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2023年11月4日土曜日

ロッキード・マーチンの謎の最新鋭スパイ用ドローンが飛行している模様----興味深い高性能ISR機材のブラックプロジェクト。

 スカンクワークスの極秘スパイ・ドローンが空軍に納入された模様


The War Zoneの記事からです

高高度・長耐久ステルス・ドローン、いわゆる「RQ-180」の存在の可能性を探ってきた。そして、同機が乗員付きのU-2Sドラゴン・レディや乗員なしのRQ-4グローバル・ホークの各偵察プラットフォームを凌駕し、一世代で最も重要な軍用機のひとつになる可能性が高いと指摘してきた。現在、RQ-180の後継機がロッキード・マーチンの伝説的なスカンクワークスによって開発されているだけでなく、すでに納入されている兆候がある。

今回の暴露は、ヴァーゴ・ムラディアン編集長がホストを務めるポッドキャスト「Defense & Aerospace Air Power Podcast」の最新エピソードでのもので、レギュラーゲストのJ.J.ガートラー(The Defense Concepts OrganizationのディレクターでTeal Groupのシニアアナリスト)も加わっている。今のところ、発言について確証はないが、関連プログラムや新たな要求についてわかっていることを考えれば、非常に興味深いがある。

スカンクワークスの謎の新スパイ・ドローンについて、ムラディアンは、同機はRQ-180よりも「はるかに高性能な偵察機」で、「納入済みの機がある」と説明していた。

ムラディアンは、「このプログラムには難題があり、中止されたという憶測もあった」と付け加えた。「野心的な能力のため、再設計が必要だったのではないか」。

ポッドキャストでは、スカンクワークスによる新型ドローン(名称は不明)の裏話も紹介されている。このポッドキャストでは、空軍がロッキード・マーチンおよびノースロップ・グラマン両社と、U-2やRQ-4の後継機、そしてRQ-180の後継機について基本的に合意したことを示唆している。

ここでの含意は、ノースロップ・グラマンはすでにRQ-4(とU-2)の後継となるRQ-180の開発に従事していたため、発表されたRQ-4の退役に異議を唱えないということである。同時に、ロッキード・マーチンは、RQ-180の後継機か、少なくともU-2を補完する別の航空機の製造を任されたため、70年近く活躍したU-2が退役に向かうのに異議を唱えないようだ。

しかしムラディアンは、「戦闘指揮官やエコシステムの多くの人々は、U-2が大きな能力を与えてくれるため、できるだけ長く存続することを望んでいる」と付け加えている。

スカンクワークスによる新型ドローンがどのような形をとるにせよ、RQ-180でさえも依然として極秘であることをまず思い出すべきだ。ロッキード・マーティンのRQ-170センチネルは、戦術偵察機としてかなり小型だが、やはり全翼機である。

RQ-180に関しては、機体が偵察以上のことをサポートする可能性があり、ネットワークと電子戦が他の潜在的な機能であるが、それらは様々な組み合わせでホストされるかもしれない。いずれにせよ、RQ-180は明らかに紛争空域の奥深くまで侵入し、滞空する設計だ。全方位、広帯域、超低視認性(ステルス)機能の大型で双発の全翼機設計を意味する。敵に交戦を受けず、できればまったく探知されず、非常に高い高度を長時間飛行する性能が期待されている。

RQ-180の設計コンセプトは不明だが、空軍がRQ-180の完全な後継機ではないにせよ、補完機として準備中らしいスカンクワークスのドローンについては、さらに不明な点が多い。

近年、謎の全翼機型ドローンが繰り返し目撃されている。

ロッキードは過去数年間、冷戦時代の乗員付き偵察機SR-71の後継機として、無搭乗の極超音速機SR-72の開発に取り組んでいることを繰り返し示唆していた。映画『トップガンマーベリック』にダークスターと名付けられたSR-72に似た謎の機体が登場するまで同社はSR-72計画について沈黙していた: この事実をロッキードは喜んで利用した。ロッキードは、この航空機がフィクションではなく、現実に存在していると言及し続けた。

2016年の早い時期から、ロッキードはSR-72の極超音速設計を支える技術を証明するために、F-22ラプターとほぼ同じ大きさのデモ機を製造する可能性について公然と議論していた。この種のデモンストレーターの製造コストは10億ドル以下で、プログラム開始からわずか数年以内に進空するとの予測があった。

スカンク・ワークスの新型ドローンがSR-72やその他の極超音速設計と関係があるのかが最も重要である。ロッキード・マーチンは現在、極超音速プロジェクトに多大な投資をしていることで知られているが、公表されているのは極超音速ミサイルが主だ。

一方、空軍はこのクラスのハイエンド極超音速スペースプレーンへの関心を高めており、秘密裏に進められているメイヘム計画の一環として、新たな極超音速機の開発をレイドスLeidosに発注したとの情報もある。関連情報は限られているものの、攻撃や情報・監視・偵察任務を支援するためのさまざまなペイロードを搭載する能力を実証する実験的な設計を指しており、実用プラットフォームにつながる可能性がある。

この新型ドローンがRQ-180を補完するのか、それとも完全に置き換えるのか、明言できない。後者なら、RQ-180がいつまで使えるのか疑問が残る。より可能性が高いのは、RQ-180とスカンクワークスの新型ドローンが、まったく別の能力を表しているということだろう。前者は永続的な貫通偵察、ネットワーキング、電子戦であり、もう一方は極超音速攻撃と偵察に最適化される。空軍の極超音速機の要件について判明していることと、よりよく結びついているように思われる。

間違いなく、空軍の将来の戦略的偵察機に関しては、スカンクワークスの新型スパイ・ドローンだけでなく、RQ-180に関しても、不明なことが大量にある。しかし、この分野の専門知識を有する企業数社で、複数のプログラムが具体化しつつあるのは明らかだ。■


2018年2月12日月曜日

今になって出てきたロッキードX-44A無人全翼機とはどんな機体だったのか

謎の機体好きにはたまらないスクープです。図面は米特許庁のファイルからのようでかなり大まかで実機と異なる可能性もあります。もう20年近く前の話なので技術が陳腐化しており、今更極秘にしておいても仕方ないという判断なのでしょうか。The Warzoneからの記事です。



Exclusive: Lockheed Skunk Works' X-44A Flying-Wing Drone Revealed  ロッキードスカンクワークスのX-44A全翼無人機の存在が浮上

The aircraft is a missing link in a lineage of shadowy unmanned flying-wing drones built by the legendary Skunk Works.

伝説的スカンクワークスの全翼無人機の系譜をつなぐ存在か


USPTO
BY TYLER ROGOWAYFEBRUARY 2, 2018


ッキードで採用に至らなかった「ティアIII」RQ-3ダークスター無人長時間滞空スパイ機とRQ-170センティネルをつなぐ存在で今まで不明だった機体が明らかになった。全翼機形状の無人機はロッキードのスカンクワークスが1999年にRQ-3が消滅した後に製造されていた。
 狙いは迅速製造技術とともに侵攻航空偵察性能の実証であり小型無尾翼無人機の空力特性の証明にあった。機体はX-44Aと呼称され2001年に初飛行した。
USAF
RQ-3タークスターは1999年に突如中止となったがねらいだった敵地侵入長時間偵察機能は今日につながっている
 
 この極秘機の呼称には混乱を招く要素がある。X-44「マンタ」は同時期に無尾翼有人機として広く知られていたからだ。X-44は推力偏向で飛行制御を狙い、速度、燃料効率、操縦性の効果を試すのが目的だった。
USAF/NASA
X-44マンタの想像図。事業は2000年に予算打ち止めとなった。


 USAFとNASAによる同事業は2000年すぎて取り消しになったことになっており、一部の想像図が残っるだけで、F-22から尾翼を取り除いた形状と三角翼が特徴だ。


DOD


 上がX-44Aが初めて国防総省の4120.15-L軍用航空機制式名称一覧に記載された際の写しで「None」とあるのは公式愛称がないことを意味している。明らかに記載内容はロッキードX-44A無人機と別であり、どうしてそんな記載になったのか不明だ。
 ロッキード作の小太りな全翼機形状無人機にX-44名称がついた経緯がわからないが、二つの機体に直接関連があるとは思えない。
USPTO


 ロッキードの1996年出願特許と知的所有権からX-44Aの設計案がわかる、と言うか実態に近い形がわかる。X-44表皮はナノカーボンファイバー製で動力はウィリアムズF112ターボジェットエンジンだ。このエンジンは巡航ミサイルのほか、無人機でもマクダネル・ダグラスX-36やボーイングX-50にも搭載された。


USAF/PUBLIC DOMAIN
Williams F112 jet engine.


 X-44の全翼巾は30フィート近くとRQ-170の半分程度だ。じゃかいも状の機体本体に各種センサーを搭載し、輸送時には主翼を取り外せたのではないか。これはRQ-170と同じだ。従来型の制御面が後縁部につき、主翼端はまっすぐに切れている
USPTO


 同機はロッキード・マーティン独自の研究成果と言うよりボーイング、ノースロップ・グラマンと同社の競作で生まれたようだ。この競作の成果は不明だが、ロッキードは不採用だったようだ。競作の目標は不明だが、初期の半使い捨てステルス機の可能性があり、空軍が現在目指している低コスト消耗品攻撃機実証 Low-Cost Attritable Strike Demonstration (LCASD)に近い存在だったかもしれない。


USPTO


 機体に付いた下の紋章の謎のデザインは航空宇宙国防関係でよく知られることになったのはトレヴァー・ペグランの著作 I Could Tell You But Then You Would Have to be Destroyed by Me: Emblems from the Pentagon's Black World 刊行以来である。


WORTHPOINT


 紋章は黒いエイがつき、興味深いことに「黒エイ」がX-44のニックネームだった。またpottus est melius quam satis beneとは「普通に良いだけでは十分ではない」の意味でX-44製造技術を指しているのだろう。 Indigo, Delta, Kilo(IDK)とは"I Don't Know"の頭文字で同機の極秘度合を示している。ナンバーワンと星座は謎だが、星六つはエリア51を意味することが多い。ただし、星は11個付いている。
 X-44は改装され海軍の空母運用空中給油機(CBARS)の目視探知機能の評価に使われている。ロッキードはCBARS参画をあきらめておらず、ジェネラルアトミックスとボーイングと厳しい競争に直面している。
LOCKHEED IMAGE
ロッキードP175ポールキャットはX-44Aの後で作成され、やや大型になったがコンセプトは類似し形状は進歩している。そこでRQ-170センティネルの前身にRQ-3、X-44、P175の三機種があったことがわかる。


 スカンクワークスが高性能無人機を目指す中でX-44が習作であったことがわかる。
 おそらくステルス無人機各型の前身となったのだろう。まだ極秘扱いが解除されていない機体がありそうだが、P175ポールキャット実証機につながったことは明白で両機種とも目標を共有し、設計上は類似しているが、P175は大型で性能も伸びている。
 その他2000年代初期から中期に現れたらしい機体にスカンクワークス作の全翼機形状極秘機体の一連があるのだろう。9/11後は敵地に侵入し長時間偵察する性能が最重要になったはずで、ロッキード製の別の極秘機がイラクの自由作戦に投入されている。これはおそらくRQ-170センティネルの試作機であったに違いない。アフガニスタンのカンダハール飛行場で同機が一般に目撃されはじめたのは2007年だった。
USAF VIA FOIA
グアムのアンダーセンAFBにRQ-170が配備された


 RQ-170はオサマ・ビン・ラディンの所在を突き止めたほか、イランの核開発の様子を監視し、2011年にイランに捕獲されたことで有名になったが、北朝鮮上空はじめ各地でも飛行している。その背後にX-44はじめまだ正体不明の機体数種類があるのだろう。謎に満ちて闇に消えた米国のステルス無人戦闘航空機(UCAV)の系譜については別に紹介したい。
 スカンクワークスから謎の機体の写真や関連情報が近い将来に公開される日が来るのを待とう。これだけ長期にわたり極秘扱いなのは全く理解できない。今日の高性能無人機と比較すればはるかに単純かつ小型機にすぎないのだ。
 X-44Aは二十年前の機体だが歴史に埋もれた高度に極秘の「ブラック」技術の世界があり、まだまだ知られていない側面があることを思い起こさせてくれる機体だ。
 ロッキードにX-44を照会したが回答が来ていない。同機に関する何らかの情報が出てくれば随時ご紹介したい。■
Contact the author: Tyler@thedrive.com

こうしたブラック事業は予算技術で普通の費目に潜り込ませているのでしょうね。それはやはり財政がしっかりしているから可能なことなので、現今の厳しい状況をみるとブラックの原資そのものが乏しくなっていれば技術の革新的進歩に逆効果になりますね。やはり国防の基本は強い経済です。

2017年10月30日月曜日

「F-19」と謎の米軍部隊記章



なにかと極秘機材の話題が好きな当ブログですが、ノースロップの存在がいつもつきまとっていますね。それはそれで楽しいのですが、どうも噂の域を超えないようですね。しかし火のないところに煙はたたず、ということもあります。あと数年して機密解除される可能性がないとはかぎりません。



This USAF Intelligence Squadron's Insignia Appears to Show the "F-19 Specter"

米空軍情報隊記章に「F-19スペクター」がついている

It's officially a "generic" airplane, but it sure looks like someone got their inspiration from the fictitious design.

「一般機材」という公式説明だがどこでデザインを拾ってきたのか

DOD INSIGNIA
BY JOSEPH TREVITHICKOCTOBER 23, 2017

  1. 部隊記章には風変わりもの、ぱっとしないもの、問題になりかねないものがと同時に部隊の歴史や任務に関し重要かつ興味深い洞察を与えてくれるものがある。そのひとつに「F-19スペクター」ステルス戦闘機を題材にした記章がある。
  2. アラバマ州軍の第117情報隊の公式記章では衛星ビームが南北アメリカを照らし、F-19Aと思しき機体が信号波を発信する形にまとまっている。州軍航空隊の公式歴史管理局および米陸軍紋章記録所によればこの記章は1989年制定で、当時の第117偵察技術隊のものだ。
  3. 記章の公式説明は以下の通りだ。
「青と黄は空軍の色。青は空で空軍の活動場所で、黄は太陽であり、空軍人員に求められる優秀さを意味する。地球は世界規模での当飛行隊の運用技術を意味する。機体は飛行隊の有する空中監視偵察能力を体現している。衛星は偵察と情報を遠隔地から入手する技術の象徴だ」
  1. 州軍航空隊公式歴史部によると機体は「架空」のもので特定機材を意味する意図はないという。空軍の上位方針ではこれは正しい措置で時を超えても有効な記章にすべく、新機材導入があっても変更を不要にする措置だ。
  2. だがデザインが大衆の信じるF-19Aに酷似しているのは単なる偶然なのか。もちろんスペクターが実在する証拠でもない。事実はその反対だ。
  3. 話の全体像をご存じない方には1980年代に空軍が米軍の戦闘機公式呼称で「19」を飛ばしていることをお教えしたい。F-16はYF-17を破り採用され、その次にF-18が生まれF/A-18になった。
NORTHROP/LORAL
一番詳細なのがロラールのF-19スペクター・ステルス戦闘機の構想図だ。だがあきらかに作者の想像の産物であり、同社技術陣のインプットではない。
  1. だが1982年に空軍は機体呼称制度を使いノースロップ・グラマンのタイガーシャークをF-20と命名している。するとただちにF-19の存在を観測する動きが出て、想像の最大公約数が噂に上っていたステルス戦闘機だった。その6年後に同機はロッキードF-117ナイトホークとして登場したが、極秘機が別に存在すると信じられるようになった。
  2. だが正体は暴露されている。民間航空研究者のアンドレアス・パーシュは自身のdesignation-systems.netで公式文書を引用し、F-19が欠番になったのはノースロップの要請をおもんばかったためと解説している。タイガーシャークの国際販売をもくろんだ同社がF-20名称にこだわったのはMiG-19と混同を防ぐためでソ連が奇数の機体名称を採用していたからだ。
USAF
ノースロップF-20 タイガーシャーク
  1. 果たしてこの話題があったのか疑わしいが、米軍の航空機ミサイルの制式名称には例外が多く標準形と異なる例も多いし、順番でないものやマーケティングや政治配慮のために変えられた型式名がある。好例がC-130JハーキュリーズとC-27Jスパータンの関係で実際に両機はシステム上の共通項もエンジン含め多い。このため空軍はアルファベット8文字を飛ばしてA型のかわりにJにした。
  2. 別のステルス機が存在し途中で使われなくなった可能性は極秘の世界なら考えられる。戦場上空を飛行しながら探知されず奥地まで侵入できる機体が影のステルス機発達の歴史で存在したのかもしれないし、1990年代後半に現れたタシットブルー/BSAX実証機や同様のミッション内容を持つ無人機との間に存在するギャップを埋める機体なのかもしれない。だが同機が信じられているようなF-19の姿だったのか、そもそもF呼称がついていたのかも不明だ。
F-19 広告のひとつ

  1. 別の可能性として米空軍、情報機関、ノースロップが結託してF-20の呼称を採用させステルス機の存在で混乱させ関心をそらすため偽情報にしたという可能性もある。実際のF-117やB-2はスペクターの姿とは似ても似つかない。一般が欠番の「F-19」に関心をいだくならソ連軍情報部も明らかに興味を示すはずだ。
VIA HITECHWEB.GENEZIS.EU
この写真は空軍関係催事がラスベガスで1986年にあった際に展示されたものでノースロップ/ロラールの初期のATF設計案を表している。これに手を入れたデザインが各種広告でF-19として表れている。YF-23はステルス機としてもっと洗練されノースロップのAFT案となった。
  1. そこで第117偵察戦術飛行隊の記章だが内輪のジョークのようで同隊は記章制定時に機材を保有していなかった。当時の同隊の任務はSR-71ブラックバード、U-2ドラゴンレイディ、RF-4CファントムII各偵察機の撮影したフィルの処理、解析さらに画像情報の配信で、おそらく記章制定時に機密扱いではなかったF-19のイメージを採用するのが極秘機材と縁がある同隊に都合がよかったのではないか。
  2. 1989年はF-117公開から一年後だが、F-19の噂が航空機愛好家にまだ残っており、一般大衆も同様だった。1988年にマイクロプローズがF-19のコンピューターゲームを発売しており、ハズブロもGIジョーX-19ファントムを発表したのも同機を強く意識したものだ。
  3. 「謎の機体」のプラスチックモデルは数多く発売されている。当時最も人気のあった設計案を採用したものが多い。丸みを帯びた大きな主翼はノースロップ/ロラール広告の影響を受けており、機体が細いのはSR-71からヒントを受けたとメーカーのテスターTestorは説明していた。このテスター製品がレヴェルやイタレリからその後も販売され700千個も売れている。
  4. 第117情報隊は今日も当時同様の任務にあたっているが、情報解析には衛星画像や無人機からのフルモーション画像が使われている。湾岸戦争(1991年)以降主要作戦10ケを支援しており、ハリケーンカトリーナ(2005年)やディープウォーターホライゾンの原油漏出事故(2010年)も含まれる。
  5. 同隊は今日も同じ記章を使っている。ご紹介した背景事情以外の内容をご存知の場合はぜひEメールでお知らせいただきたい。■
Contact the author: jtrevithickpr@gmail.com