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ウクライナで撃墜されたロシアのS-70ハンター無人飛行機には、西側製部品が満載だった(The War Zone)―経済制裁の実効性が疑われる事案だが、背後に中国がいること、半導体等の流通経路が複雑になっていることから当面はロシアも西側部品を使用できそうだ。しかし、このまま数年経過すれば状況は変わるのではないか。

     Via X, Russian MoD (screenshot), GRU/composite 墜落したロシアの大型無人機S-70から西側製部品多数が発見されたことは、ロシア制裁の難しさを浮き彫りにしている ウ クライナ国防情報局(GUR)は、先月撃墜されたロシアの無人戦闘航空機(UCAV)S-70 Okhotnik-B(ハンター-B)飛行機に、西側製部品が使用数十点が搭載されていることを発見したと主張している。 「攻撃国は制裁にもかかわらず、西側企業が製造した部品を使用してこの兵器を製造した」とGURは金曜日にTelegramで述べた。「アナログ・デバイセズ、テキサス・インスツルメンツ、ザイリンクス-AMD(米国)、インフィニオン・テクノロジーズ(ドイツ)、STマイクロエレクトロニクス(スイス)が製造したマイクロエレクトロニクスやその他の技術部品がロシアのS-70ハンターで発見された」とGURは述べた。GURは、他の数社からの部品も発見した。 ウクライナ国防情報局(GUR)は、ロシアの無人戦闘航空機(UCAV)S-70ハンター-Bの残骸に少なくとも30個の西側諸国の部品が含まれていたと主張している。(GUR)  S-70は、低可視性(ステルス性)の機能を備えた、重装備の攻撃および偵察用戦術無人機だ。また、空対空および空対地戦闘や偵察任務にも投入できる。単独での作戦行動以外に、有人・無人機とのペアでの作戦行動も想定されている。 GURは、ウクライナで墜落した無人機はS-70の試作機4機目であると発表した。  ロシアの兵器に含まれる数千もの外国製部品のデータベースを管理する同局は、S-70に含まれる30の部品のリストを公表した。その中には、Maxim Integrated Products 製の電流センサー内蔵モータードライバー、Infineon Technologies 製のトランジスタ、Xilinx Inc 製のマイクロプロセッサ、Texas Instruments 製のパワーモジュール、Analog Devices 製のアイソレーター、STMicroelectronics 製のマイクロプロセッサが含まれていた。これらおよびその他の複数の企業による数十種類の他の部品も発見された。 Maxim の電流センサー(GUR) Xilin...