ロシア爆撃機が日本の防空識別圏内を飛行
日本沖を飛行するロシアのツポレフTu-95ベア。防衛省
ロシアの爆撃機TU-95の2機が火曜日、日本の防空識別圏に3回入りながら、日本海上空で10時間の飛行を行い、日本はこれに対応して戦闘機をスクランブル発進させた。
水曜日、日本の統合幕僚監部の発表によると、2機のロシアのTU-95爆撃機と2機の戦闘機が火曜日、ロシアから飛来し、日本海上空を東に向かった後、隠岐諸島沖で進路を変え北に向かった。
その後、2機のTU-95爆撃機は、やはり2機の戦闘機を伴いロシア方面から飛来し、北海道本島の西方海域まで東に飛行した後、北海道の西12マイルに位置する奥尻島の沖合で北に進路を変えた。3度目は、Tu-95爆撃機2機と護衛の戦闘機2機がロシアから飛来し、本州の石川県に向かった後、能登半島沖で進路を変えて帰路に就いた。航空自衛隊がスクランブル発進した。ロシア国防省は火曜日、ロシア航空宇宙軍長距離航空部門のTu-95MS長距離爆撃機が日本海の中立海域で計画飛行を行い、飛行時間は10時間だったと発表した。
ロシア発表によると、ロシア航空宇宙軍のSu-35SとSu-30SM戦闘機が爆撃機を護衛し、航路の特定の段階では、爆撃機は外国の戦闘機によって護衛された。「長距離飛行は、北極海、北大西洋、黒海、バルト海、太平洋の国際水域を定期的に実施している」とリリースにある。
火曜日の爆撃機の飛行は、ロシアと中国がアラスカADIZで共同爆撃機の飛行を行った1週間も後に行われた。ロシアも中国も、爆撃機の共同飛行や個別飛行は日常的な訓練であり、どの国にも向けたものではないと主張しているが、日本は日本周辺でのこのような爆撃機の飛行は挑発的であり、日本を狙った軍事力の誇示であると考えている。同様に、米国と欧州諸国は、自国の海上国境付近でのロシアの爆撃機飛行を挑発的行動とみなしている。
オーストラリア、初のMQ-4Cトライトンを公開
オーストラリアのMQ-4Cトライトンの日付の入っていない写真。Northrop Grumman Photo
オーストラリア政府は水曜日、オーストラリア空軍(RAAF)のティンダル基地で、MQ-4Cトライトン無人航空機(UAV)の初号機「AUS 1」を公開した。同UAVは6月16日、オーストラリア北部準州のティンダル空軍基地に到着した。豪国防総省の発表によると、トライトンは豪空軍のP-8Aポセイドン乗組員を補完する「システム・ファミリー」として、国防活動を支援する情報・監視・偵察能力を強化する。
「既存の情報・監視・偵察能力を補完するものとして、MQ-4Cトライトンは、オーストラリアの北部および広範な海洋進入路を粘り強くパトロールする能力を大幅に強化する」と、オーストラリア空軍のスティーブン・チャペル空軍大将はリリースの中で述べている。
4機のトライトンは、RAAFティンダル基地を拠点とし、南オーストラリア州エディンバラ基地のRAAF第9飛行隊が管制する。
記者会見で、オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防相は、2025年に2機のトライトンが納入されると述べた。■
Russian Bombers Fly Missions Through Japan’s ADIZ, Australia Unveils First MQ-4C Triton
July 31, 2024 6:56 PM
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