スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(ATACMS)が付いた投稿を表示しています

ウクライナ戦の最新状況(現地時間6月7日現在): ルハンスクをATACMSミサイルで攻撃したウクライナ、日本政府が供与した軍用車両が現地到着など

  ホワイトハウスの方針転換でウクライナが一気にロシア標的のミサイル攻撃を拡大しているようです。一方、日本が供与した軍用車両がポーランドに到着し、今後、トヨタ、三菱の車両がウクライナの戦場で目撃されることになりそうです。その他、現地の最新状況をThe War Zoneが伝えています。 Twitter screencap ロシア軍が使用中というルハンスク市の大規模施設をウクライナのミサイルが襲った ル ハンスク市でのATACMS攻撃で何が攻撃されたかについては、相反する報告がある。 ウクライナ東部ルハンスク州で戦闘が激化するなか、ロシア軍が掌握するルハンスク市への致命的な攻撃があり、両陣営から相反する証言が上がってきた。ロシア側は、米国製の陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)の短距離弾道ミサイルによって民間人が攻撃されたと主張し、ウクライナの情報筋は軍事標的が攻撃されたと述べている。ウクライナがATACMSの単一弾頭(単発の高爆発弾)を使用したという主張もいくつかあった。空爆の映像では、単体弾頭が使用されている。これまでのATACMS攻撃では、クラスター弾が使用されてきた。 ソーシャルメディア上では、大きなビルから爆発が起こり、人々が安全を求めて走り出し、何人かが悲鳴を上げている映像が公開された。 ウクライナ軍は空港近くの少なくとも一箇所のロシア軍施設を攻撃した模様で、別のミサイルがソニャチュニ地区上空に飛来した。市内のインターネットはダウンしている。 ロイター通信によると、ロシア国防省は金曜日、ウクライナがルハンスクの住宅含む民間建造物に5発のATACMSを使用したと非難した。 「防空部隊がほとんどの砲弾を撃ち落とすことができた」と、ロシアが設置した同地域のレオニード・パセシュニク知事は自身のテレグラム・チャンネルで述べた。「しかし、残念なことに、ミサイルの一部は目標に到達し、民間インフラを破壊した。民間人に死傷者が出て、建物にも被害が出た」。この攻撃で少なくとも3人が死亡し、35人が負傷したとパセシュニクは述べた。 また、市東部の33棟の高層ビルが被害を受けたと付け加えた。「学校2箇所、幼稚園3箇所、ルハンスク情報技術・起業大学も被害を受けた」。 しかし、ウクライナ情報筋によると、攻撃は軍事施設に対するもので、ロシア軍が兵舎として使用している建物を直撃したのだ

ATACMS長距離型の投入でウクライナはロシアをけん制可能となった。米国はなぜもっと早く供与しなかったのか。

  Business Insider記事がATACMS長距離型のもたらす効果について指摘しています。なぜ、これをもっと想起に供与しなかったのか、バイデン政権の優柔不断さが今更ながら悔やまれれるところです。 A still from a video shared by the Ukrainian military of ATACMS in use. General Staff of the Ukrainian Armed Forces/Screengrab via X ウクライナが取得したATACMSでクリミアが「軍事的に無価値」になる可能性を専門家が指摘している ア メリカはウクライナに長距離攻撃兵器ATACMSを提供し、ウクライナはさっそく同兵器でクリミアにあるロシア自慢のS-400防空ランチャーを攻撃した。  あるアナリストは、この兵器はクリミアを「軍事的に無価値」にする可能性があると述べている。  先週、『ニューヨーク・タイムズ』紙は、アメリカがATACMSとして知られる陸軍戦術ミサイル・システム約100機をウクライナに極秘に輸送したと報じた。  アメリカは以前、短射程型のATACMSを送り、昨秋のウクライナの戦闘を助けた。しかし、最近送られたバージョンは、約190マイルを射程におさめる。  2014年にロシアに占領され、ウクライナの軍事戦略にとって極めて重要なクリミアも射程内に入った。  ウクライナに詳しい軍事アナリストのフィリップ・カーバーは、ラジオ・フリー・ヨーロッパに対し、「ATACMSの納入は大きなブレークスルーだ」と語り、この兵器は「クリミアを軍事的に無価値にできる」と語った。  ウラジーミル・プーチン大統領がクリミアを占領して以来、クリミアは厳重に要塞化されてきた。クリミアには、ロシアの黒海艦隊司令部であるセヴァストポリ港がある。  また、占領下のウクライナ南部への重要な物流拠点と軍事補給路としての役割も果たしており、ロシアによるミサイル攻撃やドローン攻撃の発射台にもなっている。  ウクライナはこれまでにもクリミアに多くの打撃を与えてきた。ロシアの黒海艦隊やセヴァストポリ港を大幅に弱体化させ、半島とロシアを結ぶ戦略的なケルチ橋を定期的に狙ってきた。  これらは、空や海軍の無人偵察機や、おそらくイギリスとフランスが供与したストームシャドウ/SCAL

ATACMSミサイル投入でロシア軍は航空部隊展開の後退を迫られそう。なぜもっと早く供与しなかったのか。その他ウクライナ戦の最新状況(現地時間10月20日現在)(The War Zone)

  PHOTO © 2023 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION ATACMSでロシア軍の退避が加速か、英情報機関が指摘 弾道ミサイルATACMSがウクライナで劇的なデビューを飾った   今 週初めのウクライナ占領地域におけるロシア空軍基地へのミサイル攻撃により、モスクワが作戦基地や指揮統制施設を前線からさらに後退させる可能性が出てきた。これが英国国防省の評価で、ベルディアンスクとルハンスクの飛行場から撮影された衛星画像に続くものだ。  ウクライナで陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)が初めて使用されたことが確認された。 2023年10月20日に撮影されたルハンスク空軍基地の衛星写真では、駐機場にヘリコプター数機が破壊された焦げ跡が見られる。被害の拡大写真は本ストーリーのトップに掲載されている。 PHOTO © 2023 PLANET LABS INC. ALL RIGHTS RESERVED. REPRINTED BY PERMISSION  火曜日の空爆は、ウクライナ南東部のザポリツィア地方にあるベルディアンスクと、ウクライナ東部のドンバス地方にあるルハンスクの空軍基地に対し行われた。どちらもウクライナにおけるロシア軍のヘリコプター作戦の重要な拠点である。  以下の衛星画像はベルニャンスク空軍基地を示しており、ロシアはATACMSの攻撃を受け、すでにここからヘリコプターを移動させ始めていることを示唆している:  空爆に使われたミサイルは、MGM-140A、M39、ブロックIなどさまざまな名称で知られるATACMSの初期型だとに確認された。子弾が広範囲に散布する。ATACMSのクラスター弾頭バージョンは、航空機が密集する飛行場に対し使用すれば理想的な兵器である。  ベルディアンスクでロシア航空宇宙軍のKa-52ホクム攻撃ヘリコプターの損傷を示すとされる写真も出てきた。Ka-52は最近の作戦の最前線で活躍しているタイプだが、多くの損害を被っている。この機体の全体的な損害の程度は不明だが、ATACMSの子弾によって胴体とコックピットのガラスに開けられた穴は一目瞭然だ。  英国国防省は本日の情報ブリーフィングで以下述べている: 「被害の程度は未確認だが、ベルディアンスクで9機、