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2017年6月4日日曜日

ISIS「首都」の攻略作戦はまもなく開始される模様


ISIS作戦が順調に進展しているようでそれはそれでいいのですが、この勢力はむしろ地下に潜り脆弱な周辺国の治安を脅かすのではないでしょうか。まるで無法集団のようですが、それこそ自称イスラム国の本質であり、イスラム教を冒とくしているといわれれば何も反論できないでしょう。二度と立ち上がれないように徹底的に粉砕すべきですが、テロとの戦いはこれからも続くでしょう。

 

syriaAFP

PENTAGON OFFICIAL: The assault on the ISIS capital will 'begin in the coming days' ペンタゴン関係者:ISIS首都強襲作戦は「数日以内に開始」


長く待ち望まれていた米支援のシリア勢力によるイスラム国の首都ラッカ解放作戦の開始が数日以内に近づいてきたとペンタゴン関係者がワシントン・エクザミナーに伝えている。
  1. 関係者は匿名を条件に「連中はラッカで全滅する。数日以内に強襲作戦が始まるのではないか」と語った。
  2. ペンタゴンは作戦開始日を公式に発表していないものの、部隊はすべて位置についており、シリア民主軍SDFの手に小火器が渡されており、一般市民はラッカから退去し攻撃に巻き込まれないよう告知されている。
  3. 「SDFはラッカ周囲を包囲しており、北と東方面から各3キロ、西から10キロ地点に位置している」とバグダッドで米軍報道官ライアン・ディロン大佐は述べている。
  4. 「シリア民主軍にはラッカ市民をまず退避させるよう命令が出ている」とディロン大佐は報道陣に伝えた。200千名もの住民がすでに市街に脱出し、難民キャンプ等に避難している。
  5. 米側はシリア武装勢力に小火器、弾薬の配給も始めたが、対戦車砲は非対象だ。
  6. ディロン大佐によれば武器配布は慎重に行われており、攻撃対象に応じた装備に限定している。シリア勢力に渡した装備類のリストはトルコも共有しており、NATO加盟国のトルコは米側がクルド陣勢力に武装装備を渡したことに神経を尖らせている。クルド人はトルコではテロリスト扱いだ。
  7. 米主導の連合軍はここにきて空爆も強めており、ISIS戦闘員の拠点を対象にその他建設装備、火砲、指揮命令拠点を対象に60回近く攻撃しているとディロン大佐は述べている。
  8. モスルに残るISIS戦闘員は1,000名を切っており、占拠しているのは6平方マイルほどになっているが、包囲されており脱出経路はない。
  9. 同市中心部には一般市民80千から150千名が閉じ込められており、イラク軍は熾烈な市街戦を覚悟しているようだ。
  10. モスル市民には自動車や二輪車の運転を差し控えるよう告げられている。自動車爆弾犯と間違えられない工夫で、ISISはこの戦術をもっぱら使っている。■
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2014年12月25日木曜日

イスラム国がヨルダン空軍機を撃墜


イスラム国がどのように機体を撃墜したのかが問題です。おそらく地上からの一斉掃射など数にものを言わせる方法だったと見られますが、イスラム国がプロパガンダに本件を利用するのは間違いないところでしょう。イスラム国の動向には目が離せません。

Official: Jordanian Pilot Shot Down by Islamic State

By AWAD MUSTAFA2:17 p.m. EST December 24, 2014

SYRIA-US-IS-UNREST-KIDNAP(Photo: AFP)
DUBAI —.ヨルダン保安当局者がDefense Newsに対し同国所属の戦闘機が本日シリア領土内でイスラム国により撃墜されたと確認した。
  1. 同筋によるとムアト・アルカセアスバ大尉 1st Lt. Mu'ath Al-Kaseasba が捕獲された写真を家族が本人に間違いないと確認している。
  2. パイロットはF-16に搭乗していたと思われるが、同筋は確認していない。.
  3. ヨルダンは合衆国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーンとともにイスラム国への空爆作戦を10月から実施中。
  4. ロイターによればシリアの人権監視団体が撃墜地点はイスラム国の拠点ラッカ市Raqqa city近郊であるという。
  5. イスラム国側は撃墜機パイロットが戦闘員により引き回される写真を広報の意図で公開しており、パイロットの国籍をヨルダン人だとしている。
  6. ラッカはトルコ国境近くでほぼイスラム国戦闘員が全域を占拠されている。■