米国が撤退中のアフリカでテロ脅威が高まっているとCSISが警告
Experts warn terrorism threat is rising in Africa as US pulls back
Defense News
ターニャ・ヌーリー 著
2026年6月4日 午前5時31分
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アフリカでの米軍のプレゼンスは、対テロ戦争時に広範囲に増強されたもので、歴史は浅い。
返信削除記事では、米軍の撤退や削減がイスラムテロ組織の拡大の要因のように記述されているが、それは本当だろうか?
推論結果を先に言うと、確かに米軍によりイスラムテロ組織の活動は抑えられていたが、それは表面上のことだろう。
むしろ、米軍介入前のフランスのような旧宗主国の収奪的支配的行動や、ロシア、特に傭兵組織の軍事介入や利権獲得が、イスラムテロ組織拡大の下地を醸成してきた。さらにCCP中国による資源開発の名の下に行われてきた、独善的資源強奪が、その傾向に拍車をかけた。
現地政府は弱体で、倫理的にも問題があるものが多く、外国勢力に利用され易いから、状況の改善は望めず、一般国民が望む外国勢力排除の民族主義的行動は、浸透してきていたイスラムテロ組織に容易に吸収、利用され、テロ組織は拡大したと推定する。あるいは、テロ組織が、手っ取り早い仕事先になっているのかもしれない。
最近の情勢は、クーデタが頻発し、旧宗主国が叩き出され、ロシア傭兵組織は、ウクライナ戦争により弱体化し、CCP中国も争議や撤退が相次ぎ、さらに駐留米軍も縮小することになり、イスラムテロ組織の活動し放題の状態になってきている。
もちろん、国連は、あってないようなものだから、ごく一部の安定した国家に頼ることになるが、それにも限界がある。
このようなアフリカの状況で、急速な改善は望めない。米軍を強化しても、無意味と言えないものの現状維持にしかならない。アフリカ連合のような組織があるが、連合軍でテロ組織と長期にわたって戦うのは困難だ。むしろテロ組織の資金源を断つのが先決だろう。その次に民度の向上を目指すべきだろう。
アフリカの旧植民地は、宗主国が長らく社会制度の改善を怠ってきたから、その後遺症が今でも続いていると言える。