2022年2月24日木曜日

2月23日、ウクライナ中枢をねらった最規模サイバー攻撃が発生。先週に続き、ロシアによる犯行の可能性。

 Ukrainian flags are pictured during a rally at the Embassy of the Russian Federation in Kyiv.

 

キエフのロシア大使館を抗議デモが取り囲んだFUTURE PUBLISHING VIA GETTY IMAGES / OLENA KHUDIAKOVA

 

クライナの政府、金融系各種ウェブサイトが2月23日一時的に利用できなくなった。内閣府、保安省、議会、外務省の各サイトが短時間ながら不通となったとウクライナ戦略通信センターが公表した。金融機関Privatbankの一般向けサイトも一時的ながら利用できなくなった。

 

大規模な利用妨害攻撃denial-of-service attacksがあったためで、先週の事例と類似しており、先週米側はロシアによる犯行と断定していた。

各サイトは現在通常通り機能しているが、今後も中断される可能性があると、同センターは言っている。

 

今回の攻撃は先週ウクライナを襲ったサイバー攻撃に酷似している。2月18日に米サイバー新興技術分野の国家安全保障補佐官アン・ニューバーガーはロシア軍が「大量の通信をウクライナにあるIPアドレスおよびドメインに送信した」ためとした。

 

2月23日、米国防関係者は「今回の攻撃対象となったサイトは増えている。やり口はたしかにロシアのものだが、現時点では犯行がどこからだったのかは確実に示せない」と述べた。■

 

More Cyber Attacks Disable Ukrainian Websites

Wednesday’s denial-of-service attacks on government, financial sites resemble earlier ones attributed to Russia.

BY PATRICK TUCKER

TECHNOLOGY EDITOR

FEBRUARY 23, 2022 02:34 PM ET

https://www.defenseone.com/threats/2022/02/more-cyber-attacks-disable-ukrainian-websites/362328/

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1 件のコメント:

  1. ぼたんのちから2022年2月24日 8:52

    サイバー攻撃は、本格的な侵攻の前兆かもしれない。
    プーチンは、ウクライナ領土内の親露派の占拠地域を独立させ、ロシア軍の進駐により、いままでの外交成果を反故にし、あからさまな侵略行為を行った。これは自らバイデンの罠に飛び込む行為だ。
    プーチンの演説では、手前勝手な歴史認識と欧米への恨み言等、感情的で冷静な判断ができないことを示した。プーチンは、最早計算高い戦略家でなく、小手先の陰謀を駆使する元情報機関の暴走老人に変わりつつあるのかもしれない。これは非常に危険だ。
    そして世界は、一般的な将来の予測を越えた、「Gゼロの世界」でなく、「B(頭脳)ゼロの世界」に突入したのかもしれない。バイデンは認知症が進行していると言われ、プーチンは怒りっぽく感情的な認知症の初期症状を示しているかもしれず、習は脳動脈瘤の再発を恐れている。これらが真実ならば、世界の行く末は、今以上に不安定になることは間違いない。

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