2025年8月4日月曜日

ロッキードがSPY-7レーダーアンテナを日本に初納入(Naval News) — 次期大型艦ASEVの建造は着実に進んでいるようです。


日本が2027年と2028年に就役させるイージスシステム搭載艦2隻に搭載する

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ニュージャージー州ムーアズタウンにあるロッキード社の製造試験施設で、SPY-7(V)1レーダーが準備され、吊り上げられている(写真提供:ロッキード・マーティン)。


ッキード・マーティンは日本の将来のイージスシステム搭載艦(ASEV)に搭載されるSPY-7(V)1レーダー・アンテナ4基の最初のシップセットを防衛省に引き渡したと発表した。

 同社のマルチドメイン・コンバット・ソリューション担当副社長チャンドラ・マーシャルは声明の中で、「最初のASEVに搭載する全アンテナを予定通りに納入できたことは、SPY-7レーダーの成熟度と拡張性、生産能力を示すと同時に、システム統合におけるロッキード・マーチンの献身と専門知識を実証するものです」と述べた。

 日本は弾道ミサイル防衛に特化した2隻を取得する計画で、2027年度と2028年度の就役を予定している。

 日本に加え、ロッキードはカナダとスペインとも、水上艦船にSPY-7レーダーを搭載する契約を結んでいる。カナダでは、イロコイ級駆逐艦とハリファックス級フリゲート艦の後継となるリバー級駆逐艦に搭載される予定だ。一方、スペイン軍はF-110級フリゲート艦用にSPY-7を購入する。

 レーダー・アンテナは日本政府に受け入れられたが、ロッキードが「ニュージャージー州ムーアズタウンにある製造テストセンターで、4つのアンテナすべての完全なシステム統合とテスト」を終えるまで、装備品は米国に留まる。

 日本政府は近年、ますます攻撃的になる中国を前に防衛費増額に舵を切り、12月には過去最高となる8兆7000億円(551億ドル)の予算を承認した。

 最近では、ピート・ヘグセス国防長官が3月のインド太平洋歴訪で、日本をはじめとするアジアの同盟国を称賛し、トランプ政権が今後この地域を優先すると約束した。その際、ヘグセスは日米合同軍事司令部の「アップグレード」も発表し、国防総省は東京だけでなく横田基地の司令部にも人員を追加すると述べた。

 しかし、ドナルド・トランプ大統領は本日、日本を含むこの地域の国々からの輸入品に25%の課税を行う意向を発表した。これによりアメリカの軍事パートナーや同盟国との間に経済的緊張が生み出されている。■


Lockheed delivers first SPY-7 radar antennas to Japan

Japan plans to commission its two Aegis System Equipped Vessels in 2027 and 2028.

By   Justin Katz

on July 07, 2025 at 4:13 PM

https://breakingdefense.com/2025/07/lockheed-delivers-first-spy-7-radar-antennas-to-japan/


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