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米国が供与したATACMSによるロシアへのミサイル攻撃が始まった(The War Zone)―例によってロシアから虚偽の発表が目立つが、それだけ動揺が大きいのだろう

     via X ウクライナがATACMS短距離弾道ミサイルでロシア国内の武器庫を攻撃した ウ クライナは、米国製の陸軍戦術ミサイル・システム(ATACMS)をロシア国内の標的に対して初めて使用したと、米国当局者やロシアとウクライナの軍事情報筋が発表した。   ロシアが核戦争計画を更新し、モスクワが、ウクライナが西側から供与された長距離ミサイルをロシアに対して使用することは、核反応を引き起こす可能性があると警告がある。  ATACMSによる攻撃は、今朝早く、ロシア西部のブリャンスク州カラチェフ近郊の軍需倉庫を標的にしたと言われている。標的はウクライナ国境から約70マイル離れている。 ATACMS短距離弾道ミサイルは、最大約190マイル離れた標的を攻撃することができるが、以前の改良型はより短い射程を特徴としている。  動画では、大きな火球が上空に上がる様子と小さな爆発音数回が確認され、具体的な標的はロシアの主力ミサイル・砲兵総局(GRAU)の第67工廠とされている。 ロシア西部ブリャンスク州カラチェフのおおよその位置。グーグルアース  「ATACMSがロシア領土を攻撃するため使用されたのは今回が初めてだ。攻撃はブリャンスク地方の施設に対して行われ、破壊に成功した」と、ウクライナ軍関係者はウクライナの通信社RBC-ウクライナに語った。  別のウクライナ政府関係者も、匿名を条件に『ワシントン・ポスト』の取材に応じ、ATACMSの使用を認めた。  カラチェフ基地が標的であれば、ワシントンがATACMSの使用をロシアのクルスク地方だけに限定したとの情報は誤りであり、そうでなければウクライナがその制限を無視することに決めたということになる。  他方、ブリャンスク地方はこの施設に隣接しており、カラチェフに保管されていた兵器がロシアのクルスク反攻を直接支援するために使用されていたことはほぼ確実だ。  また、カラチェフ州知事によれば、8機のウクライナ軍のドローンが撃墜されたとのことである。Telegram上のロシアの独立系ニュースメディアであるAstra Pressによると、地元当局も無人機による攻撃を報告している。  ATACMSと一方向攻撃ドローンを使った複合作戦の可能性がある。  今回の攻撃を確認したのは、ウクライナの国家安全保障防衛会...

ウクライナ、ロシア領内への攻撃にATACMSミサイル投入を検討中 (The War Zone)

     DoD ロシア国内へのATACMS発射がウクライナに許可されれば、国境から約320キロ以内の標的も危険にさらされ、エスカレーションが懸念される 下 院外交委員会の委員長は、アンソニー・ブリンケン国務長官から、米国はウクライナに対し、ロシア領内でATACMSを使用する許可を与えると伝えられたと述べた。    ブリンケン国務省艦は、ウクライナに対し、米国製の陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)短距離弾道ミサイルをロシア国内で使用できると伝える予定であると、下院外交委員会の委員長が述べた。 「2日前にブリンケン長官と話をした。彼は英国の同僚(外相のデイビッド・ラムジー)とともにキーウを訪問し、ATACMSによるロシア攻撃を許可するよう伝えるつもりだ」と、マイケル・マコー委員長(共和党、テキサス州選出)は金曜日、Axiosの記者ジュリーグレース・ブルフケに語った。ブルフケ記者は火曜日にこのコメントをツイートした。 マコー・下院外交委員の補佐官によると、この発言は正確である。 「議長はテキサス州で開催されたトリビューン・フェストでそう述べた」と、この補佐官は火曜日の朝、本誌に確認した。 バイデン政権は、ほぼ200マイルの射程距離を持つATACMSをウクライナがロシア国内で使用することを禁止してきた。同様に、英国はウクライナが寄贈した空対地巡航ミサイル「ストーム・シャドー」をロシア国内で使用することを許可していない。 火曜日の記者会見で、ブリンケン長官は、バイデン政権がATACMSの政策を変更するかどうかについて質問された。 「申し上げられるのは、ウクライナのパートナーの意見に耳を傾けるということだけです。私たちは両者とも、今後数日のうちに首相とバイデン大統領に報告する予定です。そして、金曜日に彼らが会う際に、この件が取り上げられるものと期待しています」と彼は述べた。 ブリンケン長官は、バイデン政権がウクライナがロシアでATACMSを使用することを認める可能性を示唆した。 「侵略行為に対しウクライナを支援する我々の取り組みの初日から、ウクライナがロシアの侵略行為に対処する上で最も効果的な手段を必要な時に確実に手にできるようにすることが重要であると考えています。「そして、皆さんもご存じのように、私たちは戦場の状況、つま...

ウクライナ戦の最新状況(現地時間6月7日現在): ルハンスクをATACMSミサイルで攻撃したウクライナ、日本政府が供与した軍用車両が現地到着など

  ホワイトハウスの方針転換でウクライナが一気にロシア標的のミサイル攻撃を拡大しているようです。一方、日本が供与した軍用車両がポーランドに到着し、今後、トヨタ、三菱の車両がウクライナの戦場で目撃されることになりそうです。その他、現地の最新状況をThe War Zoneが伝えています。 Twitter screencap ロシア軍が使用中というルハンスク市の大規模施設をウクライナのミサイルが襲った ル ハンスク市でのATACMS攻撃で何が攻撃されたかについては、相反する報告がある。 ウクライナ東部ルハンスク州で戦闘が激化するなか、ロシア軍が掌握するルハンスク市への致命的な攻撃があり、両陣営から相反する証言が上がってきた。ロシア側は、米国製の陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)の短距離弾道ミサイルによって民間人が攻撃されたと主張し、ウクライナの情報筋は軍事標的が攻撃されたと述べている。ウクライナがATACMSの単一弾頭(単発の高爆発弾)を使用したという主張もいくつかあった。空爆の映像では、単体弾頭が使用されている。これまでのATACMS攻撃では、クラスター弾が使用されてきた。 ソーシャルメディア上では、大きなビルから爆発が起こり、人々が安全を求めて走り出し、何人かが悲鳴を上げている映像が公開された。 ウクライナ軍は空港近くの少なくとも一箇所のロシア軍施設を攻撃した模様で、別のミサイルがソニャチュニ地区上空に飛来した。市内のインターネットはダウンしている。 ロイター通信によると、ロシア国防省は金曜日、ウクライナがルハンスクの住宅含む民間建造物に5発のATACMSを使用したと非難した。 「防空部隊がほとんどの砲弾を撃ち落とすことができた」と、ロシアが設置した同地域のレオニード・パセシュニク知事は自身のテレグラム・チャンネルで述べた。「しかし、残念なことに、ミサイルの一部は目標に到達し、民間インフラを破壊した。民間人に死傷者が出て、建物にも被害が出た」。この攻撃で少なくとも3人が死亡し、35人が負傷したとパセシュニクは述べた。 また、市東部の33棟の高層ビルが被害を受けたと付け加えた。「学校2箇所、幼稚園3箇所、ルハンスク情報技術・起業大学も被害を受けた」。 しかし、ウクライナ情報筋によると、攻撃は軍事施設に対するもので、ロシア軍が兵舎として使用している建物を直撃...