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2025年5月3日土曜日

YFQ-44A『戦闘ドローン』連携戦闘航空機の実機が初公開(The War Zone)―ペースが早いですね。今年中に初飛行です。これがインクリメント1で次々に発展していく構想です。


The U.S. Air Force and Anduril have offered what appears to be the first look at a "production representative" example of the YFQ-44A drone, also known as Fury.

米空軍提供の写真


米空軍はアンドゥリルのYFQ-44Aとジェネラル・アトミクスのYFQ-42Aの地上試験を開始した。今年中の初飛行が予定されている


空軍とアンドゥリルは、YFQ-44Aドローン(通称「フューリー」)の「量産仕様機」で最初の画像を公開しました。ジェネラル・アトミクスもYFQ-42Aの新たな画像を公開ししたが、これが飛行を目的としたプロトタイプかどうかは不明。両ドローンは、空軍の「連携戦闘航空機Collaborative Combat Aircraft(CCA)」プログラムのインクリメント1の下で開発中だ。


YFQ-44A「量産代表試験機」の正面写真。米国空軍提供


 空軍は本日、CCAプログラムのインクリメント1設計の地上試験を開始したと発表した。両機は今年後半に飛行試験を行う予定だ。また、カリフォーニア州のビール空軍基地がCCA航空機準備部隊の最初の拠点となると発表された。

 米空軍参謀総長デビッド・オールヴィン大将は火曜日にソーシャルメディアで、CCAプログラムに関し重大発表が間近に迫っていると述べていた。空軍は昨年、ジェネラル・アトミクスとアンドゥリル両社を、それぞれIncrement 1 CCA設計の飛行プロトタイプを製造する企業に選定していた。3月に空軍は2機種の無人機に対する新たな「戦闘ドローン」FQ指定を発表した。

 「当社の連携戦闘航空機プログラムの地上試験が正式に開始されました!これは大きなマイルストーンであり、最初の飛行と戦場への迅速な配備に向けた次のステップになります」と、オールヴィン大将は本日Xに投稿した投稿で宣言した。「これらの無人戦闘機は凄まじいものになるでしょう!」

 「CCA Increment 1プログラムにおいて、地上試験の開始は重要なマイルストーンだ」と、オールヴィンは空軍が本日発表したCCAに関する声明に付随するコメントでも述べました。「このフェーズは設計と飛行の間のギャップを埋めるもので、統合リスクを軽減し、信頼性を高め、最初の飛行と最終的な戦場配備の成功に向けた基盤を築きます」。

 CCAの「地上試験フェーズでは、ジェネラル・アトミクスとアンドゥリルがそれぞれ開発したYFQ-42AとYFQ-44Aの量産代表試験機に対し、推進システム、エイビオニクス、自律統合、地上制御インターフェースに焦点を当てた厳格な評価を実施する」とリリースは付け加えた。「これらの評価は性能を検証し、今後の設計決定に反映させ、今年後半の飛行試験に向けたシステム準備を完了させるものです」。

YFQ-42AとYFQ-44Aのモデルとレンダリングはこれまで公開されていまなかった。本日公開された量産代表型YFQ-44Aプロトタイプの最初の外観は特に注目される。

 テストドローンには、デザインのリンドやモックアップではこれまで確認されていなかった、機首上部に前方向きのカメラシステムのような装置が搭載されている。アンドゥリルは本日本誌に対し、ドローンのミッションシステムに関する詳細は現在提供できないと述べたが、機首に搭載されたカメラは、初期試験における制御のための視覚的入力や追加の状況認識に役立つと説明した。量産機は半自律型(近自律型)となり、遠隔操縦は行われない。YFQ-44Aには、機首前部に飛行試験データプローブが搭載されている。これは、初飛行直前の機体や飛行試験の重要な段階において一般的な装備だ。


YFQ-44Aの機首上部にあると思われるカメラシステムのクローズアップ写真。米国空軍提供


 YFQ-44Aは、機首上部の同じ位置に赤外線検索追跡(IRST)センサーを搭載する可能性がある。アンドゥリルは昨年、アイリスと呼ばれるパッシブ赤外線センサーのファミリーを公表した。アイリスセンサーは主に有人・無人航空機での使用を目的とし、ミサイル警告や目標捕捉システムの一部として活用される可能性がある。また、オーストラリアのMQ-28ゴーストバット無人機にも、同様の位置にIRSTセンサーが搭載されていた点にも注目すべきだ。パッシブセンシング能力(IRSTを含む)は、将来のCCAsの主要な機能の一つとされており、空軍はプログラムに関連する広範な研究の一環として、他の無人機でもこれらの能力の試験を実施している。

 YFQ-44Aの空気取り入れ口の新デザインも確認できた。以前のデザインよりも角張った形状が特徴で、下顎が突き出たような「アンダーバイト」形状を採用し、低可視性(ステルス)機能を備えている可能性がある。前方向きの傾斜も確認できる。


YFQ-44Aプロトタイプと空気取り入れ口の正面ビュー。米国空軍提供の写真


 ドローンの三輪式着陸装置とベイの明確な画像が確認でき、前輪ベイのドアはステルス設計に特徴的な明確な台形形状となっている。機体上部に、コンフォーマルアンテナと思われる一列のアンテナと補助空気取り入れ口が明確に確認できる。また、機首両側には、少なくとも1つの小さな空気取り入れ口と、スクリーン後部の開口部も確認できる。


YFQ-44Aプロトタイプの中心部機体のクローズアップ。米国空軍提供の写真 TREVOR DALTON


 アンドゥリルの設計(通称「フューリー」)は、2010年代後半にブルー・フォース・テクノロジーズという企業に遡ります。2023年にアンドゥリルはブルー・フォース・テクノロジーズを買収しした。「本日、アンドリルがCCAプログラムの量産代表型プロトタイプ製造に選定されわずか1年で、空軍はアンドリルのYFQ-44Aが地上試験を開始したと発表しました」と、アンドリルの航空優勢・攻撃部門シニアバイスプレジデント、ジェイソン・レヴィン博士は声明で述べた。「YFQ-44Aの飛行試験は今夏に予定通り実施されます」。

 「アンドゥリルと米空軍は、空戦を根本から変革する次世代の半自律型戦闘機の開発を先導している。YFQ-44Aは、脅威に先んじるため必要な速度と規模で、高度な能力、量産可能性、コスト効率を兼ね備えた戦闘機能力を提供します」とレヴィンは付け加えた。「クラス初の能力を確立するには信頼の構築が不可欠です。YFQ-44Aを前例のないペースで納入することで、戦闘部隊がCCAの運用配備を支援するため必要となる信頼を築くための十分な実験機会を確保しています」。

 ジェネラル・アトミクスは、以下の画像を含むYFQ-42Aの新画像も公開したが、これは同社が過去に見せた設計の概観を主に反映している。機首下部に新しいフェアリングが見られる可能性がある。この設計は、同社がいま飛行中の無人機XQ-67Aで既に実施した技術を活かすものだ。XQ-67Aは当初、空軍のオフボード・センシング・ステーション(OBSS)プログラム向けに開発された。本誌が最初にXQ-67Aについて報じた。


ジェネラル・アトミクス

  

 「CCAプログラムは戦闘航空の画期的な新時代の象徴となり、当社はYFQ-42の試験飛行を数ヶ月以内に実施する予定通り進めています」と、ジェネラル・アトミクス航空システムズ(GA-ASI)の社長デイビッド・R・アレクサンダーは声明で述べた。「過去30年間、GA-ASIは米国とその同盟国向けに20種類を超える無人航空機を開発し、現在飛行中の無人機を含む、合計約900万時間の飛行時間を記録してきました。YFQ-42の開発は無人航空機分野をさらに拡大し、未来に期待しています」。

 アレクサンダーは、同社が高性能戦闘機YFQ-42Aのフルスケールモデルを本日発表された基地配置決定をさらに強調する形で、近日開催されるビール空軍基地のコミュニティイベントで展示すると述べた。

 「CCA(戦闘機戦闘能力)の運用化に向けたさらなる進展を示すため、空軍省(DAF)はカリフォーニア州ビール空軍基地をCCA航空機準備部隊(ARU)の拠点として優先候補地に選定した。ARUの任務は、世界中へ即座に展開可能な戦闘機を提供することです」と、空軍の発表文は述べています。「CCAは半自律型のため、ARUは準備態勢を維持するために 日常的に多数の回数で飛行する必要はありません。機体は飛行可能な状態を維持され、最小限の飛行で運用されるため、機群を支援する空軍人員の数は、他の兵器システムに比べて大幅に少なくなります」。

 ビール空軍基地は現在、空軍が来年にも退役させる予定(議会介入がない場合)のU-2Sドラゴンレイディ偵察機部隊の主要拠点となっている。2022年以前の同基地は空軍のRQ-4グローバルホーク無人機の大部分を配備していた。近年、同基地は、高度に機密保持され、ステルス性能に優れ、高高度飛行が可能な無人機「RQ-180」に関連する先進的な無人航空機開発とも関連している。ただし、同プログラムの現在の状況は不明だ。

 ARUの配備発表は、空軍だけでなく米海兵隊と米海軍が、CCAを組織構造に統合する方法、基本レベルでの運用と維持、さらには実際の戦闘での活用方法について、依然として重大な疑問を抱えている点で特に重要だ。本誌は昨日、海兵隊のデレク・ブラノン大佐が、CCAと有人航空機を衝突せずに近接飛行させること自体が依然として重大な課題のままだと述べたことを報じた。ブラノン大佐は現在、海兵隊の将来の航空ビジョンを策定する任務を負うクニンガム・グループの責任者である。

 空軍は既にネバダ州クリーチ空軍基地に実験運用部隊(EOU)を設立し、CCAの運用概念および関連する戦術、技術、手順の開発と精緻化を支援している。同軍はまた、長年、有人・無人航空機をCCAの代替機として活用してきました。

 「インクリメント1の生産決定は2026会計年度中に競争的な形で下される見込みです」と空軍は本日表明したが、同軍のCCA調達計画に関する疑問点は残ったままだ。空軍当局者はこれまでインクリメント1のCCAを100~150機程度購入する可能性があると述べてきた。同軍はさらに、追加インクリメントを通じてCCAを調達する計画です。インクリメント2の要件は大幅に異なる見込みで、最終調整が進められている。


YFQ-44A(上)とYFQ-42A(下)の複合レンダリング。USAF


 「私たちが迅速に動いているのは、戦闘部隊がこの能力を必要としているからです」とオールヴィン大将は本日述べた。「CCAは、激しく争われる環境で決定的なまでの優位性を提供するものです。プログラムは、革新的な設計と調達戦略を通じて配備を加速させており、両社は主要なマイルストーンを達成ずみ、または上回っています。各機体は、準備態勢を作戦上の優位性へと転換するのを支援します」。

 インクリメント1のCCAが飛行段階に近づいてきた。■


Our First Look At The YFQ-44A ‘Fighter Drone’ Collaborative Combat Aircraft

The Air Force has kicked off ground testing of Anduril's YFQ-44A and General Atomics' YFQ-42A ahead of expected first flights this year.

Joseph Trevithick

Updated May 1, 2025 2:01 PM EDT

https://www.twz.com/air/our-first-look-at-yfq-44a-fighter-drone-prototype


ジョセフ・トレヴィシック  

副編集長  

ジョセフは2017年初頭からThe War Zoneチームの一員です。以前はWar Is Boringの副編集長で、Small Arms Review、Small Arms Defense Journal、Reuters、We Are the Mighty、Task & Purposeなど他の出版物にも寄稿しています。



2025年3月7日金曜日

FQ: CCAで米空軍が無人戦闘機の制式名称を設定(The Aviationist)―新しい時代の幕開けを目撃しているのでしょうか。意外に早く実機が姿を現してきたようです





連携戦闘機YFQ-42AとYFQ-44A。 (画像引用元:Gen. Allvin経由米空軍)。


米空軍は、初の連携型戦闘機2機種にYFQ-42AとYFQ-44Aと制式名称がつき、無人戦闘機として初の装備品となると発表した


YFQ-42AとYFQ-44A

アメリカ空軍参謀総長のデイビッド・オールヴィン大将は、2025年3月3日に開催された航空宇宙軍協会(Air & Space Forces Association)の2025年戦争シンポジウムの基調講演で、最初の2機のCCA(Collaborative Combat Aircraft)の制式名称を発表した。ジェネラル・アトミクスYFQ-42AとアンドゥリルYFQ-44Aの2機が米空軍で「無人戦闘機」呼称の初使用となった。

 米空軍機の呼称にはそれぞれ意味がある。今回発表されたYFQ-42AおよびYFQ-43Aは、戦闘機としての役割(「F」の基本任務)を意図したUAV(「Q」のタイプコードで示される)の試作機(「Y」のステータス接頭辞で示される)を示している。

 開発が完了し、無人機が米空軍に就役すると量産機はそれぞれFQ-42A、FQ-44Aと呼ばれることになる。2機種の公式な愛称は発表されていない。

 「数年前までは紙の上の存在だった共同戦闘機のプロトタイプ2機種が揃った」とオールヴィンは言った。「空軍の歴史で初めて、YFQ-42アルファとYFQ-44アルファに戦闘機の呼称がついた。象徴的とかもしれないが、我々が空中戦の新たな章に傾きつつあることを世界に伝えている」。

 オールヴィン将軍はさらに「今年の夏には飛行準備が整う」と付け加えた。これらの新型無人機は、CCAプログラムのインクリメント1の一部で開発されている。アメリカ空軍は、2024年4月にアンドゥリルとジェネラル・アトミックスをCCAプログラムの飛行試験品に選定した。 また、ボーイング、ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマンからも設計オファーがあった。

「YFQ-42Aは、1990年代のRQ-1プレデター(後にMQ-1プレデターと改名)のデビュー以来、GA-ASIの長く輝かしい歴史を引き継ぐ」。 ジェネラル・アトミクスの公式プレスリリースによると、「この無人航空機は、MQ-9Aリーパー、MQ-20アベンジャー、新しいMQ-9Bスカイガーディアン、シー・ガーディアン、その他多くの航空機に道を譲った。「YFQ-42Aは、将来の紛争において統合軍の制空権を確保する上で極めて重要であり、紛争環境において敵の脅威を打ち負かすために、自律能力と乗員・非乗員のチームワークを活用する」。

 YFQ-42Aは、米空軍のOBSS(オフボード・センシング・ステーション)プログラム用に開発されたもうひとつのUCAVである同社のXQ-67Aと非常によく似た外観だ。これは、2024年4月24日にジェネラル・アトミクスがXQ-67AをCCAインクリメント1のプロトタイプとして使用すると発表していたので驚くに値しない。

 一方、アンドゥリル・インダストリーズのエンジニアリング担当上級副社長ジェイソン・レヴィン博士は、「YFQ-44Aは、YFQ呼称の最初の航空機タイプであり、無搭乗戦闘機の新時代を示すものです。「当社のCCAは、コストと時間という制約の中で、有人機の戦力増強手段として機能する、航空優勢ミッションを念頭に設計された高性能機です」と述べた。

アンドゥリルのYFQ-44A共同戦闘機プロトタイプのモデル。 (画像クレジット:Matthew C Clouse/Air Force Research Laboratory)


 無人航空機の公式ニックネームは公表されなかったが、アンドゥリルのYFQ-44Aの社内名称は「フューリー」であることが知られている。 注目すべきことに、「フューリー」の基本コンセプトは、2023年にアンドゥリルが買収したブルーフォース・テクノロジーズから始まっている。

 「フューリー」のコンセプトモデルは、過去に「YFQ-XX」と呼ばれていた。これは当初、AFRL(空軍研究本部)のバンディット・プログラム用に開発されたもので、第5世代戦闘機の訓練用アグレッサーを狙っていた。

地上エンジン試験を行う「フューリー」。「フューリー」のロゴの下に「YFQ-XX」の表記がはっきり見える。(画像出典:ブルーフォース・テクノロジーズ)


CCAプログラム

F-35やB-21のような現在および将来の有人戦闘用航空機と「連携」することを目的としたUCAV(無人戦闘機)を開発するのがCCAプログラムであり、「システム・オブ・システム」であるNGAD(次世代航空優勢)の一翼を担い、航空優勢を達成することを目的としている。

 また、従来のUCAVと異なり、AI(人工知能)を組み込む期待もある。CCAプログラムは、特に戦闘機隊の性能を高めるためにAIのような最先端技術を使用することで、制空権を獲得するための費用対効果の高いソリューションと考えられている。

 ジェネラル・アトミクスのプレス・ステートメントの言葉を借りれば、「YFQ-42A含む半自律型航空機は、柔軟性、手頃な価格、任務の有効性を高める。「YFQ-42Aは、現行および次世代の有人航空機とシームレスに統合できる設計で、ミッション能力を拡大し、継続的な航空優勢を確保する。「要するに、YFQ-42Aは手ごろな質量の戦闘機を、低コストで、脅威と関連性のあるタイムラインで提供するものである」。

 CCAプログラムにはさまざまな段階(インクリメント)があり、FQ-42Aおよび/またはFQ-44はインクリメント1として米空軍の装備に加わる。米空軍が両機種を購入するのか、それともインクリメント1で1機種だけ選択するのかは、現在のところ不明である。米空軍は、インクリメント1のCCAを最大150機購入する予定であり、「FQ」の呼称が示すように、空対空任務をうけもち、有人戦闘機を支援する「ミサイルトラック」として機能する。


米国の三軍航空機制式名呼称システム

1962年9月18日に初めて導入された三軍航空機呼称システムは、米軍の全航空機を呼称する統一システムである。名称に「トライサービス」と付いていることから、3軍でのみ使用されていると思われがちだが、現在ではアメリカの6つの軍すべてで実施されている。また、NASA(アメリカ航空宇宙局)で使用されている航空機も、同じ呼称システムで指定されることが多い。

 典型的な呼称はMDS(Mission Design Series)またはT/M/S(Type/Model/Series)の形式をとり、ステータスプレフィックス、修正ミッション、基本ミッション、車両タイプコードの後に設計番号とシリーズレターが続く。

 新しい'FQ'指定は'QF'指定と混同しないように、QFは退役機材から変換されたターゲットドローンのものである。 QF-16のような'QF'指定の機体は、実弾射撃訓練に使用できるよう改造されている。■


First CCAs Assigned Unmanned Fighter Designations by the U.S. Air Force

Published on: March 4, 2025 at 3:25 PMFollow Us On Google News

 Rin Sakurai

https://theaviationist.com/2025/03/04/first-ccas-assigned-unmanned-fighter-designations-by-usaf/