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ノースロップグラマンCMに写る興味深い新型機など。YouTubeと連携してますので本編もご覧ください。

  THE WAR ZONE YOUTUBE SCREENCAP   高機密度の詳細は見せず、ノースロップグラマンCMに同社がめざす次世代制空戦術戦闘機等の姿が垣間見える。 派 手な広告となると、ノースロップグラマンの思わせぶりな宣伝の右に出る企業はない。情報関連の装備品を陰影に隠しつつ、興味をかきたてるのがその手法だ。同社恒例のスーパーボウルCMでその後B-21となった長距離打撃爆撃機(LRS-B)が先に登場していたのが忘れがたい。今回の新しいCMで各種機材が登場している。当然ながら機密度が最高レベルの機材は出していない。それでも今回片鱗を見せた装備についてあれこれ想像してみるのは楽しい体験だ。 今回はハンガー内の設定でエレベーターのドアが開くと中にノースロップグラマン機材がそろい、現有のものから近未来に登場する機体が見える。まるでマイケル・ベイ監督作品のようだ。次のリンクでこのCMを見てもらいたい。 Welcome to Northrop Grumman | Defining Possible in Aerospace ここから何を読み取るべきか。ハンガーは現在と未来に区別されているようだ。右は海軍、左は空軍用の機材だが、すべてその通りでもない。では左から右に詳しく見てみよう。 まず前方に次世代制空機(NGAD)の有人型が見える。空軍海軍は次世代機開発を並行して進めており、各種システムのファミリー構成となり、無人型、長距離有人型も含む。大型、ステルス機で無尾翼型となる。大きな背骨ラインから機体全体を覆う形状だ。空気取り入れ口もステルスを意識している。見えないが反対側にも空気取り入れ口があるのだろう。極秘のうちにテスト中のモデル401「 Son of ARES 」実証機(ノースロップグラマン子会社スケイルドコンポジッツが製造)に通じる形状が見られる。NGAD実証機は飛行開始しており、ノースロップ・グラマン製の可能性もあるが、NGADをめぐる商機は今後拡大する。他社も当然ながら事業に参画したいはずだ。 次にとがった白い機首が見え、ノースロップ・グラマンが目指す新型低価格の忠実なるウィングマン無人戦闘航空体(UCAV)コンセプトのようだ。原型が先に出たモデル401で、実際にモデル401を転用した機体もある。ノースロップグラマンはペンタゴンとあわせおそらく同盟国向けにこ

スペースXが打ち上げる「ズーマ」衛星の正体は?

SpaceX is about to launch 'Zuma,' a top-secret satellite that's shrouded in mystery  スペースXがトップシークレット 「ズーマ」衛星の打ち上げ準備中 米政府発注の謎に包まれたズーマペイロードがスペースXのファルコン9ロケットに乗せられている。 Nov. 15, 2017. SpaceX/Twitter   Dave Mosher    Nov. 17, 2017, 9:32 AM http://www.businessinsider.com/spacex-zuma-classified-satellite-launch-video-2017-11 スペースX が米政府向け第三回目打ち上げの準備に入った。積み荷はトップシークレット宇宙機で同社は「ズーマ」と呼ぶが詳細は不明だ。 打ち上げはフロリダのケネディ宇宙センターから17日東部標準時午後8時に予定され、午後10時に変更の可能性もある。スペースXはYouTubeで打ち上げを実況中継する。 スペースXは極秘衛星打ち上げを水曜日に予定していたが延期していた。理由は天候ではないようだ。同社はフェアリング(ロケット先端部)の点検を「別の顧客」が行ったため待機状態になったと説明している。金曜日の打ち上げもキャンセルの可能性がある。 再利用可能ファルコン9のブースター(全長123フィート)はズーマを地上数十マイル上空に送ってからケープカナベラル空軍基地に帰還する。ブースター切り離し後は小型第二段ロケットを点火し極秘ペイロードを軌道に乗せる。 衛星を所有者が米軍なのか民間企業かも不明だ。スパイ衛星は国家偵察局(NRO)が打ち上げるのが普通だが、同局はズーマと関係ないとAviation Weekに述べている。 スペースXもズーマミッションの内容について回答を拒む中で、 ノースロップ・グラマン が関与を認めている。同社広報担当役員ロン・レインズがBusienss Insiderに以下伝えてきた。 「ノースロップ・グラマンはズーマ打ち上げに関与できることを光栄に感じております。この政府ミッション打ち上げはコスト効果の高い宇宙アクセス実施方法となります。米政府はノ

X-47Bをテスト機材としてMQ-25A受注を狙うノースロップ・グラマン

写真はかなり解像度が低いのですがあきらかにX-47Bですね。熱のゆがみではなくデジタルズームのためでしょう。かなり遠距離で視認していますね。 Modified X-47B Breaks Cover As Testbed For MQ-25 Bid X-47BがMQ-25開発用のテスト機に使われ久しぶりに姿を現す Aug 12, 2017 Guy Norris | Aerospace Daily & Defense Report http://aviationweek.com/awindefense/modified-x-47b-breaks-cover-testbed-mq-25-bid Anonymous LOS ANGELES— ノースロップ・グラマン が米海軍が求めるMQ-25Aスティングレイ無人給油機にむけた空中給油システムのテストでX-47B無人機(UAV)をテスト機につかっている。 ノースロップ・グラマンのMQ-25Aにむけた準備の様子がこのたびAviation Weekが入手した写真で判明した。改修ずみX-47Bが米空軍の第42工場(カリフォーニア州パームデール)で撮影され主翼装備空中給油ポッド(WARP)を左主翼下に、落下式燃料タンクを右主翼下につけている。 また写真では給油用プローブが右主翼についており、機体はAV-2/502、つまりX-47B二号機のようだ。X-47Bは海軍の求める空母運用無人機実証事業(UCAS-D) で製作され、同事業は2015年に終了している。 写真では高温のゆらぎのため詳細が見にくいが、WARPはCobham34に酷似しており200から325ノット速度域での使用する。同システムは毎分400米ガロンを移送する動力にラムエアタービンを使うが写真上でWARPの先端にこれがはっきり見える。 右主翼下のポッドはF/A-18ホーネット、F/A-18E/Fスーパーホーネットの標準補助燃料タンクに似ており、FPU-8(330ガロン)またはFPU-11(480ガロン)落下タンクのようだ。 米海軍が「ソルティドッグ」と呼称したX-47Bが海軍航空システムズ本部のパタクセントリヴァー基地(メリーランド)から今年1月パームデールに移動したがその後同機の動静は聞かれな