2025年2月13日木曜日

米海兵隊が空母艦載F-35Cの購入を増やし、B型調達を減らす方針を示す(Defense One)―B型削減分はC型調達追加に回し、ロッキードを心配させない配慮なのでしょうか。

 


海兵隊の新航空計画ではUAVの購入計画が拡大しないことに疑問の声が出ている


海兵隊の新しい航空戦力計画では、空母搭載型のF-35C調達を倍増し、短距離離陸垂直着陸型のF-35Bの購入を縮小する。

 月曜日に発表された2025年海兵隊航空計画によると、海兵隊のF-35購入総数420機は変わらないが、F-35Bは353機の予定が280機へ、F-35Cは67機の予定から140機を購入する。これは、海兵隊がF-35Bを12個飛行隊、F-35Cを8個飛行隊配備することを意味する。注目すべきは、この計画ではF-35飛行隊の規模も10機から12機に拡大していることだ。

 ロッキード・マーチンは声明で「当社は、世界最先端の航空機で重要任務を遂行するのに最適なF-35の機種構成を調整するという米海兵隊の決定を支持する」と述べた。

 フォーキャスト・インターナショナルの軍事航空宇宙アナリスト、ジョン・ヘムラーは、F-35Cを追加購入する決定は、「空母艦載機による作戦をより優先させる」こと、そしてインド太平洋地域の各国部隊との統合を迅速に進めたいという願望を示唆している、と語った。

 しかし、戦略国際問題研究センターの上級顧問マーク・カンシアンは、この計画には驚クべき点があると語った。F-35のコストと脆弱性から、フォース・デザイン2030にはふさわしくないとデビッド・バーガー前司令官が示唆していたにもかかわらず、計画でF-35の購入全体の削減を要求していない点だと言う。

 この計画には、無人航空機の購入計画の拡大も欠けている、とカンシアンは言う。「一時期、海兵隊は航空機の40%を無人機にすると言っていた。 陸軍が約200機、空軍が約250機のMQ-9を保有しているのに対し、海兵隊は18機しか保有していない」と指摘する。

 この文書は、海兵隊が3年ぶりに航空計画を公に更新したもので、「プロジェクト・イーグル」と呼ばれる取り組み、つまり今後15年間の海兵隊航空に関する「戦略的道筋」を詳述したものだ。

 「プロジェクト・イーグル戦略は、海兵隊が信頼し、頼りにする航空能力の維持と強化に重点を置くことを必要とする、海兵隊航空の将来の道を示すものである。 ブラッドフォード・ゲーリング中将(航空担当)は文書の中で、「複数のプラットフォームが移行する中、戦闘指揮官が必要とする持続的な到達力と殺傷力を提供するため、固定翼機、回転翼機、無人機材の近代化を続けていく」と述べた。■


Marines aim to buy more carrier-based F-35s, fewer VTOLs

Corps’ new aviation plan also expands squadrons—but not UAV-buying plans.

BY AUDREY DECKER

STAFF WRITER

FEBRUARY 4, 2025

https://www.defenseone.com/policy/2025/02/marines-aim-buy-more-carrier-based-f-35s-fewer-vtols/402759/?oref=d1-homepage-river


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