ペンタゴン地下鉄駅に掲示された、ジェネラル・アトミクスの「マッスド・モジュラー・エアクラフト」の広告。許可を得て使用
イランでの「リーパー」ドローンの損失を受け米空軍は手頃価格での次世代後継機の開発を加速する
「マッスド・モジュラー・エアクラフト」 Massed Modular Aircraft
計画は新型ISR(情報・監視・偵察)・び攻撃用ドローンを投入することを目指す
Defense One
2026年9月8日 午後5時15分(米国東部時間)
イラン防空網によっでMQ-9リーパーが数十機失われたのを受け、米空軍は、長年使用されてきた同型攻撃・偵察用無人機を、安価でありながら性能の高い機体に置き換える取り組みを加速させている。
「MQ-9の耐用年数が終わりに近づくにつれ、その後どうすべきかという議論が初期にあったが、率直に言って、実戦での損失が相次いだ結果、議論は加速することになった」と、空軍の近代化担当最高責任者クリストファー・J・ニーミ中将は、木曜日に記者団との円卓会議で述べた。
『ワシントン・ポスト』の8月報道によると対イラン作戦で空軍はMQ-9を少なくとも45機失っており、保有機数の約4分の1に相当する。その機体群の総費用は明らかではないが、空軍のファクトシートによると、MQ-9派生型の単価は2011年時点で5,100万ドル——現在の価値では約8,200万ドルに相当する。
ニーミ中将は、空軍が「マッスド・モジュラー・エアクラフト(MMA)」と呼ばれるMQ-9後継機を少なくとも180機、しかもはるかに安価な価格帯で購入したい意向だと述べた。道中上によると、MMA 1機の価格は、6月に予定より4ヶ月早く最初の生産契約が授与された「連携戦闘機材(CCA)」の2,000万ドルの約半分になる見込みだという。
しかし、これらの大まかな価格目標――CCAが2,000万ドル、MMAが1,000万ドル――は、機体本体のみを対象としたもので、任務を遂行するために不可欠な高価なセンサーやシステムは含まれていない。
空軍の広報担当者が後に述べたように、これらの数字は「任務遂行に必要な総コストを指すものではない」点で注意が必要だ。
ニーミ中将は、これは過去および現在進行中の戦争から得られた教訓を反映したものと述べた。
「世界各地の脅威に対する我々の評価と、実戦経験の両方に基づいて言えることは、将来の紛争では、より多くの軍事装備を失うことになるだろうということです。それが、生産が容易で、購入コストが安く、かつ多く失っても許容できる装備が必要だという、この種の根本原則へ我々を導いているのです」と中将は述べた。「現時点では、該当する装備があまりないため、MMAのような装備を導入することで状況を変えようとしている。そうすることで、将来、戦闘員により多くの選択肢を提供できるようにしたいのだ」
7月に国防革新ユニット(DIU)が発表した入札公告によると、1,000万ドルの予算枠において、同軍は積載量を2,800ポンドに増強し、無給油での戦闘航続距離を2,300海里、片道任務では8,000海里とすることを求めている。
リーパーの製造元ジェネラル・アトミクスには、MQ-9の強化版「スカイガーディアン」があり、これはより大きな翼幅、航続距離、および滞空時間を誇る。しかし、軍最高幹部はこれに賭ける可能性は低いようだ。
「検討される選択対象の一つにMQ-9Aを更新・改良したMQ-9Bのような機体があるが、空軍としてその方向性を取るべきではないと考える理由がかある」とニーミ中将は述べた。「主な理由は、中東での経験や世界中の脅威を鑑みると、従来保有してきたものよりも消耗を許容できる資産のポートフォリオが必要だということだ」
ジェネラル・アトミクス社の広報担当C・マーク・ブリンクリーは、リーパーの運用実績を擁護し、空軍最高指揮官が「オペレーション・エピック・フューリー」における同機の運用を称賛したことを指摘した。また、同社は空軍と協力して「30年にわたりコスト目標を達成してきた」とし、今後も他のプログラムを継続していくと述べた。
「MQ-9が持つ、航続時間、搭載量、航続距離、センサー、兵器、接続性、適応性、信頼性という組み合わせこそが、他社が再現に苦戦しているような任務効果を実現しているのです」とブリンクリーは語った。
「今日の『リーパー』は、25年前に初公開された当時の『リーパー』とは別物だ。数え切れないほど改良とアップグレードが重ねられてきた。また、正当な理由から『エピック・フューリー』のMVPとも称されている。議論の余地は多々あるが、少なくとも、任務を確実に遂行できる特別な機体である点では、皆一致している。」
上院軍事委員会は、2027年度国防授権法の草案において、このプラットフォームを支持しており、退役させる機数に上限を設ける一方で、2028年までに追加購入を行うよう求めている。
ジェネラル・アトミクスも報道によると、航続距離10,000海里の新たなMMA提案をほのめかしており、4発の長距離対艦ミサイルを搭載可能だと主張している。
ブリンクリーは、リーパーを擁護しつつも、同社の次世代機についてもアピールした。「新型機『ワイルドファイア』は、MMAの公募要件で提起された懸念事項をすべて解決できます。納期を数年早めつつ、同等の高品質を維持できます」とブリンクリーは述べた。「リーパーの特長をすべて備え、さらにそれ以上の性能を、予算を圧迫しない価格で実現できます。リーパーは特別です。ワイルドファイアもまた、特別なのです。」■