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X-47Bをテスト機材としてMQ-25A受注を狙うノースロップ・グラマン

写真はかなり解像度が低いのですがあきらかにX-47Bですね。熱のゆがみではなくデジタルズームのためでしょう。かなり遠距離で視認していますね。 Modified X-47B Breaks Cover As Testbed For MQ-25 Bid X-47BがMQ-25開発用のテスト機に使われ久しぶりに姿を現す Aug 12, 2017 Guy Norris | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/awindefense/modified-x-47b-breaks-cover-testbed-mq-25-bid Anonymous LOS ANGELES— ノースロップ・グラマン が米海軍が求めるMQ-25Aスティングレイ無人給油機にむけた空中給油システムのテストでX-47B無人機(UAV)をテスト機につかっている。 ノースロップ・グラマンのMQ-25Aにむけた準備の様子がこのたびAviation Weekが入手した写真で判明した。改修ずみX-47Bが米空軍の第42工場(カリフォーニア州パームデール)で撮影され主翼装備空中給油ポッド(WARP)を左主翼下に、落下式燃料タンクを右主翼下につけている。 また写真では給油用プローブが右主翼についており、機体はAV-2/502、つまりX-47B二号機のようだ。X-47Bは海軍の求める空母運用無人機実証事業(UCAS-D) で製作され、同事業は2015年に終了している。 写真では高温のゆらぎのため詳細が見にくいが、WARPはCobham34に酷似しており200から325ノット速度域での使用する。同システムは毎分400米ガロンを移送する動力にラムエアタービンを使うが写真上でWARPの先端にこれがはっきり見える。 右主翼下のポッドはF/A-18ホーネット、F/A-18E/Fスーパーホーネットの標準補助燃料タンクに似ており、FPU-8(330ガロン)またはFPU-11(480ガロン)落下タンクのようだ。 米海軍が「ソルティドッグ」と呼称したX-47Bが海軍航空システムズ本部のパタクセントリヴァー基地(メリーランド)から今年1月パームデールに移動したがその後同機の動静は聞かれな

★提言 X-47Bを給油機として飛行再開せよ

この意見のように確かにX-47Bのテストは唐突な終わり方をしており、もったいないことは確かなのですが予算問題など飛行を中止させる理由があったのも確かです。一方で空母離着艦ができるのは有人操縦だけという組織内文化がすべて無人でこなしてしまう同機に反発したことも考えられませんかね。  Put the X-47B Back to Work — As a Tanker U.S. NAVY / ERIK HILDEBRANDT BY JERRY HENDRIX JUNE 13, 2016 http://www.defenseone.com/ideas/2016/06/put-x-47b-back-work-tanker/129029/?oref=d-river 米海軍は数十億ドルを投じて別のUAV試作機を作らなくても既存機材を有効活用できるはずだ。 ソルティドッグ501および502は未来の海軍航空兵力へ当初期待された効果を全部出すことなくひっそりと格納庫に座っている。海軍は新型UAVに予算と時間を使う前に、X-47Bを飛行再開すべきだ。 2007年に十億ドル予算が付いたX-47B実証無人機は海軍航空兵力に無人機が統合可能か調べるのが目的だった。その栄光の日々の実績には初の空母自律着艦、初の空中給油の実施があり、二機はさらぶテストに使う予定だったが、想定飛行時間の八割で海軍上層部はX-47Bを博物館送りにする決定を下した。せっかく無人空母艦載機の実現に向けて事業が進んでいたのに。 ソルティドッグ二機は低視認性の無人攻撃機で機内ペイロード4,000ポンド戦闘半径1,500マイルの試作型として製造された。だが実際に完成すると海軍航空部門の上層部はおどろくべき変心を見せ長距離攻撃能力は不要と言い始めた。すでにMQ-4Cトライトン広域海洋監視機を68機調達する予定なので空母打撃群のニーズにこたえられるとしたのだ。 だがこの方針転換は接近阻止領域拒否 (A2/AD) 体系の新型装備には目をつぶっているようで、たとえばDF-21D空母キラー弾道ミサイルの登場で艦載航空隊の有効距離より外で空母が航行を迫られる事態に対応できない。航空隊の有効半径は通常500マイルであり、航空隊には長距離攻撃機が必要であり、X-47B計は参考にな

X-47B>空中給油テスト成功、でもこれで事業終了か

空中給油もデモとして実施して予算もないのでX-47Bはすでに過去の機体となるのでしょうか。一方で肝心のUCLASSの仕様が決まらないのでX-47Bのデータがいつになったら有効活用されるのか先が見えません。海軍長官の発言にはX-47Bの成功が大きく作用しているのでしょうね。まずDefense Techの記事紹介です。 Navy Conducts First Aerial Refueling of X-47B Carrier-Launched Drone by KRIS OSBORN on APRIL 22, 2015 http://defensetech.org/2015/04/22/navy-conducts-first-aerial-refueling-of-x-47b-carrier-launched-drone/ 米海軍はX-47B艦載無人実証機を使い4月22日にパタクセントリヴァー海軍航空基地上空で無人機への初の空中給油に成功した。 X-47Bにはオメガ・エア・リフィユエル社 Omega Air Refueling の給油機が対応したと海軍とノースロップ・グラマン関係者が明らかにした。 X-47Bは5月には空母への着艦、発艦ですでに歴史に残る業績を上げており、現在は空母艦上での取り回しの改善に投入されている。 The Navy launched and landed the X-47B in rapid succession with an F/A-18 fighter jet as part of a series of joint manned and unmanned flight tests aboard the USS Theodore Roosevelt in August of last year off the coast of Norfolk, Va., service officials said. X-47Bの着艦発艦テストはF/A-18の運用と平行して有人無人機運用テストとしてUSSセオドア・ロウズヴェルトを用い昨年8月にノーフォーク軍港(ヴァージニア州)沖合で実施している。 X-47Bは8分間の飛行後、拘束フックによる着艦に成功し、主翼を折りたたみ、艦上をタキシーングし、続くF/

★X-47Bの最後のテストは空中給油の実施、そこでお役御免へ

X-47Bが順調にテストをこなしている間にUCLASSのコンセプトが決まらないのは歯がゆいですね。一方、いつの間にかドローンという言葉が一班に使われるようになりましたが、もとをただすとunmannedというコバに抵抗を感じた女性が出発点です。その女性は今週大統領選挙出馬を表明したヒラリーであり、このブログ管理者がどうしても支持したくないタイプの政治家です。 X-47B Drone Set For Refueling Test Tomorrow By SYDNEY J. FREEDBERG JR. on April 14, 2015 at 4:50 PM http://breakingdefense.com/2015/04/robot-to-get-tanked-x-47b-drone-set-for-refueling-test-tomorrow/ NATIONAL HARBOR, MD: 「明日の天気はよさそうだ」とボー・デュアーテ大佐(米海軍で空母運用無人機事業を統括)は言う。慎重に「今のところはね」と付け加えた。 天候が良ければ米海軍の実験機X-47Bは空中給油を行う。無人機の空中給油は初の試みだ。これまでのテストでX-47Bは飛行中の給油機に30フィートまで接近し、ドローグ(燃料ホース)の背後についたまま飛行している。これまでは高精度GPSで空母着艦含む飛行を制御してきた。明日は新型光学センサーで燃料管をドローグに挿入する。 空中給油はパイロットにとっても神経をすり減らす仕事だが、アメリカが世界規模で空の優位を維持するためにはどうしても必要だ。無人機で空中給油が可能となれば可能性は増える。有人機の場合は燃料以外に搭乗員の人的限界で制約を受けるからだ。 そこで海軍はX-47B後継機に超人的な耐久性を期待しており、UCLASSは24時間一週間連続の警戒飛行を航空母艦の周囲で行う。ただしUCLASSを巡り内部で苦い論争がまだ続いており、偵察・攻撃のどちらを優先すべきかで結論が出ていない。もともと防空体制の整備された空域に奥深く侵攻する構想だったが、長時間パトロール飛行しつつ、必要に応じ爆弾を投下する設定へと大きく変化している。. UCLASSは偵察・攻撃ミッションを均等に実施できない。海軍は偵察ミッションを重視し、

米海軍の次期無人艦載機UCLASSはローエンド性能機になってしまうのか

Pentagon Altered UCLASS Requirements for Counterterrorism Mission By: USNI News Editor                          USNI website, Thursday, August 29, 2013                                                   Chief of Naval Operations (CNO) Adm. Jonathan Greenert, left, and Secretary of the Navy (SECNAV) Ray Mabus observe an X-47B Unmanned Combat Air System (UCAS) demonstrator make an arrested landing on July 10, 2013. US Navy Photo ペンタゴンが米海軍の次期無人機の要求性能について当初の海上から数千マイル離れた地点を攻撃するというものから、テロリスト狩りに軸足を動かしていると判明した。 無人空母発進監視攻撃機 Unmanned Carrier-Launched Surveillance and Strike (UCLASS) の開発はペンタゴンの合同要求性能管理協議会 Joint Requirements Oversight Council (JROC) の担当で、コストダウンとともに無人機によるテロ対策ミッションを海外基地を利用せずに実現しようとしている。 UCLASSは当初空母艦載航空団に編入して有人戦闘攻撃機と共同で防護硬い目標の攻撃に投入する構想でF-35Cと同等のペイロードを想定していた。同時にステルス性を生かし長距離飛行による情報収集・偵察・監視(ISR)任務に投入し、空中給油で飛行時間を延長する構想あった。 ところがこのたび入手した資料によるとUCLASSの現時点での概念設計は当初想定した兵装を一部は搭載するものの、ステルス性は低くなり防衛体制の整った空域内の作戦はできないものになっていることが判明した。 UCLASSの誕生は共用無人戦闘航空機システム(J-UCAS)が取りやめになったことで実現した

ロッキードの考える次期米海軍向け無人艦載機Uclass像

U.S. Navy Is Cautious On Carrier-Launched UAV By Graham Warwick Source: Aviation Week & Space Technology aviationweek.com June 24, 2013 Graham Warwick Washington 米海軍が無人機運用で慎重なのには理由がある。 ジェネラルダイナミックス / マクダネルダグラス A-12の失敗、 ロッキード・マーティン F-35Cの遅延を経て、海軍は計画が実現することを第一にしており、そのため初の空母運用無人機では中庸な性能にとどめ、リスクを最小限にしようとしている。 無人戦闘航空機システム実証 Unmanned Combat Air System Demonstration (UCAS-D)  に続く無人空母発進空中偵察打撃機構想 Unmanned Carrier-Launched Airborne Surveillance and Strike (Uclass) は端的に言えば運用能力を徐々に向上させる技術開発である。 当初海軍はUclass提案各社に予算を提供する予定だった。 ボーイング 、 ジェネラルアトミックスエアロノーティカルシステムズ General Atomics Aeronautical Systems (GA-ASI)、ロッキード・マーティン、 ノースロップ・グラマン の各社で初期設計審査 preliminary design reviews (PDR) までは各社案が残る。これにより海軍は各機の性能とリスクの理解を深めたうえで次の技術開発echnology development (TD) 段階に進む。 「ま だマイルストーンAも達成していませんが、海軍は性能開発要求文書capabilities development document [CDD]を発出しており、通常はこれがマイルストーンBの内容なのですがね」(ロッキードのスカンクワークスでUclass開発責任者を務めるボブ・ル ズォウスキ Bob Ruszkowski, Uclass capture manager for Lockheed Martin Skunk Works. ) 「海軍はCDD