この話がどこまで実現性があるのかわかりませんが、話題としては面白いですね。フォークランド戦争から40年あまりたちましたが、英国はアルゼンチンの暴挙を今でも許しておらず、制裁のため活用できなかったシュペルエタンダール戦闘機が部品不足で眠ったままなので、それならウクライナに引き取ってもらおうという虫の良い話なのですが。たった5機ではウクライナも戦力として活用できないでしょうし、すでにF-16やミラージュ2000を受け取る準備をしているところに別の機種がくわわれば運用支援がますます困難になるばかりですからね。The War Zoneが伝えてくれました。 Martín Otero via Wikicommons F-16、ミラージュ2000に続き、フランス製スーパーエタンダール戦闘機がウクライナの次の西側戦闘機になる可能性が浮上してきたが、実現に至るかは不透明だ 非 常に意外な展開として、アルゼンチンが保有するフランス製スーパーエタンダード海軍攻撃機をウクライナに譲渡する計画を練っていると言われている。初期段階だが、このありそうもない提案はアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領President Javier Mileiが承認したと報じられている。実現すれば、ウクライナは対艦ミサイル「エクソセ」による対地攻撃能力の戦闘実績がある機体を手にすることになる。その一方で、同機は旧式亜音速ジェット機で数も少ない。ウクライナがこれに時間と人員を投資するのは、疑問の残る動きかもしれない。 アルゼンチンの『インフォバエ』紙によれば、アルゼンチンからスーパーエテンダール5機を譲渡する計画は、アルゼンチンのディアナ・モンディーノ外務大臣とルイス・ペトリ国防大臣によって練られた。ミレイがこの計画を承認した後、モンディーノとペトリは、この航空機のオリジナル・メーカーであるフランスとの交渉に「何週間も」取り組んできたと伝えられている。 この計画は、モンディーノとジェイク・サリバン米国家安全保障顧問とのワシントンでの会談や、ブリュッセルでのNATO高官との会談でも話し合われたと伝えられている。 5機のスーパーエタンダールは、2016年にラファールMに交代したまでフランス海軍で飛行していた機体である。アルゼンチンは、フォークランド紛争で活躍した14機のスーパーエタンダールが2014年頃に運用...
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