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2026年3月23日月曜日

ギリシアに緊急着陸したのはやはりRQ-180だったのか

 

極秘ステルスドローン「RQ-180」がギリシャに緊急着陸した模様

ギリシャの航空機観察者たちが、極めて機密性の高いドローンと思われる機体を鮮明に捉えた

TWZ

ジョセフ・トレヴィシック

2026年3月18日 午後7時39分(EDT)更新

Spotters in Greece have caught an especially good look at what very much appears to be a very stealthy, long-range, high-altitude intelligence, surveillance, and reconnaissance drone commonly referred to as the RQ-180, or an evolution of that design.

Google Earth/TWZ


リシャの航空機観察者たちが、ステルス性が高く、長距離・高高度(HALE)の偵察・監視・情報収集ドローン、通称RQ-180、あるいはその改良型と思われる機体を極めて鮮明に捉えた。

ギリシャのラリサ国立空港(ラリサ空軍基地としても知られる)に着陸する、暗色の全翼型航空機の写真が、本日早朝地元ニュースサイトonlarissa.grにより公開された。

https://www.onlarissa.gr/2026/03/18/mystirio-me-aeroplano-pou-parapempei-se-aorato-amerikaniko-vomvardistiko-pano-apo-ton-ourano-tis-larisas-deite-fotografies/



「先週末、ラリッサの第110戦闘航空団[正式名称は第110戦闘航空団]付近にいた人々は、空に浮かぶ印象的な航空機を目にして言葉を失った。その形状や外観は、政治や軍用航空機の世界で日常的に目にするものとは全く異なっていた」と、onlarissa.grの記事の機械翻訳は伝えている。ただし同記事は、この航空機をB-2爆撃機と誤認している。「軍事筋からの最新情報によると、この[航空機]は……故障のためラリサ軍用空港に駐機しており、修理が完了するまでそこに留まる予定だ」

本誌はこれらの詳細を直ちに確認することはできないが、さらなる情報を得るため、在欧州米空軍(USAFE)および国防総省(ペンタゴン)に問い合わせを行っている。

明らかなのは、これがB-2ではないということだ。B-2には非常に特徴的な鋸歯状の後縁などがあるが、ここではそれが見られない。実際、全体的な平面形状は、ノースロップ・グラマンの新型B-21レイダーステルス爆撃機や、過去に目撃されたRQ-180とみられる航空機、あるいはその設計の先駆けを強く連想させる。RQ-180もまたノースロップ・グラマンの製品であると広く認識されており、我々が長年にわたり提唱してきたように、B-21開発の一環としてリスク低減の取り組みにおいて極めて重要な役割を果たした可能性が高い。

過去の目撃情報に基づき、一般にRQ-180と呼ばれるノースロップ・グラマン社のドローンがどのような外観を持つかを示した概念図。Hangar B Productions

また、RA-01と呼ばれるイスラエルのドローンと目撃情報には非常に大まかな類似点も見られるが、いくつかの明確な相違点もある。RA-01は同様の平面形状を共有しているが、より流線型のデザインであり、ここで目撃されているものよりはるかに小型である。さらに、いかなる理由であれ、イスラエルのドローンがそれほど西まで飛行しているというのは、ほとんど理にかなっていない。問題の米国機は、B-21より小型ではあるものの、おそらくその25%程度小さいと推測される。これは、極めて長時間の飛行と高高度での戦略的偵察任務を想定して設計されたものと考えられる。

ラリッサで撮影された写真からは、機体の着陸装置もよく確認できる。その配置は非常に広範囲に及んでいる。このような着陸装置の配置は、機体中央部の容積を最大限に確保することを可能にし、同機の圧倒的な翼幅を際立たせている。

当該機がラリッサを拠点として運用されていたのか、あるいは何らかの問題により同地へ迂回したのかは不明である。同基地へ前方展開されていたものの、予期せぬ事情で帰還を余儀なくされ、夜間に目立たないように着陸するのではなく、昼間に目撃されることになった可能性もある。

ラリッサはギリシャ空軍の基地で、Block 52+ F-16C/D ヴァイパー戦闘機各種ドローンを運用する第110戦闘航空団の拠点となっている。2010年代後半以降、米空軍も欧州およびアフリカ上空でのMQ-9リーパードローン作戦のために同基地を公に利用している。その結果、ラリッサ基地のインフラが拡充された。特に基地の南側には、より大型の全翼機を収容できる格納庫が建設されたが、これらはMQ-9の格納には使用されていないようだ。

RQ-180計画に関する推測から判断すると、その系譜に属する機体は、およそ15年以上前から飛行している可能性が高い。しかし近年、このプラットフォームがより大規模な運用体制で実戦配備されつつあると考えられていたにもかかわらず、それを裏付けるようなインフラは確認されていない。国防総省が監視能力を宇宙領域へ、とりわけ「RQ-180」が担うことのできる種の任務へと拡大しようとしているため、その規模が縮小された可能性さえある。

とはいえ、この機体は現在、長距離打撃(LRS)システム群の一翼を担う可能性が高く、B-21と連携運用され、さらに共通点を持つ可能性もあるため、同じインフラを共有し、今後数年のうちに「レイダー」と共に本格的に運用開始されるかもしれない。ただし、それは資金が軌道上監視能力へ振り向けられるのではなく、依然としてプログラムの規模拡大が意図されている場合の話である。

B-21レイダー。(USAF)

いずれにせよ、この機体は長年にわたり米国南西部の秘密施設上空を飛行しているのが目撃されており、エリア51上空での目撃情報や、パームデールおよびエドワーズ空軍基地からの離陸報告もある。イランとの紛争は、その設計目的と合致するものであり、たとえ開発がまだ最終段階には至っていないとしても、同国上空で任務を遂行していることは驚くべきことではない。

RQ-180の存在が噂されてきた長年の間に、ステルス型HALEドローンの設計案中国で相次いで登場し、少なくとも試験段階には入っている。これらは、我々が把握しているものだけである。

これらすべてについて、さらに詳細な分析を行う予定だ。

少なくとも、RQ-180と呼ばれるドローン、あるいはそれに直接関連する機体について、これまでで最も鮮明な画像が得られた。■

ジョセフ・トレヴィシック

副編集長

ジョセフは2017年初頭から『The War Zone』チームのメンバーである。それ以前は『War Is Boring』の副編集長を務め、その署名記事は『Small Arms Review』、『Small Arms Defense Journal』、『Reuters』、『We Are the Mighty』、『Task & Purpose』など、他の出版物にも掲載されている。


RQ-180 Secret Stealth Drone Appears To Have Made An Emergency Landing At A Greek Air Base

Spotters in Greece have caught an especially good look at what appears to be a particularly secretive drone.

Joseph Trevithick

Updated Mar 18, 2026 7:39 PM EDT

https://www.twz.com/air/secret-rq-180-stealth-drone-appears-to-have-made-an-emergency-landing-at-a-greek-air-base



ギリシアのラリッサ基地に突如着陸した謎のUASの正体

 

解説 機密扱いの無人航空機(UAS)に関する伝承に「ラリッサの淑女」が新たな詳細を加える


Aviation Week

スティーブ・トリムブル、ガイ・ノリス

 2026年3月19日


concept image of the rq-180 flying above clouds米空軍は、2013年に『エイビエーション・ウィーク』誌がノースロップ・グラマンの「RQ-180」と特定した航空機の存在を依然として認めていないが、同機は謎の航空機の候補の一つに過ぎない。

クレジット:ロニー・オルストホーン(AW&ST向けコンセプト)


3月18日、ギリシャのラリッサ空軍基地付近で低空飛行中の正体不明の全翼型無人航空機(UAS)が写真および動画に収められ、長年機密扱いとなっていた軍用機プログラムの成果を、高解像度で捉える稀有な機会となった。


ネット上のコメント投稿者たちは、このギリシャ上空に侵入した機体を「ラリッサの淑女」と名付けた。これは、2009年に「カンダハールの野獣」としてデビューしたロッキード・マーティン社製RQ-170への、優雅なオマージュかもしれない。


地元メディア「OnLarissa」が公開した新たな画像には、W字型の主翼後縁を持つ黒塗りの機体が写っているほか、以下の特徴を持つUASの構成が明らかになっている。


• 比較的深い中央胴体。これは、十分な大きさのペイロードベイを収容できると思われる。

• 荷重率の高い翼型、外縁部が長く細くなっている。これは、大きな空力弾性変形に対応できる主翼の特徴だ。

• 単輪式の主脚と、突出した前輪脚。

• 機体の後方および下方から見た際にエンジン排気ノズルが確認できない。これは、ステルス性を高めるためノズルが後部上部デッキに配置されていることを示唆している。

• ある角度では、機体中央付近に排気口の存在が示唆されている。


機密扱いの航空機を特定することは常にリスクを伴うが、最近ではそのリスクがさらに高まっている。米空軍は、2013年に本誌がノースロップ・グラマン社の「RQ-180」と特定した機体の存在を依然として認めていないが、これは候補の一つに過ぎない。2013年の米情報機関のリークにより、機密扱いのイスラエル製RA-1無人航空機(UAS)の存在も明らかになったが、その後出回っている写真や動画によると、これは同様の構成を持つ全翼機であったことが判明している。

新たな機体画像で際立つ特徴は、暗色の機体だ。これまでの本誌報道や一般による目撃情報では、RQ-180(内部では「シカカ」または「グレート・ホワイト・バット」とも呼ばれる)は、柔らかな白色ミッション塗装を施されているとされていた。対照的に、RA-1とされる写真には、黒塗装の機体が写っていた。

こうした表面的な類似点があるにもかかわらず、『エイビエーション・ウィーク』による新たな画像の分析では、「レディ・オブ・ラリッサ」こそが、ノースロップ社の依然として機密扱いされているUASである可能性が高いとの結論に至った。

第一に、白から黒への塗装変更は、たとえ「シカカ」という愛称が通用しなくなっても、些細な変更に過ぎない。第二に、外側の翼部が延長されている点は、RA-1ではなく、ノースロップ機の以前の画像とより一致している。第三に、本誌が以前報じたように、「RQ-180」には武器ベイが装備されている可能性が高く、これは「ラリッサの淑女」の構成に見られる深い内部ベイとも一致する。

そして最後に、米空軍による兵站物資の移動も、ラリッサでの活動がイスラエル以外の起源であることを示唆している。

航空機追跡筋によると、2月25日と3月9日に、米空軍のC-17輸送機2機がカリフォーニア州エドワーズ空軍基地からラリッサ基地へ向けて異例の飛行を行った。2月の飛行はカナダのガンダーおよびドイツのラムシュタイン空軍基地を経由してギリシャへ向かったが、最近の飛行もガンダーを経由し、ドイツのシュパンダレム空軍基地に立ち寄るルートをとっている。さらに重要な点として、2月25日には、より大型のロッキードC-5M(「RQ-180」を一体で輸送できる能力を持つと見られる)も、最初のC-17と同行して、オクラホマ州ティンカー空軍基地からシュパンダレムを経由してラリッサへ飛行した。

カリフォーニア州のビール空軍基地に所属する第74偵察飛行隊が運用を担当しているにもかかわらず、同州のエドワーズ空軍基地からの作戦関与は重要である。同基地は「RQ-180」機群の主要基地と見なされているためだ。本誌が最初に報じたように、RQ-180の試験および開発は、2014年2月にネバダ州エリア51のグルーム・レイクで5号機の初飛行が行われた後、同年からエドワーズで進められていると考えられている。

それから4年後、さらなる評価と運用準備試験を経て、2018年4月、ネバダ州ネリス空軍基地に拠点を置く第53航空団傘下の空軍戦闘コマンド所属部隊である第417試験評価飛行隊が編成された。表向きはノースロップB-21爆撃機の試験準備に関連していた第417飛行隊だが、その後、新型爆撃機の試験任務が第420試験評価飛行隊に割り当てられた際、同飛行隊は「RQ-180」の担当として特定された。■

スティーブ・トリムブル

Eメール:steve.trimble@aviationweek.com

スティーブは、ワシントンD.C.を拠点とするAviation Week Networkで、軍用航空、ミサイル、宇宙分野を担当している。

ガイ・ノリス

Eメール:guy.norris@aviationweek.com

ガイは『Aviation Week』のシニアエディターであり、技術および推進システムを担当している。コロラドスプリングスを拠点としている。


Debrief: ‘Lady of Larissa’ Adds Details To Classified UAS Lore

Steve Trimble Guy Norris March 19, 2026

https://aviationweek.com/defense/aircraft-propulsion/debrief-lady-larissa-adds-details-classified-uas-lore


2026年1月21日水曜日

米軍のISR機材最新情報–ヴェネズエラ作戦が示していること

 

ヴェネズエラ、RQ-170ドローン、さらに高性能なステルスISRについて知っておくべきこと

Air &Space Forces Magazine 

2026年1月7日 

 グレッグ・ハドリー

合参謀本部議長のダン・ケイン空軍大将が、ヴェネズエラのニコラス・マドゥ大統領を捕獲する作戦「絶対の信念作戦」で使用された航空機150機のについて説明した際、F-35やF-22戦闘機、B-1爆撃機など多くの機種を名指しで言及した。

しかし「遠隔操縦ドローン」については言及されなかった。その中には、作戦終了後にプエルトリコへ帰還する姿が目撃・撮影された極秘機RQ-170センチネルも含まれていた。1月3日未明の空を飛ぶ同機の映像を地元の航空ファンが公開すると、インターネット上で大きな話題を呼んだ。

空軍も米南方軍も作戦上の移動や活動についてはコメントを控えたため、RQ-170が「絶対の決意作戦」に参加したことは公式には未確認のままである。しかし本誌が取材した専門家らは、この無人機がヴェネズエラ作戦の近くで現れたことに驚きを示さなかった。ステルス性を活かした情報収集・監視・偵察(ISR)任務に最適だからだ。

ケイン議長の作戦報告によれば、作戦準備には「数か月」に及ぶ情報活動が費やされ、多様な資産を駆使してマドゥロ大統領を監視し「彼の移動パターン、居住地、移動経路、食生活、服装、ペットの種類まで把握した」という。

防衛の固いカラカス都心部での航空情報収集には、繊細な対応が必要だった。空軍で最も有名な ISR 資産である MQ-9 リーパー は、ロシア製の S300 統合防空システム など、ヴェネズエラの比較的高度な防空システムを回避するのに必要なステルス性がない。

「MQ-9をヴェネズエラの首都上空に停めて、それが無傷でいられると思うべきではない」と、AFA のミッチェル航空宇宙研究所の上級研究員退役准将のヒューストン・カントウェルは述べている。カントウェルは 2010 年代半ばに 2 年間にわたり、第 732 作戦グループとその RQ-170 を指揮していた。「しかし、RQ-170 は、同じ空域をカバーする統合防空システムがあっても、監視能力がはるかに優れています」。

ベテラン航空記者であり航空宇宙アナリストでもあるビル・スウィートマンは、RQ-170は単に生存するだけでなく、そのステルス性により、監視対象者が何が起こっているのかを認識しづらくなる、と指摘している。

空中のISR(情報・監視・偵察)は宇宙衛星ISRを補完すると、カントウェルは説明する。「衛星の再訪頻度は変えられないため、敵対勢力は行動パターンを変えるだろう。…つまり宇宙監視が常時存在する以上、能力を隠蔽するか特定活動を中止すればよい。しかし170のような機体を投入すれば不確実性が生まれる」、つまりこれにより宇宙監視の隙間を埋め、予測不能なタイミングで標的を再訪する能力が得られる」と述べた。

さらにカントウェルは、地上に近い高度を飛行する航空機資産は異なる角度での観測が可能で、多様な信号を収集できるため、「戦闘損害評価や事前戦場準備」に有用だと補足した。

RQ-170に関する数少ない公開情報の一つとして、空軍はネリス空軍基地(ネバダ州)での演習について言及している。2020年に行われたこの演習では、センチネル無人機がF-22、F-35、海軍のE/A-18電子戦機など、5年後にヴェネズエラ攻撃に使用されるのと同じプラットフォームの多くと共に飛行していた。主な目的は、F-35が敵防空網を制圧できるかどうか検証し、RQ-170のようなプラットフォームが争奪空域に侵入できるようにすることだった。

秘密に包まれた存在

2000年代中盤から後半にかけてアフガニスタンのカンダハール飛行場で記者団に初めて目撃されたRQ-170は、いつも謎に包まれてきた。空軍はその能力や活動について極めて限られた情報しか公開していない。RQ-170の存在を最初に報じたジャーナリストの一人スウィートマンは、これを「カンダハールの獣」と命名した。この愛称は定着し、特に2011年にイランが1機を捕獲した後にそう呼ばれるようになった。

数年後、関係者はこの無人機についていくつかの推測を可能にした。「その大きさから判断すると、おそらく1つ、多くても2つのペイロードを搭載できるだろう」とスウィートマンは述べた。「最もよく目撃されているのは電光式センサーだが、レーダーと交換可能でも驚かない。それほど大きくないからだ。ペイロード容量は多くない。だから多センサー搭載型とは考えにくい。新機体ではない…おそらく航続距離と高度もかなり控えめだろう」

過去20年ほどで、RQ-170は北朝鮮やイラン付近での飛行が確認されているが、カントウェルによれば、この機体の活動範囲は一般認識をはるかに超えているという。

「RQ-170は運用開始以来、複数の戦闘司令部で絶えず使用されてきた」。「極めて機密性の高い能力であるため、単に情報が漏れないだけだ」

この秘密主義は、高度な偵察技術を暴露しないためというより、むしろステルス性を維持するためだとカントウェルは指摘する。

「その存在意義は統合防空システムを突破しなければならない」という前提に立っている。170の能力に関する情報を出せば出すほど、まさに我々が求める任務遂行能力を危うくする。だから、非常に正当な理由から、その運用場所・時期・能力・通信システムについては極秘扱いだ」

スウィートマンは、このドローンの実際のISR能力はMQ-9と同等と示唆したが、未確認である。「これは持続的に運用され予備として保持されるもので、リーパーによる偵察任務を、より争奪の激しい領域で遂行したい場合に投入するだろう」。

ステルスISRにはRQ-180他もある

RQ-170については未確認・未知の部分が多いものの、完全な謎ではない。空軍は存在を認めており、少なくとも1枚の写真を公開しており、2011年にはイランが中東上空を飛行中の機体を掌握し、世界に向けて公開展示した

スウィートマンは、空軍にはさらに秘密性の高いハイテク能力が存在すると指摘する。2014年にRQ-180ドローンの存在を報じたが、これは空軍が後に一時的に確認したものの、その後は一切言及していない。

そうした文脈において、RQ-170はステルスISRの頂点というより、むしろ隙間を埋める存在だという。「完全非ステルスで被撃墜歴のあるリーパーと、RQ-180のような最先端能力との間の隙間を埋める存在だ」と彼は語った。

空軍が「絶対的決意作戦」支援にRQ-180や未公表ドローンを使用したかは永遠に不明かもしれないが、スウィートマンはそれを疑っている。

「ヴェネズエラのような環境では、おそらく『身に着けるには高価すぎる真珠』と言えるだろう。多数の飛行場から運用する中で、あの映像で見たように機密漏洩のリスクがあるからだ」と彼は説明した。「それは絶対に避けたい。つまりRQ-180は中国対策なのだ」

いずれにせよ、ヴェネズエラ作戦とケイン氏が言及した情報活動は、特殊なISR(情報・監視・偵察)が戦闘に何をもたらすかを示していると、カントウェルは述べた。

「ステルスISRの価値は非常に重要であり、それは繰り返し実証されてきた」。「高価値作戦を実施する際には、事前および作戦実行中に得られる情報量が多ければ多いほど、成功の可能性は高まる。したがって、こうしたステルス性を持つ侵入型ISRプラットフォームは、実戦において真価を発揮するのです。将来も優位性を維持したいならば、この種のISRへの投資を継続しなければならないことを如実に示しています」■


What to Know About the RQ-170 Drone, Venezuela, and Stealthy ISR

Jan. 7, 2026 | By Greg Hadley

https://www.airandspaceforces.com/what-to-know-rq-170-drone-venezuela-stealthy-isr/



2024年7月27日土曜日

U-2,RQ-4などレガシー機材を退役させ、衛星も含め多層のISRレイヤーで戦闘に必要な情報を収集しようとする米空軍にはまだ公表できない機材もあるようだ。(The War Zone)


The U.S. Air Force is planning to retire its remaining RQ-4 Global Hawk high-altitude, long-endurance drones by the end of the 2027 Fiscal Year. The service says it has become clear that the RQ-4s would be overly vulnerable in any future conflict against a peer or near-peer adversary, but it’s not clear what aircraft (or other assets) might fill the resulting capability gap. This only adds to the growing evidence that a top-secret, high-flying, stealth spy drone, commonly referred to as the RQ-180, or variants or derivatives thereof, is getting close to entering service, if it isn’t already being employed operationally on some level.  

HANGAR B PRODUCTIONS


空軍長官、極秘スパイ機の存在を示唆

フランク・ケンドール長官の発言は、空軍が高度な空中偵察能力を待機させていることを再び示唆している。


空軍は2027会計年度末までに、残存するRQ-4グローバルホーク高高度・長距離無人偵察機を退役させる。同軍によれば、RQ-4は将来、同類またはそれに近い敵対勢力との紛争において過度に脆弱になることが明らかになったが、その結果生じる能力のギャップを埋める航空機(または他の資産)が何であるかは明らかではないという。一般的にRQ-180と呼ばれる極秘の高空飛行ステルス・スパイドローン、あるいはその亜種や派生型が、何らかのレベルで運用されていないにしても、就役間近であることを示す証拠が増えつつある。


フランク・ケンドール空軍長官は、新しい情報収集・監視・偵察(ISR)プラットフォームの存在をほのめかしている。このようなプラットフォームは、一般にRQ-180と呼ばれる非常にステルス性の高い長距離高高度偵察ドローンと理解されることが多いが、他の可能性もあり、RQ-180も次世代ISRシステムの大きな星座の一面に過ぎないだろう。


この記事の冒頭には、高高度で長時間飛行するRQ-180ステルス・ドローンの想定図が掲載した。RQ-180、あるいは少なくともその祖先は何年も飛行しており、少数かつ限定的に運用されている可能性があると広く仮定されているが、そのようなシステムが空軍の支持を受け続ける保証はない。宇宙ベースの分散型コンステレーションが国防総省全体で急速に支持を集めているためだ。これらは攻撃に非常に強く、過去の低軌道ベースのセンシング・システムでは考えられなかったような目標地域の持続的な監視を提供する。実際、この種の能力のためのプログラムが現在開発中で、RQ-180の想定任務の少なくとも一部をこなすことを目的としているようだ。言い換えれば、RQ-180のような航空機が存在するからといって、その将来が保証されているわけではない。


日曜日にイギリスで開催されたファーンボロー国際航空ショーの開幕直前に行われた円卓会議で、ケンドール長官は長年航空ジャーナリスト、作家、そしてスパイ機U-2ドラゴンレディの専門家クリス・ポコックからの質問に答えた。ポコックは、U-2ドラゴン・レディとRQ-4グローバル・ホークが撤退した後の空中ISRレイヤー計画について空軍長官に尋ねていた。


「JSTARSを退役させ、U-2を退役させ、グローバルホークを退役させるのですか?」


ケンドールの返答は将来のISRレイヤーを「各種の組み合わせ」と表現した。


「冒頭でE-7の話をした。「それもレイヤーの一部だ。例えば、E-3セントリーAWACSの一部を保持し、宇宙ベースの能力とE-7のような新しいシステムの組み合わせにスムーズに移行できるようにしている。そのため、さまざまなシステムが混在しており、その中にはあまり多くを語れないものもある」。


空軍長官が多くを語れないシステムの少なくともひとつは、前述の「RQ-180」だろう。


もちろん、これまで議論してきたように、米空軍の要求を満たすために、機密・非機密の領域で各種の非搭乗型ISR機が開発中であり、あるいはすでに限定的に就航している可能性さえある。また、マルチロールの有人機や無人機を含む複数航空機にタスクを分散させ、高度なネットワーキングを介して収集したデータを融合させることも、明らかにこのソリューションの一部である。ケンドールが述べたように、またこの記事の冒頭で詳述したように、空軍は新しい分散型ISR衛星コンステレーションにも精力的に取り組んでいる。


衛星コンステレーションがいかに先進的であっても、地球の大気圏内で運用されるプラットフォームが、無搭乗であろうとそうでなかろうと提供できる多用途性と柔軟性に欠けることには変わりない。また、このような重要な情報を収集するためには、冗長性も必要である。アメリカ空軍は、戦場や一般的な情報データを広範囲に収集するための目に見えるプラットフォームという点では後退しているように見えるが、データの必要性は飛躍的に高まっており、それはアメリカ空軍のプランナーによって認識されている。


ケンドール発言が強調しているのは、U-2、RQ-4、E-8Cが現在提供している能力に取って代わるような、万能の代替機や単一のプラットフォームは存在しないということだ。最終的には、地上と宇宙の両方で、高度なコンピューティングとネットワーキング・アーキテクチャを総動員して、膨大な量のデータを収集するだけでなく、そのデータのうち実際に重要な部分に優先順位をつけて、ほぼリアルタイムで最適な利用ができるようにする分散型コンセプトに焦点を当てることになるのは間違いない。


空軍の現在の計画では、2026年に最後のU-2を処分するとあるが、議会のメンバーは、この高空を飛ぶ冷戦時代のジェット機の退役を阻止しようとしている。


まず退役したのはE-8Cで、昨年6月に最後の作戦配備を終え、昨年11月に退役した。


過去には、U-2とRQ-4の撤退は、空軍が適切な無人機が就役間近である、あるいはおそらくはある程度のレベルで運用に採用されている証拠だろうと見られてきた。


以前の法案には、国防総省が一定の条件を満たしていると証明した場合に限り、U-2の退役を進める道筋が含まれていたことも注目に値する。これには、結果として生じる能力ギャップを費用対効果の高い方法で埋めるという主張も含まれていた。


U-2やRQ-4の退役を支持する主な論拠は、これらのプラットフォームが、現在では格下の潜在的敵対国が配備している防空装備にさえ、脆弱性を増していることである。中国やロシアのような互角戦力を有する炊いてと対峙する場合、U-2やRQ-4の生存能力は極めて疑わしい。特に中国の場合、その脅威は増すばかりである。なぜなら、中国は反アクセス・エリア拒否のバブルを拡大し続けており、さらにそのバブルを広げているからである。


2022年7月、最後のRQ-4を退役させるというニュースが流れたとき、空軍の広報担当者であるアン・ステファネクは本誌にこう語った:


「将来のハイエンド紛争で勝利するためには、接続された生存可能なプラットフォームへの投資を加速させ、互角戦力をゆうするあるいは近い脅威に対して限定的な能力しか提供できないレガシーISR資産を処分することで短期的なリスクを受け入れる必要がある。


2019年6月、ペルシャ湾上空でBAMS-Dドローン(グローバルホークの米海軍型)がイランに撃墜され、RQ-4の脆弱性が公になった。その後、より強固な防空ネットワークを持つ相手との将来的な上位紛争におけるグローバルホーク・ファミリーの有用性について、非常に公的な議論が行われた。


とはいえ、U-2とRQ-4のセンサー能力が依然として非常に貴重であることは明らかだ。


これらの高空飛行ISRプラットフォームは、さまざまな画像、信号情報、レーダー、その他のセンサーを同時に搭載することができる。宇宙ベースとは異なり、U-2とRQ-4は前方のさまざまな場所に定期的に配備することができ、また配備している。そこから、特定の関心地域の上空を長時間にわたって素早く周回することができ、他に類を見ない柔軟で予測不可能な情報収集能力を提供する。


このことを念頭に置くと、空軍の新しい空中ISRレイヤーの重要な部分の1つは、長距離、高高度のスパイ・ドローンで、ステルス性があり、センサーのリーチが長いにもかかわらず、U-2やRQ-4が安全に操作できない防空圏に侵入することができるということだと一般的に受け入れられている。一旦侵入すれば、敵が誰も見ていることに気づかない間に重要な情報を吸い上げ、長時間持続することができる。


実際、週末のケンドール発言は、国防総省にとって理にかなったプラットフォームの存在を示す最新の手がかりにすぎない。この主要な役割に加え、RQ-180やその亜種は、電子攻撃や通信、データ共有のノードとしても機能する可能性がある。これはすべて、この種のステルス性の高いハイエンドドローンが必要な資金を確保できるという理解に基づいている。空軍が次世代航空優勢(NGAD)構想の中核である有人戦闘機のような大がかりなプログラムのコストを削減する方法を検討し始める中、このようなことが疑問視されるようになってきている。


まだ油断はできないが、空軍長官の最近の言葉は、かつては作戦にとってかけがえのないものと考えられていたレガシーISRプラットフォームが、今では存続するには脆弱すぎると判断されていることを強調している。


レガシー・プラットフォームが段階的に廃止され続ける中、空軍がより近代的で生存可能なシステムに投資していることは明らかである。現時点では、RQ-180がそのようなシステムの1つになるかどうか、またどのような容量になるかはまだわからないが、ケンドール発言は、その存在についての主張に信憑性を与えているように見える。■


Air Force Chief Hints At Existence Of Clandestine Spy Aircraft

The statement from Secretary Frank Kendall again suggests that the Air Force has advanced airborne reconnaissance capabilities waiting in the wings.

THOMAS NEWDICK, TYLER ROGOWAY

POSTED ON JUL 26, 2024 5:51 PM EDT


https://www.twz.com/air/air-force-chief-hints-at-existence-of-clandestine-spy-aircraft