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M10ブッカー軽戦車の登場と米陸軍の戦闘構想に注目。ウクライナ戦を横目に台湾での戦闘も視野に入れていると言われるが実態は....?

久しぶりに復活した「軽戦車」のM10ですが、自重41トン、主砲105mmと堂々たる存在です。(陸自の10式は44トン、120mm砲)ただし、現在目にしているのは初期型の姿であり、今後の検討次第では大きくその姿を変えていくかもしれません。これまでのストライカーやブラッドレーでは明らかに戦闘力不足だと判断した米陸軍はM10をあくまでも歩兵部隊の支援装備と位置づけているようです。今後の進化に注目です。The War Zone記事からのご紹介です。 (U.S. Army photo by Bernardo Fuller) 陸軍の新型M10ブッカー軽戦車の実際の使われ方 ブッカーはミニ・エイブラムスのように見えるかもしれないが、その役割は特に歩兵支援であり、M1が戦うよりもずっと前に戦闘態勢に入ることができる。 未 来のある日、アメリカは戦争状態にある。第82空挺師団は敵地への強行侵入を命じられた。まず飛行場を占拠し、その周辺を確保した後、作戦は次の段階へ移り、戦闘態勢の装甲車両が空輸される。 このシナリオでC-17から出てくる最初の装甲車両はM10ブッカー戦闘車両となる。同『戦車』がどのように開発されたかについて深い知識を持つ専門家が本誌に語ってくれた。 105ミリ主砲を搭載したブッカーは、120ミリ砲を搭載したM1エイブラムス主力戦車の火力はない。また、装甲もそれほど厚くない。しかし、消費する燃料ははるかに少なく、後方支援もはるかに小さくできる一方で、敵の装甲、掩体壕、陣地を破壊するパンチを与えることができる。 Soldiers will soon begin operational testing and evaluations of the M10 Booker Combat Vehicle (U.S. Army photo) U.S. Army 専門家は匿名を条件に、「おそらくもっと重要なのは、エイブラムスよりもかなり速く」安全な飛行場まで移動し、戦闘に参加できることだ、と語った。 ブッカーの重量は41トンで、エイブラムスより約40%軽い。寸法が小さく、重いサイドスカートもないため、C-17グローブマスターIII1機で2両を輸送し、エイブラムスより迅速に必要な場所で戦闘態勢を整えることができる、と専門家は言う。 70トン以上のエイブラムスはC-17に1両しか搭載でき