ラベル ダッソー・ラファール の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ダッソー・ラファール の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年5月10日土曜日

ラファール初の戦闘喪失を示唆する画像が出てきた(Aviation Week)

 Wreckage of an Indian Air Force Rafale

Credit: WhatsApp


キスタンへの空爆で、インドがダッソー・ラファール戦闘機の戦闘喪失を認めたようだ。

 オンラインで公開された昼間の画像には、BS001という製造番号のラファールの垂直安定板の右舷側が野原に横たわる姿が写っている。  BS001は、インド空軍が保有する36機の単座ラファールの製造番号として知られている。ラダーには「Rafale」の文字が描かれている。

 ラファールは、5月7日にパキスタンとパキスタン統治下のカシミール地方でインドがテロリストのインフラと呼ぶものに対する空爆を行った後、パキスタンが主張した5機のインド軍機撃墜のうち、現在確認されている唯一の損失だ。インドの空爆は「シンドール作戦」と呼ばれ、4月24日にカシミールのパハルガムで26人が死亡したテロ攻撃に対応するもので、ニューデリーとイスラマバードの緊張を高めた。

 インドのメディアによると、ラファールはこの攻撃でハンマーAASM誘導爆弾とスカルプ巡航ミサイルを組み合わせて使用したが、これまでのところ航空機損失の言及はない。 ラファールは、これらの兵器と統合されたインド唯一のプラットフォームである。

 パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は、自国領土内にテロリストのキャンプが存在するというインドの主張を否定し、今回の攻撃を "いわれのない、卑怯で不法な戦争行為 "と表現した。

 インドのラジナート・シン国防相は攻撃を受けてデリーで行われた演説で、今回の攻撃は「非常に思慮深く、慎重に行われた」と述べた。 テロリストの訓練に使われるキャンプやその他インフラに限定し、彼らの士気を低下させることを目的とした」と述べた

 パキスタンの報道では、中国のHQ-9地対空ミサイルを含む地上防空ミサイルが混在していたとされているが、何がIAFラファールを墜落させたのかは不明だ。PL-15空対空ミサイルを搭載したJF-17やJ-10などの戦闘機もインド機に対して使用された。

 パキスタンは少なくとも48時間、領空を民間交通に閉鎖し、この地域で運航する民間航空会社に広範な混乱とフライト変更をもたらした。

 今回の攻撃は、4月24日の攻撃以来、インドとパキスタンの間で最も重要な軍事的エスカレーションとなった。報復に先立ち、インド海軍は水上艦艇から超音速巡航ミサイル「ブラフモス」の実弾演習を行った。  パキスタン側はアブダリ短距離弾道ミサイルを試験発射した。■



Imagery Suggests First Rafale Combat Loss

Tony Osborne May 07, 2025

https://aviationweek.com/defense/aircraft-propulsion/imagery-suggests-first-rafale-combat-loss

トニー・オズボーン

ロンドンを拠点に欧州の防衛プログラムを担当。2012年11月にエイビエーション・ウィークに入社する以前は、シェファード・メディア・グループでローターハブ誌とディフェンス・ヘリコプター誌の副編集長を務めた。


2025年5月5日月曜日

インドがラファール海軍戦闘機26機調達へ 総額75億ドルと言われる(Breaking Defense)


インドは老朽化したロシアのMiG-29の後継機として2023年にラファール海軍仕様機材を選定しており、同型機で最初の輸出ユーザーとなる


French Rafale lands at Palau Northern Edge 2023 Pacific

パラオのコロールに着陸するフランスのラファール戦闘機(米空軍)


ンドはダッソー製ラファールマリーン戦闘機26機と、兵装、シミュレーター、訓練を含む広範なパッケージの購入で数十億ドル規模の契約をフランスとの間で最終決定とした。

 インド国防省の声明によると、インド海軍向け空母搭載機(22機の単座機と4機の双座機)売却を締結する政府間協定は、本日ニューデリーで調印された。

 インド国防省は、ラファールの機体生産と整備・修理・オーバーホール(MRO)施設を現地に設置する承認とともに、「国産兵器」の統合を支援する「技術移転」が協定の一部に含まれていると指摘した。MRO施設は、航空機エンジン、センサー、武器のケアに専念することになる。

 声明は契約額を明らかにしていないが、安全保障に関するインドの内閣委員会が今月初めに案件を承認した際に75億ドルという数字が広く報道された。

 機体納入は「2030年までに完了する」とインド国防総省は付け加え、乗員訓練はフランスとインドの両方で行われると付け加えた。

 「ラファール・マリーンは、IAF(インド空軍)が運用するラファールと共通性がある。「その調達は、インド海軍とインド空軍の双方にとって、航空機の訓練とロジスティクスの最適化に加え、共同作戦能力を大幅に強化する。 ラファールの導入は、インド海軍の空母に強力な戦力増強装置を加えることになり、海上における国の航空戦力を大幅に強化することになる」。

 インドは当初、老朽化したロシアのMiG-29ジェット機の後継機として2023年にラファール・マリーンを選定しており、デリーは同型機の最初の輸出ユーザーとなる。新しい海軍向け機材は、IAFが供用中のラファール36機に追加される。

 ダッソーは声明で、新たな契約締結は「インド当局が当社航空機の能力に満足し、その運用用途の幅を広げたいと望んでいることを裏付けるものだ」と述べるとともに、今回の調達は「インドとフランスの戦略的関係の重要性と、ラファールが国家主権の不可欠なベクトルであるという認識を証明するものだ」と強調した。

 インドの契約はまた、2024年にダッソーが確保したインドネシア(18機)やセルビア(12機)を含む複数の輸出受注に続くものだ。 2021年には、アラブ首長国連邦(UAE)も80機に190億ドルという特別な契約を結んだ。

 ダッソーは昨年、通年で21機の同型戦闘機を納入し、目標の20機を上回った。会社のガイダンス[PDF]によると、2025年の生産は25機の目標を達成するため増強されるとある。

 より広範なプログラム・レベルでは、フランスとダッソーは、2030年以降、F5規格の開発と、共同航空機プラットフォームとしてラファールに付随する無人戦闘機(UCAV)の開発を通じて、ラファールの将来の能力を強化することに注力している。■


India and France shake on contract for 26 Rafale naval fighters, said to cost $7.5B

India initially selected the Rafale Marine in 2023 to replace aging Russian MiG-29 jets, and will be the first export user of the type.

By   Tim Martin

on April 28, 2025 at 1:35 PM

https://breakingdefense.com/2025/04/india-and-france-shake-on-contract-for-26-rafale-naval-fighters-said-to-cost-7-5b/


2018年1月16日火曜日

★仏ラファールを米空母で今春運用

軍事活動はいよいよ多国間で展開する時代に入っていますね。これが進むと国家間で

装備の共同保有、運用へ発展し、そのうちに軍の組織構造も変わるかもしれません。

当然安全保障の概念がも変わりますが、東アジアでは当面この動きは出ないでしょうね。

French Rafale Fighters to Deploy on Carrier USS George H.W. Bush This Spring 

フランス海軍ラファール戦闘機をUSSジョージ・H・W・ブッシュ艦上で今春運用



フランス海軍のラファールマリンがUSSドワイト・D・アイゼンハワー(CVN-69)艦上で編隊飛行を見せた。Dec. 8, 2017. US Navy Photo


 By: Ben Werner
January 10, 2018 4:50 PM • Updated: January 10, 2018 5:36 PM


ARLINGTON, Va. – フランスは航空要員含む350名を米海軍空母に今春搭乗させる。フランス関係者がUSNI Newsに語った。
 4月から5月にかけFSシャルル・ドゥゴール(R91)は2015年から始めた大修理が完成する予定で航空要員はUSSジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-71)で飛行適性検定を受ける。ただし狙いは検定以外に相互運用の確認とジャン・エマニュエル・ルデルゼ大佐Capt. Jean-Emmanuel Roux de Luze(在米大使館付け海軍武官)がUSNI Newsに語ってくれた。
「米軍との共用運用能力をお見せしたい」と大佐は延べ、「機体整備と兵装搭載の実力をお見せする」
 フランス海軍のダッソー・ラファールM戦闘機、ノースロップ・グラマンE-2Cホークアイはまずオシアナ海軍航空基地(ヴァージニアビーチ)で米航空隊と飛行を開始する。フランス海軍要員は米側と機体整備に取り組むとルデルゼ大佐は説明。その後、フランス部隊はブッシュ艦上に移り、航空隊の一部となる。
 フランス海軍の機材、人員を米海軍で運用する案は昨年12月に発表されており、米海軍作戦部長ジョン・リチャードソン大将Adm. John Richardsonがパリでフランス海軍参謀総長クリストフ・プラザック大将Adm. Christophe Prazuckと会談し合意していた。


フランス空母シャルル・ドゥゴール所属F-1ラファールをUSSハリー・S・トルーマン (CVN-75) 艦上で誘導する米海軍要員。2014年撮影。 US Navy Photo


 水上艦艇協会の国際海軍昼食会で講演したルデルゼ大佐は共同運用で両国海軍間に信頼を醸成しながらそれぞれ補完できる効果を示すことが狙いと述べた。米海軍にとは技術、手順、通信機器が基本的に共通しているという。
 「現時点で95%の相互運用体制にあり、当方の関心はあと10年15年後もこの態勢を維持することにあります」
 米海軍は技術面で他の追随を許さない地位をたえず模索し、新装備開発の先頭を走る。ルデルゼ大佐も米海軍は他国部隊より一歩抜きんでいると認める。「米海軍は規模と戦力微値bbでわが方を必要としておらず他国海軍の手助けも必要としない」
 ただし政治的には米国は多国籍軍やNATO作戦での作戦で正当性を確保する必要があると大佐は指摘。


フランス空母シャルル・ドゴール所属のラファールが空母運用適性検定の一部としてUSSハリー・S・トルーマン(CVN-75)で発艦に備える。2014年撮影。 US Navy Photo

 「フランス海軍は他国海軍部隊と共同作戦を拡充する予定なので他国部隊との共同運用を学ぶ必要がある」とルデルゼ大佐は述べた。

 フランスは対ISIS多国籍軍の空爆作戦で2014年以来大きな役割を果たしている。2015年にドゴールはパリの風刺雑誌シャルリ・エブド編集部がISISに襲撃されたため作戦投入された。同空母はそのほか二回にわたり中東で対ISIS作戦に従事している。■

2016年4月17日日曜日

★インド>ラファール36機を88億ドルで調達へ



India To Pay $8.8 Billion for Rafale Fighter Jets: Reports

Agence France-Presse3:52 p.m. EDT April 16, 2016

FRANCE-DEFENSE-ARMY-EXERCICE(Photo: Pascal Pochard-Casabianca/AFP via Getty Images)
NEW DELHI — インドは総額88億ドルでフランスのダッソー・ラファール戦闘機36機の調達に合意したとの報道が15日金曜日に出た。商談が長引いていたが、間もなく成約になりそうだ。
  1. ラファール導入の商談は2012年にはじまっていたが、機体価格を巡り難航していた。
  2. 「交渉は最終段階で今のところまだ結論は出ていない」とインド国防関係者が述べている。
  3. インドNDTVの報道ではインドは88億ドルを支払う都市、最終合意はインド国内で三週間以内に成立するとしているが、機体の引き渡しは18か月後としている。
  4. ダッソーアビアシオン社長のエリック・トラピエは最終合意があと数日のところまで来ていると述べ「契約調印はまもなく」とフランスのメディアに語っている。
  5. ただフランス国防省は本件についてコメントを拒んでいる。
  6. インドはラファール126機の購入で交渉を開始したが、機数は交渉が難航する中で縮小し、価格とインド国内生産を巡り意見がまとまっていなかった。■