DASHBOARD
BY: AARON CHONG
SINGAPORE
キスタンの民間航空当局は同国上空の飛行禁止措置を確認し、一方インドは北部8空港での民間航空取扱を中止した。両国はかねてから紛糾のカシミール地方で軍事衝突をしたばかりだ。
インド民間航空局はNOTAMでアムリスタAmritsar、ジャンムJammu、カングラKangra、クルマナリKullu Manali、クショク・バクラKushok Bakula、パタンコートPathankot、リムポチーRimpochee、シムラShimla、スリナジャールSrinajaの8空港は現地時間11:30をもって「運用上の理由により」すべての出発到着便の取扱を中止すると通達した。
IndiGo,Vistra,SpiceJetの各社は上記空港への便を停止したと確認している。IndiGoではチャンディガChandigarhとデラドゥンDehradunでの運航も中止している。
インド当局のNOATAMはインド空軍機がパキスタンが実効支配するカシミール地方に侵入しテロ集団の訓練キャンプを空爆した2月26日の事件を受けて発信された。
パキスタン政府はインド軍用機2機をパキスタン領空内で撃墜したと本日発表した。■