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2018年1月10日水曜日

★最新型SM-3ブロックIIAの日本導入決まる


ブロックIIAの米艦艇導入は今年開始ということですから、日本への導入も最優先で考えてもらっているということですか。イージスアショアより先にイージス艦への搭載になるのでしょうか。


Japan cleared to buy advanced SM-3

日本による高性能型SM-3調達が承認

By: Aaron Mehta    

WASHINGTON – 米国務省が日本によるスタンダードミサイル-3(SM-3)ブロックIIA四発総額推定133.3百万ドル購入を承認した。
 SM-3ブロックIIAは日米共同開発の中距離弾道ミサイル防衛装備で海外軍事販売による調達要請が国務省により承認されたこと自体は驚くべきことではない。議会でも反対にあう可能性は考えにくい。
 同ミサイルは昨2月にハワイで初の迎撃テストを行い、イージス駆逐艦またはイージスアショアで運用する。
 製造は主にレイセオンのツーソン工場(アリゾナ)とBAEシステムズミネアポリス施設で行う。最終価格は交渉結果で決まるので前述の133.3百万ドルは変更の可能性がある。
 国務省関係者が日本のSM-3導入の主な理由は北朝鮮だと背景を語ってくれた。
「主要同盟国の政治経済安定と発展がアジア太平洋で今後も継続する手段となる」と同関係者は述べる。「また日本の米国との共同作戦運用をミサイル防衛で高め、同地区内の米軍部隊への防御も強化される」
年夏に日本防衛トップ関係者はワシントンを訪問し弾道ミサイル防衛へ予算投入を増加させると確約しており、9月には日本がイージスアショアの設置場所を検討中との報道が浮上していた。■

2017年6月26日月曜日

米海軍:SM-3ミサイル迎撃テストに失敗


ミサイルをミサイルで迎撃する技術にはまだまだ改良の余地がありそうです。失敗から成功が近づくのでしょう。更なる進歩に期待しましょう。

US Navy ballistic missile intercept test fails

米海軍の弾道ミサイル迎撃実験が失敗

 By: David B. Larter, June 22, 2017 (Photo Credit: MC1 Nardel Gervacio/U.S. Navy)

WASHINGTON —米海軍のSM-3ブロックIIAが6月21日にハワイ沖合でミサイル迎撃テストに失敗した。
  1. 駆逐艦USSジョン・ポール・ジョーンズがイージス戦闘システムの最新ベイスライン9.C2 を試したがハワイのカウアイ島の太平洋ミサイル試験場から発射された中距離弾道ミサイル迎撃に失敗した。
  2. 駆逐艦はAN/SPY-1フェイズドアレイレーダーで標的を探知追尾したが、迎撃できなかった。SM-3最新型のテストはこれが二回目。同艦は2月にはベイスライン9.2Cによる初の迎撃に成功していた。
  3. 「今回のテストデータを詳しく解析する」と米ミサイル防衛庁は翌22日に声明を発表。
  4. 今回のテストは同時にSM-3ブロックIIAの四回目の発射テストでもあり、艦上発射は二回目となった。ジョン・ポール・ジョーンズは巡洋艦レイク・エリーにかわり2014年からミサイルテストに投入されている。
  5. SM-3ミサイルはレイセオンが開発し、日米が共同事業とし、北朝鮮のミサイル脅威への対応を主目的としている。■