2022年5月23日月曜日

米国のアマゾンは軍人軍属向けのプライムサービス等を提供している。軍に対する価値観の違いか。日本では? 

Amazon Military Discount 


Amazonミリタリーディスカウントは、Amazon.comがAmazonプライムで退役軍人の日前後に行っているプロモーションだ。しかし、Amazon.comとAmazonプライムのサービスには、軍現役隊員や退役軍人、軍人の家族にも各種特典があるのをご存知か?Amazonの軍関係者向け特典を利用すれば、次の任務で役立つかもしれないし、駐留先でエンターテインメントの選択肢を与えてくれる。


Amazonの軍関係者向け割引

Amazonは、11月の退役軍人の日の前後に、Amazonプライムで軍人と退役軍人向けの割引を提供してきた。2019年の初回の特典では、Amazonプライム年会費*の通常価格から40ドル値引きされ、合計金額は79ドルになっていた。


*米アマゾンのプライム年会費は149ドルと日本より高い水準に設定されています。


広告の内容

同社は2020年、2021年に退役軍人の日の割引を更新しなかったが、再び提供する可能性は常にある。ただし、今のところ、軍人や退役軍人の割引はAmazon.comにない。


Amazonは、検証済みの.eduメールアドレスを使用する学生や、VA障害者支給や社会保障障害者保険(SSDI)受給者以外の、政府支援プログラムの検証済み受給者にもプライム割引を提供している。


アマゾン・プライム・ミリタリー・シッピング

世界中を定期的に移動するおかげで、50州すべてとAPO/FPOボックスへの無料配送は、ミリタリーショッパーに大きなメリットとなる。Amazonが扱う商品の種類が非常に多く、Amazonプライム年会費で送料が無料となるため、Amazonの利用は軍関係者に特に魅力的に映る。

 しかし、欠点もある。「Prime」表示の商品は無料配送される。しかし、だからといって、すべての商品をすべての場所に、送り先に関係なく発送できるわけではない。例えば、液体、化学物質、重いもの、かさばるものなどがだめだし、「Prime」マークがつく商品は、アラスカ、ハワイ、米国領、海外に配送できない。また、リチウムイオン電池を含む商品も、航空便で輸送するため、安全上の問題が生じる可能性があり、発送できないことが多いようだ。

 Amazonプライム会員が、自分の住所に配送されない商品をどうやって見分けられるか?残念ながら、商品をカートに入れ、チェックアウトのプロセスを経ない限り、簡単に見分ける方法はない。商品発送がブロックされている場合、ユーザーはチェックアウト時に "item cannot be shipped to this address" という通知を受け取る。


Amazonプライムの 海外ストリーミング配信

Amazonプライムのストリーミングサービスでは、オリジナル作品を含むテレビ番組エピソードや映画作品数千件を提供している。しかし、国により異なる国際ルールとライセンス料により、Amazonプライム含むストリーミングサービスは、海外のすべての場所でコンテンツすべてを表示できない。その代わり、Amazonは一部の軍事基地を除いて、ほとんどのコンテンツを国際ストリーミングから積極的にブロックしている。

 米国外にいる軍人や家族がAmazonプライムのコンテンツにアクセスする方法の1つとして、VPNサービスを使用してインターネットにログオンすることがある。しかし、これらのサービスもAmazonによってブロックされることがある。


Amazonでの軍人と退役軍人の雇用

Amazonのもう一つの利点は、買い物や配送、割引とは関係なく、退役軍人や軍関係者の雇用だ。全米第2位の雇用者であるアマゾンは、あらゆる教育レベルに対応し無限の仕事を提供している。

 同社には、退役軍人、現役を退いた軍人、在宅勤務を希望する軍人の配偶者を受け入れる雇用支援部門もある。

 Amazonは国防総省のSkillBridgeプログラムに参加し、軍人は現役時代の最後の180日間に民間インターンや見習いとして働くことができる。また、米国商工会議所財団と提携してフェローシップを開催している。2021年、アマゾンは、転勤する軍人の配偶者が新しい場所に仕事を移すのを支援するツール「プロジェクト・ジュノ」を展開した。■



Everything You Need to Know About the Amazon Military Discount, Tips and Tricks

19 May 2022

Military.com | By Amy Bushatz


コメント 軍務につくものに手厚く対応するのは米国社会の伝統ですね。初めて米国へ旅したとき、空港でUSOの名称の施設がありなんのことかわからなかったのですが、先の大戦でも港湾やターミナルに移動中の軍関係者向けのラウンジがあったのですね。ひるがえって、自衛隊隊員や家族にこの社会は温かい支援をしているでしょうか。楽天で自衛隊隊員向けのキャンペーンがあるとはきいたことがありませんよね。



 

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