2025年1月19日日曜日

ロシアとイランが包括的戦略的パートナーシップに署名(Breaking Defense)―北朝鮮に続き、イランもロシアとの軍事協力関係を公にしました。バイデン政権の外交の失敗の結果と言えるでしょう。

 



今回の合意は西側に対抗する両国の防衛協力を「正式化」し、さらに強固なものにするものと専門家は見ている

シアのウラジーミル・プーチン大統領とイランのマスード・ペゼシキアン大統領は待望の包括的戦略的パートナーシップ条約に署名した。

 ロシアのタス通信によれば、クレムリンで調印されたこの協定は、「防衛、テロ対策、エネルギー、金融、輸送、工業、農業、文化、科学、工学を含むすべての領域をカバーする」という。

 「この作業が完了したことを大変うれしく思う。これは重要なことであり、実質的に両国協力のすべての分野にさらなる推進力を与える機会を開くことになる」と、プーチン大統領はペゼシキアン大統領との会談で述べたという。

 クレムリンのウェブサイトによれば、「我々は、原子力エナジーを含む大規模なプロジェクトを継続している。「また、エナジー分野での新たなプロジェクトや、ロジスティクス分野での有望な展望もある」とプーチン大統領が述べた。

 ペゼシキアン大統領からは「ロシア連邦との二国間関係は戦略的に重要であり、包括的であると信じている。 我々は、あなた方との強固な対話と対話を続けていく」との発言があった。

 2001年、テヘランとモスクワは20年有効な包括的な協定に調印したが、協定が失効し3年以上経過した今、両国は新たな協定に調印した。

 たとえば、イランはシャヘド自爆ドローンをロシアに輸出し、さらにロシア出製造施設を開設して、ウクライナに対する作戦でロシア軍を支援したと、2023年にワシントン・ポストが報じた。イランはまた、S-300のようなロシアの防空システムも運用している。

 新アメリカ安全保障センターで中東安全保障プログラムのディレクターを務めるジョナサン・ロードJonathan Lord, director of the Middle East security program at the Center for a New American Securityは、7月に本誌の取材に対し、「、ロシアがウクライナで使用するため、またイランが中東全域のパートナーや代理勢力に拡散させるため、より致死性の高い浮遊弾を開発・製造するために協力している」と語った。

 この条約による将来の防衛協力に関する詳細はまだ明らかにされていないが、民主主義防衛財団のベーナム・ベン・タレブル上級研究員 Behnam Ben Taleblu, senior fellow at The Foundation for Defense of Democraciesも7月に軍事・安全保障関係の深化にとどまらないだろうと予測していた。

 「ロシアとイランが協力する可能性があるのは、イランが大きな関心を持ち、ロシアが大きな適性を持つ核と宇宙の領域だ」と、彼は当時、本誌に語っていた。

 イランは、レバノンにおける代理勢力ヒズボラがイスラエルによって大幅に弱体化し、この地域における最強の同盟国だったシリアのアサド政権が反体制派によって倒された後、モスクワに支援を求めるようになっている。

 「イランはイスラム革命以降で最も脆弱な状態にある」と、ジェイク・サリバン米国家安全保障顧問は水曜日、米国平和研究所でのイベントで語った。■

Russia signs Comprehensive Strategic Partnership with Iran

Experts previously told Breaking Defense that this agreement “formalizes" and further cements defense cooperation between the two counter-West powers.

By   Agnes Helou

on January 17, 2025 at 1:32 PM

https://breakingdefense.com/2025/01/russia-signs-comprehensive-strategic-partnership-with-iran/


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