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2018年3月13日火曜日

米海軍で相次ぐUFO目撃事例、だが解明を阻む要素とはなにか


空を飛ぶパイロットの間ではUFO遭遇は結構多いといわれますが、白眼視されることを恐れわざわざ報告することは少ないようです。今回も米海軍の事例が突出してますが米空軍はどうなのでしょう。もっと飛行頻度が高いのは民間定期便なのですがこちらはどうでしょうか。「常識」では理解できない現象を目の前にして試されますね。皆さんはどう思いますか。

The Navy keeps encountering mysterious UFOs — and no one can figure out what they are 

米海軍で相次ぐUFO遭遇、だが誰も解明できないのはなぜか

US Navy UFO
Stars Academy of Arts & Scienceが公開した映像のスクリーンショットでは米海軍ジェット戦闘機が追尾したUFOがはっきりと見える。To The Stars Academy of Arts & Science/YouTube
  • 米海軍他でUFO遭遇報告が数十年続いている
  • 軍はUFO事例の解明に真剣に対応していない
  • UFOを地球外のものと信じると芳しくない評判がつくためだ



「この世のものと思えなかった」と米海軍退役パイロットのデイヴィッド・フレイヴァー中佐がABC Newsの2017年12月取材で述べた。
「自分は頭がおかしいわけでもないし、酔っ払ってもいなかった。あれは、飛行歴18年で見たどれとも違っていた」
フレイヴァーが話していたのは2004年11月14日にカリフォーニア沖訓練飛行中に遭遇した未確認飛行物体のことで通常は不可能な飛行をしていたという。「左右前後さらにでたらめに」とフレイヴァーは述べ、突如加速して姿を消したという。
「今まで見たことのない物体で、見たことがない加速で、確か翼は付いていなかった」という。
その際の映像を他の類似例とともに昨年12月にニューヨークタイムズが記事にした。二つ目の映像では米海軍パイロットが多数のUFOのうち一機を追跡しているがどこにも推進手段が見当たらない。
Why most scientists don't care about these incredible UFO videosDepartment of Defense
追尾中にパイロットがUFOの速度と進行方向を述べている。「風上に向かっている。風速は西120ノット」
まもなくパイロットにショッキングな展開となった。UFOが姿勢を変化し、片方に旋回しながら同じスピードと進路を維持していた。「回転している」と他のパイロットが指摘した。
別の映像が先週金曜日に民間研究団体To The Stars Academy of Arts & Scienceによりネットで公開されており、やはり米海軍F/A-18がUFOに接近して、搭乗員二人が興奮のあまり声を上げながら混乱する様子を示している。「わーすごい」「なんだこれは」
こうした映像は米海軍によるUFO遭遇事件の記録の一例に過ぎない。国防総省が情報開示しこの度公開したものだ。
上記研究団体TTSAはDoD公開の映像にそれぞれ詳しい解説を加えてネット投稿している。
DoDは謎の飛行物体の正体を解明しておらず、一部には地球外の技術を使った宇宙からの訪問者の乗り物と見る向きがある。.
DoDは2007年以降発生のUFO事件の調査解明を始めたが2012年をもって予算を付けなくなった。ニューヨークタイムズ記事では国防・情報関係者が調査継続中とあるが、実質的に何も解明できず結論が出ていない。

UFO研究にともなう悪評とは

UFOが地球外生命体が地球に来訪したと信じると悪い評判がつき上司は関心を示さず正体解明は進まないといわれる。
「安全保障分野で『宇宙人野郎』と呼ばれたいと思う人はいませんね」とTTSA顧問を務めるクリストファー・メロンChristopher Mellonは言う。本人はクリントンージョージ・W・ブッシュ両政権で国防次官補(情報分野)を務めた。「この件で騒いで笑いものにされたりのけ者にされたくないとみんな思っています。指揮命令系統全体で同じ傾向で、解明の妨げが繰り返されています」
そのため軍では内部からUFO目撃報告が出ても何も対応していないという。
「ペンタゴンで各軍情報の統合作業はありません。陸軍が海軍の援助なしで潜水艦を自分で探すようなものです」「この問題で情報収集と解析を真剣に行う必要があるとの認識が不足しています
メロンはもっと真剣にこの問題に取り組み各方面の力を結集して「国家安全保障の官僚組織」を切り込み一連の事案の現実的な説明を模索することを指摘しており、地球外生命そのものを虚構の世界と切り捨てるべきではないとする。
NASAに協力する富豪ロバート・ビグローRobert Bigelowも同様に宇宙人の存在とUFOの地球来訪をと信じている。
「世界を見回すとこの問題では我が国が一番遅れている。科学者は排斥を恐れ、メディアは風評を気にしている」とニューヨークタイムズに述べている。

中国、ロシア、その他ヨーロッパ諸国の方が米国よりもこの問題を真剣に扱っているとビグローはいう。「各国は積極的にこの問題を検討しており遠慮はありません。子供のたわごとと一蹴されていません」■

2017年12月31日日曜日

UFO目撃証言の多くは軍の極秘試作機だった(と片付けたい勢力がある)

これはどうなのでしょうか。地球の大気圏内に人類とは別の何かが航空機(?)を運航しているのではないでしょうか。UFOが宇宙から来たとは限りません。中世の住民が今日の高性能航空機を見たらやはり理解不能となるのでは。また、ロシアや中国での目撃例がすべて試作機とは思えませんし、日本でも次第に目撃例が増えてきているのはなぜでしょう。2018年に急展開があるとは思えませんが、ペンタゴンから年末にこのニュースが出てきてやや違和感があるのも事実です。皆さんはどう思いますか。

Sorry, Believers — Many UFOs Are Just Military Aircraft

UFO信者に申し訳ないが目撃事例の多くは軍用機だ
Sorry, Believers — Many UFOs Are Just Military Aircraft
 FEATUREDWIB AIR December 27, 2017 David Axe


2007年から2012年にかけペンタゴンが未確認飛行物体、そうUFOである、の目撃情報を精査していた。高度航空宇宙脅威識別事業Advanced Aerospace Threat Identification Programと銘打たれ外部委託で軍パイロットと謎の飛行物体の接近遭遇事例を分析した。
一部は軍パイロットも知らない極秘軍用試作機であった可能性が高い。そのほかは説明がつかず、人類文明に革命的変化をもたらす可能性がある。
「説明がつかないから即地球外の存在にはつながりませんが、可能性が皆無とも言えません」と語るニック・ポープ Nick Popeは英国防省でUFO調査を1990年代初頭に行っていた。「地球外からの訪問はあり得ないと言っても一件でも真実だと分かれば全体が一変します」
2004年の出来事が懐疑派を困惑させる。米海軍の戦闘機二機編隊がカリフォーニア南部沿岸を飛行中に旅客機大の葉巻型物体を追跡し、空中停止など通常の航空技術では不可能な操縦を目撃した。パイロットの一人は「正体はまったくわからない」とニューヨークタイムズに語っている。
高度航空宇宙脅威識別事業を率いたルイス・エリゾンド Luis Elizondoは「説明がつかない目撃例が残っており、戦闘機パイロットや民間乗務員のように高度に訓練された人でも識別できず奇妙な飛行は説明がつかない」と電子メールで伝えてきた。
「情報部門の人たちにはUFO目撃事例を極秘試作機や無人機で別の国が開発したり政府の別機関が開発したものと信じさせようとする傾向があるが、情報が区分けされており普通の人が近寄れません」(ポープ)
「目撃事例の一部は大気圏内の放電で科学も未解明の現象と説明がつく」ともポープが大気の帯電現象を使って述べている。
「米国南西部での1980年代のUFO目撃事例の多くは極秘高性能軍用機のロッキードF-117やノースロップ・グラマンのB-2のような機体だった」(エリゾンド)
UFOと間違われるような高性能軍用試作機の噂や目撃事例は数多い。米空軍はRQ-170ステルス・スパイ無人機を2000年初頭に秘密裡に開発し、2007年にアフガニスタンで実機が目撃されるとあわてて存在を認めた例もある。ただRQ-170で最近のUFO報告が説明できるか不明だ。
空軍は大型かつ高ステルス性のスパイ無人機RQ-180を新型B-21爆撃機と並行開発している。くさび状の謎の機体がカンザス州上空を飛行する様子が2014年に撮影されたが(上写真)、おそらくB-21の初期型技術実証機だったのだろう。
軍と国防産業は「極超音速」の機体と宇宙機の開発に取り組んでおり、マッハ5を超えた飛行が狙いだ。その一部は公表されている。その他にロッキード・マーティンが自社開発したSR-72極超音速スパイ機があるが完全に秘密のベールに隠されている。
アメリカの空を秘密試作機が多数飛ぶことから政府機関や外部調査が宇宙生命体の証拠と言い始めないようにカバーストーリーが必要で「このため政府部内ではAATIPに関係するものも含め考えられないことも考えるように常日頃から準備しており、どう見ても一部は地球外の産物だと言っている」(ポープ)

2004年の映像記録はまだ説明がつかない。だが覚えておいてほしいのは謎に満ちたUFO目撃が実は軍用試作機だった例が多いことだ。まごつくパイロットの目の前に現れたのはペンタゴンの秘密試作機である可能性の方が高い。■