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2018年5月24日木曜日

米海軍のUFO遭遇事件報告書を入手、これは....本物なのか

ここまで情報がリークされるのはどういう理由でしょうか。UFOの存在を認めざるを得なくなっている状況なのでしょうか。現在の人類の技術では歯が立たない存在としたら敵に回したくないですね。皆さんはどう思いますか。

Detailed Official Report On Harrowing Encounter Between F/A-18s and UFO Surfaces

F/A-18編隊とUFOの遭遇事件の詳細が浮上

The paper recounts a course of bizarre events that occurred near the USS Nimitz while it was sailing off the Baja Peninsula in November 2004. 報告書はバハ半島沖合で2004年11月にUSSニミッツ近辺で発生した一連の奇妙な事件を詳しく説明



120222-N-BT887-35
MC3 BENJAMIN CROSSLEY—U.S. NAVY

2004年に未確認飛行物体(ニックネーム丸時計'Tic Tac')と米海軍ホーネット編隊が遭遇した事案が昨年12月にUFO遭遇事件を探る動きの一環で明るみに出たが、実際にはもっと多くの内容があったようだ。軍事航空筋ではこの件は長年話題に上っていたが、今回公式報告書を入手している。これは高性能航空脅威識別事業Advanced Aviation Threat Identification Program (AATIP) による報告書で数々の所見が盛り込まれている。しかし以前お伝えした事件についてもっと詳細に内容を伝えている点がなんといっても重要だ。
今回入手した文書はCBS系列局のラスヴェガスのチャンネル8報道部でジョージ・ナップ率いるI-Teamからのものだ。ナップのチームはこの文書を入手した経緯を以下説明している。
「今年初めにワシントンへ赴きハリー・レイド前上院議員が手配した説明会に出席したI-Teamは機密解除文書を入手し、そこにはUFO遭遇事件が記述され、Tic Tacのこともその一部だった。2009年に行われた解析まとめでは関係省庁のインプットも含んでいた。それによるとニミッツ所属の航空部隊がAAV,すなわち異常航空物体Anomalous Aerial Vehiclesと数回にわたる接触をおこなっていたことがわかる」
全13ページにわたる報告書には日付が付いかず表紙が欠けているものの、遭遇事件について豊富な資料となり機材やセンサーについて記述とともに海軍が発生後にこの事件をどう処理したかもわかる。超大型空母USSニミッツ、タイコンデロガ級巡洋艦USSプリンストン、E-2C空中早期警戒統制機、F/A-18Cホーネット編隊、F/A-18Fスーパーホーネット編隊が関与している。またその他艦船もニミッツ空母打撃群として関与していた可能性はあるが、関与の度合いは大きくない。
だが重要なのは本案件が単なる遭遇事件ではなく2004年11月10日から16日にかけて六日間にわたり対象物体を探知していたことだ。間欠的なレーダー照射で打撃群付近に数機の物体を探知していた。同空母打撃群はバハ半島沖合に展開していたが、対象物体は信じがたい機動性を発揮し高度6万フィートから海面すれすれまで移動するのに数秒しかかけず、海面上方をホバリングしていたかと思うと「高速高回転」で姿を消した。
USN
USSプリンストン。2003年撮影。同艦にはイージス戦闘システムやSPY-1レーダーが搭載され世界最優秀の海上対空防衛体制を実現している。

最強を誇る防空センサーや戦闘システムをもってしても物体を連続追尾することは不可能だった。報告書ではUSSプリンストンが打撃群の情報処理の中心だったが、弾道ミサイル追尾モードを作動させていれば追尾精度が上がっていたかもしれないと指摘している。

視認による接触

ほぼ一週間にわたり謎の標的関連で三件の独立した出来事が発生していたが、11月14日に事態は一気に現実になった。まず現地時間10:00AM ごろプリンストン(コールサインはポイズン)から高高度の前方で飛行中のE-2CにAN/APS-145を始動し同艦が追尾中の標的の確認のためルックダウン始動を依頼してきた。

当初E-2乗員の観測画面上には波のように映っていたが、すぐに速度表示のないきわめて不明瞭な標的になった。プリンストンからF/A-18Fスーパーホーネット二機(VFA-41所属、コールサインFASTEAGLE 01)への誘導依頼を受けたE-2は訓練の一環として指示を与えていた。艦上の誘導官は幽霊のように映る対象に各機を振り向けて不可思議なレーダー反射を示す相手に対処させようとした。各機の武将は訓練用ミサイルだけだった。 
標的へ一マイルほどまで接近したパイロットたちの目に入ったのは白色で特徴のない物体で翼やエンジン、制御面が皆無で表面になにもついていないほぼ45フィートの長さの空飛ぶ丸時計といったところだった。デイヴィッド・フレイヴァー中佐(VFA-41指揮官)が自ら搭乗するスーパーホーネットで発見した機体の外殻は「白板」状だったと述べている。物体は海面すれすれを飛び機体下の海が泡立っていた。フレイヴァー中佐によれば海水が「沸騰」しているようだったとあり、海上を「ハリヤーのように」飛んでいたという。するとおよそ500ノットで海面上から500から1,000フィートへ移動した。
USN
スーパーホーネットのAN/APG-73レーダーではこれだけ接近しても物体を探知できなかった。パイロットたちはLink16標的追尾機能(おそらくUSSプリンストンのもの)の力を借りて標的に接近できた。また「ヘルメットロック」を共用ヘルメット搭載標的捕捉システム(JHMCS)から試み各センサーを標的に合わせようとしたが作動しなかった。機体は標的捕捉ポッドを搭載していなかった。
フレイヴァー中佐は丸時計を追いやろうと試みたが、「相手がこちらに気づいたよう」で退避行動を開始した。垂直に飛び、超音速で姿を消した。パイロットたちはプリンストンに対しレーダーで物体が見えるか尋ねたが、返答は「picture clean」つまり何も映っていない、だった。だが直後に「信じられないというかもしれないが、あいつはそちらのCAPにもどってきた」と連絡が入ってきた。物体は超高速度で姿を消したのは事実だがスーパーホーネット編隊が戦闘哨戒訓練を行う空域に戻ってきて、事件が発生した。
パイロットたちが母艦に戻ると各機体の状況と機能について質問を受けた。各機は全くの新型機で飛行時間も100時間未満で機能は完全だったとパイロットたちが証言している。またフライト中に何らかの身体の異常を感じたかも尋ねられたがなにも発生していなかった。
USN
この事案の噂は空母内にすぐにひろまり、CVIC(空母内の情報センター)へパイロットがUFO遭遇の事後報告に来たが最初は真面目に取り合ってくれなかった。スーパーホーネット乗員は機密保持誓約書にサインを求められることもなく、報告書では乗員がその後数週間にわたり冷やかしの対象だったとある。
フレイヴァーは我慢できず事件の記録を記憶の限り残そうとした。

別のホーネットでも

ほぼ同時期に別の機体F/A-18C(VMFA-232所属)が発艦し整備後の確認飛行中だった。管制官からパイロットに武装の搭載はあるのかとの質問が入った。太平洋上の訓練飛行でこの質問は尋常ではない。未知の標的に機体を向けろとの指示が入った。
物体を目視した前出のVFA-41所属スーパーホーネット二機編隊がこのとき物体に向かって接近中だった。だが現場に到着した海兵隊パイロットには白い物体は目に入らなかったが海面に直径150フィートから300フィートの大きな乱れがあるのが目に入った。このパイロットはこの海面だけが泡立ちながら残りは平穏なのに気づいた
USN
このパイロットは現場を去る際に海面の乱れが広がる様子を目にした。情報関係者への事後説明のあと、「超音速丸時計」を見たかと尋ねられた。パイロットは見ていないと答えた。だが先のスーパーホーネット編隊のそばで発生した奇妙な海面の現象について「沸騰する」海水を目撃していた。

VFA-41所属スーパーホーネット部隊対丸時計、ラウンド2

FASTEAGLE01が着艦してから別のVFA-41所属スーパーホーネット編隊が発艦している。時刻は午後3時になっていた。パイロット連中は待機室で情報を交換しており第二波のフライトでも物体捕捉の期待が高まった。飛行が開始され位置につくと、スーパーホーネットのLink16データリンク端末で物体の軌跡があらわれた。ほぼ南30から40マイル先だった。自機搭載レーダーで捜索を試みたが非連続のレーダー反射があっただけだった。報告書では搭乗員が追尾しようとした状況を技術面で詳細に伝えている。
報告書から
最終的に搭乗員はATFLIR目標捕捉ポッドで目標を捕捉した。着艦後に搭乗員からFASTEAGLE01が目撃したのと同じ物体だったか確認できないとの話があり、結局目視できていないことがわかった。FLIRの映像記録が大きな意味を持つことになった。
.総合するとこの報告書では本事案が思ったよりも大きな規模の話であったことが分かる。三回にわたる別々のフライトで違う形で現象を目撃していたのだ。
空の上での遭遇には別の意義もある。最初に遭遇した編隊隊長フレイヴァー中佐は空母航空隊の情報士官に事後報告したが、情報部はどうしたらいいのか皆目わからなかった。このパイロットが中佐で飛行隊司令でなかったら無視されて終わっていただろうと報告書は指摘している。
最終的に事件記録とFLIR画像が第三艦隊情報部の大佐に届けられ、そこでおしまいかと思われた。この大佐はこれ以上の調査は不要、何故なら訓練中に起こったことであり、「麻薬対策作戦の一部」と思ったからだ。これ以上この事案を詳しく検討することに消極的だったのは空母打撃群上層部も同様だった。だが報告書ではこの事案が信じがたい内容でありながら調査検討が素早く終了したことに注意喚起している。
報告書から
もう一つ興味深いのは報告書でロサンジェルス級原子力高速攻撃潜水艦USSルイビル(SSN-724)がニミッツとともに行動中であったとある点だ。同潜水艦は何ら異常な音響情報や異常な点は探知していないとあり、物体が発生させた海水の乱れとも無関係だ。
USN
USSルイビル SSN-724

報告書の結論では物体は潜航していなかったようとあり、潜水艦が状況に気づいていないことを理由にあげている。仮に物体が海中に潜航していたとしたら「極めて高性能」で、潜水艦のソナーや水中聴音機でも探知できかったことになる。

またこれ以外の結論も出ている。以下の六点だ。
  • 「高性能空中移動機」は原産地不明の存在であり、米国その他国家が保有中の技術以外を利用していた
  • ブロードバンドでの無線周波数で探知できずレーダーもほとんど無力だった
  • 物体の性能には目を見張るものがあったが、通常の飛行機に必要な揚力構造や制御面は見当たらなかった
  • なんらかの高性能推進手段を使い、ホバリング状態から超高速飛行まで瞬時に移行しながら飛行方向も瞬時に変更していた
  • 機体には「透明化」機能があり裸眼では目視できなくなっていた
  • 水中での活動も可能と思われるが、最新の海中センサーでも探知が不可能だった
報告書より
軍の情報将校を務めたルイス・エリゾンドはAATIPを契約企業ビグロー・エアロスペイスと進めていたが、今回のI-Teamに対し本事例以外にも文書で記録が残る遭遇事件は多数あり、内容については機密保持の観点から紹介できないと伝えている。
また同様の事案が明らかにンっている。大西洋で11年前に発生し、ホーネットのパイロットが現場調査を受けている。この事案については以下のリンクを参照。

今回の報告書で注目したいのは内容が深くなく、あまり詳細に触れていないことで、高度機密版の文書では詳細に記述があるが、我々が目にする可能性はほぼない。
AATIP事業が本物なのか巧妙な情報操作として軍産複合体の一角で考え出された策なのかは別として2004年11月のその週に全く異常な事態が発生していたのである。また事案は瞬時に発生したのではなく、数日間にわたり進行しており、米海軍の第一線センサー複数が問題の物体をとらえた以外に最高の訓練を受けた信頼できる人員がその目で目撃しているのは事実である。■
Contact the author: Tyler@thedrive.com

2018年3月13日火曜日

米海軍で相次ぐUFO目撃事例、だが解明を阻む要素とはなにか


空を飛ぶパイロットの間ではUFO遭遇は結構多いといわれますが、白眼視されることを恐れわざわざ報告することは少ないようです。今回も米海軍の事例が突出してますが米空軍はどうなのでしょう。もっと飛行頻度が高いのは民間定期便なのですがこちらはどうでしょうか。「常識」では理解できない現象を目の前にして試されますね。皆さんはどう思いますか。

The Navy keeps encountering mysterious UFOs — and no one can figure out what they are 

米海軍で相次ぐUFO遭遇、だが誰も解明できないのはなぜか

US Navy UFO
Stars Academy of Arts & Scienceが公開した映像のスクリーンショットでは米海軍ジェット戦闘機が追尾したUFOがはっきりと見える。To The Stars Academy of Arts & Science/YouTube
  • 米海軍他でUFO遭遇報告が数十年続いている
  • 軍はUFO事例の解明に真剣に対応していない
  • UFOを地球外のものと信じると芳しくない評判がつくためだ



「この世のものと思えなかった」と米海軍退役パイロットのデイヴィッド・フレイヴァー中佐がABC Newsの2017年12月取材で述べた。
「自分は頭がおかしいわけでもないし、酔っ払ってもいなかった。あれは、飛行歴18年で見たどれとも違っていた」
フレイヴァーが話していたのは2004年11月14日にカリフォーニア沖訓練飛行中に遭遇した未確認飛行物体のことで通常は不可能な飛行をしていたという。「左右前後さらにでたらめに」とフレイヴァーは述べ、突如加速して姿を消したという。
「今まで見たことのない物体で、見たことがない加速で、確か翼は付いていなかった」という。
その際の映像を他の類似例とともに昨年12月にニューヨークタイムズが記事にした。二つ目の映像では米海軍パイロットが多数のUFOのうち一機を追跡しているがどこにも推進手段が見当たらない。
Why most scientists don't care about these incredible UFO videosDepartment of Defense
追尾中にパイロットがUFOの速度と進行方向を述べている。「風上に向かっている。風速は西120ノット」
まもなくパイロットにショッキングな展開となった。UFOが姿勢を変化し、片方に旋回しながら同じスピードと進路を維持していた。「回転している」と他のパイロットが指摘した。
別の映像が先週金曜日に民間研究団体To The Stars Academy of Arts & Scienceによりネットで公開されており、やはり米海軍F/A-18がUFOに接近して、搭乗員二人が興奮のあまり声を上げながら混乱する様子を示している。「わーすごい」「なんだこれは」
こうした映像は米海軍によるUFO遭遇事件の記録の一例に過ぎない。国防総省が情報開示しこの度公開したものだ。
上記研究団体TTSAはDoD公開の映像にそれぞれ詳しい解説を加えてネット投稿している。
DoDは謎の飛行物体の正体を解明しておらず、一部には地球外の技術を使った宇宙からの訪問者の乗り物と見る向きがある。.
DoDは2007年以降発生のUFO事件の調査解明を始めたが2012年をもって予算を付けなくなった。ニューヨークタイムズ記事では国防・情報関係者が調査継続中とあるが、実質的に何も解明できず結論が出ていない。

UFO研究にともなう悪評とは

UFOが地球外生命体が地球に来訪したと信じると悪い評判がつき上司は関心を示さず正体解明は進まないといわれる。
「安全保障分野で『宇宙人野郎』と呼ばれたいと思う人はいませんね」とTTSA顧問を務めるクリストファー・メロンChristopher Mellonは言う。本人はクリントンージョージ・W・ブッシュ両政権で国防次官補(情報分野)を務めた。「この件で騒いで笑いものにされたりのけ者にされたくないとみんな思っています。指揮命令系統全体で同じ傾向で、解明の妨げが繰り返されています」
そのため軍では内部からUFO目撃報告が出ても何も対応していないという。
「ペンタゴンで各軍情報の統合作業はありません。陸軍が海軍の援助なしで潜水艦を自分で探すようなものです」「この問題で情報収集と解析を真剣に行う必要があるとの認識が不足しています
メロンはもっと真剣にこの問題に取り組み各方面の力を結集して「国家安全保障の官僚組織」を切り込み一連の事案の現実的な説明を模索することを指摘しており、地球外生命そのものを虚構の世界と切り捨てるべきではないとする。
NASAに協力する富豪ロバート・ビグローRobert Bigelowも同様に宇宙人の存在とUFOの地球来訪をと信じている。
「世界を見回すとこの問題では我が国が一番遅れている。科学者は排斥を恐れ、メディアは風評を気にしている」とニューヨークタイムズに述べている。

中国、ロシア、その他ヨーロッパ諸国の方が米国よりもこの問題を真剣に扱っているとビグローはいう。「各国は積極的にこの問題を検討しており遠慮はありません。子供のたわごとと一蹴されていません」■