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台湾を威嚇するPLAのH-6爆撃機に「極超音速巡航ミサイル」が搭載されている可能性について、まず台湾次は沖縄か。さらに日本本土....シナの野望は留まるところを知らない

  「極超音速ミサイル」で武装したH-6K爆撃機が、全天候型・24時間体制で台湾島を「包囲 」パトロールする。 中 華人民共和国政府を後ろ盾とする『環球時報』に出た中国の主張は、哨戒、演習、近接軍事訓練作戦を通じ台湾への圧力を大幅に強化する中国の広範かつ極めて「透明」な努力と一致している。夜間の「包囲」パトロールは、H-6K爆撃機の技術的なアップグレードや兵器の強化に関与しているように見えるため、台湾にさらに強い圧力を加えるだけでなく、多くの点で重要だ。  H-6K爆撃機は、KD-20陸上攻撃ミサイル、YJ-12超音速対艦ミサイル、YJ-21極超音速ミサイル含む多種多様な弾薬を搭載できる。  YJ-12はKD-20と同様、超音速巡航ミサイルとして知られている武器だが、H-6Kが搭載するのは、台湾の陸上目標に対する爆撃機のスタンドオフ脅威の攻撃範囲と精度を向上させる目的の新型火器管制と武器誘導技術かもしれない。しかし、2023年6月19日付の『環球時報』報道で最も重要な部分は、H-6KがYJ-21「極超音速ミサイル」で武装していると主張していることだ。YJ-21空中発射型極超音速ミサイルはマッハ6に達すると伝えられている。  同ミサイルを搭載する、あるいは搭載可能であるということは、台湾上空のH-6K夜間哨戒機が極超音速ミサイルを搭載していることを必ずしも意味しない。事実ならば、人民解放軍(空軍と海軍)が米軍に先行する可能性がある。米空軍は最近、極超音速兵器「Air Launched Rapid Response Weapon」を「一時停止」しており、海軍は2025年まで駆逐艦に極超音速兵器「Conventional Prompt Strike」を搭載する計画はない。  Military Watch誌とNaval NewsはいずれもYJ-21の存在を挙げているが、水上艦船から発射されるアプリケーションでしか言及していない。どちらのレポートも、人民解放軍-海軍のビデオを引用し、準ステルス055型駆逐艦からのYJ-21「極超音速ミサイル」の試験発射を示した。しかし、2022年のどちらのレポートも「空中発射型」YJ-12極超音速ミサイルの変種に言及していないため、中国の論文で引用されているH-6K発射型の変種は、中国がごく最近開発したものかもしれない。2022年からのNav

ここに来て動きが出てきた米、中、ロの戦略爆撃機の状況について。B-21、H-20、PAK DA他既存機種も。

    B-21の初飛行と低率初期生産開始は2022年と米空軍の最新工程表にある。Credit: Northrop Grumman Concept   米 、中、ロの「超大国」間での競合復活をうけ戦略爆撃機が再び注目を集めている。   上記三国は新世代ステルス爆撃機を秘密裏に実用化しようと労力を投入してきたが、長期供用中の既存機種でも性能向上を同時に進めてきた。その新型ステルス爆撃機第一陣が2021年に姿を表しそうだ。今回は新規開発機とあわせ供用中機種の改修の状況もお伝えする。   【B−21】米空軍はノースロップ・グラマンB-21レイダーの初飛行は2021年12月4日とすると2018年7月に公表したあと低姿勢だったが、今後12ヶ月以内にカリフォーニア州パームデールのプラント42第4地区の建屋401から初号機が姿を表しそうだ。▼空軍の新日程表ではB-21初飛行を2022年としている。新型機が初飛行に先立ち屋外地上テストを6-9ヶ月かけるのが通例なので、逆算すれば新型機がロールアウトする時期は2021年下半期となる公算が強い。▼B-21では低率初期生産が2022年に始まるとノースロップ・グラマンは述べており、工程表だと量産仕様機材引き渡しは2024年からになる。   B-21開発は空軍の迅速戦力開発室が統括した秘匿体制のもとで進められており、B-21の正確な機体単価は不明だ。▼契約交付の2015年10月時点で空軍は80-100機生産した場合の平均単価を550百万ドル(2012年ドル価格)としていたが、インフレ調整を加えると632百万ドルに相当する。▼ペンタゴンは今後数年間の国防予算をよくて横ばい、削減も覚悟しており、空軍最大の課題はその他事業の予算を減らしB-21本格生産を軌道に乗せることにある。   【H−20】製造状況がよくわからないのが中国初のステルス、全翼機形状の爆撃機H-20だ。▼2018年に米国防総省が議会向け年次報告でH-20をステルス亜音速爆撃機でノースロップB-2あるいはX-47Bに似た形状で有効航続距離を少なくとも4,590 nm (8,500 km) 、通常兵器、核兵器少なくとも10トンのペイロードとした。▼2019年に同省はH-20のデビューは2020年代に予想されると追加発表した。▼ペンタゴン推定が正しければ、H-20は米西海岸は無理としても