U.S. Marine Corps 汎用性の高い新型ライフルは、米特殊作戦司令部(SOCOM)が採用している設計をベースにしたものだ 米 海兵隊は今週、同軍のM22 Mod 0アドバンスド・スナイパー・ライフル(ASR)が完全運用能力を達成したと発表した。この偉業は、米特殊作戦司令部(SOCOM)と陸軍がすでに同ライフルを実戦配備しているため、予定より丸1年早く実現した。 海兵隊の偵察部隊や歩兵部隊、そして訓練校のすべてがボルトアクション式のMK22を装備するようになったことで、海兵隊は中国との潜在的な紛争に備え、汎用性が高く持続可能な武器を狙撃兵に提供できるようになったという。 MK22は、M40A6(長年使用されたレミントン700プラットフォームの派生型)とMK13 Mod 7ライフルに代わるもので、銃身には7.62X51mm、.300ノルマ・マグナム、.338ノルマ・マグナムの弾丸が装填され、海兵隊は、必要なときに、より遠くから、より高い精度で標的を攻撃できるようになると述べている。 米海兵隊のM40A6狙撃銃。 (米海兵隊)ダルトン・ペイン伍長 MK22はまた、口径にとらわれない7-35可変出力のPrecision Day Optic (PDO)を装備している。 海兵隊システム司令部のMK22プロジェクト担当官ブライアン・ネルソンは、「M317精密デイ・オプティック(PDO)とMK22の組み合わせは、ゲームチェンジャーだ」と、このライフルの部隊への導入を発表する声明の中で述べている。 海兵隊は2022年に狙撃兵が新ライフルのテストを開始したと発表している。 MK22の登場により、海兵隊は現在M40A6とMK13 Mod 7が発射している2種類の口径をカバーするために、異なる弾薬と予備の銃身を用意するだけで済むことになる。これによって兵站の負担が減り、サポートしなければならないプラットフォームが2つから1つになる。 また、MK22は10発の着脱式弾倉を装備し、海兵隊では、メンテナンス時間が短く、修理も低いレベルで行えるため、銃器を中間の修理場所に送る必要がなくなり、より持続可能な武器とみなしている。 海兵隊によれば、いわゆる "非難銃身 "は、もはや武器を戦闘から外すことはないという。 海兵隊の新型狙撃銃MK...
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