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2026年9月3日木曜日

次に就役する新空母「ジョン・F・ケネディ」でニミッツ級の重要機能が復活する―フォード級はトランプの指示もあり、仕様がこれから相当変更となり、ただでさえ遅れている建造がさらに混乱しそうですね

 The Ford class aircraft carrier design has already been changing in various ways, including the addition of radar illuminators to help guide surface-to-air Evolved Sea Sparrow Missiles (ESSM) on the second example, the future USS John F. Kennedy.

HII/USN

空母「ジョン・F・ケネディ」でニミッツ級の重要機能が復活

New USS John F. Kennedy Brings Back Key Feature From The Nimitz Class


レーダーの大幅変更に伴い、進化型シー・スパロー・ミサイルによる空母防衛を支援するため、「イルミネーター」が必要となった


海軍のフォード級空母がこの1週間、ニュースで大きく取り上げられており、中核となる設計に大幅変更が迫っている可能性がある。同クラスのカタパルト、兵器エレベーター、および今後建造する艦におけるアイランド上部構造に対する抜本的な変更が実際に実現するかどうかは、まだ定かではない。しかし、設計はすでに変化しつつある。これには、すべてのニミッツ級空母や、それ以前の冷戦時代の空母に搭載されていた機能を再び追加することが含まれる。すなわち、地対空ミサイルを誘導するための専用のレーダーイルミネーターである。

これらのイルミネーターは、RIM-162 エヴォルヴド・シー・スパロー・ミサイル(ESSM)の誘導に使用される。この機能を追加する必要性は、USSジェラルド・R・フォード以降の同級すべての新型空母において、複雑でトラブルの多いデュアルバンドレーダー(DBR)の後継機を統合するという決定と密接に関連している。将来のUSS ジョン・F・ケネディは、そうした艦艇の第一号となる。

ジョン・F・ケネディに搭載されたMk 95レーダーイルミネーターは、先週公開された、受領海上試験を開始するためにヴァージニア州ニューポートニューズの港を出港する同艦の写真で特に目立っていた。艦番号CVN79としても知られる同空母は、1月に処女航海を行った。海軍は年内に同艦の正式な引き渡しを受けることを目指している。

2026年8月12日、受領海上試験を開始するために港を出港する、就役予定のUSSジョン・F・ケネディ。船尾の左舷側スポンソンに、Mk 95レーダーイルミネーターが確認できる。

HIIMk 95レーダーイルミネーターのクローズアップ。HII

Mk 95は1970年代に遡り、当初は水上発射型RIM-7バリエーションであるスパローミサイルの運用を支援するために設計された。RIM-7の全バージョンはセミアクティブ・レーダー誘導方式を採用しており、発射プラットフォームが標的を「照準」する必要がある。

RIM-7の動作モードの一例で、接近する巡航ミサイルやその他空中脅威を検知した場合、ミサイルを正しい方向へ誘導して発射した後、Mk95のようなイルミネーターを用いてレーダーエナジーで標的を「照準」する。その後、ミサイルのシーカーは、飛行の終末段階を通じて、反射されたレーダーエナジーを受動的に追尾することがある。

導入当初、Mk95は大規模な射撃管制システムの一部であり、それまでの能力と比較して重要なレベルの自動化をもたらした。海軍艦艇に搭載されていた初期イルミネーターの中には甲板上で乗組員が手動操作しなければならなかったものさえあった

現在、Mk95は、米海軍のニミッツ級空母を含む、米国および諸外国の様々な海軍艦艇に搭載されている。一部イルミネーターには、接近する脅威の検知と追跡をさらに支援するカメラシステムが搭載されており、これらは長年にわたりアップグレードされてきた。関連する戦闘システムの改良により、利用可能なイルミネーターを効率的に管理し、可能な限り多くの交戦を同時に実行できるようにもなっている。


ニミッツ級空母USSジョージ・ワシントンの艦尾に設置された、Mk95レーダー・イルミネーター(その他機器を含む)。USN

Mk95イルミネーターに搭載された、改良型「ストーカー長距離電気光学赤外線レーザーセンサーシステム(SLREOSS)」のカメラをクローズアップ。ボール・エアロスペース

RIM-7シリーズはその後、米海軍において改良型RIM-162ESSMに取って代わられた。ESSMのブロック1型も半能動式レーダー誘導を採用しており、その動作モードは前世代モデルと概ね同じである。2020年代初頭に配備が開始された新しいブロック2型は、半能動モードと能動モードを備えており、後者では終末段階で照準器の照射を一切必要としない。さらに、新型ミサイルはデータリンクを装備しており、発射後に標的情報の更新を受信することで目標区域への誘導が可能となり、これにより飛行初期段階におけるイルミネーターの必要性がさらに低減される。これは、地平線越えの長距離交戦、特に低空飛行する巡航ミサイルに対する交戦においても非常に有用である。

発射直後のブロック1型ESSM。USN RIM-162 エボルブド・シー・スパロー ブロック2型ミサイル。カナダ国防省

現在のフォード級空母の防衛兵器システムには、RIM-116 ローリング・エアフレーム・ミサイル(RAM)用の21発装填型発射機2基、20mmバルカン砲を装備したMk 15 ファランクス近接防御兵器システム(CIWS)3基、Mk 38マウントに搭載された25mm砲4門、および各種小火器がある。また、8セル式のMk 29発射機が2基装備されている。この設計も1970年代に遡り、当初はRIM-7スパローの発射を目的としていた。Mk 29はその後、Block 1 ESSMの発射に対応するよう改良されたが、少なくとも過去においては、Block 2型ミサイルの重量増加で統合に問題が生じていた。

「CVN79および後継のフォード級艦は、新型RAM(近接防御ミサイル)のブロック2Aおよび2B、ならびにESSMのブロック1とブロック2を併用する構成へとアップグレードされる予定である」と、2025会計年度の同プログラムに関する作業をまとめた国防総省試験評価局長室(DOT&E)の年次報告書は述べている。

海軍が最近提出した2026会計年度の年次予算案には、Mk29発射装置を改修してBlock 2 ESSMの能力に対応させる作業が記載されているが、その取り組みの現状は不明である。また、海軍は、老朽化が進み、維持がますます困難になっているMk 29に代わる全く新しい発射装置の開発を進めているほか、Block 2 ESSMの後継機種の開発も進めている。

Mk-29 Sea Sparrow Missile Launcher - RIM-162 ESSM & RIM-7P During Sea Trials thumbnail

Mk-29 シースパローミサイル発射機 – 海上試験中のRIM-162 ESSMおよびRIM-7P

ブロック2 ESSMが統合されても、フォード級空母は、海軍の現役装備として残っているブロック1版のミサイルを運用するためには「照準」を提供しなければならない。前述の通り、ブロック2型はセミアクティブ・レーダーホーミングモードでも運用可能である。

こうした経緯から、フォード級全艦の主レーダーとして導入が予定されていたDBRに話が及ぶ。DBRは、Xバンドの能動電子走査アレイ(AESA)型であるAN/SPY-3と、SバンドのフェーズドアレイであるAN/SPY-4という、2つの異なるレーダーシステムで構成されている。理論上、これは強力な組み合わせとなるはずだった。防御シナリオにおいては、SPY-3が地平線捜索に使用され、高精度な目標追跡情報を生成するとともに、ESSMなど迎撃ミサイルを目標へ誘導する役割を果たす。広域捜索用のSPY-3は、追加の長距離捜索および追跡機能を提供する。これら2つのアレイから得られるすべてのデータを統合しつつ、高速走査が可能なAESA型SPY-3の特定の能力を活用できれば、さらに大きなメリットが得られるはずだった。

フォード級のアイランド型上部構造物の前部を撮影した写真。DBRを構成する2つの固定面アレイが見える。USN

当初のフォード級設計ではDBRは飛行運用を支援する航空交通管制の提供などを含む、その他機能の基盤としても機能している。これにより、海軍はニミッツ級と比較して、艦上に搭載するレーダーの総数を削減することが可能となった。これはひいては、フォード級の飛行甲板アイランドを小型で角張った形状に設計する上で、直接的な要因となった。ちょうど今週、本誌は、このアイランドについて別の詳細な記事を掲載し、飛行甲板の後方という位置に設置された理由についても解説した。これは、先週末、ドナルド・トランプ大統領が美的観点から、同クラスの将来の艦艇においてこの構造物の位置を変更するよう海軍に迫っているという報道を受けたものである。

約束された利点やフォード級設計への深い統合にもかかわらず、DBRは極めて複雑で信頼性に欠けるものであることが判明した

「失敗したと思う点が一つあります。レーダーの数を減らしたかったため、少なくとも10億ドルのコスト超過の責任は私にあると思います」と、かつて次世代空母プログラムマネージャーを務めた退役海軍大佐タル・マンベルは、2015年に米国海軍兵学校博物館で行われたプレゼンテーションでこう述べた。「私は、その複雑さが、推進プラントのような機械システムの場合のように単に規模が拡大するだけでなく、ソフトウェアとハードウェアのインターフェースの複雑さにも起因していることを十分に理解していなかった。

タル・マンベルの2015年のプレゼンテーションに基づく、ニミッツ級空母であるUSS ロナルド・レーガン(CVN-76)およびUSS ジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)、ならびにUSS ジェラルド・R・フォード(CVN-78)のレーダー構成とアイランド設計に関する詳細な比較図。米国海軍兵学校博物館提供

「私の責任だ。これは重要だと思ったから、そこで失敗してしまった」とマンヴェルは続けた。「結果として初期段階で大きなコスト要因となり、それがフォード級がコスト面でこの課題を抱えている理由の一つだ。」

その後、海軍はフォード級空母に搭載されているDBRを、主にAN/SPY-6(V)3(レイセオン製のエンタープライズ航空監視レーダー(EASR)の固定式バージョンとしても知られる)に置き換える決定を下した。AN/SPY-6(V)3は、DBRの6基に対し、3基のアンテナアレイを備えている。ジョン・F・ケネディおよび同クラスの将来建造艦には、AN/SPQ-9B地平線捜索レーダーと、Mk 95イルミネーターを含むMk 9トラッカー・イルミネーター・システムも搭載され、当初DBRが担う予定だった追加機能を提供することになる。

左が将来のUSS ジョン・F・ケネディ、右がUSS ジェラルド・R・フォードの島部を並べて比較した図。HII/USN

余談だが、DBRはもともとズムウォルト級ステルス駆逐艦の設計で中核的な構成要素であり、同艦特有の戦闘システムと統合される予定であった。しかし、その環境下でも同様の技術的・信頼性の問題に悩まされた。海軍はその後、コスト削減策として、これらの艦艇からSバンド・アレイを撤去すると決定した。現状では、USS ジェラルド・R・フォードが、海軍が完全なDBRを搭載して運用する唯一の艦となっている。海軍は、将来的には同空母のDBRをEASRやその他のレーダーに置き換える計画も持っている。以下の図に示すように、AN/SPY-6のいくつかのバリエーションも、海軍の様々な艦艇に統合されつつある。

フォード級におけるMk 95イルミネーターの必要性は、Block 2 ESSMの配備がさらに進むことや、計画されている後継ミサイルの開発に伴い、今後さらに変化していく可能性がある。本誌は以前、少なくとも一部のニミッツ級空母において、Mk95の総数が削減されたことを報じたが、その理由は依然として完全には明らかになっていない。

ジョン・F・ケネディは、目立たないものの重要な改良点も数多く導入すると見られており、これらは同クラスの将来の艦艇にも引き継がれる予定だ。これには、艦の戦闘管理システムのアップグレードや、海軍の協調交戦能力(CEC)ネットワーク型センサーアーキテクチャのブロックIIバージョンが含まれる。

フォード級プログラムは全体として、DBRの問題をはるかに超える数多くの技術的問題その他の要因により、依然として大幅な遅延とコスト増に直面し続けている。海軍は当初、2022年にジョン・F・ケネディの引き渡しを受けることを期待していた。同級の次の2隻、将来のUSS エンタープライズ号およびUSS ドリス・ミラー号の建造作業も、予定より遅れている。

先週、受領海上試験に向けて出航した、将来の「ジョン・F・ケネディ」号の別の写真。HII

海軍は、こうした継続的な問題を軽減し、同クラスの将来の艦艇の建造に得られた教訓を反映させるよう取り組んでいると述べている。また、「ジェラルド・R・フォード」も実際の戦闘作戦を支援しており、直近ではイランとの紛争の一環として活動した。

ジョン・F・ケネディの最近の海上公試で浮き彫りになったように、フォード級の設計は、特にレーダーに関して、すでに顕著な進化を遂げている。

Xのユーザー@lfx160219に、将来のジョン・F・ケネディに搭載されるMk 95レーダーイルミネーターについて注意を喚起してくれたことに、特に感謝する。

ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフはTWZの副編集長として、当サイトの経験豊富で献身的なチームの統括を支援するとともに、有益で影響力のある防衛・国家安全保障に関するコンテンツを執筆している。彼はワシントンD.C.エリアのまさにその中心地に住んでいる。

オリジナル読者のコメント

  • 記事では、マンべル大佐がDBRを推進した理由や、それがなぜ実現しなかったのかについて言及されていません。そこで、私が説明しましょう。

  • 当時、アレイの数を減らせばハードウェアが少なくなり、その結果、必要な人員も減るため、コスト削減につながると考えられていました。

  • 彼が述べたように、そして記事でも...

    • スペースが足りなくなったので補足します:SPY-1、SPY-4、その他のSバンドレーダーは、同様に多機能であるにもかかわらず、この問題を抱えていません。なぜなら、Xバンドシステムほど長い稼働時間を必要としないからです。それらの主な役割は、長距離航空捜索とミサイルデータリンクであり、基本的な航法...

  • なぜアイランドがそんなに奥にあるんだ? 見た目が良くない。すぐに移動させるべきだ。

    • もっと迫力が必要だ。

  • へえ、これほど巨額の損失を招いた決定について、たった一人の人物が責任を認めたインタビューなんて、あまり(あるいは全く)見たことがないな。彼には敬意を表するよ

  • 蒸気カタパルトが復活、照明装置も復活、アイランドは元の位置に戻る。次は5インチ/38砲しかありえない!

  • o/t: ブラウザ拡張機能をゲット – ホワイトハウス

  • スパイウェアか、あるいはあなたのコンピュータをボットネットの一部にしてしまうかのどちらかだろう。でも、きっとそれはすべて「大義のため」に違いない。

    • このターゲット層は、昔、ブラウザに検索バーをインストールしていたような年配のコンピュータユーザーたちだ。

    • 返信

  • 素晴らしい記事だ、ジョー。CVN(空母)にはいつも驚かされる。特に、船体を飛行甲板だけでなく、アイランド部分とも比較してみると尚更だ。

  • 「失敗したと思う点が一つあります。レーダーの数を減らしたかったせいで、少なくとも10億ドルのコスト超過の原因を作ったと思います」と、かつて次世代空母プログラムのマネージャーを務めた海軍退役大佐のタル・マンベル氏は語った

  • 大丈夫だよ。うっかり注文しちゃって……

  • イルミネーターが2、3基あっても、HARMのような対電波兵器による追加のリスクに空母をさらすことはないだろう。そもそもすでに大量のエナジーを放射しているのだから。

  • ふとした疑問だ。CSGが攻撃を受け、ミサイルが飛来しているとしよう。護衛艦や空母自体が飛来するミサイルを標的にしている間でも、航空機を発進させることはできるのか?

    • 攻撃を受けている最中なら可能です。防御を終えた後は不可能です。ミサイル発射後は、発射筒の破片が甲板上を飛び散っている可能性があるため、FOD点検が必要です。

    • とはいえ、ほとんどの場合、攻撃中に艦内に残っている航空機は、飛行不能な機体か、あるいは...

  • 現在の「アメリカの」湾岸で起きていることを考えると、マンベルのプレゼンテーションを見るのは少し気が重くなる。

  • また、私自身も年寄りだが年齢差別的な言い方になるのは避けたいが、なぜその聴衆に若き獅子たちが一人もいないのか? 本当に何人かはそこにいるべきだ。

    • アメリカのレバレッジを多用するプライベート・エクイティによる「債務の罠」資本主義は、自らの種籾を食い尽くしてしまった。こうした講演に出席する時間的余裕があるのは、年金生活を送る年配者だけだ。若い連中は、50年前のブルーカラーの仕事の給与の75%を稼ぐために、2つの仕事を掛け持ちしている。

    • このことを考えると……

  • 今や、トランプの好みに合わせることが兵器設計の鍵となっているのだから、彼がB-21を、美学的に完璧なB-29に似せるよう再設計するよう命じる日が来るのを、とても楽しみにしているよ。

  • 「銃が必要です。ご指示通り、閣下。」

  • うん、これ探してたんだ。ありがとう!

  • トランプ氏、金利制度は理にかなっていないと発言

    • 「トランプ氏、金利制度は理にかなっていないと発言」

    • …彼にとっては。

  • この同時実行性のめちゃくちゃな状況下で、宣伝通りに動作しているシステムが一つでもあるのか?

  • 推進システムと発電システムは順調だったはずだよね?

    • そう。すべてだ。

    • すべてが要求されるほど信頼性が高いわけではないという事実が、動作している時には期待通りに機能していないことを意味するわけではない。特に、信頼性要件の一部はその後、過剰であると見なされているのだから。



2026年8月27日木曜日

ステルス戦闘機向けの小型AAMの開発が進んでいる―米海軍が公表。ここに来て新型ミサイルの話題が増えてきましたね。既存装備の大量消費を受けて補充がまず課題なのですが、新技術の応用も必要ですね。活発な話題も理解できます

 The U.S. Navy made a major splash this weekend when it revealed the existence of the AIM-424 Malice Long-Range Air-to-Air Missile (LRAAM), which is already deep in development.

レイセオンの「ペレグリン」はコンパクトな空対空ミサイルのコンセプトの一例。レイセオン

米海軍がステルス戦闘機向けに超小型空対空ミサイルを開発中

Tiny Air-To-Air Missile In Development For Stealthy U.S. Navy Combat Aircraft

大型の長距離空対空ミサイル「AIM-424」が注目を集めているが、海軍はこれと正反対の用途に向けた新兵器の開発も進めている。

海軍は今週末、開発がかなり進んでいる「AIM-424マリス長距離空対空ミサイル(LRAAM)」の存在を明らかにし、大きな話題を呼んでいる。同時に、海軍は、広範な将来のミサイル構想の一環として、短距離交戦やF-35のようなステルス戦闘機や今後登場するドローンへの内部搭載に最適化された新型「コンパクト空対空ミサイル(CAAM)」の計画も強調している。

CAAMの中核となる目標は、海軍が以前、AIM-9Xサイドワインダーの「コンパクト・バリアント」(AIM-9X CV)に関して概説した内容と事実上同一である。この点については、本誌が最初に報じた。このカテゴリーに属するミサイルは、弾薬搭載量の増加をもたらし、特に空母やその他の重要資産を、大規模なミサイルやドローンの波から局地的に防衛する上で極めて有用となるだろう。

「『コンパクト空対空ミサイル(CAAM)』計画は、将来の近接防衛兵器としてN98[海軍作戦部長室傘下の航空戦部]が要件の評価・検討を行っている」と、海軍当局は本誌からの詳細情報の問い合わせに対し述べた。「海軍は、作戦上の機密性およびプログラムの機密性を考慮し、承認済みの公式発表以外の定期的な情報提供を行う予定はない。」

F-35Cジョイント・ストライク・ファイターの内部ベイに搭載された、不発弾のAIM-424「マリス」長距離空対空ミサイル(LRAAM)。海軍はまた、機内搭載を見据えてコンパクト空対空ミサイル(CAAM)の開発も進めている。USN

CAAMに関する言及は、今週末に開催されたテイルフック協会の年次総会でAIM-424が初公開された際、同じブリーフィングに含まれていた。そのプレゼンテーションによると、CAAMの主な焦点は「内部兵器ベイにおける内側境界兵器の搭載能力の向上」にある。

海軍にとって、現時点で「内部搭載」が最も適用されるのはF-35Cである。内部兵器ベイは、海軍が将来の第6世代空母搭載戦闘機として最終的に選定するであろう設計――現在はF/A-XXと呼ばれている――にも搭載されることになるだろう。将来、海軍が導入する可能性のある「連携戦闘機材(CCA)」型のドローンやその他の無人機にも、内部兵器ベイが搭載される可能性がある。これについては後ほど改めて触れる。

CAAMを「内側境界兵器」と表現していることは、射程が短く、反応に必要な総時間が全体的に短くなる交戦に重点が置かれていることを示唆している。

CAAMに対する海軍の核心的な要件が、内部搭載以外にどのようなものになるかについては、詳細は限られている。今週末の「テイルフック」でのプレゼンテーションに含まれていたレンダリング画像は、尾部にのみフィンがあり、機体前部に高爆発性弾頭の存在を示す黄色い帯が巻かれており、比較的汎用的な外観のデザインを示している。

しかし、今年初め、海軍航空システム司令部(NAVAIR)傘下の海軍航空戦センター兵器部門(NAWCWD)は、CAAMおよびその他の開発を支援するためのロケットモーター開発に関する契約公告を公表した

NAWCWDは、「次世代の戦術ミサイルの運動性能を大幅に向上させる技術の開発および実証を行うため、完全かつ公開の競争入札に基づいて調達を行う意向である」と通知で説明した。「この技術開発の取り組みを支援するため、NAWCWDは、コンパクト空対空ミサイル(CAAM)を含むコンパクトな兵器システムへの移行に向け、総推力が大きく、エナジーを調整可能な固体推進システムの成熟化に関心を持っている。」

「要件には、製造図面データパッケージを含む基本設計の提供、重要な技術的ギャップの特定、主要部品およびロケットモーターの実験の実施、製造およびコスト目標を達成するために必要な機能を特定するための製造・組立設計(DFMA)調査の実施、ならびにCAAM HLG基本設計を、国防総省(DOD)の工学・製造開発(EMD)プログラムに参加できる成熟段階まで発展させるための計画の提供などが含まれる」と、同通知は付け加えている。

ここでいう「HLG」は「Highly Loaded Grain(高充填率グレイン)」の略だ。これは、体積あたりの出力を最大化する設計の固体燃料ロケットモーターを指す。これはミサイル技術の一分野であり、海軍は将来のミサイルの射程延長と性能向上を視野に入れ、すでに長年にわたり多額の投資を行ってきた。さらに、HLGロケットを搭載したミサイルは、HLG以外のモーターを搭載した同サイズの設計に比べ、能力を大幅に高めることができる。これは、寸法が厳格に定められている内部ベイに搭載するためのミサイルを設計する際に、特に大きな利点となる。

「次世代高密度燃料(HLG)プロジェクトチームは、この技術を成熟させ、短距離および時間的制約の厳しい任務における内部境界を維持しつつ、兵器の射程を最大1.5倍まで延伸できる、将来のミッションモジュラー式推進システムの開発の礎を築いた」と、NAVAIR傘下の海軍航空戦センター兵器部門(NAWCAD)による2023年の注目すべき成果を詳述したファクトシートには記載されている。ここで、「内部境界」という設計上の考慮事項が明示的に言及されている点にも注目すべきである。

前述の通り、海軍は以前、計画中のAIM-9X CVについて、事実上同じ表現で説明しており、これも米空軍との共同プログラムである。

「AIM-9X CVは、SIP IVの技術を再構成し、運動性能が向上した先進的な航空機への内部搭載に最適化されたコンパクトな機体に組み込んだものである」と、今年初めに公表された海軍の2027会計年度予算要求書には記されている。「このプログラムは、より長いスタンドオフ射程と航空機の武器搭載容量の増加により、戦闘員にさらなる能力をもたらし、内側境界線における性能を維持するものである。」

CAAMとAIM-9X CVの各プログラムが具体的にどのように関連しているかは不明だが、これらが同一の開発プロジェクトの別名でない限り、両者は明らかに同じ一般的な目標を共有している。今週末に公開された情報から判断すると、CAAMはAIM-9Xとは外観が明らかに異なるミサイルであり、コンパクトなサイドワインダーの派生型や改良型の計画も、同じ一般的な役割を担うことを意図した新設計への足がかりとなる可能性がある。

米国の防衛関連企業は、ここ数年、コンパクトな空対空ミサイルのコンセプトを公に発表し続けている。2019年に公開されたレイセオンの「ペレグリン」も含まれており、これはAIM-120「先進中距離空対空ミサイル(AMRAAM)」の約半分のサイズでありながら、同等の射程を確保していると言われる。同社によれば、現行世代のサイドワインダーと同等の機動性も備えているという。レイセオンは、AIM-120やAIM-9、そして新たに公開されたAIM-424の主要請負業者である。

2010年代後半、ボーイングも多段式長距離空対空ミサイル(LRAAM)のコンセプトを提示していた。その設計からは、第1段をよりコンパクトな独立型兵器として使用できる可能性が示唆されていた。2022年、ボーイングは注目すべきことに、そのミサイルの追加開発資金を調達した。これは、空軍研究開発本部(AFRL)との契約に基づき、「コンパクト空対空ミサイル(CAAM)および長射程空対空ミサイルシステム(ERAAM)を支援するための先進的なミサイルサブシステム構成要素を調査する」ことを目的としたものである。

ボーイングの多段式LRAAMコンセプトの模型。ジョセフ・トレヴィシック

2010年代、ロッキード・マーティンも「Cuda」と呼ばれるコンパクト対空ミサイルの設計を推進し、機内搭載に重点を置いていた。しかし、Cudaは、2010年代の終わりまでに同社のマーケティング資料からほぼ姿を消していた。

いずれにせよ、このようなCAAM型ミサイルの用途は、特に海軍およびその空母航空団にとって極めて明確である。特に、海軍は、複数のクラスの対艦ミサイル(弾道巡航、極超音速)や長距離一方向攻撃ドローンなど、規模と範囲が急速に拡大中の脅威に直面している。非常に異なる階層の兵器で構成された大規模かつ複雑な攻撃が、複数のベクトルから同時に襲来するという極めて現実的な見通しがあり、それにより、長距離および短距離の防衛システムがともに圧倒されるリスクが高まっている本誌は以前、この現実について深く掘り下げ、2024年に正式に発表された「スタンダード・ミサイル-6(SM-6)」の空対地型である長距離ミサイル「AIM-174B」が、海軍のより大きな計画にどう組み込まれるかを論じた。

How The Navy's New Very Long-Range AIM-174 Will Pierce China’s Anti-Access Bubble thumbnail

海軍の新型超長距離ミサイル「AIM-174」で中国の「アクセス拒否(A2/AD)」圏を突破する

局地的な防衛能力と戦力の増強は、敵対的な領域内で標的へと進撃する航空戦力にとっても重要となる可能性がある。そのような地域では、同様に増大しつつある航空脅威が、突如として至近距離で現れる恐れがあるからだ。その能力次第では、CAAMは、大型機を含め、飛来する対空ミサイルに対する新たな防衛層を提供することさえ可能になるかもしれない。したがって、個々の航空機により多くの交戦機会を与えることは、時間の経過とともに、不可欠とまではいかなくとも、ますます価値のあるものとなるだろう。

前述の通り、内部格納スペースが限られるステルス機は、特に制約に直面している。長年にわたり、小型ミサイルによる搭載数の増加は、F-35やF-22のような機体が、最も探知されにくい(ステルス性の高い)構成で運用される際の、搭載量制限を改善する上で重要な手段と見なされてきた。多くのシナリオにおいて、これらの航空機は探知されることなく標的に接近でき、射程が短い兵器の運用で選択肢を提供する。高負荷グレインのロケットモーターなどの採用により、既存の大型設計と同等の性能を維持しつつ、コンパクトな空対空ミサイルが開発されれば、大きな恩恵となるだろう。短~中距離の交戦能力を持ちながら、機内に搭載可能な兵器が多数あれば、戦術的な柔軟性が拡大し、殺傷力が強化され、特定のシナリオにおいて1回の出撃で多くの標的を撃墜できるようになるため、航空機の有用性が高まる。

ドローンによる脅威、特に長距離の片道攻撃型ドローンによる脅威の継続的な拡大は、この課題に新たな側面を加えている。弾倉容量の制限により、大量ドローン攻撃に対応するために、ステルス機を迅速に任務変更させる能力が制約されている。さらに、70mm Advanced Precision Kill Weapon System II (APKWS II) レーザー誘導ロケットの対空型が米軍が現在ドローン対策として主力としている低コストの空対空兵器であるが、F-35やF-22の内部ベイからは全く発射できないのが現状だ。

これらのプラットフォームにAIM-120サイズのミサイルを装備することが必ずしも必要であるとは限らず、特に空対空戦闘の最前線、すなわち脅威に近い位置で運用する場合、理想的とは言えないかもしれない。そのようなシナリオでは、射程が短くても、1回の出撃あたり(可能であれば)機内または外部に2倍の数のミサイルを搭載できる選択肢があれば極めて有益になる。

翼下に不活性AIM-120を搭載した米空軍のYFQ-44A「フューリー」ドローン。USAF

米軍の他の軍種からもCAAMのようなミサイルへの関心が容易に寄せられるだろう。空軍がAIM-9X CV開発に関与していることはすでにわかっている。同軍は長年にわたり、さまざまなプロジェクト名の下で、コンパクトかつ低コストな新型空対空ミサイルの構想を追求してきた。これには独自のCAAM開発も含まれており、ボーイングはこのプロジェクトで資金提供を受けていた。

現時点で明らかなのは、海軍が近距離および長距離の交戦距離の両端において、自軍機の対空能力を最大化しようと推進しているという点だ。■


ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフはTWZの副編集長として、同サイトの実力豊かで献身的なチームの統括を支援するとともに、有益かつ影響力のある防衛・国家安全保障に関する記事を執筆している。彼はその渦中とも言えるワシントンD.C.地域に在住している。



ハワード・アルトマン

シニア・スタッフライター

ハワードはTWZのシニア・スタッフライターである。紛争について頻繁に執筆しており、特に中東やウクライナに焦点を当てているほか、世界中の軍・諜報当局者や産業界のリーダーたちへのインタビューも行っている。彼は、米中央軍および米特殊作戦司令部の本拠地であるフロリダ州タンパ近郊に住んでいる。