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★4月15日平壌軍事パレード登場の装備の実力は?

北朝鮮が瀬戸際政策でハッタリをかけているのはわかっていますが、個別に技術と運用を見ていかねばなりません。記念日に合わせて突貫工事で作った一見最新のビジネス居住街区は実は壁だけのセットだとGoogle Earthでバレて失笑のたねです。(この件は既存メディアでは報道されていませんね)指導体制の護持(帝国日本の国体護持を思わせます)しか頭のなかになく(しかも国民を70年間洗脳している)、北も引くに引けないのだとは思いますが、飢餓まで発生する中でこれだけの装備を整備しているのは(さらにここに核、生物化学兵器が加わります)正当な政府の資格がないと言わざるを得ません。運命のカギは米中の秘密交渉にかかっているようですが、異様な技術体系を整備する 朝鮮民主主義人民共和国 (3つの嘘で構成された国名)は存在しないほうが人類の幸福につながるのではないでしょうか。 Analyzing North Korea's Missile Parade: Prescription For Fear, Dose Of Reality  4月15日軍事パレードに登場したミサイルを分析する Here are the technological highlights from yesterday's military parade through Kim Il Sung Square. 金日成広場の軍事パレード搭乗装備の技術内容 BY TYLER ROGOWAY APRIL 15, 2017 http://www.thedrive.com/the-war-zone/9331/analyzing-north-koreas-missile-parade-prescription-for-fear-dose-of-reality WONG MAYE-E—AP 平壌での軍事パレードにはいつもより多くの関心が寄せられた。米朝間でこれまでになく緊張が高まっている中、実際に開戦の想定もあり、情報機関、報道機関は北朝鮮の軍事装備を注視した。 軍事パレードで登場する装備を実証ずみ軍事技術と誤解する向きが多いようだが、パレードは見栄えする装備を見せびらかす場であり、それ以上の意味はない。 北朝鮮がテストしているミサイルの性能は判明しており、今後の北の狙い

ペンタゴン報告書から中国の核戦力整備の最新状況を読み取る

アメリカ科学者連盟と言いながらしっかりとした情報分析をしているのはさすがです。中国の核関連では進んでいるようで進んでいない開発配備状況が見えてきますが、引き続き日本としても状況を注視していく必要があるでしょうね。ミサイルの中には日本に照準を合わせているものがあるはずですから。 Pentagon Report And Chinese Nuclear Forces By Hans M. Kristensen Posted on May.18, 2016 in China , Nuclear Weapons by Hans M. Kristensen http://fas.org/blogs/security/2016/05/chinareport2016/ ペンタゴン発表の中国軍事開発状況の報告書最新版は通常兵器を多く取り上げているが、核兵力の最新状況でも重要な内容が含まれている。 ICBM配備数はこの五年間ほぼ同じ 新型中距離弾道ミサイルの供用を開始した 新型中間距離弾道ミサイルは未配備のまま SSBN部隊が抑止力任務をまもなく開始する 爆撃機の核運用能力の可能性 中国の核政策の変更あるいは現状維持 ICBM開発の動向 中国のICBM部隊の整備状況が関心を集めている。新規開発もあるが、今回のDOD報告書ではICBM配備数はこの五年間に伝えられたものと同じ水準で60発程度とする。DF-31の配備は停滞しており、データからDF-31Aの導入も20から30基と少数と見られる。 2012年度報告では2015年までに「中国はさらに道路移動型DF-31A発射台を配備する」としていたが、その通りに推移していないようだ。 DOD報告が伝えるICBM発射台の数は大幅にばらついており、2003年は30基程度としていたものが2008年以降は50から60程度としている。2011年から2016年の間に25基もの差異がが出ている。これは40パーセントにのぼる誤差でそれだけ不確実だということだがここ数年は10パーセントに落ち着いている。とはいえ中国ICBM本数が大幅に増えていないのは確実だ。 発射台の数は安定しているといえるが、DOD報告書ではミサイル数は増えているとし、発射台50から75に対しミサ