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北朝鮮がウクライナ戦線へ『志願兵』を送りロシアを援助する日が来る?

北 朝鮮の独裁者、金正恩は日曜日に6日間のロシア訪問を終え、専用の装甲列車で帰国の途に就いた。まるで観光客のように、5機の爆発物「神風」ドローン、偵察用ドローン、「防弾チョッキ」など、ロシアの地方知事からのお土産多数を手に帰国したと伝えられている。 ロシア極東部への訪問は、COVID-19のパンデミック以来、金正恩にとって初の海外公式訪問であり、先週、プーチン大統領と直接会談し、2人は宇宙発射施設を見学した。金委員長はまた、多くの軍事施設、造船所、航空機工場を訪問した。 北朝鮮とロシアの緊密な関係  今回の訪問は、モスクワと平壌がより緊密な関係にあることを示すものであり、潜在的な技術共有は西側諸国を心配させている。プーチンは、北朝鮮技術がロシアより何十年も遅れているため、北朝鮮がスパイ衛星を宇宙に打ち上げる支援を提供しようと申し出た。 BBCが報じたように、北朝鮮が敵を監視できるように人工衛星を宇宙に打ち上げる手助けをすることは、国連安全保障理事会で禁止されている核・ミサイル開発の援助とは大きく異なる。平壌には核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイルがあり、理論的にはアメリカまで届く。モスクワはその技術を平壌に提供し、米国を射程距離に収めることができよう。 北朝鮮はおそらく、クレムリンのウクライナ戦争を支援することで、その借りを返すだろう。すでに北朝鮮はモスクワに兵器を提供しているが、次は兵力の提供だろう! 金正恩は公式に戦争を支援しないだろうが、北朝鮮からの「志願兵」がクレムリンの軍隊を強化する可能性はある。 外国人志願兵 シリア人がロシアの側で戦っているという報告もあるように、志願兵を送るロシア同盟国は北朝鮮だけではないだろう。 しかし、もうひとつのロシアのパートナーは、モスクワを援助することにあまり熱心ではない。 今月初め、キューバは、ウクライナ戦争でロシアのために戦うために自国民を徴用した疑いで17人を逮捕した。 両国は同盟国であり、キューバ人はロシア渡航にビザは必要ない。ロシア法では、外国人がロシア軍に入隊することを認めているため、ウクライナで戦うためにリクルートされた者もいるようだ。しかし、キューバの法律は一般的に自国民が傭兵として働くことを認めていない。冷戦時代には、キューバの軍事顧問が多くの国や反政府勢力に援助を提供していたからだ。 北朝鮮の軍団が姿を見せ

北朝鮮の「弾道ミサイル潜水艦」はまともな戦力になるのか。旧式潜水艦を無理やり改造した奇怪な「フランケンサブ」に疑問が消えない。ただし、今回の発表がハッタリとしても西側の対潜アセットは無視できなくなる。

  旧式ロメオ級通常型潜水艦をここまで改造したのは、金正恩がめざす第2次攻撃核抑止力の夢のあらわれだ KCNA   冷 戦時代のロメオ級ディーゼル電気潜水艦を、北朝鮮が「フランケンシュタイン」化し通常動力ミサイル潜水艦に作り変えた。金正恩が出席した式典は9月6日、北朝鮮東岸の新浦潜水艦基地で行われた。この潜水艦は「英雄キム・クンオク」と名付けられ、船体番号は841だ。 新浦で弾道ミサイル潜水艦を視察する金正恩委員長。(KCNA) 2019年に地上で改造中の、いわゆるゴラエ/シンポC級「SSB」の姿を初めて見た。セイル後方に接ぎ木されたミサイル・コンパートメントが、奇妙な外観を与えていた。それが今回我々が目にしているものと同じ艦であるかは明らかではないが、北朝鮮が何年もいじくりまわしていたことを考えれば、その可能性は高い。 同潜水艦の能力については、セイル後方にあるミサイル・コンパートメントの延両側に各5、合計10個のドアがあることが明らかだ。前方の4つは後方の6つより大きい。これは、この艦が複数種類のミサイル、具体的には短距離と長距離の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、および/またはSLBMと潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM)を混載する設計に符号する。特に、新型核搭載可能な海上発射巡航ミサイル、フワサル2は、潜水艦発射に適合しており、以前提唱したように、この潜水艦の巡航ミサイルの最有力候補となる。 この潜水艦の非常に古い船体設計と、接ぎ木されたミサイル・コンパートメントがわかる。(KCNA) 桟橋に横付けされた進水後の潜水艦。(KCNA) 北朝鮮は長年にわたり、弾道ミサイルを発射することで、公然と核抑止力を追求してきた。それでも、北朝鮮が大改造したSSBを機能させることができるとして、核パトロールが可能な艦を1隻か2隻持つだけでは、信頼に足る核の第2撃抑止力を確保することはできない。北朝鮮の潜水艦は現代の基準からすると非常に騒音が大きく、出港した瞬間から追跡される。それでも、このような能力が存在すること自体が、北朝鮮にとって核兵器開発という野放図な冒険の新たな大きな一歩と見なされるだろう。持続的なパトロールは、韓国、アメリカ、日本の対潜水艦の資源を大幅に拘束する可能性もある。 2019年に新浦の潜水艦ヤードを視察した金正恩は、政権のロメオ級からSSB「フランケンサ

ロシアと北朝鮮の関係強化に警戒すべきだ。ロシアの戦争継続を北朝鮮が補完し、北朝鮮の物資不足をロシアの物々交換が助けている。中国と合わせ、こんな国が常任理事国という国連体制が破綻している証拠だ。

  ロ シア・中国両国は国連で制裁イニシアチブ採択を阻止しているだけでなく、制裁に日常的に違反している。 ロシアは現在、ウクライナ侵攻を維持するために、北朝鮮とイランの両方から戦争兵器を調達している。 すべての始まり 2022年6月、北朝鮮外交官がロシア外務省で会議に出席し、ウクライナ東部での役割について議論したと報じられた。平壌の代表は、戦争でロシア軍が押収した西側の武器へのアクセスを望んでいたと伝えられている。 交換条件として、彼らは人的資源を提供した。2022年8月、北朝鮮はウクライナ東部に派遣する労働者を選定したと報じられた。また同年8月、北朝鮮はモスクワに "10万人の志願兵 "を提供したと報じられた。 2022年9月、米政府当局者は、ロシアが北朝鮮から数百万発の砲弾とロケット弾を購入していると述べた。11月、米政府は再び、北朝鮮が相当数の砲弾をロシアに密かに出荷していると報道陣に伝えた。 国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、その時点ではロシアに届いたかはわからないと述べた。さらに、「我々の情報によれば、彼らは中東や北アフリカを経由させることで、供給方法を不明瞭にしようとしている」と付け加えた。シリアもその可能性はあるが、イランの可能性が高い。イランはすでにロシアに無人機を供給し始めていたのだから、なぜ北朝鮮の軍需品をこの地域を通してロシアに輸送しても不思議はない。 証拠が浮上している 12月には、北朝鮮がロシアと北朝鮮の国境を起点に鉄道を利用してロシアに輸送している可能性が高いことを示す画像が公開された。つまり、少なくとも今のところ、北朝鮮は武器を輸送し、イランやシリアを経由する中東ルートと、鉄道システムを直接利用する2つのルートでロシアから物々交換で支払いを受けているようだ。 ホワイトハウスは12月、北朝鮮がロシアの民間軍事会社ワグネル・グループに最初の武器出荷を行ったこと、さらに多くの軍事装備が納入される予定であると確認した。 2023年1月、カービーは北朝鮮がロシアに弾薬を提供し続けていると報道陣に伝え、国家安全保障会議は武器を運搬するロシアの鉄道車両の画像を公開した。2月までに、衛星通信は北朝鮮とロシアの間の鉄道輸送が大幅に増加していることを示した。北朝鮮は、こうした初期の武器提供と引き換えに、ロシアから石油、ガス、

北朝鮮がコルベット艦に核巡航ミサイルを搭載。核兵器体型の多様化を着実に進めつつある脅威に西側が対応を迫られる。

  コルベット艦は、対地攻撃型核巡航ミサイルの海上発射を念頭に建造された   北 朝鮮の国営メディアは、西側ではアムノク級コルベット Amnok class corvette として知られ、朝鮮人民軍海軍で最大の艦で最も近代的な水上戦闘艦の新しい写真を公開した。興味深いのは、同艦が巡航ミサイルで武装していることで、核弾頭を搭載できる可能性が高く、北朝鮮の多様で増大する戦略兵器にまた新たなプラットフォームが加わる。 現地で661号哨戒艦として知られるこの艦の鮮明な写真が、北朝鮮国営メディアKCNAによって本日公開された。上と下の写真に見られるように、このシリーズには、北朝鮮の指導者である金正恩が見学した巡航ミサイル発射実験が写っているが、これらがいつ行われたのかは正確には明らかになっていない。 KCNAによると、金正恩は北朝鮮の東海岸のどこかでミサイル発射実験を監督したという。米国を拠点に北朝鮮を取材しているニュースサイト『NKニュース』のコリン・ズウィルコは、これを元山(ウォンサン)の北に位置する文川(ムンチョン)沖と特定している。 KCNAによれば、ミサイル発射は「艦船の戦闘機能とミサイルシステムの特徴」を検証するためで、同時に「実戦における攻撃任務」を遂行する乗員の能力を向上させたという。 「同艦はエラーもなく目標に素早く命中させた」と主張し、金正恩が「高い機動性と強力な打撃力、突発的な状況に対処するための戦闘態勢を常に維持している」と称賛したことを引用した。 また、KCNAはこれらの兵器を「戦略巡航ミサイル」と表現した。この文脈では通常、核弾頭の搭載、あるいは少なくとも核弾頭を搭載するオプションを意味する。 KCNAはこのミサイルを、以前は地上発射型として知られていたフワサル2と名付けた。潜水艦発射型も存在する可能性がある。地上発射型と艦船発射型のミサイルを視覚的に比較すると、極めて類似している。 一方、同艦の写真には、上部構造の後方に8基の巡航ミサイル発射管が設置されているように見える。ミサイルは垂直発射システム(VLS)ではなく、角度のついたコンテナから発射される。 ミサイルの性能は謎のままだが、NKニュースは、韓国の合同参謀本部(JCS)がオフレコのブリーフィングで詳細を提供したと報じている。JCSは、1発または複数発のファサル2が元山沖の「124マ

北朝鮮が公表したグローバルホーク、リーパーに酷似の新型無人機二機種の性能は?その他にも開発中の機体がある模様。

  (North Korean State Media). 今回は新型無人機2機種の飛行中映像も公開された 北 朝鮮が米国製の無人航空機(UAV)RQ-4グローバルホークとMQ-9リーパーのほぼ正確なコピーと思われる2機種の新型無人機を公開した。北朝鮮国営メディアは、両機種の飛行を映したビデオも提供している。北朝鮮の無人機の正確な性能は不明確なままだが、米国の類似機に及ばないことは間違いないといえ、平壌が開発に資源を投入している事実は、少なくとも、監視と攻撃の両方のための高度な無人機設計と、運用能力への関心が高まっているあらわれだ。  北朝鮮の無人偵察機の名称は不明のままで当面は 「グローバル・ホーク型」と 「リーパー型 」と呼ばれている。  両者は昨日、北朝鮮の金正恩委員長とロシアのショイグ国防相が出席した「2023兵器装備展示会」で正式に明らかにされた。ショイグ国防相は、両国の軍事協力を進めるため平壌を訪れ、ウクライナ戦争で使用する北朝鮮製の兵器をさらに確保するねらいと伝えられている。  2機のうち大きいほうのグローバル・ホーク型無人機は、米空軍のジェットエンジンを搭載したRQ-4Aや、米海軍、NATO、韓国を含む他国も運用している同型の派生型と、外観もサイズもよく似ている。V字尾翼や胴体上部の吸気口など、米国製ドローンの主な特徴は北朝鮮のデザインに忠実に再現されている。  先月、北朝鮮を取材する米国のニュースサイト『NKニュース』は、グローバルホーク型ドローンが、北朝鮮西部の平安北道(ピョンアンブクト)にあるパンヒョン空軍基地で地上テスト中に衛星画像で発見されたと報じていた。その時点での分析によると、翼幅は約115フィートで、RQ-4Aの翼幅116.2フィートとほぼ同じだった。改良型のRQ-4Bの翼幅は130.9フィートである。  グローバル・ホーク型無人機が飛行テスト中であることを示すビデオだけでなく、平壌で開催された展示会でUAVとともに紹介された一連の写真には、柳京ホテルや未来科学者通りなど北朝鮮の首都を背景に飛行している様子が写っている。これらが本物の写真なのか、それとも背景のランドマークを追加するなど加工されたものなのかは不明。  グローバル・ホーク型ドローンの仕様や任務の詳細はほとんど不明だ。しかし、RQ-4シリーズに酷似していることから、高高度飛

地球低周回軌道の衛星群を機能停止させる大気圏外核爆発オプションの実施に北朝鮮が踏み切る日....シミュレーションでわかった課題

  北朝鮮の核爆発に米国がどう対応できるか...宇宙での対応にウォーゲームが疑問を投げかけている 昨 年の夏、核不拡散政策教育センター(NPEC)は、北朝鮮が地球周回衛星を破壊するため低軌道または近傍宇宙で核兵器を使用する可能性に焦点を当てた宇宙ウォーゲームを開催した。当初、参加者はこの可能性を少しファンタスティックだと感じていた。しかし、ゲーム中盤になると、参加者理解をできるようになった。中国がこのオプションを行使する可能性を示唆する人もいた。  これは予見的であった。NPECのシミュレーション終了から12週間後、サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、人民解放軍の北西核技術研究所が、スターリンクのような両用衛星コンステレーションを破壊する核攻撃シミュレーションを行ったと報じた。このコンピュータによる模擬攻撃の目的は、台湾が軍事的に有用な商用システムを利用するのを阻止することだという。記事は、限定的核実験禁止条約が宇宙や大気圏での核兵器の爆発を禁止していることを指摘している。しかし、中国も北朝鮮もこの条約に加盟していない。また、米国も中国も包括的核実験禁止条約をまだ批准していない。  サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事以降、北京では航空機を使った近接空間での作戦を試みており、ワシントンとの関係はぎくしゃくし、近接空間での作戦に対する中国の攻撃戦略に対する懸念が高まっている。  昨夏のNPECのウォーゲームは、それほど突飛なことではない。このシミュレーションの戦争が行われる10年後までには、何万という小型の商用ネットワーク衛星システムが地球低軌道を飛行していることだろう。これらの衛星は、低軌道、中軌道、静止軌道を飛行する国家安全保障システムを含む米国国防総省独自の宇宙アーキテクチャを補完することになる。北朝鮮のような敵対的な国家は、この衛星を危険にさらしたいと思っているはずだ。 最悪の場合、どのようなことが考えられるだろううか。地球低軌道上の衛星のほとんどを消し去ることができる。なぜ、ここまで極端なことを考えるのか。軍事計画者や政策立案者は、最悪の事態を回避し、それ以下の脅威に対処するために、しばしば悲惨な仮説に焦点を当てる。例えば、大規模な核戦争、地球温暖化の大惨事、パンデミックなどだ。米国の宇宙政策立案者は、間違いなく、ここまで組織的な災害をまだ想定してい