ラベル WC-135 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル WC-135 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年4月12日水曜日

★WC-135スニファーも沖縄に移動済み 着々と体制を整える日米



Nikkei Asian Review

Americans deploy nuclear sniffer plane to Okinawa

Japan, US forces prepare for possible North Korean test
April 12, 2017 12:35 am JST

オファット空軍基地に着陸するコンスタント・フェニックス U.S. Air Force picture, 2009
TOKYO -- 日米が北朝鮮への防御体制を固める中で金正恩政権の核兵器実験に備え、特殊観測機が沖縄に展開中と日本政府高官が述べた。
米空軍WC-135コンスタント・フェニックスは核爆発で大気中に漏れた放射性物質を微量でも探知できる。同機は嘉手納空軍基地に今月始めに移動してきたと同高官は述べた。航空自衛隊も独自の監視情報収集活動を強化している。.
USSカール・ヴィンソン中心とする空母打撃群が朝鮮半島近海に向け移動中で、日本もイージス搭載艦船を待機させ、北朝鮮のミサイル発射に備えている。自衛隊への昨年8月破壊命令はまだ有効であり、迎撃に常時備えていると日本政府は説明。
北朝鮮が新たな挑発に出る前に兆候をつかもうと同盟各国は情報を共有中だ。次の日曜日は北朝鮮の開祖金日成の生誕105年にあたり、4月25日が朝鮮人民軍創設85周年になる。この2つの日に北朝鮮が核実験またはミサイル発射の可能性がある。■

2017年2月26日日曜日

★WC-135はノルウェー、バレンツ海に向け飛行



続報です。バレンツ海というのが気になりますね。ロシア原子力艦艇で事故があったのでしょうか。あるいは単に通過しただけなのか。全く別の地点に向かったのか。かなり大掛かりな話になってきました。

U.S. WC-135 nuclear sniffer airplane has left the UK heading towards Norway and the Barents Sea

Feb 22 2017 -

  1. 先にお伝えしたWC-135コンスタントフェニックスはRAFミルデンホール基地を離陸し、北部ヨーロッパおよびバレンツ海に向かった。興味深いのはRC-135Wスパイ機も同基地から同じ経路に向かったことだ。両機を投入したミッションは何なのか。
  2. WC-135C(機体番号62-3582)は英国ミルデンホール基地に2月17日に移動し「コブラ55」のコールサインで飛行している。コンスタントフェニックスが英国に展開するのはこれが初めてではないが、北欧でヨウ素131の検出量が急増し調査にあたるとの観測がある。
  3. WC-135は核実験探知以外に放射能探知にも投入されており、チェルノブイリや福島の原発事故の例がある。大気中の粒子を集める飛行は事故の数ヶ月後まで及ぶことがある。
  4. 今回のWC-135C配備の理由はまだ不明で、ヨウ素131検出量についても反対の内容の報道もあるが、WC-135はミルデンホールに到着してから本日(2月22日)現地時間11:50初めて離陸し、ノルウェー・バレンツ海にニム向かった。
Nuke sniffer - Constant Phoenix
Airborne from RAF Mildenhall
🇺🇸 US Air Force - WC-135C
Tracking over the North Sea
USAF Rivet Joint
62-4138 PULPY81
USAF Constant Phoenix
View image on Twitter

  1. WC-135C(無線コールサイン「フローリ58」)にはKC-135給油機が二機(「クイッド524」「528」)支援につき、長時間ミッションだとわかる。また同じ飛行経路にRC-135Wリヴェットジョイント(「パルピー81」)ともう一機のストラトタンカー(「クイッド513」)も飛び、各機はスコットランド東沿岸上空を飛行している。
  2. これだけの機数を投入するミッションの中身を想像するのは難しい。報道されたようなヨウ素急増現象の調査なのか。ロシアの核活動の情報収集なのか。全く別の調査なのか。なんともいえない。
  3. 各機はスコットランド東のアバディーンに到達すると、トランスポンダーを切り、Flightradar24.comGlobal.adsbexchange.comのようにADS-B、Mode S、MLATで飛行中の機体を追うサイトでは見えなくなる。つまり、各機は作戦活動に入り、所在を知られたくない状態になったことだ。■