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2019年3月15日金曜日

ヨーロッパ共同で空母保有、国連安保理でEUを常任理事国へ ドイツ次期首相候補のとんでもない構想

こんなヒトがEUの雄ドイツの首相になっていいのか疑問です。(意外にまともなヒトだったらごめんなさい)
精神鑑定を受けたほうがいいかもしれません。ヨーロッパというところは日本から見れば非常に面倒なところで、現EUに集う秀才たちが次々に出すEU指令に産業界もさんざん振り回された苦い思い出がありますが、そのくせ日本製自動車など歴史がないとまともに相手にしてくれませんでした。EPAでどこまで変わるのかが見ものですが、ヨーロッパの狡猾な考え方には十分警戒すべきですし、意見がまとまらない点も日米からすればうまく利用したほうがいいです。しかし最大のペテンはユーロ通貨でしょうね。な是裏付けのないユーロ、通貨政策は各国任せの体制で生まれたユーロがドルより高いのか理解に苦しみます。

Angela Merkel backs plan for EU aircraft carrier

メルケル首相がEU共同運用空母構想を支持




CDU党首アンネグレート・クランプ-カレンバウアーAnnegret Kramp-Karrenbauerが提唱のEU構想にアンゲラ・メルケルが支持の声を出した。提言にはヨーロッパで共同保有する空母や国連安保理常任理事国ににEUが就任することが含まれる。
   
EU flags placed outside European Commission headquarters (picture-alliance/AP Photo/F. Seco)
German Chancellor Angela Merkel on Monday endorsed some of the key European reform ideas put forward by her successor to the Christian Democratic Union leadership Annegret Kramp-Karrenbauer, including a joint EU aircraft carrier.

クランプ-カレンバウアーはCDU党首の座を2018年12月にメルケルより引き継いでおり、今週末にフランス大統領エマニュエル・マクロンのEU改革提案に答える形で自身の構想を発表した。
マクロン構想にはEU国境警備部隊の強化、ヨーロッパ全体の気候条約、銀行業の市場共同化もある。

ヨーロッパ空母の共同運用
クランプ-カレンバウアーはドイツ、フランスがすでに次世代ヨーロッパ向け戦闘航空機開発を開始しており、「次のステップはシンボルとなるヨーロッパ空母の建造だろう」としEUのグローバル規模での安全保障上の役割に触れている。
メルケルは拡大欧州防衛協力構想に前向きな発言をしており、共同運航空母構想は将来必要となるが現時点のEUには「優先順位の高い仕事を抱えている」と指摘。
「そんな装備がヨーロッパに生まれればすばらしい。喜んで実現させたい」(メルケル)
CDU chairwoman Kramp-Karrenbauer stands next to German Chancellor Angela Merkel (Reuters/K. Pfaffenbach)

ANNEGRET KRAMP-KARRENBAUER'S PATH TO THE TOP OF THE CDU

Merkel's successor, but not a copy


CDUキリスト教民主党が党首に選出したのは同党書記長、前ザールランド州首相を務めたアンネグレート・クランプ-カレンバウアーで元首相アンゲラ・メルケルの後任となる。ドイツ報道界で「ミニメルケル」と揶揄されることもあるが、クランプ-カレンバウアー(AKKとしても知られる)はより保守的な政策で現首相と一線を画している
国連安保理に欧州を常任理事国扱いに

メルケルはクランプ-カレンバウアー提唱の国連安保理常任理事国の一角にヨーロッパを加える構想にも賛同している。「将来に有益な考え方」で「ヨーロッパの声を一つにまとめられる」からだという。
ドイツはこれまで常任理事国への昇格を安保理で第二次大戦の戦勝国である米国、ロシア、中国、英国、フランスに訴えてきた。
「ヨーロッパがUNに存在を刻むことにフランスが懐疑的なのはよく知られている」(メルケル)

ドイツ保守派はマクロンのUN改革案に冷ややか
マクロンと意見相違

クランプ-カレンバウアーからはマクロン構想への対案も出ている。欧州議会はブリュッセルのみに設置し、フランス北部ストラスブールにある第二会議場は廃止すべきとする内容だ。
またマクロン提案のヨーロッパ共通最低賃金制度の導入には反対意見で、「社会事業と最低賃金のヨーロッパ化は間違っている」とする。

メルケル首相の報道官シュテフェン・シーベールは記者会見の席上でクランプ-カレンバウアー構想は「首相個人の考えと一致している」と強調した。■