大型強襲揚陸艦076型の建造が進んでおり、ステルス無人機のモックアップが付近にあらわれたことから、新型艦が無人機を運用する構想で建造されている、あるいは近々『ドローン専用空母』ないし、航空運用可能な艦艇が登場するとの予想が出てきました。米国は空母着艦と云う特殊な技能にプロとしてのアイデンティティがあるため、無人機導入に抵抗があるのでしょうが、中国ではそんな過去のしがらみと関係なく、技術を使いこなそうとしています。では、有人機無人機の優劣はどうなるのでしょうか。混合運用という手もありますが、コストパフォーマンスを考えれば全機無人機運用がこれからの姿のような気がします。The War Zone記事からのご紹介です。 Google Earth 中国のシャープソード・ステルス・ドローンのモックアップが新しい超大型強襲揚陸艦の近くに出現 ステルス無人機GJ-11利剣「シャープソード」が、中国の空母や新型強襲揚陸艦での運用に近づいているとの証拠が増え続けている 中 国のステルス無人戦闘機(UCAV)「GJ-11利剣シャープソード」のモックアップが、上海・長興島の試験・訓練場に現れた。GJ-11、あるいはその派生型が、人民解放軍海軍の空母や最新の大型強襲艦での将来の航空団の一部になることを示す証拠だ。モックアップは、076型と呼ばれる、大きな飛行甲板を備えた中国の新クラスの強襲揚陸艦の一号艦が建造中の場所から、わずか1マイル以上離れた場所にあることが注目に値する。 グーグルアース(Google Earth)で入手できる衛星画像では、5月に長興島の南東端の現場で、GJ-11とサイズも形も完全に一致する緑色のUCAVが2機写っている。 Planet Labsによる追加の衛星画像でも、GJ-11のモックアップと思われるものがその頃にそこにあったことが確認され、しばらくの間そこにあったことが示されている。ドローンが設置されたエプロンのようなエリアとその他の支援施設を含む敷地自体の建設は、昨年秋に始まったばかりで、一部は現在も進行中のようだ。 A close-up look at the GJ-11 mockups at the apron area at the site on Changxing Island. The three structures, as well...
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